3行でいうと
- 投稿づくりは、案出し、下書き、画像、予約投稿の4つに分けると道具を選びやすい。
- 案出しと下書きはChatGPT、Claude、Geminiの担当で、3つとも無料の登録で使える範囲がある。
- 画像つきの投稿はCanvaの無料プランが入口。ただしAIは標準または高品質のものを最大20回まで。
- 予約投稿までまとめるならBuffer。公式ページでは、無料プランでAIアシスタントが使えると書かれている。
SNSの投稿は、1本ずつは小さな作業です。でも毎日、毎週となると、ネタ探しと文章づくりと画像づくりが重なって、地味に重くなります。AIにどこまで手伝ってもらえるのか、用途から道具を選ぶ目線でまとめます。
先に断っておきます。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。手順は、公式のページに書かれている範囲を中心に書き、僕らの組み立てた使い方は「見立てです。」で始まる段落に分けました。
先に結論
- 投稿づくりは、4つの作業に分けて考えると道具を選びやすくなります。案出し、文章の下書き、画像、予約投稿です。
- 案出しと下書きは、ChatGPT、Claude、Geminiのような対話型のAIが担当します。3つとも、無料の登録で使える範囲があります。
- 画像つきの投稿を作るなら、Canvaの無料プランが入口になります。ただしAIを使える回数に上限があります。
- 予約投稿までまとめるなら、Bufferです。公式ページでは、無料プランでAIアシスタントが使えると書かれています。
- どの道具も、AIの出した文章をそのまま投稿するかどうかは、自分で決めるところです。
作業を4つに分ける
| 作業 | 具体例 | 向く道具の種類 |
|---|---|---|
| 案出し | 来週の投稿ネタを10個ほしい | 対話型のAI |
| 下書き | ネタを140字や短い文章にしたい、口調を変えたい | 対話型のAI、Canva、Buffer |
| 画像 | 投稿に添える図やバナーがほしい | Canva、対話型のAIの画像づくり |
| 予約投稿 | 決めた時間に自動で出したい | Buffer |
画像づくりの道具の選び方や、商用利用の確かめ方は、別の記事(ブログやお店で使う画像をAIで作る)にまとめます。この記事は、文章と投稿の流れが中心です。
使える道具の候補
公式のページで確かめた5つです。2026年10月22日に読み直した時点のものです(Canvaの米国のページだけは10月22日に読めず、10月8日に読んだ内容です)。
| 道具 | 投稿づくりでの役割 | 無料でどこまで | 有料の例(公式の表示) |
|---|---|---|---|
| ChatGPT(OpenAI) | 案出し、下書き、書き直し。画像づくりも | 無料プランあり。文字のやりとりは日常の範囲で上限なし(乱用防止の仕組みつき)。画像づくりは別の上限あり | プランごとの金額は、読んだページに表示されていませんでした |
| Claude(Anthropic) | 案出し、下書き、書き直し | 無料プランあり(0ドル)。回数の数字は公式に書かれていません | Pro:年払いで月17ドル、月払いで月20ドル |
| Gemini(Google) | 案出し、下書き。画像づくりも | 無料プランあり。回数の数字は公式に書かれていません | Google AI Plus:月4.99ドル、Google AI Pro:月19.99ドル(米国の表示) |
| Canva | デザインの中で文章づくり(Magic Write)、画像づくり | 無料プランあり。AIは標準または高品質のものを最大20回 | Canvaプロ:年額11,800円(日本のページ) |
| Buffer | 投稿の下書き、予約投稿 | 無料プランあり。3チャンネルまで | Essentials:1チャンネルあたり月5ドル(月払い) |
ChatGPT
OpenAIのヘルプには、無料プランで使えるものとして、ウェブ検索、データ分析、ファイルや画像のアップロード、画像づくりなどが並んでいます。文字のやりとりについては「日常の範囲では上限なし。ただし乱用を防ぐ仕組みがある」と書かれています。画像づくりには別の上限があり、上限に達すると知らせが出る、と書かれています。具体的な数字は書かれていませんでした。
プランの名前は、無料プランのFAQに、個人向けは無料、Go、Plus、Proと書かれています。料金ページ(chatgpt.com/pricing)は、10月22日に読んだ範囲では、プラン名も金額も表示がありませんでした。有料の金額は、ご自身の画面で見てください。
Claude
Anthropicの料金ページでは、無料プランについて、ウェブ、デスクトップ、スマートフォンでのチャット、ウェブ検索、ファイルづくり、会話をまたいだ記憶などが書かれています。有料のProは、年払いなら月あたり17ドル(一括で200ドル)、月払いなら月20ドルです。別のヘルプページでも、Proは月20ドルまたは年200ドルと確認できました。
使える量の数字は、無料については書かれていませんでした。ヘルプには、混み合う時間帯にはProの1回の使用枠が無料の5倍以上、と書かれています。使用枠は5時間ごとにリセットされるとも書かれています。
Gemini
Googleの案内では、無料プランで、Geminiのアプリ、画像の生成と編集、Deep Research、Canvas、Gemsが使えると書かれています。ヘルプには、無料の人の上限は「標準」と書かれていて、回数の数字はありませんでした。5時間ごとに上限が戻り、週ごとの上限に達するまで使える、という説明です。上限は予告なく変わることがある、とも書かれています。
有料は、Google AI Plusが月4.99ドル、Google AI Proが月19.99ドルです。これは米国向けの表示で、日本の金額はページに出ていませんでした。
Canva
Canvaには、デザインの中で文章を作る「マジック作文(Magic Write)」があります。ヘルプによると、デザインを開いてクイックアクション(または「/」キー)からMagic Writeを選び、頼みごとを入れます。途中で止めたり、作り直したり、追加の指示で直したり、結果をデザインに入れたりできます。すでにある文章を選んで、短くする、口調をくだけたものやかしこまったものに変える、といったこともできます。保存した自分の口調に合わせる機能も書かれています。
料金は、日本のページで、無料が0円、Canvaプロが年額11,800円、Canvaビジネスが年額18,800円(いずれも1人あたり)でした。月額の表示はありませんでした。無料のAI枠は「標準モデルまたは高品質モデルを最大20回」で、最高品質のモデルは無料では使えない、と書かれています。米国のページでも同じ「最大20回」の表示を確認しました。文章づくりと画像づくりは、この共通の枠から消費される扱いのようです(ページの比較表の読み取りで、ヘルプの記載とは別です)。
Buffer
Bufferは、SNSの投稿を予約するための道具です。公式ページによると、AIアシスタントは、ネタ出し、書き直し、プラットフォームに合わせた投稿づくり、すでにある投稿の再利用、長い文章の短縮に使えます。口調、長さ、構成は、投稿の作成画面の中で調整できると書かれています。
無料プランは、つなげるチャンネル(FacebookやInstagramなどの投稿先の単位)が3つまで、1チャンネルあたり予約が10件まで、と書かれています。AIアシスタントは無料でも含まれ、無料のアカウントでも制限なしで使える、という趣旨の記載がありました。有料のEssentialsは1チャンネルあたり月5ドル、Teamは月10ドルです。
注意点があります。料金表には、無料プランの欄に「AIの返信の提案が週5件」という行もありました。これは投稿の下書きとは別の、コメントへの返信の機能のように見えますが、ページの説明だけでは確かめきれていません。
最初の1回のやり方
公式の手順があるのはCanvaとBufferの画面操作だけです。対話型のAIの頼み方は、僕らの組み立てです。
対話型のAI(ChatGPT、Claude、Gemini)
見立てです。まず、AIに自分の状況を3行で伝えるのが近道だと思います。
- 誰が、どのSNSに、何のために投稿するか(例:個人で営むパン屋、Instagram、来店につなげたい)
- 投稿の長さと口調(例:100字前後、親しみのあるていねいな言葉)
- 今回のネタ(例:新作のりんごパン)
そのうえで「この条件で投稿案を3つ出して」と頼み、気に入った案に「もう少し短く」「絵文字は使わない」と重ねて頼みます。1回で完成を求めず、直しを重ねるほうが、自分の言葉に近づくと思います。公式の手順ではなく、僕らの考えです。
Canva
公式の手順は、上で書いたとおりです。デザインを開いて、クイックアクションかスラッシュキーからMagic Writeを選び、頼みごとを入れます。画像つきの投稿なら、画像と文章を同じ画面で並べて作れるのが利点です。
Buffer
公式ページは、投稿の作成画面の中でAIアシスタントを使うと説明しています。細かい画面の操作手順は、読めたページには書かれておらず、確認できていません。
無料でどこまで使えるか
- ChatGPT:文字のやりとりは日常の範囲で上限なし。画像づくりは別の上限あり。数字は未公開です。
- Claude:無料プランあり。使える量の数字は公式に見つけられていません。
- Gemini:無料プランあり。ヘルプには「標準の上限」とあり、数字はありません。
- Canva:AIは標準または高品質のものを最大20回。最高品質は使えません。
- Buffer:3チャンネルまで、1チャンネルあたり予約10件まで。AIアシスタントは無料でも含まれます。
見立てです。ネタ出しと下書きだけなら、対話型のAIの無料プランで足りる人が多そうです。毎日たくさんの画像を作るなら、Canvaの20回はすぐ使い切るかもしれません。予約投稿の道具に支払うかは、投稿先の数で決まりそうです。無料の3チャンネルで足りるかが目安になります。
よくある失敗
- 情報が足りないまま頼む:誰が、どこに、何のために、を伝えないと、どこにでもある文章が出やすくなります。
- 事実を確かめない:お店の営業時間、価格、効能などをAIが作ってしまうことがあります。数字や固有名詞は、自分で見直してください。
- 同じ型の投稿が並ぶ:AIの出す案は似た形になりやすいです。自分の言葉で一言足すと、読む人に伝わりやすくなると思います(見立てです)。
- 無料の枠を一度に使い切る:Canvaは20回、他も5時間ごとの上限があります。先に文章を決めてから画像を作ると、無駄が減ります。
- 予約を入れすぎる:Bufferの無料プランは、1チャンネル10件までです。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。
- 料金と無料の範囲は変わりやすいです。2026年10月22日に読み直した時点のものです(Canvaの米国のページを除く)。
- ClaudeとGeminiの料金はドル表示で、円の価格は確認できていません。ChatGPTの有料プランの金額は、読んだページに表示がありませんでした。Canvaは、日本のページが円、米国のページがドル(プロ年額144ドル)で、表示が地域で違います。米国のページは10月22日には読めず、ドルの金額と「最大20回」の表示は10月8日に読んだ内容のままです。日本のページは10月22日にも、プロが年額11,800円、ビジネスが年額18,800円、無料のAIが最大20回、と読めました(税込か税別かの表示は、読めた範囲にありませんでした)。
- Canvaのヘルプにある「AI利用上限」の記事は読めませんでした。画像づくりと文章づくりが、どの区分でどれだけ消費されるかは、確認できていません。
- Bufferの「AIの返信の提案が週5件」の意味は、確かめきれていません。
- SNSごとの投稿ルールや、AIで作った内容の表示の決まりは、投稿先のサービスの公式案内で確認してください。この記事では確かめていません。
- 個人情報や取引先の情報をAIに入れてよいかは、各社の設定と自分の職場やお店の決まりによります。
- 設定画面や機能の名前は、公式のページから書いています。手元の画面と違うことがあります。
出典
- Buffer 料金ページ(Buffer、2026年10月22日確認)
- Buffer AI Assistant(Buffer、2026年10月22日確認)
- Canva 料金(米国、Canva、2026年10月8日確認)
- Canva 料金(日本、Canva、2026年10月22日確認)
- Magic Write(Canva ヘルプ、2026年10月22日確認)
- ChatGPT Pricing(OpenAI、2026年10月22日確認)
- ChatGPT Free Tier FAQ(OpenAI ヘルプ、2026年10月22日確認)
- Claude Pricing(Anthropic、2026年10月22日確認)
- Choosing a Claude plan(Anthropic ヘルプ、2026年10月22日確認)
- About Claude's Pro plan usage(Anthropic ヘルプ、2026年10月22日確認)
- Gemini Subscriptions(Google、2026年10月22日確認)
- Gemini Apps の利用上限(Google ヘルプ、2026年10月22日確認)
更新履歴
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2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
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2026年10月22日 公式の資料を読み直して、次の点を直しました。
- 前:ChatGPTの料金ページに、無料、Go、Plus、Proの4プランが並ぶ → いま:10月22日の料金ページにはプラン名も金額も表示なし。4つの名前は無料プランのFAQにある
- 前:Canvaの日本のページの金額は、10月8日の内容 → いま:10月22日にも、プロ年額11,800円、ビジネス年額18,800円、無料のAIは最大20回と読めた
一部の出典は読めなかったため、その部分は前のままです。
