3行でいうと
- 利用規約(2026年4月21日施行の表示)は、入力と出力を含む「コンテンツ」の権利は利用者のもの、運営は所有権を主張しない、と書いています。一方で、運営が事業・宣伝・製品の改善・研究、さらに入力をAIモデルの学習に使える許諾を求めています。
- 商用利用の書き方が、2つの規約で違って見えます。利用規約は書面の許可を求める書き方、有料サービスの規約(2026年10月10日)は、会員の商用利用は制限しない、と書いています。
- クレジットは、購入分が2年、購読分が1か月で期限が切れます。生成が失敗すると戻りますが、クレジットそのものは返金されません。
- 解約は、Stripe、iOS、Google Playのそれぞれの購読の設定で行います。有料サービスの料金は、原則として返金されません。
- 退会は、アプリの「My Space」から「Account Deletion」で行え、元に戻せず、内容も戻せません。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、購読したり、解約したりして確かめたものではありません。運営者はKlingを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。規約は要約の形で取得したため、読み切れなかった所は「公式の資料では確認できていない」と書き、長い引用はせず言い換えています。規約の解釈は、必要なら専門家や公式に確認してください。この記事は法律の助言ではありません。
先に結論
- データはシンガポールのサーバーに置かれ、世界のチームが社内の管理のもとで見られる。 保存期間の日数は、書かれていません。
- 作ったものの権利は「利用者のもの」と書かれているが、運営への許諾つき。 公開や宣伝に使われうる、という前提で素材を選ぶのが安全です(僕らの見立て)。
- お金は、前払いのクレジットと、月額・年額の購読。 自動更新と、クレジットの自動チャージがあります。
- やめる前に、どこで契約したか(Stripe、App Store、Google Play)を確認する。 解約の手続きの入口が違います。
前提:用語をそろえる
- コンテンツ:利用規約の言葉で、利用者の入力と、Klingが返す出力の両方を含みます。
- メンバーシップ:月額・年額の購読です。公式のプラン名は、Basic、Standard、Pro、Premier、Ultraです(01)。
- クレジット:生成のたびに減る使用量です。金銭的な価値はない、と公式のポリシーが書いています。
- 自動更新(Auto-renewal)/クレジットの自動チャージ(Auto-Recharge):前者は、購読が次の期間に自動で延びること、後者は、残高が設定した下限を下回ると自動でクレジットを買うことです。
- Account Deletion:アカウントの削除です。
データ:どこに、何が、どれだけ
| 項目 | 公式が書いていること | 出どころ |
|---|---|---|
| 運営者 | Kling AI Pte. Ltd. とその関連会社。規約はシンガポール法、紛争はシンガポールでの仲裁 | 利用規約 |
| 保存場所 | シンガポールのサーバー。世界のサポート・開発・安全確認のチームが、社内の管理のもとで見られる。他国のグループ会社へ、契約上の保護のもとで共有されうる | プライバシーポリシー |
| 集める情報 | メール、ユーザー名、年齢。アップロードした写真・画像・音声・動画。支払い情報。端末と利用状況。おおよその位置。Cookie と分析ツール | プライバシーポリシー |
| 顔の扱い | Character Face Mode などでは、顔の特徴点と輪郭線を取り出すことがあるが、顔認識はせず、顔のデータは保存しない、と書く | プライバシーポリシー |
| 保存期間 | 目的・法令・紛争への対応に必要な間。退会後も、税務・会計などで残ることがある。日数は書かれていない(韓国向けの章に例あり) | プライバシーポリシー |
| 学習・改善への利用 | プライバシーポリシーには、モデルの学習への言及は見つからなかった(利用規約は次の行のとおり、入力を学習に使う許諾を含む)。製品開発、サービスの改善、利用状況の分析、安全のための内容の確認を認める。集計・匿名化したデータの別の利用も認める | プライバシーポリシー |
| 運営への許諾 | 利用者は、運営に、非独占的・無償の許諾を与える。事業の運営(保存・複製・配信)、宣伝、製品の改善、研究に使える。入力は、AI・機械学習のモデルの作成・テスト・改善・学習にも使える(4.7.3)。取り消しは support@kling.ai へのメール。学習だけを外す別の仕組みは、読んだ範囲では書かれていない。取り消しが、すでに使われた分に及ぶかは書かれていない | 利用規約 |
| 学習への禁止事項 | 利用者が、サービスや出力を、AI・機械学習のモデルの学習に使うことは禁止 | 利用規約 |
- アプリストアの表示も参考になります。Google Play のデータ安全性の欄は、第三者とデータを共有していない、通信は暗号化される、削除を求められる、と書いています。App Store の欄は、開発者が申告した内容として、連絡先・ユーザーコンテンツ・利用状況などを挙げ、一部は追跡に使われると書いています。いずれも、開発者の申告です。
権利:作ったものはだれのもの、商用に使えるか
- 所有。 利用規約は、コンテンツの権利は利用者のもの、運営は所有権を主張しない、と書いています。
- 商用利用(利用規約)。 出力を商用に使うには、運営の書面の許可が必要。AIがつくったものを使う・配るときは、Kling AIのブランドを付けるか、付けられない場合は、Kling AIで生成したと明示する、と要約されました。
- 商用利用(有料サービスの規約、2026年10月10日)。 「KLING AI members の出力の商用利用は制限されない」という趣旨が書かれています。例外は、出力を使って競合する製品やサービスをつくること。会員でない人は、書面の許可がない限り、Kling AIのブランドを付ける必要がある、と書かれています。
- 公式ブログの料金表。 Basicは商用利用不可、Standard以上は商用利用可、と載せています(2026年7月28日付)。
- 2つの規約の関係。 一般の利用規約と、有料サービスの規約を、あわせてどう読むかは、公式の資料だけでは確定できませんでした。僕らの見立てでは、有料の会員には有料サービスの規約の記述が、会員でない人には利用規約の記述が、それぞれ当てはまるように読めます。確定ではないので、仕事で使う前に、公式に確認してください。
- 禁止されている内容。 性的に露骨、暴力的、憎悪や嫌がらせ、権利を侵害する素材、マルウェア、犯罪や自傷を促す内容など。法的・実質的な影響のある判断(信用、雇用、医療など)に出力を使うことも、禁止と書かれています。
- ブランド表示と透かし。 一般の利用規約は透かしの語を使わず、ブランド表示の義務として書いています。有料サービスの規約は、会員はブランドの透かしを外せる、と書いています。メンバーシップの特典として、透かしの除去が、ブログの表に載っています。
クレジットとプラン
- 入手の方法(クレジットのポリシー)。 販促のクレジット。購読で配られるクレジット(通常の会員は毎月、7日間の会員は有効にした時点)。購読者が、ログインや画面の更新のときに、イベントの形で受け取る日ごとのクレジット。購入(標準価格で1米ドルあたり66クレジット)。
- 期限。 購読のクレジットは配られてから1か月(7日間の会員は7日)。購入したクレジットは配られてから2年。ログインのクレジットは、毎日24:00にリセット。短い期限のものから先に使われます。購読が切れても、販促分と購入分には影響しません。
- 消費と失敗。 生成を始めると、すぐにクレジットが引かれ、失敗すると戻ります。
- 返金・譲渡。 クレジットは、返金できず、現金にもならず、ユーザー・アカウント・スペースの間で譲渡や贈与もできません。会員専用の機能(優先の生成、1080pの動画、透かしの除去、動画の延長、画像の高画質化など)は、クレジットでは開けない、と書かれています。
- チーム。 チームスペースでは、オーナーと管理者が、クレジットを購入して割り当てられます。チームのメンバーシップは、席(シート)ごと・月ごとに課金され、席を追加したときの料金は、その時点の購読期間の残りに応じた按分になる、と有料サービスの規約(3.3)が書いています。自動チャージを有効にできるのはオーナーだけです。
- ルールの変更。 期限などは変更されうる。変更は公開された時点で効き、すでに購入した分には及ばない、と書かれています。
- 残高の確認。 左のサイドバーの、残りのクレジットの数字を押します。
| プラン | 月のクレジット | 公式ブログの料金表の表記(2026年7月28日) | 商用利用 |
|---|---|---|---|
| Basic | 載っていない | $0 | 不可 |
| Standard | 660 | $6.99/mo($10 shown、更新$8.80) | 可 |
| Pro | 3,000 | $25.99/mo($37 shown、更新$32.56) | 可 |
| Premier | 8,000 | $64.99/mo($92 shown、更新$80.96) | 可 |
| Ultra | 26,000 | $127.99/mo($180 shown、更新$159.99) | 可 |
- 公式のメンバーシップのページは、取得しても本文が読めませんでした。表はブログの記述です。App Store の月額は、Standard $10.00、Pro $37.00、Premier $92.00(2026年10月23日の表示)で、表の「shown」と一致します。年額の価格は、読んだ範囲では確認できていません。
- 公式ブログは、割引価格は初回の購読にだけ適用される、と書いています。
解約
有料サービスの規約(2026年10月10日)の、解約の説明です。
- 期限まで使える。 請求の期間が終わる前に解約する。現在の期間の終わりまでは使える。
- Stripe(決済サービス)で払っている場合。 「Manage my subscription」から「Cancel subscription」。
- iOS。 設定アプリで、名前、「サブスクリプション」を開き、購読を選んで解約する。
- Google Play。 購読の画面で、プランを選んで解約する。
- クレジットの自動チャージ。 支払い手段の側ではなく、Klingのプラットフォームの設定(Profile > Credits > Auto-Recharge Management)でオフにする。チームのオーナーは Manage Workspace > Usage & Billing Management から。メンバーシップが切れると、自動で止まる。自動チャージで買ったクレジットも、有効期間は2年で、返金・譲渡はできない。
- 返金。 有料サービスの料金は返金されない、と書かれています。サービスを停止・終了する場合の扱いは、別の条項に書かれていますが、細部は読み切れていません。利用規約は、運営がサービスをやめるときの、前払いで未使用の分の返金を、約束しています。一方、有料サービスの規約は、個別に買ったサービスの機能が終わる場合に未使用分の補償はしない、料金は特別な定めがなければ返金されない、とも書いています。両方がどう組み合わさるかは、公式に確認してください。
- 価格の変更。 発表が公開された日から効き、購入済みの分は変わらない。自動更新の場合は通知され、納得できなければ解約できる、と書かれています。
- 税。 有料サービスの規約は、税には触れていません(読んだ範囲)。
退会(アカウントの削除)
- 手順。 プライバシーポリシーは、アプリの「My Space」でプロフィールの写真を押し、「Account Deletion」を選ぶ、またはsupport@kling.aiにメールする、と書いています。
- 元に戻せない。 利用規約は、削除すると、再び有効にすることも、内容を取り戻すこともできない、と書いています。プライバシーポリシーも、元に戻せず、法律で保存が必要な場合を除き、データは削除または匿名化される、と書いています。
- 先にすること。 作ったものを保存しておく。有料の購読を解約する。購読は、アカウントを消しても、App StoreやGoogle Playの側に残る可能性があります(僕らの見立てで、公式の明記ではありません)。
- 書き出し。 作ったものを、まとめて書き出す機能の説明は、読んだ範囲では見つかりませんでした。透かしなしの保存は、有料のメンバーシップが必要かもしれない、と公式の案内ページは書いています。
- 権利の請求。 プライバシーポリシーは、アクセス、訂正、持ち運び、削除や制限、異議、同意の撤回を挙げ、身元の確認のうえで、おおむね1か月以内に答える、と書いています。地域ごとの権利は、別に書かれています。
気をつけること
- この記事は、購読・解約・退会を実際にやって確かめた記録ではありません。公式の規約を読んだ範囲です。
- 利用規約(2026年4月21日施行の表示)と、有料サービスの規約(2026年10月10日)では、商用利用の書き方が違って見えます。公式に確認してから、仕事で使ってください。
- 公式のメンバーシップのページは読めませんでした。価格、クレジット、特典は、ブログとアプリストアの表示から拾いました。サインイン後の画面の表示を優先してください。
- クレジットは、返金できず、期限があります。まとめ買いの前に、使う量の見当をつけるのが安全です(僕らの見立て)。
- 顔や声の素材を入れるときは、相手の同意と、権利を確かめてください。
- アプリストアで契約した場合の解約は、ストアの側で行います。Klingの画面だけでは止まらない可能性があります。
- 規約やポリシーは更新されます。この記事の記述は、2026年10月23日に読んだ版です。法律・契約の判断は、専門家に確認してください。
出典
- Terms of Service(Kling AI、2026-04-21施行の表示、確認日 2026-10-23)
- Privacy Policy(Kling AI、確認日 2026-10-23)
- Credits Policy(Kling AI、確認日 2026-10-23)
- Terms of Paid Service(Kling AI、2026-10-10、確認日 2026-10-23)
- Kling 3.0 Credit Cost: 4K, Omni Audio, and Multi Shot Pricing(Kling AI ブログ、2026-07-28、確認日 2026-10-23)
- KlingAI Free Usage(Kling AI、確認日 2026-10-23)
- KlingAI Pricing Plans(Kling AI の案内ページ、確認日 2026-10-23)
- Kling AI: AI Image&Video Maker(App Store、確認日 2026-10-23)
- Kling AI: AI Image&Video Maker(Google Play、確認日 2026-10-23)