3行でいうと

  • Webの作り方は3つの入口(Text to Video、Image to Video、Reference to Video)と、画像用の2つ(Text to Image、Reference to Image)があります。どれも「Try Vidu」から入り、「Create」で作ります。
  • プロンプトは、Subject(主役)、Action(動き)、Camera(カメラ)、Scene(場面)、Style(画風)の5つで書く、と公式は案内しています。1つの場面の主な動きは1つにする、とも書いています。
  • コマンドとAPIは、「作る依頼を出す → 状態を何度か確かめる → 結果を保存する」の3段階です。結果のURLは24時間で切れる、とAPI文書は書いています。
  • 数字(長さ、解像度、枚数)は公式ページ同士で食い違います。手元の画面を優先してください。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

最初の1時間の順番(この記事の案)

順 やること 参照する節 目安となる確認点
1 05の段階1でアカウントを作り、サインインした画面の「残りクレジット」の表示を見る 05 表示の場所は公式で確認できていない
2 文章だけで1本作る(Text to Video) 場面1 完成したらプレビューできるか
3 手元の写真1枚を動かす(Image to Video) 場面2 元の絵の見た目が保たれているか
4 同じ人物を2カット出す(Reference to Video) 場面3 人物の見た目がそろうか
5 画像を1枚作る(Text to Image) 場面4 解像度の選択肢
6 05のコマンドが入っていれば、見積りを出してから1本作る 場面7 クレジットの減り方
7 結果をダウンロードし、保存期限(API結果は24時間)を確認 場面8

場面1:文章だけで動画を作る(Text to Video)

公式の機能ページ(www.vidu.com/ai-text-to-video)に書かれた順番です。

手順

  1. サインインした状態で、画面右上の「Try Vidu」を押します。
  2. 一覧から「Text to Video」を選びます。アイデアを探したいときは、同じページに「Explore」「Template」のページがある、とも書かれています。
  3. 入力欄(input box)にプロンプトを書きます。
  4. 設定を選びます。公式が挙げているのは、スタイル(style)、本数(number of videos)、アスペクト比(aspect ratio)です。選択肢の一覧は、このページには書かれていません。
  5. 「Create」を押します。
  6. 完成を待ちます。待ち時間、途中の表示は、公式の資料では確認できていません。

例のプロンプト(この記事の例)

公式の5つの要素(Subject、Action、Camera、Scene、Style)に合わせて組みました。公式の例文ではありません。日本語の入力でよいか、英語がよいかという条件は、公式の資料では確認できていません。

要素 この記事の例
Subject(主役) 赤いレインコートを着た小さな女の子
Action(動き) 水たまりをゆっくり飛び越える
Camera(カメラ) 低い位置から、ゆっくり追いかける
Scene(場面) 雨上がりの夕方の住宅街
Style(画風) 映画のような、やわらかい光

つなげた1文:「赤いレインコートを着た小さな女の子が、雨上がりの夕方の住宅街で水たまりをゆっくり飛び越える。低い位置から、ゆっくり追いかける。映画のような、やわらかい光。」

公式が挙げる、弱い結果の原因

公式は「1つの場面には主な動きを1つ」と書いています。

場面2:1枚の画像を動かす(Image to Video)

公式の機能ページ(www.vidu.com/ai-image-to-video)に書かれた順番です。

手順

  1. 「Try Vidu」を押し、「Image to Video」を選びます。
  2. 最初の画像(starting frame)をアップロードします。必須です。
  3. 任意で、2枚目の画像を最後の絵(ending frame)として足せます。
  4. プロンプトを書きます。公式は「画像に写っているものを繰り返さず、動きを書く」と案内しています。構成は「被写体の動き+カメラの動き+場面の変化+画風」です。
  5. 長さ(duration)、解像度(resolution)、動きの量(movement amount)を選びます。数字の選択肢は、機能ページには書かれていません。
  6. 複数本を作る場合は「Amount」のスライダーで本数を選びます。
  7. 「Create」を押します。

画像の選び方(公式の記載)

例のプロンプト(この記事の例)

画像が「帽子をかぶった犬が公園に立っている写真」だった場合の、動きとカメラだけを書く例です。

「犬がゆっくり顔を上げて、しっぽを振る。カメラはゆっくり寄っていく。風で木の葉が少し揺れる。」

画像に写っている犬の特徴(帽子、公園)は、繰り返していません。

最後の絵を足したとき

公式のページは、この機能を「First & Last Frames Control」と呼んでいます。vidu-skillsの parameters.md は、コマンドの側の説明として、「最初と最後が似ていると滑らかな移り変わり、大きく違うと強い変形になる」と書いています。

場面3:同じ人物や物を何カットも出す(Reference to Video)

公式の機能ページ(www.vidu.com/ai-reference-to-video)に書かれた順番です。Vidu Q4のページは、このモードの入口を「/create/character2video」というアドレスのリンクとして示しています。

手順

  1. 「Try Vidu」から「Reference to Video」を選びます。
  2. 参照画像を入れます。自分の画像か、RefHubの画像かを選べます。枚数は、機能ページは「1〜7枚」、Vidu Q4のページは「1〜15枚(音声は0〜3つ)」と書いており、食い違っています。
  3. プロンプトに、人物や物の動きを書きます。機能ページの例には、参照に「@Cowboy」「@Bar」「@Lady」のような名前をつけてプロンプトに書く形が出てきます。名前の付け方や書き方の細かい規則は、このページには書かれていません。
  4. 解像度、アスペクト比などを選びます。
  5. 「Create」を押します。
  6. 完成したら、プレビューして、端末にダウンロードします。ダウンロードの操作の場所は、公式の資料では確認できていません。

コツ(公式の記載)

Q4のReference to Videoの仕様(Vidu Q4のページの記載)

項目 書かれていること
長さ 1〜16秒(FAQ)
解像度 2K / 4K
参照画像 1〜15枚
音声の参照 0〜3つ。キャラクターの声、感情、口の動きに使える、と紹介

例のプロンプト(この記事の例)

参照を2つ入れて、2人が会話する場面を作る想定です。参照の名前の付け方は公式の規則が分からないので、ここでは名前を出さずに書いています。

「1枚目の人物が窓辺に立って、2枚目の人物に話しかける。2枚目の人物は笑ってうなずく。カメラは2人の間をゆっくり回る。」

場面4:画像を作る(Text to Image、Reference to Image)

公式の「AI Image Generator」ページ(www.vidu.com/ai-image-generator)の順番です。

手順

  1. 「Try Vidu」から、「Text to Image」か「Reference to Image」を選びます。
  2. 文章から作るなら、情景や画風を書きます。参照から作るなら、画像を1枚以上入れ、プロンプトを足します。参照は最大7枚、とページの説明にあります。
  3. 解像度(1080p、2K、4K)、サイズ(アスペクト比は任意)、枚数を選びます。枚数の範囲は書かれていません。
  4. 「Create」を押します。
  5. 作ったあとは、「Edit content」(内容の編集)、「Resize」(大きさの変更)、「Upscale resolution」(解像度を上げる)が使える、と書かれています。

プロンプト(公式の案内)

被写体、画風、構図、照明、アスペクト比を書き、結果を見ながらプロンプトか設定を直す、と公式のFAQにあります。

権利について

無料ユーザーが作った画像には商用利用の権利が含まれない、有料ユーザーの画像は規約の範囲で商用利用できる、とページは書いています。最新の規約を読むよう、ページも案内しています(04参照)。

場面5:効果音を作る(AI Sound Effect Generator)

公式ページ(www.vidu.com/ai-sound-effect-generator)の3つの手順です。

  1. 「wind」「footsteps」のようなアイデアを入力し、音が始まる時刻を決めます。
  2. 長さを1〜10秒から選びます。音を足して重ねることもできます。
  3. 「Create」を押し、できた音をダウンロードします(「共有」の操作があるかは、読んだ範囲では確認できていません)。

ページは、出力は48 kHz、重ね合わせができる、と書いています。サインインなしで試せる、という記述もありますが、条件の詳細は書かれていません。無料ユーザーが作った効果音には商用利用の権利が含まれません。

場面6:Vidu Agentに任せる

公式のVidu Agentのページ(www.vidu.com/vidu-claw)が書いていることです。Vidu Agentは、OpenClawという公開の枠組みの上に作られ、Vidu Q3を使う、とページは書いています。

手順

  1. Viduにログインします。
  2. Vidu Agent(ページが示す入口は https://www.vidu.com/claw)を開きます。入口のページの本文は取得できませんでした。
  3. 作りたい結果を言葉で伝えます。ページは「プロンプトの工夫は要らない」と書いています。
  4. インストールや設定は要らない、とページは書いています。

ページに挙がっている「スキル」

ソーシャル動画の自動化(TikTok、Instagram、YouTube Shorts向け)、台本から動画、AIアバター動画、Text to Video、顔を出さない動画の流れ(Faceless Video Workflow)。それぞれの詳しい手順は、読めたページ(Social Video Automationのページ)には書かれていませんでした。

料金は「サブスクリプションとクレジット制を組み合わせたモデル」とだけ書かれ、金額はありません。

場面7:コマンドで作る(vidu-cli)

05の段階5〜6が終わっている前提です。以下のコマンドは、vidu-skillsとvidu-cliのREADMEの例です。値(プロンプト、数値)は、READMEの例のままです。

手順

  1. 費用の見積りを出します(READMEの例)。
vidu-cli task cost --type text2video --model-version 3.2 --duration 8
  1. 依頼を出します(vidu-skillsのREADMEの例)。
vidu-cli task submit \
  --type text2video \
  --prompt "A cat running through a meadow" \
  --model-version 3.2 \
  --duration 5 \
  --resolution 1080p
  1. 返ってくるもの:task_id を含むJSON。parameters.md は成功時の形を {"ok": true, "task_id": "...", "trace_id": "..."} と書いています。
  2. 状態を確かめます。
vidu-cli task get <task_id>

<task_id> は、手順3で返った値に置き換えます。返ってくるもの:task_id、state、type、model、err_code、err_msg(vidu-cliのREADME)。

  1. 状態の流れは、created、queueing、preparation、scheduling、processing、そして終わりの success / failed / canceled です。終わりの3つが出るまで、確かめを繰り返します。errors_and_retry.md は、確かめの間隔を3〜5秒とし、長い動画は5秒から始めて1分後に10秒にする、と書いています。
  2. 成功したら、保存先を指定して取り出します。
vidu-cli task get <task_id> --output ./output
  1. 注意:parameters.md は、ok: true でも state が failed のことがあると書いています。state も見てください。

画像から作る(READMEの例)

vidu-cli task submit \
  --type img2video \
  --prompt "slow camera push-in" \
  --image ./photo.jpg \
  --model-version 3.2 \
  --duration 5 \
  --transition pro

READMEは、img2video と headtailimg2video では --transition が必要な場合がある、と書いています。画像はローカルのパスかURLで渡せます。URLの場合は、いったんダウンロードしてからアップロードされる、と parameters.md は書いています。

種類とモデルの対応(READMEの記載)

--type 内容 モデル版の例
text2video 文章から動画 3.0、3.1、3.2、3.2_a
img2video 1枚の画像から動画 同上
headtailimg2video 最初と最後の絵から動画 同上
character2video 参照から動画(Webの Reference to Video にあたる) 3.0、3.1、3.1_pro、3.2、3.2_a。vidu-cliのREADMEは、3.4を「Q4」の表に載せ、540p〜4Kと書く
text2image 文章から画像 3.1、3.2_fast_m、3.2_pro_m、3.2_image_2 など
reference2image 参照から画像 同上

parameters.md は、モデル版の呼び名を「3.0(Q1)、3.1(Q2)、3.2(Q3)、3.2_a(Omni Video Pro)」と書いています。同じファイルは、画像の「3.2_image_2」を「全能Image 2」とも「GPT-Image 2」とも呼び、テキスト描画に強いマルチモーダルの画像生成モデル、という趣旨の説明を添えています。「GPT-Image 2」という呼び名がどの会社のどのモデルを指すのか、提供元がどこかは、このファイルには書かれていません。この記事も意味を断定しません。

声と口パク(READMEの例)

vidu-cli task tts-voices
vidu-cli task tts --prompt "Hello, this is a test." --voice-id English_Trustworth_Man
vidu-cli task lip-sync --video ./clip.mp4 --text "Hello, world!" --voice-id English_Aussie_Bloke

場面8:APIで作る

API Platformの文書の例です。キーの取り方は05の段階9を見てください。

手順(画像から動画。文書のcurlの例を並べたもの。取得は要約を経由したので、実行前に原文と照らしてください)

  1. 依頼を出します。文書のcurlの例は次のとおりです。{your api key} に自分のキーを入れます。
curl --request POST \
  --url 'https://api.vidu.com/ent/v2/img2video' \
  --header 'Authorization: Token {your api key}' \
  --header 'Content-Type: application/json' \
  --data '{
  "model": "viduq4-preview",
  "images": [
    "https://prod-ss-images.s3.cn-northwest-1.amazonaws.com.cn/vidu-maas/template/image2video.png"
  ],
  "prompt": "The astronaut waved and the camera moved up.",
  "is_rec": true,
  "duration": 5,
  "resolution": "720p",
  "audio": true,
  "seed": 0,
  "payload": "string",
  "callback_url": "string"
}'
  1. 返ってくるもの:task_id、state(最初は created)、使われた設定、credits(使ったクレジット)、created_at。
  2. 結果を取ります。
curl --request GET \
  --url 'https://api.vidu.com/ent/v2/tasks/{your_id}/creations' \
  --header 'Authorization: Token {your api key}'
  1. 返ってくるもの:id、state、err_code、credits、creations(url、cover_url、watermarked_url)。url と cover_url は24時間有効、と文書にあります。
  2. 保存したい場合は、期限内にダウンロードします。

認証ヘッダーの書き方は、API文書のページ同士で違います(参照から動画の文書は、作る側が Token、結果を取る側が Bearer。画像生成の文書は Token{your api key} と Token {your api key} の両方)。詳しくは05の段階9にあります。上の例は、画像から動画の文書に出ている形です。

設定項目(画像から動画。文書の記載)

項目 内容
model viduq4-preview
images 1枚。Base64のデータURIまたは公開されたURL。png、jpeg、jpg、webp。1枚50MBまで、リクエスト全体20MBまで
prompt 20,000文字まで
is_rec true(初期値):システムが推奨するプロンプトを使う。false:自分のプロンプト
duration 3〜16(初期値5)
resolution 540p、720p(初期値)、1080p、2K、4K
audio true(初期値):音あり。false:無音
seed 0か未指定でランダム
payload そのまま返される値。1,048,576文字まで
callback_url 状態が変わるたびにPOSTされるURL

参照から動画、画像、効果音のAPI

種類 呼び出し先 読めた内容
参照から動画 POST https://api.vidu.com/ent/v2/reference2video 画像1〜15枚、音声0〜3つ(3〜12秒、mp3、50MBまで)、長さ3〜16、アスペクト比 1:1、9:16、16:9、3:4、4:3。文書に「サブジェクトの呼び出し([@subjects_name])は今は未対応」という注記と、プロンプトの説明に同記法を使う記述が両方あり、食い違っている
画像生成 POST https://api.vidu.com/ent/v2/reference2image モデル viduq2(0〜7枚)、プロンプト2,000文字まで、解像度1080p、2K、4K
効果音 POST https://api.vidu.com/ent/v2/timing2audio モデル audio1.0、長さ2〜10秒、時刻つきの指示(timing_prompts)、BGMは作らない

完成を知らせてもらう(callback_url)

callback_url を付けると、状態が変わるたびにViduがそのURLにPOSTします。processing、success、failed の3つの状態が来て、success と failed は配送に失敗すると3回まで再試行されます。署名の確かめ方の文書(Callback Signature)は、リンク先が「Document not found」で読めませんでした。署名の方式は書けません。

場面9:作ったものを見直す・やり直す

状況 公式の記載 次の手
結果が思ったものと違う 画像のFAQ:結果を見ながらプロンプトか設定を直す プロンプトを5つの要素で見直す
人物の顔や服が変わる Reference to Videoのページ:人物ごとに参照を作る 参照を足す
動きが不自然 Image to Videoのページ:動きを詰め込みすぎない 主な動きを1つにする
失敗した(コマンド) err_code(例:INVALID_PROMPT_LENGTH、INSUFFICIENT_CREDITS、CONTENT_MODERATION、TASK_TIMEOUT)をそのまま報告 内容に応じて直す。審査の基準は読めていない
同じ結果を再現したい APIの seed に0以外を入れると再現できる(Reference to Videoの文書) 値を控えておく

気をつけること

出典