3行でいうと
- 学習について、公式のConsumer FAQs(ページ上の日付は2025年5月12日)は、プロンプト、検索、その他の送った内容、Grokの返答を、モデルの学習に使うことがあり、設定でオプトアウトできる、と書いています。プライベートチャットは、学習に使わない、とあります。
- 削除は、会話単位、履歴全体、アカウントのどれもできる、と公式は書いています。完了までは最長30日かかり、安全や法的な理由で残るものがある、とも書かれています。
- 料金の表示は、docs.x.aiのThe X Subscription(2026年10月11日更新)が、Free($0)、Plus($8/月)、Premium($30/月)、Super($100/月)、Ultra($200/月)です。x.ai/pricingは、SuperGrokを$30/月としています。ページごとに表示が違います。
- 解約は、ウェブで買った場合は、grok.com の「Manage Subscription」から行う、とFAQにあります。AppleとGoogle Playで買った場合は、それぞれのストアで解約します。
- 書き出し(エクスポート)の機能は、読んだ範囲の公式の資料では見つかりませんでした。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はGrokを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。価格は公式の表示のとおりで、日付は各ページに書かれたものです。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」と書いています。契約や規約の解釈、返金の判断は、公式の最新の表示を見て、必要なら専門家や提供元に確認してください。
先に結論
- 大事な内容を入れる前に、3つ確かめる。 ①学習のオプトアウト(設定の場所)、②プライベートチャットの使い方、③消し方(会話、ファイル、アカウント)。
- 料金は、日付つきで読む。 公式の表示は、The X Subscription(2026-10-11更新)、x.ai/pricing(日付なし)、FAQ(旧来のSuperGrok)で並びが違います。契約する前に、ログインした画面の価格を確認してください。
- やめるときの入口は、買った場所で決まる。 ウェブ、Apple、Google Play、Xの購読(X Premium)は、それぞれ別の入口です。
- 別の製品は別のお金。 API(console.x.ai)のクレジットは返金されない、とFAQにあります。
前提:用語をそろえる
- オプトアウト。 自分の会話を、学習に使わせない設定です。
- Private Chat。 履歴に残らず、学習にも使わない会話の形です。
- 週ごとの使用量(weekly pool)。 有料の利用者が、Grokの製品をまたいで、ひとつの週ごとの枠から使う方式です。
- Extra Usage Credits。 枠を使い切ったあとに、追加で買うクレジットです(ウェブのみ)。
- The X Subscription。 Grok、Cursor、Xをまとめた1つの購読です。
- ZDR(Zero Data Retention)。 APIで、プロンプトと出力の保存をなくす設定です(チーム単位)。
データはどこにあるか、どう使われるか
| 項目 | 公式の記載 | どこに書いてあるか | 確かさ |
|---|---|---|---|
| 学習への利用 | プロンプト、検索、その他の送った内容、Grokの返答を、モデルの学習に使うことがある。設定でオプトアウトできる | Consumer FAQs(2025-05-12) | 文書に書かれている(日付が古い) |
| オプトアウトの場所(アプリ) | Settings > Data Controls > 「Improve the model」を外す | 同上 | 文書に書かれている |
| オプトアウトの場所(grok.com) | Settings > Data > 「Improve the Model」 | 同上 | 文書に書かれている |
| オプトアウトの場所(別の表記) | docs.x.aiのFAQは、他のデータ設定を「Profile → Settings → Data Controls」と書く | docs.x.ai/grok/faq | 表記が揺れている |
| Private Chat | 右上のゴーストのアイコンで有効にする。履歴は自分に見えず、30日以内にSpaceXSIのシステムから消える。学習に使わない | Consumer FAQs | 文書に書かれている(提供の条件は読めていない) |
| 自分で送るフィードバック | オプトアウトしていても、学習に使われることがある | Consumer FAQs | 文書に書かれている |
| 人による確認 | 自動の分類器と安全ツールが監視する。限られた権限者が、モデルの改善、不正の調査、法的義務のために会話を確認することがある | Consumer FAQs | 文書に書かれている |
| Googleの内容 | Google OAuthでつないだGoogle Appsの内容は、内部のAIの学習などに使わない | Privacy Policy(2026-10-11) | 文書に書かれている |
| ログインなしの利用 | 許される範囲で、匿名で収集、保持されうる。EUとUK以外の一部の地域では、ログインなしの利用者は学習をオプトアウトできない | Consumer FAQs | 文書に書かれている |
| Grok on X | Xの利用規約とプライバシーポリシーが適用される。学習のオプトアウト、削除、個人化は、Xのヘルプ側で管理する | Consumer FAQs、X Help | 文書に書かれている |
- 注意:食い違い。 Consumer FAQsは、あなたのデータで学習する可能性とオプトアウトを書いています。いっぽう、プライバシーポリシー(2026-10-11)は、個人情報を「to train our models」などの目的に使うことがある、と書いています。いっぽうで、オプトアウトの設定自体はこのページに書かず、学習に使うデータに関する権利はConsumer FAQsを参照するように案内しています。規約(2026-10-12)は、ログインしている利用者は、自分の内容を製品改善と学習に使うかを選べる、と書いています。読んだ範囲では、既定でどうなっているか(オプトアウト方式か)は、はっきり確認できていません。
- Xの中のGrokの設定場所。 Xのヘルプは、学習の設定を「Privacy & Safety」の「Data sharing and personalization」の「Grok & Third-party Collaborators」と書いています。会話履歴の削除は、同じ「Data sharing and personalization」の「Grok」の「Delete Conversation History」です。
- 保存の期間。 Consumer FAQsは、削除した会話とPrivate Chatは30日以内に消え、匿名化されたものや安全、セキュリティ、法的な理由で必要なものは例外、と書いています。登録していない利用者のデータは、セッションの終了後は保持されない、とあります。
- プライバシーポリシーが挙げる収集項目。 アカウント情報(名前、連絡先、生年月日)、支払い情報(AppleやGoogle Play、Stripeなどが処理)、プロンプトとアップロードと出力、フィードバック、技術情報(IPアドレスなど)、位置(おおよそはIPから、正確な位置は同意がある場合だけ)などです。
- 公開データ。 公式は、インターネット上の公開情報を、モデルの学習に使う、と書いています。
消す、書き出す
- 会話。 grok.comでは、履歴ページのゴミ箱ボタンで1件ずつ、全部はSettingsから。モバイルでは「Settings > Data Controls」の「Delete All Conversations」(Consumer FAQs)。
- ファイル。 grok.com/files で消せる、とdocs.x.aiのFAQにあります。ほかのデータの管理は「Profile → Settings → Data Controls」。
- アカウント。 モバイルの「Delete Account」、またはaccounts.x.ai/account の手順。APIのアクセスも同じアカウントなら一緒に消えます。30日以内なら、ログインして確認すれば、戻せる、と書かれています。
- 反映までの時間。 削除には最長30日かかることがあります。
- 書き出し(エクスポート)。 会話を書き出す機能は、読んだ範囲の公式の資料では見つかりませんでした。必要なら、アプリの画面で確かめるか、サポートに聞いてください。個人情報の開示請求は、プライバシーポリシーが、プライバシーのポータルから、アクセス、訂正、更新、削除を求められる、と書いています(法的な例外あり)。
プランと料金(公式の表示のまま、日付つき)
A. The X Subscription(docs.x.ai、ページ表示日 2026-10-11、確認日 2026-10-23)
| プラン | 月払い | 年払い | 含まれる使用量 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | Limited |
| Plus | $8/mo | $80/yr($7/mo) | Base |
| Premium | $30/mo | $300/yr($25/mo) | 4x |
| Super | $100/mo | $1000/yr($84/mo) | 15x |
| Ultra | $200/mo | $2000/yr($167/mo) | 50x |
- 「$」の表記で、通貨コードは書かれていません。定価は消費税を含まず、決済のときに加算されることがある、とあります。
- チームの席(1席あたり)は、Premium $30、Super $100、Ultra $200です。Plusはチームでは使えません。
- 倍率(4x、15x、50x)の基準になる単位は、読んだページには説明がありませんでした。
B. x.ai/pricing(日付の表示なし、確認日 2026-10-23)
- Free:$0/月。リアルタイムのウェブとXの検索、音声モード、コネクタなどが入る、と書かれています。
- SuperGrok:$30/月。「Grok 4」のモデル、上限の引き上げ、画像と動画の生成などが入る、と書かれています。
- SuperGrok Lite、SuperGrok Heavy、Businessは、比較表に名前だけがあり、価格は読めませんでした。Enterpriseは、価格が公開されておらず、営業に問い合わせる形です。
- この表のチェックマークは、取得した本文では読み取れず、どのプランに何が入るかは確認できていません。「Grok 4」という表記から、情報が古い可能性もあります。
C. 週ごとの使用量と追加
- FAQは、有料の利用者は、チャット、Imagine、Voice、Buildの日ごとの上限に代わって、週ごとの共有の枠を使う(2026年6月から順次)、と書いています。
- 使用量は、「Settings → Usage」で、進み具合、製品ごとの内訳、リセットの日時、Extra Usage Creditsの残高が見られます。
- 枠を使い切ると、有料の機能は次のリセットまで止まります。無料のChatとVoiceの上限は、そのまま適用されます。
- Extra Usage Creditsは、今はウェブだけ。最低購入額は$5、購入分は1年で期限切れ。通常の単価なので、プランの枠より1回あたりは高くなる、とあります。
- 「Auto Top Up」は、残高が少なくなると、自分で決めた月の上限まで追加します。
- 使用量のページ(X Subscription)は、枠を使い切ったあとの使用は、追加の使用になる、とあります。支出の上限を設定できます。
解約、返金、移行
- ウェブで買った場合。 grok.com/?_s=billing の「Manage Subscription」から管理します。ボタンが開かないときは、シークレットウィンドウや別のブラウザを試す、とあります。
- iOS、Google Play。 iOSはApple、Google PlayはGoogle Playで解約します。
- 返金。 ウェブとGoogle Playで買ったものは、「xAI Refund Request」のフォーム。Apple App Storeは、Apple。承認された返金は、通常5〜10営業日で戻る、とFAQにあります。X Premiumは、法律で返金が必要な場合は、SpaceXSIではなくXが処理する、とFAQにあります。APIのクレジットは、返金されません。
- 規約の記載(2026-10-12)。 有料のプランは、解約するまで自動で更新されます。いつでも解約できますが、すでに支払った分は、法律で必要な場合を除き、返金されません。値上げは、合理的な通知のうえ、次の更新から適用され、そのときに解約できます。サービスが終了する場合は、通知と、前払いの未使用分の返金が約束されています。EUの消費者には、14日の撤回の権利がある、と書かれています。
- The X Subscriptionへの移行。 移行は任意で、いまのプランは、変更や解約をしない限り続きます。移行すると、選んだ元のCursor、SuperGrok、有料のX Premiumは、チェックアウトで解約され、未使用分は自動で日割り返金されます。移行は取り消せず、サポートでも戻せません。AppleとGoogle Playの購読は、別に手続きが要る場合があります。
- Business、Enterprise。 管理者がライセンスを割り当てます(console.x.ai の「Assign license」)。Team Workspaceでは、企業向けの規約によるプライバシーの保護が書かれています。Enterpriseだけ、保持期間のカスタムがあります。
APIのデータと保存
- APIの入出力は、監査のため30日、暗号化して保存され、その後は自動で消えます。公式は、明示的な許可なしにAPIの入出力で学習しない、と書いています。
- ZDRを有効にすると、保存がなくなりますが、ステートフルなResponses API、Files、Collections、Batch APIなどが使えません。公式は、ほとんどの利用者にはおすすめしない、と書いています。
- 公式は、SOC 2 Type 2に準拠している、と書いています。HIPAAのBAAは、申請の形で請求できる、とあります。
気をつけること
- 日付が古いページがある。 Consumer FAQsは2025年5月12日で、設定名や提供条件が変わっている可能性があります。
- 料金の表示が複数ある。 どれが最新かは、公式の資料だけでは決められませんでした。契約の前に、ログインした画面と、決済の画面の価格を見てください。日本円の価格は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- Xの中のGrokは、設定が別。 grok.comの設定を変えても、Grok on Xには反映されない、と読めます。X側の設定も確かめてください。
- 残るデータ。 削除したあとも、匿名化されたもの、安全や法的な理由で必要なものは残ることがある、と公式が書いています。
- 僕らの見立て(事実ではありません)。 仕事や個人の大事な内容を扱うなら、最初にオプトアウトとPrivate Chatを確かめ、会話を消す方法も試してから使うのが、無難だと思います。ただし、消せたかどうかは、僕らには確かめられません。
出典
- Consumer FAQs(x.ai、ページ表示日 2025-05-12、確認日 2026-10-23)
- Privacy Policy(x.ai、最終更新 2026-10-11、確認日 2026-10-23)
- Consumer Terms of Service(x.ai、最終更新 2026-10-12、確認日 2026-10-23)
- Grok FAQ(docs.x.ai、確認日 2026-10-23)
- Grok overview(docs.x.ai、ページ表示日 2026-10-10、確認日 2026-10-23)
- The X Subscription overview(docs.x.ai、ページ表示日 2026-10-12、確認日 2026-10-23)
- The X Subscription pricing(docs.x.ai、ページ表示日 2026-10-11、確認日 2026-10-23)
- The X Subscription usage limits(docs.x.ai、確認日 2026-10-23)
- The X Subscription FAQ(docs.x.ai、確認日 2026-10-23)
- Pricing(x.ai、確認日 2026-10-23)
- Grok Business user guide(docs.x.ai、確認日 2026-10-23)
- About Grok(X Help Center、確認日 2026-10-23)
- Security FAQ(docs.x.ai、確認日 2026-10-23)