3行でいうと

  • 最初の1枚は、標準のテキストから画像を作るワークフローを開き、足りないモデルを入れ、「Load Checkpoint」でモデルを選び、「Run」(または Ctrl + Enter)を押します。結果は「Save Image」に出ます。
  • 画面は、左のサイドバー(Assets、Node Library、Model Library、Workflows、Apps)、キャンバス、上のバー、右のサイドパネル、下の左右、の6つの領域に分かれる、と公式の「Interface Overview」は書いています。
  • 公式が用意したワークフローは「Templates」から開けます。足りないモデルは、赤く示されたノードと「Errors」タブから入れます。
  • 一部のノードだけ動かす「Partial Execution」、ノードをまとめる「Subgraph」、画面を簡素にする「App Mode」が、公式の機能として書かれています。
  • 公式の資料で手順が確かめられなかった操作(たとえばプロンプトの書き換えの手順、線のつなぎ方)は、「確認できていない」と書いています。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、画面の名前、ボタンの表記、ショートカットは、公式ページのものを使っています。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らしてください。例の指示文(プロンプト)は、「この記事の例」と明記したものだけが、この記事で作った例です。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:料理のレシピカード

ワークフローは、1枚のレシピカードに近いと思います。ノードは「切る」「焼く」「盛る」の1工程で、線はその順番です。テンプレートは、店が用意してくれた見本のカード、App Modeは、工程の図を隠して「材料を入れてボタンを押す」だけにした作り方の表のようなものです。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

場面1:画面の領域を知る

公式の「Interface Overview」のページが、ワークスペースを6つの領域に分けています。

番号 領域 公式の説明
1 左のサイドバー Assets、Node Library、Model Library、Workflows、Apps。Job Historyは、Comfy.Queue.QPOV2 の設定が有効なときだけ上に出る
2 キャンバス ノードを置いて、つなぐ場所
3 右のサイドパネル 選んだものの、Parameters、ノードの情報、設定、エラー。上のバーの、プロパティの切り替えから開く
4 上のバー 開いているワークフロー、Runとキューの操作、ログイン、プロパティの切り替え
5 左下 Help Center、下のパネル(ログとショートカット)、Settings
6 右下 キャンバスの操作(移動、ミニマップ、線の表示、ズーム、全体表示)

手順

  1. 画面の左のサイドバーを見て、Assets、Node Library、Model Library、Workflows、Apps の入口があることを確かめます。
  2. 画面の言語を変えたいときは、「Settings」を開き、Comfy → Locale で言語を選びます。選べる言語は、英語、中国語、ロシア語、フランス語、日本語、韓国語、と公式は書いています。
  3. 左下の「Help Center」には、リリースノート、ドキュメント、サポート、フィードバックの入口がある、と公式は書いています。

場面2:最初の1枚を作る

公式の「First Generation」のページの流れです。

手順

  1. ComfyUIを起動する。 通常は、標準のテキストから画像を作るワークフローが自動で開きます。
  2. 自動で開かなかったとき。 次のどちらかで開きます(公式のページ)。
  3. ComfyUIで作った画像(メタデータ入り)を、画面にドラッグ&ドロップする、または「Workflows」→「Open」。
  4. ワークフローのJSONファイルを、「Workflows」→「Open」で開く。書き出しは「Workflows」→「Export」。
  5. モデルが足りないとき。 基本のモデル v1-5-pruned-emaonly-fp16.safetensors は、最初から入っていません。足りないと、警告が出ます。警告を押すと、モデルの名前とダウンロードのリンクが見られます。
  6. 「Download」を押す。 デスクトップ版は ComfyUI/models/checkpoints に自動で保存され、進み具合がサイドバーのモデルのパネルに出ます。ポータブル版は、ブラウザがダウンロードするので、ComfyUI_windows_portable/ComfyUI/models/checkpoints に自分で保存します。
  7. R キーを押す。 ノードの定義とモデルの一覧が更新されます。
  8. 「Load Checkpoint」のノードで、v1-5-pruned-emaonly-fp16.safetensors を選ぶ。
  9. 「Run」を押す。 Ctrl + Enter でも同じです。
  10. 結果を見る。 「Save Image」のノードに画像が出ます。右クリックで、手元に保存できます。

期待される結果

プロンプトを書き換えたいとき

場面3:テンプレートから始める

公式の「Templates」のページの流れです。

手順

  1. Templatesを開く。 公式のTemplatesのページは、サイドバーの「Templates」のアイコン、または、メニューの「Workflow」→「Browse Workflow Templates」と書いています。一方、Workflowsのページは、「View」メニューの「Browse Templates」と書いています。経路の書き方が公式ページ同士で違うので、どちらかに決めつけず、手元の画面で確かめてください。
  2. 使いたいテンプレートをクリックする。 ComfyUIが、必要なモデルがあるかを調べます。
  3. 足りないモデルがあるとき。 最初に別のダイアログは出ません。代わりに、次のことが起きます(公式の記載)。
  4. 該当のローダーノードが赤く示される。
  5. 「N errors found」のようなバナーと、「View details」が出る。
  6. 右のサイドパネルの「Errors」タブが開き、「Setup required」の下の「Missing Models」に一覧が出る。
  7. 一覧で操作する。 各ファイルの「Download」、まとめて入れる「Download all」、「Refresh」、ノードへ移動するための場所の操作が使えます。デスクトップ版は、ComfyUI/models/… の対応するフォルダに保存されます。ブラウザで使う自己ホストの場合は、URLがあればブラウザのダウンロードが始まり、ファイルを自分で、対応するフォルダに置きます。
  8. サブフォルダのモデルを使うとき。 検出は、最上位のフォルダ(たとえば models/diffusion_models)だけを調べます。サブフォルダに置いたモデルは、案内を閉じて、ローダーノードでファイルを選びます。
  9. 準備ができたら「Run」を押す。

公式が書いているテンプレートの決まり

場面4:ノードを足して、動かす

4-1 ノードを足す

  1. Node Libraryを開く。 サイドバーの「Nodes」(公式のNode Libraryのページの表記)。ショートカットは N。
  2. 探す。 検索ができます。「Essentials」(よく使うノードのグリッド)と「All nodes」(全部のリスト)があります。「Essentials」は、バックエンドがその機能を有効にしているとき(Comfy Cloudとナイトリー版が例)だけ出て、自己ホストの安定版では「All nodes」だけになる、と公式は書いています。
  3. 「All nodes」のフィルター。 Comfy Nodes、Partner Nodes、Extensions、Blueprints。並び順は、既定のカテゴリ順かA-Zです。
  4. ブックマーク。 「All nodes」で、ノードのブックマークのアイコンを押すと、先頭の「Bookmarked」に出ます。
  5. キャンバスに置く。 「Essentials」のタイル、または「All nodes」のノードを、キャンバスにドラッグします。「Essentials」は、タイルの上にポインターを置くと、プレビューが出ます。
  6. ほかの足し方。 キャンバスの上でダブルクリックすると、ノードを足すクイック検索が出ます(公式のショートカットのページ)。

  7. 公式のNode Libraryのページは、ダブルクリックの検索には触れていません。ショートカットのページに書かれています。

4-2 ノードの説明を読む

4-3 線のつなぎ方

4-4 実行のバー

画面の上のキャンバスに浮かぶ「実行バー」の部品は、公式では次のとおりです。

部品 公式の説明
ドラッグのハンドル バーを動かす。「Dock to top」のゾーンで、上の端に戻せる
Batch count 1回の実行でキューに入れる回数。既定は1
Run ワークフローをキューに入れる
キューのモードのメニュー 「Run」(クリックしたときだけ)、「Run (On Change)」、「Run (Instant)」の3つ
Cancel 動いている実行を止める。キューが空のときは使えない
Active jobs キューに入っている、動いているジョブの数。押すとキューが開き、右クリックで空にする

4-5 キャンバスの操作

操作 公式の記載
Select(選択)モード ノードを編集。ショートカット v
Hand(手のひら)モード 移動だけの、読み取り専用のキャンバス。ショートカット h
ズーム ズームのポップオーバー(拡大、縮小、全体表示、1〜1000%の入力欄)、Alt + =、Alt + -
全体表示 .
ミニマップ Alt + Shift + M
線の表示の切り替え 「Toggle Link Visibility」(既定のショートカットは書かれていない)
線を選ぶ(フロントエンド1.58.0以降、Selectモード) ノードやグループのない場所で、線をまたぐ枠をドラッグ。出てくるツールバーの「Hide」(線を隠す)、「Delete」(線を消す)。Delete か Backspace でも消せる

場面5:保存して、開き直す

手順

  1. 保存する。 Ctrl + S(macOSは Cmd + S)。
  2. 開く。 Ctrl + O(macOSは Cmd + O)。または、「Workflows」→「Open」。
  3. 書き出す。 「Workflows」→「Export」(公式の「First Generation」のページ)。
  4. 保存したワークフローの一覧を見る。 左のサイドバーの「Workflows」のアイコン、またはショートカット w。「Browse」に、フォルダの木が出ます。検索、ブックマーク、名前の変更(拡張子の .json か .app.json は残る)、削除(保存済みのもののみ)、複製、「Insert」の操作が、公式のページに書かれています。
  5. 開いているワークフロー。 既定では、上のバーのタブに出ます。保存していない画面には * が付きます。Shift を押しながらタブを閉じると、未保存の警告が出ません。
  6. 保存の場所。 入れ方によって変わる、と公式は書いています(デスクトップ版のユーザーデータ、ポータブル版や自己ホストのユーザーのフォルダ、クラウドのワークスペース)。正確なパスは、読んだページには書かれていません。

  7. 公式のWorkflowsのページには、「Save As」や、画像にワークフローを埋め込む方法の説明は、見つかりませんでした。「First Generation」のページには、ComfyUIが作った画像(メタデータ入り)をドラッグして開く方法が書かれています。

場面6:一部のノードだけ動かす(Partial Execution)

公式の「Partial Execution」のページの内容です。

手順

  1. 出力のノード(プレビューや保存のノード)を選ぶ。 出力ノードを選んだときだけ、使えます。
  2. 選択のツールボックスの、青い三角形のアイコンを押す。 開始のノードから、選んだ出力ノードまでの枝だけが実行されます。「Run」は、全部のノードを実行します。
  3. ショートカット。 公式のページには書かれていません。
  4. 全体が動いてしまうとき。 フロントエンドの版が古い可能性があります。公式は、v1.23.4より後(v1.24.x以降)を挙げ、最新に更新するよう書いています。
  5. キャッシュとの関係は、このページに書かれていません。

場面7:ノードをまとめる(Subgraph)

公式の「Subgraph」のページの内容です。フロントエンド1.24.3以降が必要と書かれています。

手順

  1. まとめたいノードを選ぶ。
  2. 選択のツールボックスの、サブグラフのアイコンを押す。 選んだノードの、つながっていない入力と出力から、サブグラフが作られます。ショートカットは、公式のページにありません。
  3. 編集する。 サブグラフの中の空いた場所(ウィジェットではない場所)をダブルクリックするか、サブグラフの編集ボタンを押します。ナビゲーションバー、入力のスロット、出力のスロットが出ます。既定のスロット(1)で新しい接続を足し、既存のスロットは右クリックで名前の変更、削除、元のノードとの切り離しをします。
  4. 出る。 ナビゲーションバー、または Esc キー。
  5. ウィジェットを整える(ComfyUI v0.3.66以降)。 サブグラフを選び、「Edit Subgraph Widgets」を押すと、「Parameters Panel」が開きます。目のアイコンで、表示と非表示を切り替えられます。
  6. 元に戻す。 サブグラフのノードを右クリックして「Unpack subgraph」、または、ツールボックスの同名のボタン。
  7. 再利用する(Subgraph Blueprints、フロントエンド1.27.7以降)。 ツールボックスの本のアイコン、または「Add Subgraph to Library」で公開します。Node Libraryに「Subgraph Blueprints」のノードとして出ます。

  8. 公式のページには、「サブグラフからノードへの変換は将来対応予定」という趣旨の文と、「Unpack subgraph」が使えるという記述が両方あり、食い違っています。

  9. 画面は、ナイトリー版のフロントエンドで作った画像のため、手元の画面と違うことがある、と書かれています。

場面8:App Modeで、入力と出力だけの画面にする

公式の「App Mode」のページの内容です。

手順

  1. App Modeに入る。 左上のアイコンから「Enter app mode」を選ぶか、上の「パンくず」のドロップダウンから。そのワークフローを一度も設定していなければ、自動でビルダーが開きます。
  2. 「Build app」を押す。 上に、4つの段階(入力、出力、プレビュー、既定の表示)が出ます。
  3. 入力の段階。 光って示されたノードをクリックして選びます。画像のアップロード、テキストのプロンプト、モデルの選択などがあります。選んだものは、右のサイドバーに出ます。
  4. 出力の段階。 「Preview」ノードや「Save Image」ノードなどの出力ノードを選びます。サイドバーにプレビューが出ます。
  5. プレビューの段階。 配置を確かめます。直すなら「Back」。
  6. 既定の表示。 「App」か「Node Graph」を、開くときのモードとして選び、「Apply」→確認の「View app」を押します。
  7. 動かす。 右の「Input」のパネルで入力を整え、「Run」を押します。動いている間は、上に「Cancel this run」が出ます。
  8. 保存する。 Ctrl + S(macOSは Cmd + S)。
  9. 共有する。 左のサイドバーの「Share」→「Create a link」→「Copy」。共有のリンクが使えるのは、Comfy Cloudだけと、公式は書いています。リンクには、ワークフローの設定が全部入る、とも書かれています。

  10. App Modeは、フロントエンド1.41.13から公式にサポートされ、それより前は初期のテスト、と書かれています。

  11. デスクトップ版で使えるかは、そのページには書かれていません(公式で確認できていない)。
  12. 保存した、アプリのワークフローは、ファイル名が .app.json で終わります(Workflowsのページ)。

場面9:ショートカットの一覧

公式のショートカットのページの表です(Windows/Linux。macOSは、Ctrl が Cmd、Alt が Opt になる)。ただし、「ショートカットのパネル」の行だけは、Bottom Panelのページに書かれています。すべてのコマンドは、「Settings」の「Keybinding」で割り当てを変えられる、と書かれています。

動作 キー
ワークフローを実行(キューへ) Ctrl + Enter
実行(キューの先頭へ) Ctrl + Shift + Enter
実行を中断 Ctrl + Alt + Enter
元に戻す/やり直す Ctrl + Z/Ctrl + Y
ワークフローを保存/読み込む Ctrl + S/Ctrl + O
すべてのノードを選ぶ Ctrl + A
選んだノードの折りたたみ/展開 Alt + C
選んだノードのミュート/解除 Ctrl + M
選んだノードのバイパス/解除 Ctrl + B
選んだノードを削除 Delete/Backspace
コピー&貼り付け Ctrl + C/Ctrl + V
貼り付け(出力のつながりを保つ) Ctrl + C/Ctrl + Shift + V
選んだノードにフレーム(グループ)を付ける Ctrl + G
ノードを選択に足す Ctrl + クリック/Shift + クリック
複数のノードを動かす Shift + ドラッグ
キャンバスを動かす Space を押しながらカーソルを動かす
クイック検索でノードを足す 左ダブルクリック
選択に合わせて表示 .
設定を出す Ctrl + ,
選んだものを固定/解除 P
キュー/ワークフロー/ノードライブラリ/モデルライブラリのサイドバー Q/W/N/M
ログのパネル Ctrl + `
フォーカスモード(全画面) F
ノード定義の更新 R
ショートカットのパネル Ctrl + Shift + K

場面10:途中で困ったとき(モデルが足りない、画面に出ない)

  1. 「Load Checkpoint」にモデルが出ない、または「null」と出るなら、置き場所を確かめ、R で更新するか、再起動します(公式の「First Generation」)。
  2. ダウンロードが始まらないなら、Hugging Faceに届くかを確かめ、だめならモデルの詳細に出るリンクから手動で入れます。
  3. テンプレートや新しいノードが出ないなら、ComfyUIの更新と、requirements.txt の3つのパッケージを確かめます(場面3)。
  4. 動いている最中のログは、Ctrl + `(デスクトップ版と自己ホスト)で見られます。

最初の1時間でやる順番(この記事の案)

公式の手順を、この記事で並べ替えた案です。時間の長さは目安で、公式の数字ではありません。

段階 やること 参照
最初の15分 ComfyUIを起動し、標準のワークフローで、モデルを入れて「Run」。結果が「Save Image」に出ることを確かめる 場面2、記事05のH
次の15分 サイドバーとNode Libraryを見て回り、R、Ctrl + Enter、. を試す。「Templates」から別のテンプレートを1つ開き、足りないモデルの一覧の見方を知る 場面1、3、4
次の15分 保存(Ctrl + S)と開き直し(Ctrl + O)。Workflowsのパネルを見る。出力ノードを選んで「Partial Execution」の青い三角を押す 場面5、6
最後の15分 ノードを数個選んで、サブグラフにしてみる。ワークフローを「App Mode」にして、入力と出力だけを出してみる 場面7、8

誤解されやすい点と、今日からできること

誤解されやすい点

今日からできること

  1. 場面2の手順で、1枚作る。
  2. 左のサイドバーのアイコンを、1つずつ開く。
  3. 「Settings」の「Keybinding」で、自分のキーの割り当てを見る。

気をつけること

出典