3行でいうと
- 公式の規約(Section 4)は「現時点では公開APIも開発者向けプラットフォームも提供していない」という趣旨を書いています。MCPサーバー、プラグインの記述は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- ThetaWaveの中のAI機能のために、プロンプトや内容が OpenAI、Anthropic、Google に送られる、と公式のプライバシーポリシーは書いています。音声は Soniox または Deepgram に送られる、とあります。
- 資料の取り込み(入力)は、講義の音声、PDF、Word、テキスト、動画、ウェブページ、画像などが、公式の説明に出てきます。
- 書き出しは、料金表で、Freeは「—」、Proは「All common formats」。規約は、利用者が内容を機械で読める一般的な形式で書き出せる、と書いています。機能ページ「AI-Powered Notes Generator」には、PDF、DOCX、Markdown と書かれています。
- 公式が運営する連携と、コミュニティ製・第三者製の連携は、読んだ範囲では、どちらも見つかりませんでした。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式ページは要約の形で取得したため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」の意味です。
先に結論
- 公開APIは、公式が「現時点では提供していない」と書いている。 APIのキー、MCP、拡張機能、Zapierのような連携の説明は、公式サイト、ブログ、規約、ストアの説明のどこにも、読んだ範囲では出ませんでした。
- 「中の連携」は、ポリシーに書かれている。 ThetaWaveが外部の事業者を使ってAI機能を動かしている、という説明は、プライバシーポリシーにあります。これは、利用者が自分で設定する連携ではなく、サービスの裏側の話です。
- 出し入れの手段は、「アップロード」と「書き出し」。 取り込みは、ファイルやリンクを入れる形。書き出しは、有料プランの機能として、料金表と規約に出てきます。
- 見立て(僕らの意見): 他のAI(ChatGPTやClaudeなど)に、ノートを渡して使いたいときは、書き出し機能が頼りになりそうです。機能ページ「AI-Powered Notes Generator」には、PDF、DOCX、Markdown で書き出せる、と書かれています(「AI Study Assistant」のページは Markdown と PDF)。どのプランで使えるかは、資料によって書き方が違います。
前提:用語をそろえる
- API:ほかのソフトから、サービスの機能を呼び出すための窓口です。
- MCP(Model Context Protocol):AIのアプリと外部のツールをつなぐための共通の決まりです。このガイドでは、ThetaWaveの公式の対応は確認できていません。
- サブプロセッサー(sub-processor):サービスの運営を手伝う外部の事業者です。ポリシーは、ホスティング、分析、決済、エラー追跡などの事業者に、データを共有する、と書いています。
- インポート/エクスポート:外から取り込むことと、外へ書き出すことです。
公式が運営する連携
読んだ範囲で、公式に書かれていたものを、種類ごとに分けます。
| 種類 | 公式の資料に書かれていること | 載っている場所 |
|---|---|---|
| 取り込み(入力) | 講義の音声、PDF、Word、テキストをノートにする。動画、音声、PDF、教科書、スクリーンショット、ウェブページを入力にできる | 公式サイトのホームページ、App Storeの説明 |
| 取り込み(YouTubeのリンク) | 機能ページ「YouTube to Notes」が、公開されているYouTubeのリンクを貼ると、ノートにする、と説明。ブログも、リンクから始められると書く。非公開や年齢制限のある動画は、音声ファイルを入れる、とある | 機能ページ、公式ブログ(YouTubeの動画のノート) |
| 書き出し | Freeは「—」、Proは「All common formats」。規約は、内容を、設定画面(where available と書かれている)か、メール(contact@thetawave.ai)での請求を通じて、機械で読める一般的な形式で、いつでも書き出せると書く。機能ページ「AI-Powered Notes Generator」は PDF、DOCX、Markdown と書く。請求から30日以内に答える、という趣旨 | 料金ページ、規約(Terms) |
| 外部のサインイン | 外部のサインインサービスを使う場合、その基本情報を受け取る、とある | プライバシーポリシー |
| API/MCP/プラグイン | 読んだ範囲では見つからなかった | (該当なし) |
| スマホアプリ | iPhone(App Store)とAndroid(Google Play)にアプリがある | 公式サイト、各ストア |
内側で動くAIと、データの流れ
公式のプライバシーポリシー(2026年5月9日更新の表示)の要約です。利用者が選ぶ設定ではなく、サービスの設計として書かれています。
| 何が送られるか | 送り先(ポリシーの記述) | 公式の説明 |
|---|---|---|
| プロンプト、アップロードした内容(User Content) | OpenAI、Anthropic、Google | AI機能のために送る、とある。提供側は、安全と悪用の監視のために入力を短期間保持することがある、とある |
| 音声 | Soniox または Deepgram | 文字起こしのために送る、とある |
| 保存されるデータ | Supabase(データベース、認証、保存)など | データの保存先として挙げられている |
| 決済の情報 | Stripe(ウェブ)、Apple・Google(アプリ内課金) | Thetawave側は、カード番号の末尾4桁を受け取る、とある |
| 利用状況、端末情報、エラーの記録 | 分析、エラー追跡の事業者など | 自動で集める、とある |
AIの学習について、ポリシーは「Thetawave does not train any AI or machine-learning models on your User Content.」と書き、AI会社と文字起こしの会社との契約でも、学習に使わない約束をしている、と書いています。
公式以外の連携(コミュニティ製・第三者製)
- 読んだ範囲では、公式の資料にこの種の記述は見つかりませんでした。
- 僕らは、第三者の解説や、使い方を紹介する非公式の記事を、根拠にしていません。公式以外の連携を使う場合は、データがどこへ流れるか、その作り手の説明を、自分で確かめてください。
- 公式ブログには、NotebookLMやAnkiなどを比べる記事の題名が並んでいます。題名だけで、ThetaWaveとそれらの公式な連携を意味するものかは、読んだ範囲では確認できていません。
場面ごとの、つなぎ方の見立て
- ノートを他のAIに質問したい: ThetaWaveの中のAIアシスタントに質問するのが、公式が示す方法です。他のAIに渡すなら、書き出し(有料)を使う、が考えられます(見立て)。渡す前に、そのAIのサービスの、データの扱いを確認してください。
- 講義の録音を使う: 音声は、文字起こしの事業者に送られます。学校の規則と、録音の同意を、先に確かめてください。
気をつけること
- 外部のAI事業者にデータが渡る。 講義の録音、学生の記録、個人の声が含まれうる、とポリシー自身が書いています。内容を入れる前に、授業の規則と、ポリシー本文を読んでください。
- 「学習に使わない」は、公式の記述。 外部の事業者の実際の運用は、この記事では確認していません。
- 連携の有無は、読んだ範囲の話。 公開APIは規約が「現時点では提供しない」と書いています。MCPやプラグインについては、公式の資料は読んだ範囲では見つかりませんでした。
- 書き出しを使える範囲は、資料同士で食い違って見える。 料金表は Free を「—」としますが、規約6.6は「at any time」書き出せると書いていて、有料に限っていません。どちらが実際の扱いかは、確認できていません。
- 書き出しの形式。 料金ページの「All common formats」の中身は書かれていませんが、機能ページ「AI-Powered Notes Generator」は PDF、DOCX、Markdown、「AI Study Assistant」は Markdown と PDF と書いています。どのプランで使えるかは、資料ごとに違って見えます(料金ページは Pro、規約6.6は at any time)。
- ベータ・実験的の区別。 読んだ範囲で、公式が「ベータ」と書いた個別の機能は見つかりませんでした(規約には、ベータ版や実験的な機能を出すことがある、という一般的な定めがあります)。
出典
- ThetaWave AI ホームページ(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- Pricing(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- Privacy Policy(Thetawave AI, Inc.、2026年5月9日更新の表示、確認日 2026-10-23)
- Terms and conditions(Thetawave AI, Inc.、2026年5月9日更新の表示、確認日 2026-10-23)
- How to Take Notes From a YouTube Video for Studying(ThetaWave公式ブログ、2026-07-03、確認日 2026-10-23)
- Blog(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- AI-Powered Notes Generator(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- YouTube to Notes(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- AI Study Assistant(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- ThetaWave-AI Study Notes(App Store、確認日 2026-10-23)
- ThetaWave-AI Study Notes(Google Play、確認日 2026-10-23)