3行でいうと

  • 投稿づくりは、案出し、下書き、画像、予約投稿の4つに分けると道具を選びやすい。
  • 案出しと下書きはChatGPT、Claude、Geminiの担当で、3つとも無料の登録で使える範囲がある。
  • 画像つきの投稿はCanvaの無料プランが入口。ただしAIは標準または高品質のものを最大20回まで。
  • 予約投稿までまとめるならBuffer。公式ページでは、無料プランでAIアシスタントが使えると書かれている。

SNSの投稿は、1本ずつは小さな作業です。でも毎日、毎週となると、ネタ探しと文章づくりと画像づくりが重なって、地味に重くなります。AIにどこまで手伝ってもらえるのか、用途から道具を選ぶ目線でまとめます。

先に断っておきます。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。手順は、公式のページに書かれている範囲を中心に書き、僕らの組み立てた使い方は「見立てです。」で始まる段落に分けました。

先に結論

作業を4つに分ける

作業 具体例 向く道具の種類
案出し 来週の投稿ネタを10個ほしい 対話型のAI
下書き ネタを140字や短い文章にしたい、口調を変えたい 対話型のAI、Canva、Buffer
画像 投稿に添える図やバナーがほしい Canva、対話型のAIの画像づくり
予約投稿 決めた時間に自動で出したい Buffer

画像づくりの道具の選び方や、商用利用の確かめ方は、別の記事(ブログやお店で使う画像をAIで作る)にまとめます。この記事は、文章と投稿の流れが中心です。

使える道具の候補

公式のページで確かめた5つです。2026年10月22日に読み直した時点のものです(Canvaの米国のページだけは10月22日に読めず、10月8日に読んだ内容です)。

道具 投稿づくりでの役割 無料でどこまで 有料の例(公式の表示)
ChatGPT(OpenAI) 案出し、下書き、書き直し。画像づくりも 無料プランあり。文字のやりとりは日常の範囲で上限なし(乱用防止の仕組みつき)。画像づくりは別の上限あり プランごとの金額は、読んだページに表示されていませんでした
Claude(Anthropic) 案出し、下書き、書き直し 無料プランあり(0ドル)。回数の数字は公式に書かれていません Pro:年払いで月17ドル、月払いで月20ドル
Gemini(Google) 案出し、下書き。画像づくりも 無料プランあり。回数の数字は公式に書かれていません Google AI Plus:月4.99ドル、Google AI Pro:月19.99ドル(米国の表示)
Canva デザインの中で文章づくり(Magic Write)、画像づくり 無料プランあり。AIは標準または高品質のものを最大20回 Canvaプロ:年額11,800円(日本のページ)
Buffer 投稿の下書き、予約投稿 無料プランあり。3チャンネルまで Essentials:1チャンネルあたり月5ドル(月払い)

ChatGPT

OpenAIのヘルプには、無料プランで使えるものとして、ウェブ検索、データ分析、ファイルや画像のアップロード、画像づくりなどが並んでいます。文字のやりとりについては「日常の範囲では上限なし。ただし乱用を防ぐ仕組みがある」と書かれています。画像づくりには別の上限があり、上限に達すると知らせが出る、と書かれています。具体的な数字は書かれていませんでした。

プランの名前は、無料プランのFAQに、個人向けは無料、Go、Plus、Proと書かれています。料金ページ(chatgpt.com/pricing)は、10月22日に読んだ範囲では、プラン名も金額も表示がありませんでした。有料の金額は、ご自身の画面で見てください。

Claude

Anthropicの料金ページでは、無料プランについて、ウェブ、デスクトップ、スマートフォンでのチャット、ウェブ検索、ファイルづくり、会話をまたいだ記憶などが書かれています。有料のProは、年払いなら月あたり17ドル(一括で200ドル)、月払いなら月20ドルです。別のヘルプページでも、Proは月20ドルまたは年200ドルと確認できました。

使える量の数字は、無料については書かれていませんでした。ヘルプには、混み合う時間帯にはProの1回の使用枠が無料の5倍以上、と書かれています。使用枠は5時間ごとにリセットされるとも書かれています。

Gemini

Googleの案内では、無料プランで、Geminiのアプリ、画像の生成と編集、Deep Research、Canvas、Gemsが使えると書かれています。ヘルプには、無料の人の上限は「標準」と書かれていて、回数の数字はありませんでした。5時間ごとに上限が戻り、週ごとの上限に達するまで使える、という説明です。上限は予告なく変わることがある、とも書かれています。

有料は、Google AI Plusが月4.99ドル、Google AI Proが月19.99ドルです。これは米国向けの表示で、日本の金額はページに出ていませんでした。

Canva

Canvaには、デザインの中で文章を作る「マジック作文(Magic Write)」があります。ヘルプによると、デザインを開いてクイックアクション(または「/」キー)からMagic Writeを選び、頼みごとを入れます。途中で止めたり、作り直したり、追加の指示で直したり、結果をデザインに入れたりできます。すでにある文章を選んで、短くする、口調をくだけたものやかしこまったものに変える、といったこともできます。保存した自分の口調に合わせる機能も書かれています。

料金は、日本のページで、無料が0円、Canvaプロが年額11,800円、Canvaビジネスが年額18,800円(いずれも1人あたり)でした。月額の表示はありませんでした。無料のAI枠は「標準モデルまたは高品質モデルを最大20回」で、最高品質のモデルは無料では使えない、と書かれています。米国のページでも同じ「最大20回」の表示を確認しました。文章づくりと画像づくりは、この共通の枠から消費される扱いのようです(ページの比較表の読み取りで、ヘルプの記載とは別です)。

Buffer

Bufferは、SNSの投稿を予約するための道具です。公式ページによると、AIアシスタントは、ネタ出し、書き直し、プラットフォームに合わせた投稿づくり、すでにある投稿の再利用、長い文章の短縮に使えます。口調、長さ、構成は、投稿の作成画面の中で調整できると書かれています。

無料プランは、つなげるチャンネル(FacebookやInstagramなどの投稿先の単位)が3つまで、1チャンネルあたり予約が10件まで、と書かれています。AIアシスタントは無料でも含まれ、無料のアカウントでも制限なしで使える、という趣旨の記載がありました。有料のEssentialsは1チャンネルあたり月5ドル、Teamは月10ドルです。

注意点があります。料金表には、無料プランの欄に「AIの返信の提案が週5件」という行もありました。これは投稿の下書きとは別の、コメントへの返信の機能のように見えますが、ページの説明だけでは確かめきれていません。

最初の1回のやり方

公式の手順があるのはCanvaとBufferの画面操作だけです。対話型のAIの頼み方は、僕らの組み立てです。

対話型のAI(ChatGPT、Claude、Gemini)

見立てです。まず、AIに自分の状況を3行で伝えるのが近道だと思います。

  1. 誰が、どのSNSに、何のために投稿するか(例:個人で営むパン屋、Instagram、来店につなげたい)
  2. 投稿の長さと口調(例:100字前後、親しみのあるていねいな言葉)
  3. 今回のネタ(例:新作のりんごパン)

そのうえで「この条件で投稿案を3つ出して」と頼み、気に入った案に「もう少し短く」「絵文字は使わない」と重ねて頼みます。1回で完成を求めず、直しを重ねるほうが、自分の言葉に近づくと思います。公式の手順ではなく、僕らの考えです。

Canva

公式の手順は、上で書いたとおりです。デザインを開いて、クイックアクションかスラッシュキーからMagic Writeを選び、頼みごとを入れます。画像つきの投稿なら、画像と文章を同じ画面で並べて作れるのが利点です。

Buffer

公式ページは、投稿の作成画面の中でAIアシスタントを使うと説明しています。細かい画面の操作手順は、読めたページには書かれておらず、確認できていません。

無料でどこまで使えるか

見立てです。ネタ出しと下書きだけなら、対話型のAIの無料プランで足りる人が多そうです。毎日たくさんの画像を作るなら、Canvaの20回はすぐ使い切るかもしれません。予約投稿の道具に支払うかは、投稿先の数で決まりそうです。無料の3チャンネルで足りるかが目安になります。

よくある失敗

気をつけること

出典

更新履歴

一部の出典は読めなかったため、その部分は前のままです。