3行でいうと

  • 入口は3つです。ウェブは grok.com、アプリは App Store と Google Play、Xの中は x.com かXアプリのナビゲーションバーにあるGrokのアイコンです。公式の x.ai/grok が、それぞれのリンクを載せています。
  • 公式のdocsは、1回サインインすれば、会話・設定・サブスクリプションが機器をまたいで同期する、と書いています。ログイン方法の管理とメールの変更は accounts.x.ai です。
  • 最初に開く設定画面は、公式のFAQに出てくる「Settings → Usage」(使用量)、「Settings → Account」(Xの連携)、「Settings → Billing」(購読)、データ関係の設定です。ただしデータ関係の表記は、公式の資料同士で違っていて、Consumer FAQsの日付も古い(2025年5月12日)ので、手元の画面と照らす必要があります。
  • 公式は、ログイン画面で押すボタンの順番までは書いていません。この記事も、書かれていない画面の経路は作りません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はGrokを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は、公式の手順を順に並べたものです。メニュー名とリンクは、公式のページを要約の形で取得して読み取った表記で、手元の画面とは違うことがあります。公式に書かれていない画面(ストアでの操作、ログイン画面のボタンなど)は、「公式で確認できていない」と書きます。

先に結論

前提:用語をそろえる

手順1:入口を並べる

入口 公式が書く入手先・開き方 出どころ
ウェブ grok.com(https://grok.com/?referrer=website) x.ai/grok のダウンロード欄
iOS App Store(https://apps.apple.com/app/grok/id6670324846) x.ai/grok のダウンロード欄
Android Google Play(https://play.google.com/store/apps/details?id=ai.x.grok) x.ai/grok のダウンロード欄
Xの中 https://x.com/i/grok。または、x.com かXアプリのナビゲーションバーのGrokアイコン x.ai/grok、Xのヘルプ

手順2:ウェブで始める(grok.com)

公式のdocsは、ウェブ版のサインインの画面の手順を書いていません。書かれていることだけを並べます。

  1. ブラウザで grok.com を開きます。公式のFAQは、Chrome か Chromium を使うように書いています。
  2. サインインします。FAQの文面に出てくる方法は、Apple、Google、メール、Xです。このうち、画面にどれが並ぶかは、手元の画面で確かめます。
  3. 公式のFAQの注意:grok.x.ai では、Projects などの機能が足りないことがある、と書かれています。入るときは grok.com を使います。
  4. ログインに失敗するときは、FAQが「アプリの再起動・再インストール、ログアウトしてキャッシュを消す」、ウェブでは「Chrome か Edge のシークレットウィンドウを試す」と書いています。

期待される結果は、メッセージの入力欄がある画面が開くことです。入力欄の位置や見た目は、公式では確認できていません。

手順3:iOSとAndroidのアプリを入れる

公式の x.ai/grok が、App Store と Google Play のリンクを載せています。ストアの中の操作(「入手」「インストール」のボタンなど)は、公式のGrokの資料には書かれていないので、各ストアの画面に従ってください。

iOS

  1. 手順1の表のiOSのリンクを、iPhoneまたはiPadで開く、または App Store で「Grok」を検索します。
  2. 公式のアプリ(開発元の表示を確かめる)をインストールします。
  3. アプリを開き、サインインします。
  4. 公式のFAQは、Appleで購入した購読のログインはApple IDに紐づいている、と書いています。購読を使う予定があるなら、ここで選ぶログイン方法を、あとで同じにします(手順5)。

Android

  1. 手順1の表のAndroidのリンクを開く、または Google Play で検索します。
  2. インストールして、アプリを開き、サインインします。
  3. 公式のFAQは、Google Play経由の購読の取り消し・一時停止・変更は Google Play で行い、返金は xAI のRefund Requestのフォームで行う、と書いています(購読を使う場合のみ)。

アプリの注意(公式に書かれていること)

手順4:Xの中でGrokを使う

Xのヘルプ(About Grok)の手順を、そのまま並べます。

  1. x.com をブラウザで開く、またはXのアプリ(iOS・Android)を開きます。
  2. ナビゲーションバーの、Grokのアイコンを選びます。
  3. 依頼を入力する、または表示された候補を選びます。
  4. Xのヘルプは、テキストと音声の入力に対応し、公開のXの投稿の検索とリアルタイムのウェブ検索をするかどうかをGrokが判断する、と書いています。

  5. Xのヘルプは、GrokがXの使える場所で使える、と書いています。grok.com側の提供国は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

  6. Xのヘルプは、Grokを「early version」(初期の版)と説明し、まちがった情報を自信をもって返すことがあるので、返事を確かめ、個人的なことや機微な情報を共有しないように、と書いています。
  7. Xのヘルプには、「Grok Bot」をX Chatの中で連絡先のように使い、Botが提案する操作を承認・拒否できる、という記述もあります。これは別の製品の話なので、第9本で扱います。

手順5:サインインしたあとに確かめる3つのこと

公式のdocsとFAQから、順に並べます。

  1. 同期。 公式のdocsは、1回サインインすれば、会話・設定・サブスクリプションがプラットフォームをまたいで同期する、と書いています。アプリとウェブで同じアカウントか、確かめます。
  2. Xの連携(任意)。 grok.com で「Settings → Account」を開き、「Connect your X Account」を押すと、Xのサインインページを経由して、Grokが自分のXの購読の状態を読めるようになる、とFAQにあります。アカウントの連携は、購読の特典を使うときの話です(第4本)。
  3. ログイン方法とメールの確認。 accounts.x.ai で、ログイン方法を管理し、メールを変更できます。Appleで課金したアカウントのメールは、Apple側で変更します(FAQ)。

Appleの「メールを非公開」を使った場合

FAQは、この方法で購読したときは、Googleやメールではなく、購読したときと同じAppleでサインインするように、と書いています。

手順6:最初に開く設定画面

公式のFAQとConsumer FAQsに出てくる設定画面を、用途別に並べます。メニューの階層は、資料によって書き方が違います。

設定 公式の記載(表記は資料のまま) 資料
使用量 「Settings → Usage」(ウェブとモバイル)。進捗バー、製品別の内訳(API、Build、Chat、Imagine、Voice)、リセットの日時、Extra Usage Creditsの残高が見える docs FAQ
購読(ウェブ) grok.com/?_s=billing、または「Settings → Billing」 docs FAQ
Xの連携 「Settings → Account」の「Connect your X Account」 docs FAQ
学習への利用(モバイル) 「Settings > Data Controls > Improve the model」 Consumer FAQs(2025-05-12)
学習への利用(ウェブ) 「Settings > Data > Improve the Model」 Consumer FAQs(2025-05-12)
Xのデータでパーソナライズ(モバイル/ウェブ) 「Personalize Grok using X」(場所はそれぞれ Data Controls、Data) Consumer FAQs(2025-05-12)
ファイルの削除 grok.com/files(docs FAQは、そのほかのデータ設定は「Profile → Settings → Data Controls」と書く) docs FAQ
全会話の削除・アカウント削除(アプリ) 「Settings > Data Controls」の「Delete All Conversations」「Delete Account」 Consumer FAQs(2025-05-12)
共有リンクの取り消し grok.com/share-links で「Remove」 Consumer FAQs(2025-05-12)

資料の食い違いについて

設定の中身(公式が書くこと)

手順7:動いているかを確かめる

公式が「これで確認できる」と書いているわけではありません。ここは、公式の記述に合わせて、この記事で組んだ確認の手順です(動作は確かめていません)。

  1. 会話が返るか。 入力欄に短い質問を1つ入力して送ります。この記事の例:今日の日付と、あなたが使えるファイルの種類を教えてください。返事が来て、続けて質問できれば、会話の経路は通っています。ただし、日付のような最新の情報は、返事を確かめる必要があります(公式も、まちがいがあるので確認するように書いています)。
  2. ファイルが渡せるか。 入力欄の横の「+」(ウェブは、ドラッグ&ドロップも可)から、小さなテキストファイルを1つ付けて、「このファイルの内容を3行で要約してください」と送ります。公式のFAQにある操作です。
  3. 使用量が見えるか。 「Settings → Usage」を開き、進捗バーと製品別の内訳が表示されることを確かめます。
  4. 別の機器で同じ会話が見えるか。 ウェブとアプリの両方で同じアカウントでサインインして、履歴が同期することを確かめます(公式のdocsの記述の確認になります)。
  5. 学習の設定を確認する。 手順6の表の場所を開き、いまの設定がどうなっているかを読みます。

手順8:購読している場合の最初の確認(任意)

公式のFAQが書くことだけ並べます。

  1. 購読の確認と変更:ウェブは grok.com/?_s=billing か「Settings → Billing」。「Manage Subscription」のボタンが開かないときは、シークレットウィンドウか別のブラウザを試します。
  2. iOS:キャンセルと返金はAppleが扱います。
  3. Google Play:キャンセル・一時停止・変更はGoogle Playで行います。返金はxAIのRefund Requestのフォームです。
  4. X Premium:返金はXが扱います。
  5. 片方の機器では購読が見えない:多くは違うログインで入っているためで、二重に課金されているわけではない、とFAQは書いています。同じアカウントで入ってください。

料金の数字は、この記事では書きません。第4本の日付つきの表を見てください。

ファイルの形式と大きさ(公式のFAQ)

区分 形式
文書・データ PDF、DOCX、TXT、CSV、XLSX、PPTX、HTML、XML、JSON、MD、LaTeX、ODT、RTF、一般的なコードファイル
画像 JPEG、PNG、WebP、HEIC、BMP(GIFとSVGは機器によって違う)
音声 MP3、WAV、M4A、OGG、FLAC、AAC
動画 MP4、MOV

仕事のアカウント(Business・Enterprise)に入る場合

docsの「Business & Enterprise」のユーザーガイドが書くことです。

  1. grok.com の左下のナビゲーションにある、ワークスペースの切り替えを使います。
  2. 会話を始める前に、いまのワークスペースが合っているか確かめます。ワークスペースには、個人のワークスペース(組織が無効にしていなければ)と、チームのワークスペース(有効なライセンスが必要)があります。
  3. ライセンスの有効化は、Grok Businessの概要(console.x.ai)で「Assign license」を押し、種類を選びます。権限がないときは、チームの管理者に連絡します。
  4. 会話の共有:チームのワークスペースで会話を開き、共有ボタンでメンバーを選び、リンクを作ります。共有リンクは、有効なライセンスを持つメンバーだけが開けます。

コネクタ(外のサービスとの接続)の管理者の手順は、第7本にあります。

開発者向けの入口(この記事では入手の入口だけ)

製品 入手・始め方(公式の記載) 詳しい手順
API console.x.ai でアカウントを作り、クレジットを追加し、APIキーを作る(docs.x.ai の Quickstart) 第8本
Grok Build 端末(ターミナル)で公式のインストールコマンドを実行する(docs.x.ai/build/overview) 第9本
Grok Bot デスクトップアプリ(macOS、Windows、Linux)を x.ai/bot から入れる。モバイルにも対応(docs.x.ai の Get started) 第9本

どれも、grok.com の会話とは別の入口です。アカウントは共通で使える場面もありますが、使用量や課金の扱いは製品ごとに書き方が違うので、各製品のページを読んでください。

たとえ話:同じ家の、別々の玄関

Grokは、同じ家に玄関が3つあるようなものです。正面玄関(ウェブ)、勝手口(アプリ)、隣の建物から渡り廊下で入る入口(Xの中)です。鍵(アカウント)は同じものが使えますが、渡り廊下の先では、その建物の決まり(Xの規約とデータの設定)が適用されます。

つまずき表

状況 公式が書く直し方 資料
購読しているのに「Activate」「upgrade」と出る アプリの再起動、再インストール、ログアウトしてキャッシュを消す。アプリを更新し、ストアで購読を確認する docs FAQ
片方の機器で購読が見えない 違うログインのことが多い。全部の機器で同じアカウントでサインインする。二重課金なら問い合わせ docs FAQ
ウェブでログインできない Chrome か Edge のシークレットウィンドウを試す docs FAQ
Appleの「メールを非公開」で入れない 購読したときと同じApple IDで、Appleでサインインする docs FAQ
「Manage Subscription」のボタンが開かない シークレットウィンドウか別のブラウザ docs FAQ
メールを変えたい accounts.x.ai。Apple課金のアカウントはApple側 docs FAQ
アカウントを乗っ取られた疑い すぐにサポートへ。ユーザーIDと所有の証拠を添える docs FAQ
添付ファイルが入らない 形式を変換する、小さくする、別の機器で試す docs FAQ
機能が足りない grok.x.ai ではなく grok.com を使う docs FAQ
不具合を報告したい 製品内の「Report an issue」。アカウントのメール、機器、ブラウザ、スクリーンショットを添える docs FAQ
Xの側の問題 X Help Centerか @premium へ。docs FAQは、SpaceXSIはXのサービスを運営していない、と書いています docs FAQ

気をつけること

出典