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ばらばらのメモ、読んだ資料、調べたことを一か所に貯め、必要なときに探したり、AIに読ませて質問したりできる形にします。貯める場所と、AIに読ませる場所を分けて考えると、ツール選びで迷いにくくなります。
こんな人に:メモや資料がスマホ・手帳・ファイルに散らばっていて、「あれどこだっけ」が多い人。
最初の一歩
1貯める場所を決める
Obsidianは、メモを自分の端末にMarkdown形式の文章ファイルとして保存し、その入れ物(フォルダ)を「vault」と呼ぶ、と公式ヘルプが説明しています。Notionのヘルプは、ページやデータベースに加えてAI機能やMCPを提供していると説明しています。端末にファイルとして残したいならObsidian、複数人で共有したり画面で整理したりしたいならNotion、が見比べる観点です。
2メモを小さく書いて、リンクでつなぐ
Obsidianでは、エディタで「[[」と打つとほかのメモを選んでリンクでき、リンク先から見ると「バックリンク」の機能で、そのメモにリンクしているメモの一覧が出ます(公式ヘルプ)。Notionのガイドは、AIへの頼み方として、目標を先に書く・具体的にする・文脈を渡す、と説明しています(@でページを指定して文脈を足せる)。1メモ1テーマにしておくと、あとでAIに読ませるときにも渡しやすくなります。
3AIに読ませる範囲を決めて、質問する
自分の資料だけをもとに答えてほしいときは、Geminiアプリの「ノートブック」やGemini Notebookのように、資料(ソース)を入れて質問するツールがあります。公式ヘルプによると、答えは入れた資料をもとにし、出典の引用がつきます。NotionのAIは、いま開いているページの要約や、メモの集まりから話題の傾向を探す使い方を、公式ガイドが紹介しています。
4AIと貯める場所をつなぐ(慣れてから)
NotionにはMCPという仕組みがあり、公式ヘルプはClaude、Cursor、ChatGPT(Pro)などのAIアプリからNotionのページを読み書きできると説明しています。ObsidianについてはClaudeやChatGPTの専用の連携を今回の公式ページでは確認できなかったので、メモのファイルをClaudeのプロジェクトやChatGPTのプロジェクトに入れる、という手でつなぐ形から始めるのが無理がありません。
どのツールを、どう組み合わせるか
Obsidian + Gemini Notebook
Obsidianはメモを手元に貯める係、Gemini Notebookは入れた資料を引用つきで読み解く係。
貯めたメモのうち質問したい数本のファイルをGeminiのノートブックの資料に追加し、出典を開きながら答えを確かめる。結論は自分の言葉でObsidianに戻す。
公式の根拠:Geminiアプリのヘルプ「Create and use notebooks in Gemini Apps」が、追加できる資料に文書やテキスト、.md ファイルを挙げている。Gemini Notebookのヘルプが、回答に出典の引用がつくと説明している。
Notion + Claude + ChatGPT
Notionはメモの置き場、ClaudeやChatGPTは読み書きを頼む相手。つなぎ口がNotion MCP。
AIアプリ側でNotionを追加して許可を出し、「この調査メモをデータベースにまとめて」のように頼む。
公式の根拠:Notion公式ヘルプ「Notion MCP」。研究メモをデータベースに整理する、会議の録音をタスク一覧にする、などの使い方例が載っている。
Notion + Notion AI
貯める場所とAIが同じツールの中にあるので、つなぎ作業がいらない。
ページを開いて要約を頼む、選んだ文章を直してもらう、メモ群の傾向を聞く。結果は採用か破棄かを選べる。
公式の根拠:Notion公式ヘルプ「Use Notion AI to write better, more efficient notes and docs」。料金ページでは、FreeとPlusは「Trial of Notion AI」、Businessは「$20 per member / month」の表示(払い方の表示は読めなかった)で、NotionのエージェントやAIミーティングノートを含むと表示されている。
Obsidian + Claude + ChatGPT
Obsidianが元のメモ、プロジェクトは「資料を置いて続きの相談ができる作業場」。
まとめたいテーマのメモ数本をプロジェクトに入れ、指示欄に「何のためのメモか」を書いてから質問する。
公式の根拠:Claudeヘルプ「What are projects?」は、プロジェクトに文書やテキストを知識として置け、指示も書けると説明。OpenAIヘルプ「Projects in ChatGPT」は、プロジェクトごとのファイルの上限(Freeは5個、Plusは25個など)と、指示欄を説明している。
公式が紹介している使い方
- Obsidianのメモは自分の端末にただの文章ファイルとして残り、ほかのエディタでも開ける、と公式が説明している。AIのツールを乗り換えても、メモそのものは手元に残りやすい。
- 内部リンクとバックリンクで、関連するメモをたどれるようにしておく。あとで探すときの入口が増える。
- Gemini Notebookのように、自分の資料だけをもとに引用つきで答えるツールで、読み返しにくい長い資料から必要な箇所を探す。
- Notion AIで、開いているページを要約する、会議メモや感想から繰り返し出る話題を探す(公式ガイドが挙げる用途)。
- Notion MCPで、散らばった調査メモをデータベースに整理する(公式ヘルプが挙げる使い方例)。
気をつけること
- Obsidianのコミュニティプラグインは、公式が「権限を確実には絞れない」と書いている。コンピュータ上のファイルを読む、ネットに接続するなど、Obsidianと同じ権限で動く。標準のRestricted Mode(制限モード)では外部のコードは動かないので、オフにするのは作者を信頼できるときだけにする。
- Notion MCPは「あなたのNotionでの権限のまま」で動く、と公式が書いている。つまり、あなたが見られるページは、つないだAIも触れる。つなぐ前に、機密ページがないか見直す。
- AIの答えは、引用や元のメモを開いて確かめる。Gemini Notebookのヘルプは、資料に答えがないと答えられないことがあるとも書いている。
- Gemini Notebookのヘルプは、フィードバックを送ると、その会話の内容を担当者が見ることがあると書いている。機密のメモを入れたときは、送らない。
- Notion AIはFreeとPlusでは試用の範囲が中心で、Businessから本格的に使える表示。料金や上限は変わるので、契約の前に公式の料金ページで最新を見る。
僕らの見立て(公式の説明をもとにした考え方で、断定ではありません)
- 「集める場所」と「考える場所」を分けると続きやすそう。たとえば、日々のメモはObsidianやNotionに雑に貯め、週に1回だけ、テーマを決めてAIに読ませて質問する、という流れ。
- 最初は無料の範囲で、1テーマ・数本のメモだけをAIに読ませて、答えと引用元が合っているかを見比べるところから始める。
- AIが整理した結果は、そのまま上書きせず、別のメモとして置いて元を残す。
あわせて読む記事:記事452「Obsidian、Notion、NotebookLM は…」、記事168「メモ・ノートアプリのAI機能:Notionは試用まで、E…」、記事91「Gemini Notebook(旧NotebookLM)…」、記事81「Claude Code × Obsidian:メモのフォ…」、記事86「ClaudeとNotionをつなぐ:Claudeの「コネ…」、記事106「日記・メモをAIで整える:文章を整える作業はAIに任せら…」
AIサービス大全:chatgpt/04 gemini/04 claude-code/01
確認できていない点(7件)
- Obsidianの公式ページ(料金ページ)には、AI機能の記載が見当たらなかった。AIを使うときは、プラグインか外のツールを使う形になる。
- ObsidianとGemini Notebook、Claude、ChatGPTのあいだの専用の連携は、今回読んだ公式ページでは確認できなかった。「手でファイルを渡す」形として書いている。
- Obsidian Sync(月$4・年払い、月払いなら$5)とPublish、商用ライセンス(1人あたり年$50・任意)は料金ページの表示。税込・税別の記載は読めなかった。
- Notion料金ページは「per member / month」の数字だけを読み、月払いか年払いかの表示は確かめられなかった(ページには「Pay monthly/Pay yearly」の切り替えがある)。月額の比較は公式ページで確認が必要。
- Gemini Notebookのヘルプページは、旧名NotebookLMとの関係を書いていなかった。名称の変更は記事72を参照。
- Obsidianのバックリンクの説明はヘルプのプラグイン項目で読んだ。グラフ表示は読めていないので書いていない。
- ObsidianへのNotionなどからの取り込み機能は、取得の上限のため読めていない。
出典(12件)
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確認日:2026年10月23日。取得は要約経由のものを含みます。画面名・機能名・料金は変わります。使う前に、各公式ページで確かめてください。
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