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長い資料をAIに読ませて、まず要点・論点・結論の下書きを作らせ、必要な箇所だけ自分で原文を読む流れが作れます。AIが読める量にはツールごとに上限があるので、その範囲に合わせて渡し方を決めます。
こんな人に:分厚いPDF、報告書、契約書の案、会議の記録などを短時間で把握し、必要な部分だけを読みたい人。
最初の一歩
1まず資料の形と長さを確かめる
PDFなら文字が選べる形式か、図表が多いかを見ます。Claudeの公式ヘルプでは、100ページ以下のPDFは文字と図表の両方を、101〜1,000ページは文字のみを処理すると説明されています。議事録は、文字起こしのテキストにして渡す方法のほか、Gemini Notebookのように音声ファイルをそのまま資料に追加できるツールもあります。
2ツールの上限に合わせて渡す
チャットに添付する場合、Claudeは1ファイル500MB・1チャット20ファイル、ChatGPTは1ファイル512MB・文書は約200万トークンまで、Geminiは1回に10ファイル・1ファイル100MBまでと、公式ヘルプにあります。長すぎれば章ごとに分けます。
3「要点→論点→元の箇所」の順に頼む
最初に「全体を5行で」「論点ごとに、載っているページを添えて」と頼みます。次に、気になった論点だけ原文のそのページを自分で読みます。数字や固有名詞はAIの要約ではなく原文で確かめます。
4繰り返し使う資料は「資料の範囲で答える」ツールへ
同じ資料に何度も質問するなら、Gemini Notebookのように資料を登録し、その範囲で答えさせるツールが向きます。公式ヘルプでは、1つの資料は最大50万語または200MB、無料では1ノートブックに50個まで追加できると説明されています。
どのツールを、どう組み合わせるか
Gemini Notebook + ChatGPT
Gemini Notebookは、登録した資料の範囲で答える役。ChatGPTは、抜き出した要点を文章や表に整える役。
Gemini Notebookに資料を入れて論点ごとの要点を出させ、その要点だけをChatGPTに渡して報告用の文章や表にします。
公式の根拠:Gemini Notebook:ヘルプ「Add or discover new sources」「Frequently asked questions」(答えは登録した資料に結びつく)。ChatGPT:ヘルプ「File Uploads FAQ」(文書をアップロードして使える)。
Claude + Gemini Notebook
Claudeは、PDFの文字と図表を合わせて読む役(100ページ以下)。Gemini Notebookは、長い資料や複数資料をまとめて保持する役。
図表が重要な短いPDFはClaudeに、章立てのある長い資料群や音声はGemini Notebookに入れます。両方の要点を見比べ、食い違う点だけ原文で確認します。
公式の根拠:Claude:ヘルプ「Uploading files to Claude」(100ページ以下は文字と図表、それ以上は文字のみ)。Gemini Notebook:ヘルプ「Add or discover new sources」(PDF、音声、Webページ、YouTubeなどを資料にできる)。
Gemini + Gemini Notebook
Geminiは、ファイルを添付してその場で要約する役。Gemini Notebookは、資料を残して質問を重ねる役。
短い資料はGeminiに添付して要約させます。繰り返し読む資料はGemini Notebookに移します。
公式の根拠:Gemini:ヘルプ「Upload & analyze files in Gemini Apps」(1回に最大10ファイル、ファイルが大きいと細部を取りこぼすことがあると説明)。
公式が紹介している使い方
- 読む前の見取り図:目次、結論、数字の一覧を先に出させ、読むべき章を決める。
- 議事録の整理:決まったこと、宿題、期限を分けて箇条書きにさせる(記事97)。
- 複数の資料を見比べて、食い違うところだけを拾わせる。
- 資料の範囲だけで答えるツールで「資料に書いていなければ答えない」使い方をする(Gemini Notebookのヘルプが、答えは登録した資料に結びつくと説明)。
- 図表の多いPDFは、図表も読める範囲(Claudeでは100ページ以下)に分けて渡す。
気をつけること
- 要約には抜けや言い換えの誤りが混じりえます。数字・日付・名前・引用は原文で確かめる(記事132)。
- 契約書、社外秘の資料、個人情報を含む議事録は、入れる前にそのサービスのデータの扱いを確認する(記事126)。
- 資料が大きいと細部を取りこぼすことがあると、Geminiの公式ヘルプが書いています。入る長さと、読み落とさないことは別(記事402)。
- コピー防止のかかったPDFや、上限を超えた資料は、Gemini Notebookに取り込めないと公式ヘルプが書いています。
- 他人が書いた資料の要約を人に配るときは、著作権の確認が要る(記事107)。
僕らの見立て(公式の説明をもとにした考え方で、断定ではありません)
- 「5行の要約→論点別の要点→原文の該当ページ」を毎回の型にして、AIの要約は目次代わりに使うと、読み落としを減らせそうです。
- 長い資料は、章ごとに分けて要約させてから、要約どうしをまとめ直す。1回で全部を入れるより安定しそうです(記事268、311)。
- 議事録は、要約の最後に「発言者ごとの宿題」を表にさせ、本人が確認してから共有する。
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確認できていない点(4件)
- ChatGPTのFile Uploads FAQは、GPT-4oなど古いモデル名を含む記述があり、プランごとのアップロード回数は載せていない。PDF内の画像の扱いも最新か確認できていない。
- Geminiのヘルプには、PDFのページ数の上限は書かれていなかった。
- 議事録の文字起こしツール(Notta、Otter等)の機能は今回読んでおらず、載せていない(記事97、165を参照)。
- WebFetchの要約を使っており、上限の数字はヘルプの更新で変わりうる。
出典(5件)
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確認日:2026年10月23日。取得は要約経由のものを含みます。画面名・機能名・料金は変わります。使う前に、各公式ページで確かめてください。
ラボの資料は、公式の文書を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。日付や仕様は変わるので、使う前に各ページの出典で確かめてください。事実と「僕らの見立て」は、分けて書いています。