3行でいうと
- 無料枠は、Nottaが月120分で1回3分まで、Otterが月300分で1回30分まで。
- Rimoは月の無料枠の記載がなく、無料トライアルがある(期間は、10月8日にFAQで7日間と読んだが、10月22日の取得では読み取れなかった)。
- 円で読めた有料の入口はNottaのプレミアムで、月1,185円相当(年払い一括14,220円、税込)。
- Zoomは無料で月3回の枠が書かれ、MeetとTeamsは対象の有料プランが条件。
先に結論です。
- 専用サービスの無料枠は、読んだ範囲では小さめでした。Nottaは月120分(1回3分まで)、Otterは月300分(1回30分まで)です。Rimoは月の時間ではなく、無料トライアルでした(期間は、10月8日の読みでは7日間。10月22日の取得ではFAQの答えが空で、再確認できていません)。
- 有料の入口は、円で出ていたNottaのプレミアムが月1,185円(年払い一括で14,220円、税込)です。ほかはドル表記か、法人向けの価格でした。
- 会議アプリのZoom、Google Meet、Teamsは、それぞれ条件が違います。Zoomは無料で月3回の枠が数字で書かれています。MeetとTeamsは、対象の有料プランが条件で、無料の範囲は読んだページに書かれていませんでした。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。価格は2026年10月8日に確認し、10月22日に読み直しました(読み直しで読めなかった箇所は、その箇所に書いています)。変わることがあります。
比べる軸
- 無料でできること:公式が数字で書いている枠です。「1回あたりの長さ」と「月の合計」は別の制限なので、分けて書きます。
- 有料の名前と金額:月払いか年払いか、税込か税抜か、通貨は何か。書かれていない場合は、書かれていないと記します。
- 日本語:文字起こしが日本語に対応していると、公式ページが書いているか。
- 入力データのAI学習利用:話した内容が、AIの学習に使われるかどうか。公式がはっきり書いているものだけを載せます。
- 確認元:その行の数字を読んだ公式ページです。同じページを2回読んだものは「同ページを2回」、別のページで一致したものは「2か所」と書きます。
表1:専用の文字起こしサービス
| サービス | 無料でできること | 有料の名前と金額 | 日本語 | AI学習への利用(公式の記載) | 確認元 |
|---|---|---|---|---|---|
| Notta(日本) | 月120分、1回3分まで。ファイルの取り込み月50個、AI要約月10回。カード登録は不要 | プレミアム:月1,185円相当(12か月分14,220円を一括、税込)。月1,800分、1回5時間まで、取り込み月100個、AI要約月100回。ビジネス:月2,508円相当(年一括30,096円、税込)。時間は無制限、1回5時間まで、取り込み・要約は各月200回(1アカウントあたり) | 画面は日本語。文字起こしの対応言語の一覧は、読んだページに見当たらず、確認できていません | エンタープライズのカードに「AI学習なし」。プレミアムとビジネスについては、カードに記載がなく、比較表の印は読み取れず確認できていません | Notta料金ページ(WebFetchとブラウザ取得の2回で一致)。月払いの金額は、本体プランについては表示されていませんでした |
| Otter(米国) | 月300分、1回30分まで。ファイルの取り込みは通算3個まで。履歴は直近25件 | Pro:月払い16.99ドル(1人あたり)。月1,200分、1回90分まで、取り込み月10個。Business:月払い30ドル。時間は無制限、1回4時間まで。年払いは、10月22日の取得ではProが月あたり8.33ドル、Businessが月あたり19.99ドルと読めた。「インド発行のカードのみ」の脚注がつく割引表示(8.49ドル、4.17ドル)も同じページにあり、どの金額に付く脚注かは読み切れていません | 対応言語の一覧に日本語あり(英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、中国語) | 読んだページに記載なし | Otter料金ページ(同ページを2回、10月22日にも再取得。表示が地域で変わる可能性あり) |
| Rimo(日本。2026年9月30日に「Rimo Voice」から改名) | 月の時間の無料枠は、読んだページに書かれていません。無料トライアルの案内あり。10月8日にはFAQで「クレジットカード不要の7日間」と読みましたが、10月22日の取得ではFAQの答えが空で、期間もカードの要否も確認できていません | Solo:月払い9ドル(18ドルから「リリース限定50%OFF」、税込と表示)。Business:月払い15ドル(30ドルから同じく50%OFF)。どちらも文字起こし時間は無制限。年払いの金額は表示が読み取れず、確認できていません | 「日本語対応に自信」「60以上の言語」と公式が説明 | 「AI学習なし」「データのAI学習には使用されません」と明記(全プラン) | Rimo料金ページ(10月8日にWebFetchとブラウザ取得の2回で一致。10月22日にもWebFetchで再取得し、金額と「AI学習なし」は一致)。通貨名は書かれておらず、「$」のみ |
| LINE WORKS AiNote(日本) | 無償トライアルは申請制で、内容の確認とトライアル環境の提供まで5営業日以内とされている、と10月22日の取得で読めた(無料プランの利用中や、過去にトライアル済みの場合は始められない旨も)。無料プランの記載もあるが、月の分数は書かれていない。トライアルの期間と枠は、読んだページに見当たらず、確認できていません | 法人向けの3段。チーム:月19,800円(年額契約。月間契約は22,000円)で、サービス環境全体で月6,000分、1回360分まで、AI要約120回。ビジネス:月54,000円(月間契約60,000円)で月18,000分、AI要約360回。エンタープライズ:月162,000円(月間契約180,000円)で月60,000分、AI要約1,200回。すべて税抜 | 画面は日本語。文字起こしの対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)と書かれている(複数言語が混ざる会議は未対応) | 「学習利用なし」。ただし公式は「有償プランのみ」と書いている。無料プランは、FAQに、録音した音声が、体験の向上と、当社のAI技術(音声認識・自然言語処理)の性能向上のために使われることがある旨の同意の記載がある(10月22日に読めた) | LINE WORKS AiNoteの案内ページ(1か所のみ。10月22日に再取得) |
補足です。「CLOVA Note」のベータ版は、2025年7月31日で終了したと、公式サイトに書かれています。今後は正式版の「LINE WORKS AiNote」を使うよう案内されています。
表2:会議アプリに付いている機能
| サービス | 何ができるか | 条件・金額 | 日本語 | 確認元 |
|---|---|---|---|---|
| Zoom(ZoomMate) | 会議の要約、会議中の質問、AIメモ(My Notes) | 無料のBasicは「限定された機能」で、要約は主催した会議で月3回、AIメモは月3回、AIへの質問は月20回。有料のZoomMateは、月払い20ドル、年払いで月あたり16.67ドル(1人あたり、米ドル) | 読んだページに記載なし。確認できていません | Zoom ZoomMate料金ページ(WebFetchの1回。ブラウザ取得では本文が空でした) |
| Google Meet(Gemini) | 会議中に「ノートを自動作成」。終わるとメモの文書が主催者のGoogleドライブの「Google Meet」フォルダに保存される | 対象のGoogle Workspaceのエディション、またはGoogle AIプランに入っていることが条件。主催者が対象のエディションである必要あり。15分から8時間の会議が対象。無料の範囲と追加費用は、読んだページに書かれていません | 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語。1会議につき1言語のみ | Googleヘルプ「ノートを自動作成」(1か所のみ) |
| Microsoft Teams | 会議のあとに、要約つきのRecapを作成 | AIによる要約には、Teams Premium(追加の有料ライセンス)かMicrosoft Copilotのライセンスが必要。会議は5分以上。AIノートは、英語で文字起こしされた会議が対象。無料の範囲は書かれていません | AI要約は対応言語のみ。対応言語の一覧は、ページが総数を書いておらず、数えると25言語で、日本語を含む。AIノートは英語のみ | MicrosoftサポートのRecap説明ページ(WebFetchの1回) |
表3:開発者向けの窓口(OpenAI)
プログラムから音声を文字にする窓口の料金です。画面から使うサービスとは違い、使った分だけ払う形です。
| モデル | 用途 | 1分あたり(gpt-4o系の2つは、料金ページでは「推定の費用」で、課金はトークン単位) | 確認元 |
|---|---|---|---|
| gpt-transcribe | 録音ファイルの文字起こし(公式が最初に試すよう勧めているもの) | 0.0045ドル | OpenAI料金ページ(2つのURLで同じ内容) |
| gpt-4o-transcribe | 録音ファイルの文字起こし(2027年2月26日にAPIから削除予定) | 0.006ドル | 同上 |
| gpt-4o-mini-transcribe | 録音ファイルの文字起こし(2027年2月26日にAPIから削除予定) | 0.003ドル | 同上 |
| gpt-live-transcribe、gpt-realtime-whisper | リアルタイムの文字起こし | 0.017ドル | 同上 |
- OpenAIの非推奨のページには、2026年8月26日付の項目で、whisper-1、gpt-4o-transcribe、gpt-4o-mini-transcribe、gpt-4o-transcribe-diarizeを2027年2月26日にAPIから削除し、後継はgpt-transcribeかgpt-live-transcribe、と書かれています。料金ページには、10月22日の時点で、gpt-4o-transcribeとgpt-4o-mini-transcribeの価格がまだ載っています(whisper-1とgpt-4o-transcribe-diarizeの価格は、料金ページでは見つかりませんでした)。
- 録音ファイルは、25MBまで。対応する形式は、mp3、mp4、mpeg、mpga、m4a、wav、webmです(OpenAIの音声認識の説明ページ)。
- 通貨は「$」とだけ書かれており、通貨名は読んだページにありませんでした。日本語への対応は、読んだページでは確認できていません。
- 僕らの計算です。1時間(60分)の録音を文字にする料金は、gpt-transcribeなら0.27ドル、gpt-4o-mini-transcribeなら0.18ドルになります。実際の請求には、税や為替が加わります。
- 2つのURLは同じ文書が表示されたもの(10月22日の取得では、platform.openai.comのほうがdevelopers.openai.comへ転送されました)で、別の資料での確認ではありません。
読み方・選び方
見立てです。数字で見えるのは、専用サービスの無料枠が「お試しの大きさ」だという点です。Nottaの1回3分は、会議を1本通して録るには短すぎます。Otterの1回30分は、短い打ち合わせなら足ります。どちらも、使い心地を確かめる入口と考えるのが自然だと思います。
- 日本語中心で、会議を毎週文字にしたい個人:円で金額が読めたのはNottaでした。月払いの金額が表示されていないので、年払いで一括払いになる点は確認が要ります。
- 社外の機密を扱う:Rimoは全プランで「AI学習なし」と書き、AiNoteは有償プランで学習利用なしと書き、無料プランは改善に使うことがあると読めます。Nottaはエンタープライズだけに「AI学習なし」の記載がありました。ほかは読んだページに書かれていません。ただし、書かれていないことは「使われる」という意味ではありません。
- すでにZoom、Meet、Teamsで会議をしている:道具を足すより、いまの会議アプリの対象プランに入っているかを先に確かめるほうが近道です。入っていなければ追加の契約になります。
- たくさんの録音を安く処理したい、ほかのソフトに組み込みたい:開発者向けの窓口は、分あたりの従量課金です。ただし、プログラムを書く手間がかかります。
どれが「いちばん正確」かは、この表からは決められません。正確さを比べた公式の数字は読んでおらず、各社が自社の紹介で書く精度の話は、ここでは扱っていません。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、公式ページの記載をまとめたものです。
- 価格と無料枠は変わりやすいです。2026年10月8日に読み、10月22日に読み直した時点のものです(読み直せなかった箇所は10月8日のままです)。
- 通貨と税がそろっていません。Nottaは円(税込)、AiNoteは円(税抜)、Otter、Rimo、Zoom、OpenAIはドル表記で、税の扱いはRimoの「税込」以外、書かれていませんでした。単純には比べられません。
- Otterの料金ページは、10月22日の取得で、年払いの月あたり表示がProは8.33ドル、Businessは19.99ドルと読めました。このほか、「インド発行のカードのみ」の脚注がつく割引表示(8.49ドル、4.17ドル)が混じっており、どの金額にどの脚注が付くかは、取得した文字からは確かめきれていません。10月8日には年払いを8.49ドルと8.33ドルの2通りに読みましたが、8.49ドルは月払い欄の割引表示と読めます。契約の前に、画面で確かめてください。
- Rimoの「50%OFF」は「リリース限定」とされています。いつまでの割引かは書かれていません。FAQには以前のプラン名(プロプラン、文字起こしプラン)が残っており、料金表のSolo、Businessと表現が一致していません。
- Nottaの月払いの金額、LINE WORKS AiNoteの無償トライアルの期間、Zoom、Notta、OpenAIの対応言語、Google MeetとTeamsの無料で使える範囲は、確認できていません。
- ZoomMateの料金は、ブラウザでの取得では本文が空で、別の取得方法で読んだ1回だけです。
- 会議を録音したり文字にしたりするときは、参加者に伝えるのが基本です。職場の決まりや、相手先のルールを確かめてください。法律上の判断は専門家に聞いてください。
- 文字起こしは、聞き間違いや、固有名詞の取り違えが起きます。数字、日付、人の名前は、配る前に自分で確かめてください。
出典
- 料金プラン(Notta、2026年10月22日確認)
- Otter.ai Pricing(Otter.ai、2026年10月22日確認)
- 料金(Rimo、2026年10月22日確認)
- Rimo トップページ(Rimo、2026年10月22日確認)
- LINE WORKS AiNote(LINE WORKS、2026年10月22日確認)
- CLOVA Note公式サイト(LINE、2026年10月22日確認)
- ZoomMate pricing(Zoom、2026年10月22日確認)
- 「ノートを自動作成」Take notes for me in Google Meet(Googleヘルプ、2026年10月22日確認)
- Recap in Microsoft Teams(Microsoft、2026年10月22日確認)
- Pricing(OpenAI Developers、2026年10月22日確認)
- Pricing(OpenAI Platform Docs、2026年10月22日確認)
- Speech to text(OpenAI Developers、2026年10月22日確認)
- Deprecations(OpenAI Developers、文字起こしの項目は2026年8月26日付、2026年10月22日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
