3行でいうと

  • Webで使うには、vidu.comの「sign in」からメール、Google、Apple(日本語ヘルプはメールとGoogle)でアカウントを作ります。インストールは要りません。
  • エージェントやコマンドから使うには、Webにログインしたあと、アカウントメニューの「Vidu Token」でトークンを取り、環境変数 VIDU_TOKEN に入れます。海外では VIDU_BASE_URL に https://service.vidu.com を入れる、と公式は書いています。
  • コマンドラインの道具 vidu-cli は、npm(またはcargo)で入れます。Nodeの版は、READMEによって「14以上」と書かれていたり、書かれていなかったりします。
  • アプリ(Vidu App)の入手先、API Platformでのキーの取り方は、読めたページでは確認できていません。確認できた範囲と、できていない範囲を分けて書きます。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

どれを入れるか:入口の一覧

入口 入れるもの 公式で読めたこと 読めていないこと
Web(vidu.com) なし。アカウントだけ ヘルプ「How to set up my account?」に作り方 日本語の生成画面の表記
Vidu App 不明 トップページに「Get App」の表示がある 入手先のリンク、対応OS、年齢区分
vidu-cli Node.js(npm)、またはRustのcargo READMEに npm install -g vidu-cli@latest と cargo install vidu-cli Nodeの版(READMEにより記述が違う)
vidu-skills(エージェント用) npx skills の仕組み、vidu-cli、トークン READMEに導入のコマンド スキルが置かれる場所(フォルダ)の記載
API Platform APIキー 文書にヘッダーの形、呼び出し先 キーの発行画面、料金の数字
Vidu S2のサンプル(vidu-s1-api) Node.js 20以上、Chrome/Edge、APIキー、マイク READMEに手順 詳細はAPI文書の「Streaming」(取得できず)

段階1:Webでアカウントを作る

公式ヘルプ「How to set up my account?」の内容に沿った手順です。英語のヘルプと日本語のヘルプで、書かれているログイン方法が違います。

ページ 書かれていること
英語のヘルプセンター(www.vidu.com/help-center) vidu.comで「sign in」をクリックし、メール、Google、Appleのいずれかで登録する
日本語のヘルプセンター(www.vidu.com/ja/help-center) vidu.comで「ログイン」をクリックし、メールアドレスまたはGoogleアカウントでログインして、画面の案内に従う

手順

  1. ブラウザで https://www.vidu.com/ を開きます(日本語のページは https://www.vidu.com/ja)。
  2. 「sign in」(日本語ページでは「ログイン」)を押します。ボタンの位置は、公式の資料では確認できていません。手元の画面と照らしてください。
  3. メール、Google、Appleのうち、画面に出ているものを選びます。Appleは、日本語のヘルプには出てきません。画面に出るかどうかは、手元の画面で確かめてください。
  4. 画面の案内に従って登録を終えます。メールで登録する場合の確認メールの有無や、パスワードの条件は、読んだ範囲では書かれていません。
  5. 登録後に、ヘッダーに「Home」「Assets」「Create」「Agent」「Tools」などが並ぶ画面(公式のRefHubのページで読み取れた表示)に入れるか確かめます。

登録後に知っておくこと(ヘルプの記載)

段階2:アプリ(Vidu App)

公式トップページとVidu Q4のページに「Get App」の表示があります。僕らが読んだ範囲では、App StoreやGoogle Playへのリンク、対応OS、アプリの画面の言語、年齢区分は書かれていませんでした。トップページはViduのアプリを「An all-in-one collaborative creation app」と紹介しています。

段階3:Vidu Tokenを取る(コマンド・エージェントから使う場合)

vidu-skillsのREADMEが書いている取り方です。READMEには画面の写真がありますが、取得できたのは文章だけです。

手順

  1. 段階1で作ったアカウントで、vidu.com(海外向け)にログインします。中国本土向けのvidu.cnでは手順が別にあります(この記事は海外向けのvidu.comだけを扱います)。
  2. 画面左のサイドバーにある、アカウントのアイコン(アバター)からメニューを開きます。READMEは「avatar in the left sidebar」と書いています。
  3. メニューの「Vidu Token」を選びます。
  4. 表示されたトークンを控えます。人に見せたり、公開の場所に貼ったりしないでください。 READMEは、できれば権限の小さいトークンを使い、本番用や強い権限のトークンは最初の試しには使わないよう書いています。権限の小さいトークンを作る方法は、読んだ範囲では書かれていません。
  5. Vidu Agentのページは、同じトークンを「Get Vidu TOKEN」のリンクから取る、と案内しています。リンク先のアドレスは取得できませんでした。

トークンの失効(取り消し)や再発行の手順は、記載が見つかりませんでした。

段階4:ターミナルを開く

ここは、Viduの資料ではなく一般的な説明です。

OS ターミナルの例
macOS 「ターミナル」アプリ
Windows PowerShell、またはコマンドプロンプト
Linux お使いのディストリビューションのターミナル

Viduの資料は、OSごとの違いを書いていません。以降のコマンドは、READMEの書き方のまま載せます。

段階5:Node.jsとvidu-cliを入れる

Nodeの版について(資料によって書き方が違う)

資料 書かれていること
vidu-skillsのREADME vidu-cliを入れるにはNode.js 14以上が必要
vidu-skillsのSKILL.md(メタ情報) node と npm が必要。npmで入れる。Node.js 14以上。postinstallの段階でGitHubからプラットフォーム用のバイナリを取ってくる(表が崩れて読めた範囲)
vidu-cliのREADME Nodeの版やほかの実行環境は書かれていない。npmとCargo(Rust)の2つの入れ方だけ書かれている
vidu-s1-apiのREADME(S2のサンプル用) Node.js 20以上

どれを守るべきかは、書き分けません。使う道具に近い資料(vidu-cliなら、vidu-skillsのREADMEの「14以上」)を見たうえで、新しい版が入っているかを手元で確かめてください。Node.jsの入れ方そのものは、Nodeの公式の資料にあり、Viduの資料にはありません。

手順(npmで入れる場合)

  1. ターミナルで、Nodeが入っているか確かめます(この記事の案。Viduの手順ではありません)。
node --version
npm --version
  1. READMEのコマンドで入れます。
npm install -g vidu-cli@latest
  1. もう1つの入れ方として、vidu-cliのREADMEはCargoを挙げています。
cargo install vidu-cli
  1. READMEは、入れた後の確認コマンドを書いていません。この記事の案として、使える状態かを確かめる方法を「段階8」に書きます。

気をつけること

段階6:環境変数を設定する

READMEが書いている変数は次の3つです。

変数 必須 意味(READMEの記載)
VIDU_TOKEN はい 段階3で取ったトークン
VIDU_BASE_URL いいえ 呼び出し先。vidu-skillsのREADMEの既定は https://service.vidu.cn。海外は https://service.vidu.com
VIDU_DEBUG いいえ 1 にすると、返ってきた中身の全文を標準エラーに出す

vidu-cliのREADMEは、VIDU_BASE_URL について「China: service.vidu.cn, Global: service.vidu.com」と書いています。Vidu Agentのページも、中国本土以外では https://service.vidu.com を使うよう書いています。

手順(macOS、Linuxのターミナル。READMEの export の形に合わせた組み立て例)

  1. 次の2行を実行します。your_token の部分を、段階3のトークンに置き換えます。この2行は、vidu-cliのREADMEの export の形(READMEの例は export VIDU_TOKEN=your_api_token)に合わせ、海外向けの値にした、この記事で組んだ例です(動作は確かめていません)。READMEの VIDU_BASE_URL の例の行は service.vidu.cn で、vidu-skillsのREADMEには export の行がありません。
export VIDU_TOKEN=your_token
export VIDU_BASE_URL=https://service.vidu.com
  1. これは、いま開いているターミナルの中だけで有効、というのが export の一般的な動きです(Viduの資料の記述ではありません)。ターミナルを閉じると消えるので、そのつど設定するか、自分の環境の設定ファイルに書くか、は自分で決めます。トークンを設定ファイルに書く場合は、そのファイルを人に見せない・公開のリポジトリに入れない、ことに注意してください。

Windowsでの書き方

公式の資料では確認できていません。READMEは export の形だけです。この記事の案として、PowerShellの一般的な書き方を載せます。Viduの手順ではなく、動作は確かめていません。

$env:VIDU_TOKEN = "your_token"
$env:VIDU_BASE_URL = "https://service.vidu.com"

段階7:エージェント用スキルを入れる

vidu-skillsのREADMEは、次のどちらかで入れる、と書いています。

入れ方 コマンド(READMEのまま) READMEの説明
npx skills npx skills add shengshu-ai/vidu-skills Claude Code、Cursor、Copilotなど40以上のエージェントに対応、と書かれている。READMEは「recommended」と書いている
ClawHub(OpenClawの仲間) clawhub install github:shengshu-ai/vidu-skills OpenClawの環境向け

段階8:動作の確かめ方

READMEは、導入が終わったかどうかを確かめる専用のコマンドを書いていません。READMEに載っているコマンドの中で、動画を作らずに情報を返すものがあります。これを「確かめ」に使うのは、この記事の案です。

コマンド(READMEのまま) READMEの説明 期待される結果(公式の記載)
vidu-cli quota credit ユーザーのクレジット残高を調べる 出力の形は、読んだ範囲では書かれていない
vidu-cli quota pass claw-passの1日の枠を調べる 同上。claw-passが何かは、READMEに説明がない
vidu-cli task cost --type text2video --model-version 3.2 --duration 8 動画のクレジット費用の見積り 同上

段階9:API Platform(自分のプログラムから呼ぶ場合)

API Platform(platform.vidu.com)の文書で読めたことです。

たとえ話

引っ越しにたとえると、Webで使うのは「公共の施設を会員証1枚で使う」ようなもの、vidu-cliとトークンは「自分の家に専用の窓口を引いて、合鍵(トークン)で出入りする」ようなものです。合鍵を人に渡すと、その人が自分の名前で使えてしまうので、置き場所に気をつける、と考えると分かりやすくなります。これは僕らのたとえで、公式の説明ではありません。

つまずいたときの確認点

次の表のうち「公式の記載」の列は、公式のREADMEや文書に書かれていることです。「この記事の案」の列は、公式に書かれていない確認点です。

症状 公式の記載 この記事の案
vidu-cli が見つからない READMEに記載なし 入れたあとにターミナルを開き直す。npm install -g が成功したかを見る
4xxで失敗する errors_and_retry.md:4xxは error.type、code、message を見て、パラメータかトークンを直す。繰り返し再試行はしない トークンの貼り間違い(前後の空白)を疑う
5xxや接続エラー 同:1秒、2秒、4秒の間隔で最大3回まで再試行し、だめなら報告 回線やプロキシの設定も確かめる
海外から繋がらない・認証が通らない READMEの既定は中国向け(service.vidu.cn)。海外は service.vidu.com VIDU_BASE_URL の値を確かめる。トークンを取ったサイト(.com か .cn)と合わせる
Required: --voice-id 音声合成に声のIDがない。vidu-cli task tts-voices で一覧を見て、IDを指定する
ClawPassExplicitModeRequired --schedule-mode を省略したときに、自動で選ばれた枠を使い切った場合。自動では再試行せず、クレジットを使ってよいときだけ --schedule-mode normal クレジットを使うかは自分で決める
ログインできない・アカウントが止まった ヘルプ:support@vidu.com に連絡
アプリが見つからない 記載が見つからない 公式サイトの「Get App」から探す

気をつけること

出典