3行でいうと
- NotionのAIは、本格的な機能がBusiness(1人月20ドル)から。FreeとPlusはお試しにとどまる。
- Evernoteは、10月8日の取得で、無料を含む全プランにAI機能の印があると読んだ(10月22日は印を再確認できず)。使える量の上限は書かれていない。
- Evernoteの料金は数字が表示されず、OneNoteのCopilotはMicrosoft 365の契約の一部として書かれている。
- 見立てでは、AIがノートの中身を読む以上、入れる内容の扱いを先に確かめるのが安全。
先に結論です。
- Notionは、本格的なAI(Notion Agent、AI Meeting Notes)がBusiness(1人月20ドル)から、と料金ページに書かれていました。FreeとPlusは「お試し」にとどまります。
- Evernoteは、機能の比較表で、AIアシスタントや文字起こしなどの欄に、無料(Free)を含む全プランに印が付いていました。ただし、使える量の上限は、読んだページに書かれていません。なお、この印は10月8日の取得で読んだもので、10月22日の再取得では表の印が文字に残らず、再確認できていません。
- 金額が読めない行もあります。Evernoteの料金は、取得した範囲で数字が表示されませんでした。OneNoteのCopilotは、Microsoft 365の契約の一部として書かれています。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。価格は2026年10月8日に確認し、10月22日に読み直しました(読み直しで読めなかった箇所は、その箇所に書いています)。変わることがあります。Notion AIの単体の記事(57番)やGemini Notebookの記事(72番)も、あわせて見てください。
比べる軸
- AIでできること:公式ページが挙げている機能です。
- 無料の扱い:無料プランで使えるか、お試しだけか。
- 有料の名前と金額:月払いか年払いか、通貨は何か。書かれていない場合は、書かれていないと記します。
- データの扱い:入れた内容が、AIの外部の委託先に残るかなど、公式が書いているものだけを載せます。
- 確認元:その行を読んだ公式ページ。何回、どう読んだかも書きます。
大きな表
| サービス | AIでできること(公式の言い換え) | 無料の扱い | 有料の名前と金額 | 確認元 |
|---|---|---|---|---|
| Notion | Notion Agent(チャットで頼んで、複数の手順の作業を任せる)、AI Meeting Notes(会議のメモ。参加するボット不要)、Enterprise Search(Slack、GitHubなどもまたいで検索。ベータ)。繰り返しの仕事を自動で進める「Custom Agents」は別料金 | FreeとPlusは「文書の生成、データベースの自動入力など、AIの試用」。Notion Agent、会議メモ、Enterprise Searchは「Limited Trial」の表示 | Free 0ドル、Plus 10ドル、Business 20ドル(「おすすめ」)、Enterprise要問い合わせ(1人・1か月あたりの表示)。年払いで最大20%引きと書かれているが、プランごとの年払い金額は表示なし。Custom Agentsは「無料で試せる。そのあと1,000クレジットあたり10ドル」 | Notion料金ページ(WebFetchとブラウザ取得の2回で一致)、Notion AIの紹介ページ(FAQに「AIはBusinessとEnterpriseに含まれ、他のプランは限定的な試用」) |
| Evernote | AIアシスタント(チャットからノートを検索、整理、充実)、セマンティック検索(内容が近いノートを探す)、AI文字起こし(会議を記録、要約)、AI編集(ノートの作成、要約、整理、翻訳)、AIクリーンアップ(モバイルのみ)、ほかのAIツールとつなぐMCP接続(ClaudeやChatGPTなどから、自分のノートを使う) | 比較表で、Free、Starter、Advanced、Flexible、Unlimitedの全プランに、MCP接続を除くAI機能の印あり。MCP接続はFreeに印なし。AIの使用量の上限は、読んだページに書かれていません。上の印は10月8日の読みで、10月22日の再取得では印を確認できていません | プラン名はFree、Starter、Advanced、Flexible、Unlimited。金額は、取得したページに数字が表示されず、確認できていません。無料の範囲はノート50件、ノートブック1冊、保存1GB、端末1台まで(Starterは1,000件、20冊、5GB、3台) | Evernote比較表(10月8日に、英語版のWebFetchと、日本語版のブラウザ取得の2回で、プラン名と上限が一致。10月22日の再取得でも、プラン名と無料の上限は一致し、AIの印は読めず) |
| OneNote(Microsoft) | OneNoteの中のCopilot:プロンプトで計画の下書き、アイデア出し、リスト作成、情報の整理。音声の文字起こしは、Copilotとは別の項目で案内あり | OneNoteが無料かどうかは、読んだページに書かれていません。無料でCopilotが使えるかも確認できていません | Microsoft 365 Personal 月9.99ドル/年99.99ドル、Family 月12.99ドル/年129.99ドル、Premium 月19.99ドル/年199.99ドル。Personalは、年払いのカードに「OneNote desktop apps」と「Microsoft Copilot」の記載。月払いのカードも同じ行を載せるが、別の行に「OneNote (web and mobile only)」ともあり、書き方が食い違う。FamilyとPremiumは、月払い・年払いとも「OneNote (web and mobile only)」 | OneNoteの製品ページ(WebFetchの1回)。金額はMicrosoft個人向けCopilot料金ページと一致(ドルのみ) |
| Gemini Notebook(Google。旧NotebookLM) | 自分の資料を渡して質問し、音声概要、スライド、レポート、マインドマップなどにまとめる(別記事72番) | 契約なしで「標準の上限」。使える量は、計算量にもとづく上限で、固定の回数は書かれていません。上限は5時間ごとに更新され、週の上限に達するまで使える | Google AI Plusは標準の2倍(4.99ドル、日本725円)、Proは4倍(19.99ドル、日本2,900円)、UltraはProの5倍または20倍(99.99ドルまたは199.99ドル、日本14,500円または32,000円)。Notebookの数や資料の数の最新の数字は、今回確認できていません | Geminiノートブックのヘルプ「usage limits」(WebFetch1回)、gemini.google/subscriptionsの米国版と日本版(2か所で価格が一致) |
| Apple(メモ) | 公式のApple Intelligenceのページに、メモアプリで描いたラフスケッチを画像にする「Image Wand」と、Siriが保存したメモの詳細を呼び出せる、という記載。文章作成ツール、要約、録音の文字起こしがメモでどう使えるかは、読んだページに書かれていません | 一部の機能について「今後、有料で拡大する予定」という注記はありますが、メモの機能が無料かは確認できていません | 確認できていません | AppleのApple Intelligenceのページ(日本語版。WebFetchの1回) |
| Obsidian | 料金ページに、内蔵のAI機能の記載はありません。AIの有無は、このページからは確認できていません | アプリ本体は「無料、制限なし、登録不要」 | Sync 月4ドル(年払い)/5ドル(月払い)、Publish 月8ドル(年払い)/10ドル(月払い)、商用ライセンスは年50ドル(任意)。すべて米ドル | Obsidian料金ページ(WebFetchとブラウザ取得の2回で一致) |
Notionのデータの扱い(読んだ範囲)
- NotionのEnterpriseは、BusinessのAIに加えて、Notion AIの外部の委託先にデータを残さない契約(公式は「zero data retention」と表記)を含む、と料金ページにあります。
- Notion AIの紹介ページには、利用者がデータ共有の依頼にオプトインしない限り、Notion AIのモデルを利用者のデータで学習させない、と書かれています。AIの外部の委託先とも、顧客データでの学習を禁じる契約を結んでいる、とあります。保持については、料金ページの比較表が、Free、Plus、Businessに「30 day retention」と表示しています(誰が保持するのかは書かれていません)。Enterpriseは、本文に、LLMの提供元が「zero data retention」とあります。
- ほかの5つのサービスの学習への利用は、今回の範囲では確認していません。使う前に、各社の規約を読んでください。
読み方・選び方
見立てです。ノートアプリのAIは、「ノートの中身を読む」ことが前提なので、AIの機能と同じくらい、入れる内容の扱いが大事だと思います。個人の日記や仕事の書類を入れるなら、データの扱いの記載を先に確かめるのが安全です。
- すでに使っているアプリの中で試したい:多くは、いまの契約の範囲で何が使えるかを先に見るのが近道です。NotionのAIは試用、EvernoteのAIは、10月8日の読みでは無料の欄にも印が付いていましたが(10月22日は再確認できず)、使える量は書かれていません。
- 本格的に任せたい:Notionは、Business以上と書かれています。月20ドルは1人あたりの金額で、年払いか月払いかは、読んだ表示では確かめられませんでした。
- 自分の資料をまとめて質問したい:Gemini Notebookが、そのための専用の道具です。無料から使え、有料のGoogle AIプランで上限が増える、という作りです。
- AIをノートアプリに入れたくない、または自分で選びたい:Obsidianの料金ページには、内蔵のAIの記載がありませんでした。ほかのAIを使う方法は、この記事の範囲外です。
どれが「いちばん賢い」かは、この表からは決められません。公式の精度の数字は読んでおらず、AIの答えの質は比べていません。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、公式ページの記載をまとめたものです。
- 価格と無料枠は変わりやすいです。2026年10月8日に読み、10月22日に読み直した時点のものです(読み直せなかった箇所は10月8日のままです)。
- Evernoteの金額、Evernoteの各AI機能の使用量の上限、OneNoteの無料での範囲、Appleのメモの文章作成ツールなどの詳細は、確認できていません。Evernoteの比較表の「印」は、10月8日に取得したページの表から僕らが読み取ったものです。10月22日の再取得では、印がテキストに残らず確認できていません。使える量が同じとは限りません。
- Notionの金額は米ドルで、月払いか年払いか、税の扱いは確認できていません。
- Appleのページは、Siriについて「英語から対応を開始し、年内に日本語でも利用できるようになる」という趣旨の説明があり、機能ごとに提供の時期が違うようです。実際に使えるかは、お使いの端末の画面で確かめてください。
- Google Keepなど、ここに入れていないメモアプリもあります。Google Keepの公式ヘルプは、取得したページが見つからず、読めていません。
- Gemini Notebookのノートブック数・資料数の数字は、前の記事(72番)にありますが、今回は公式ページで読み直せていません。
- ノートに入れた内容をAIが読む機能は、間違いを含むことがあります。重要な内容は、元のノートで確かめてください。
出典
- Pricing(Notion、2026年10月22日確認)
- Notion AI(Notion、2026年10月22日確認)
- Compare plans(Evernote、2026年10月22日確認)
- プラン比較(Evernote日本語版、2026年10月22日確認)
- OneNote(Microsoft、2026年10月22日確認)
- Copilot Pricing Plans for Individuals(Microsoft、2026年10月22日確認)
- Gemini Notebook usage limits(Gemini Notebook Help、Google、2026年10月22日確認)
- Google AI Pro & Ultra(Gemini、Google、2026年10月22日確認)
- Google AI Pro と Ultra(Gemini日本版、Google、2026年10月22日確認)
- Apple Intelligence(Apple日本、2026年10月22日確認)
- Pricing(Obsidian、2026年10月22日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
