3行でいうと
- 公式サイトが挙げる主な機能は、ノート作成(講義の文字起こし、PDF・Word・テキストの変換、詳しさの調整)と、学習ツール(小テスト、フラッシュカード、AIの授業アシスタント、マインドマップ)です。
- アプリ版のストアページは、動画、音声、PDF、教科書、スクリーンショット、ウェブページを入力にできる、と書いています。
- 公式ブログは、「ノートを作って終わりにせず、確かめてから復習の形式に変える」流れを繰り返し勧めています。
- ポッドキャスト、インフォグラフィック、試験問題の生成、Thetawave Focus なども、公式の機能一覧に独立したページとして並びます。ポッドキャストとインフォグラフィックの個別ページの中身は、読んだ範囲では確認できていません。
- 無料プランでは使えない機能(小テスト作成、ポッドキャスト、書き出し)が、公式の料金表にあります。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「確認できていない」と書いています。公式サイトやブログの効果の言葉(「10x faster」など)は、宣伝の言葉として扱い、事実とは分けています。
先に結論
- ひとことで: 講義や資料から、復習用の教材(ノート、カード、問題、図)を作るツールです。AIの「家庭教師」というより、「教材づくりの下ごしらえ係」と考えると、公式の説明に近いと僕らは見立てています(これは僕らの見立てです)。
- 使う順番(公式ブログの流れ): 資料を入れる → 生成されたノートを自分で確かめる → 確かめたノートから、フラッシュカードや小テストなどを作る、です。
- 向く場面: 講義、PDF、動画、ウェブページ、写真など、「読む・聞くだけだと頭に残らない」資料があるとき。
- 向かない/要注意: 生成物は、間違いや抜けがありえます。公式ブログ自身も、大事なところは確かめるよう書いています。
前提:用語をそろえる
- ノート(study notes):資料の要点を、読みやすい形にまとめたものです。
- フラッシュカード:問いと答えの暗記カードです。アプリ版の説明は、間隔をあけて復習する仕組み(spaced repetition)と、進み具合の記録(progress tracking)に触れています。
- 小テスト(quiz):資料から作る練習問題です。公式サイトは「test-prediction quizzes」(試験の出題を見越した小テスト)と書いています。
- マインドマップ:話題のつながりを図にしたものです。
- AIの授業アシスタント(AI course assistant):アップロードした資料に基づいて、質問に答えるAIです。公式サイトは、アップロードした資料から答える、と書いています。
公式が挙げる主な機能
| 機能 | 公式の書き方(要点) | 載っている場所 |
|---|---|---|
| 講義のノート | 見出し「Real-Time Transcripts」(聞きながらノートになる、と説明)。公式ブログは「許可された講義の録音を、構造のあるノートにする」と説明 | 公式サイトのホームページ、ブログ「How to Turn Lectures Into Notes You Can Study From」 |
| 資料からのノート | PDF、Word、テキストを学習ノートに変換 | 公式サイトのホームページ |
| 詳しさの調整 | 「Choose Your Detail Level」(詳しさを選べる) | 公式サイトのホームページ |
| 表・数式・グラフ | ノートの中で、表、数式(formulas)、チャートが整った形で出る、と説明 | 公式サイトのホームページ |
| 小テスト | 試験を見越した小テスト | 公式サイトのホームページ |
| フラッシュカード | ワンクリックで作る、と説明 | 公式サイトのホームページ |
| AIの授業アシスタント | アップロードした資料から、質問に答える | 公式サイトのホームページ |
| マインドマップ | 即座に作る、と説明 | 公式サイトのホームページ |
| 入力できる素材(アプリ版) | 動画、音声、PDF、教科書、スクリーンショット、ウェブページ | App Storeのアプリ説明(Google Playの説明も同趣旨) |
| 質問(Q&A) | ノートについて質問できる | App Storeのアプリ説明 |
| 入力できるファイル形式 | 文書は PDF、DOCX、PPTX、テキスト、Markdown。音声は MP3、M4A、WAV。動画は MP4、MOV。そのほか、読める写真、YouTubeのURL、ウェブページ、貼りつけたテキスト | 機能ページ「AI-Powered Notes Generator」 | | 書き出し | ノートは PDF、DOCX、Markdown で書き出せる、と説明。「AI Study Assistant」のページは Markdown と PDF と書く。料金表では Free は「—」、Pro は「All common formats」 | 機能ページ、料金ページ | | 勉強部屋(Thetawave Focus) | オンラインの勉強部屋と集中タイマー。4つの場面(Vinyl Bookshop、Dopamine Library、Blues Cafe、Japanese Onsen)から選び、アバターを作り、作業の目標を入れてタイマーを動かす。ほかの人が勉強している様子も見られる。AIノート、フラッシュカード、小テストとつながる、とある。ADHDの治療ではない、とも書かれている | 機能ページ「Thetawave Focus」 | | その他の生成物 | 公式の機能一覧に、「AI Podcast Generator」「AI Infographic Generator」「AI Exam Generator」のページが並ぶ。ブログも、ポッドキャスト、インフォグラフィック、試験向けの作業場所を挙げている。ポッドキャストとインフォグラフィックの具体的な説明は、読んだ範囲では未確認 | 公式の機能一覧、ブログ「AI Study Notebooks」 |
公式が紹介する使い方・場面
場面1:講義を、復習できるノートにする
- 公式ブログは、許可された講義の録音を、構造のあるノートにし、そのあと自分で内容を確かめることを勧めています(ブログ「How to Turn Lectures Into Notes You Can Study From」)。
- 同じページは、確かめたノートから、フラッシュカード、小テスト、マインドマップなどを作れる、と書いています。
- このブログ記事には、録音の手順、言語、書き出しは書かれていません。機能ページ「Lecture to Notes」には、ThetaWave内で録音ボタンを押して授業や会議の文字起こしを見ながら進める方法、終わったあとに録音ファイル(MP3、WAV、M4A、MP4)をアップロードする方法、既存の文字起こしやYouTubeのリンクを貼る方法が書かれています。対応言語と録音の最大の長さは、同ページに書かれていません。
- たとえ話: 講義を丸ごとビデオに撮るのではなく、「板書を写真に撮る代わりに、要点メモを作ってくれる助手」を呼ぶイメージです(僕らのたとえで、公式の表現ではありません)。
場面2:YouTubeの動画をノートにする
- 公式ブログは、YouTube動画の文字起こしと動画のリンクを手がかりに、構造のあるノートに整える手順を説明しています。機能ページ「YouTube to Notes」は、公開されているYouTubeのリンクを貼ると、内容を取り出して要点を整理し、学習ノートにする、と説明しています。非公開や年齢制限のある動画は、音声ファイルを Lecture to Notes に入れる、とあります(ブログ「How to Take Notes From a YouTube Video for Studying」も、リンクから始められると書いています)。
- そのあと、同じ素材から、他の復習の形式を作れる、とあります。
- 動画の長さの上限は、ブログにも機能ページ「YouTube to Notes」にも書かれていません(長い動画は節に分けてノートにする、とあります)。ノートは動画と別の言語でも作れる、とあり、出力言語の数は同ページの中で11と10が混ざっています。YouTube側の字幕を使うか自前の文字起こしかは、読んだ範囲では書かれていません。
場面3:資料を、1つの学習のまとまり(ノートブック)にする
- 公式ブログは、PDF、動画、テキスト、既存のノートを、1つの学習のライブラリにまとめられる、と書いています(ブログ「AI Study Notebooks」)。
- 確かめたノートから、フラッシュカード、小テスト、マインドマップ、ポッドキャスト、インフォグラフィックを作れる、とも書いています。
- ホームページのメニューには、Features、Use Cases、Creator Program、Blog が並んでいます。機能ページ(thetawave.ai/feature)には、全部で17本のページが並んでいます。中心の機能が4本(AI Study Assistant、Thetawave Focus、AI-Powered Notes Generator、AI Exam Generator)、入力の種類ごとが8本(講義、動画、PDF、URL、画像、スライド、オンライン講座、論文)、出力の種類ごとが5本(フラッシュカード、小テスト、マインドマップ、ポッドキャスト、インフォグラフィック)です。Use Cases のページには、専攻・分野(理工系、医療系、ビジネス・社会科学系)、属性(大学院生、留学生、オンライン学習者、ADHDの学生)、勉強の段階(試験対策、研究・論文、日々の勉強、グループ学習)ごとの切り口が並びます。
場面4:ノートに質問する
- 公式サイトとアプリのストアの説明は、アップロードした資料やノートについて、AIに質問できる、と書いています。
- 回答の根拠をどう示すか(資料のどこから答えたかの表示)は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
公式の料金表にある「無料」と「Pro」の差
料金ページの表示(2026年10月23日に読んだとき)をそのまま写します。価格は、04にも載せています。
| 項目 | Free | Pro |
|---|---|---|
| 1日のノート数 | 3 | Unlimited |
| 1ノートあたりの資料の数 | 1 | Unlimited |
| ファイルの大きさ | 3 MB / source | 500 MB / source |
| 録音の長さ | 15 min | Unlimited |
| 小テストの作成 | 表示は「—」 | Unlimited creation |
| ポッドキャスト | 表示は「—」 | Unlimited |
| 書き出し(Export) | 表示は「—」 | All common formats |
| ノートの質 | Basic | Advanced |
| チャットのモデル | Basic | Advanced AI models |
見立て(僕らの意見で、公式の説明ではありません)
- 無料の「15分の録音」は、1回の講義(多くは50〜90分)を丸ごと入れるには短そうです。講義の中の一部で試す使い方が現実的だと、僕らは見立てています。
- 無料では「書き出し」が使えない、と表にあるので、ノートを他のアプリに移す前提なら、先に有料プランの範囲を確かめたほうが安全です。
気をつけること
- 機能の細部は未確認。 文字起こしの対応言語は、読んだ範囲では見つかりませんでした(ノートの出力言語は、機能ページで11言語と書かれていますが、動画のページのよくある質問では10言語とも書かれていて、数が揃っていません)。ノートの詳しさの段階も見つかりませんでした。ポッドキャストのページには、会話調の音声にすること、長さを短い要約(3〜8分)・復習(8〜15分)・深掘り(15〜20分)から選べることが書かれています。AIアシスタントは、アップロードした資料にもとづいて答える、と機能ページに書かれています。根拠(引用)については、チャットでできることの一覧に citations の語が出ますが、示し方の説明は書かれていません。
- 効果の数字は宣伝。 「10x faster」「Save 3 hrs/day」(ホームページ)、「Results in Under 2 Minutes」(ブログのバナー)などは、公式の宣伝の言葉です。裏づけの資料は、見つかっていません。
- 生成物は確かめる。 公式ブログが、ノートや答えは間違いや抜けがありうる、と書いています。
- 録音と著作権は自己責任。 規約は、録音と利用の権利は、利用者が責任を負う、と書いています。
- ベータ・実験的の区別。 読んだ範囲で、公式が「ベータ」「実験的」と書いている個別の機能は見つかりませんでした(規約には、ベータ版や実験的な機能を出すことがある、という一般的な定めがあります)。
- 公式の説明書が見つからない。 メニュー名、画面の操作は、書かれていないので、載せていません。
出典
- ThetaWave AI ホームページ(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- Pricing(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- How to Turn Lectures Into Notes You Can Study From(ThetaWave公式ブログ、2026-08-22、確認日 2026-10-23)
- AI Study Notebooks(ThetaWave公式ブログ、2026-09-03、確認日 2026-10-23)
- How to Take Notes From a YouTube Video for Studying(ThetaWave公式ブログ、2026-07-03、確認日 2026-10-23)
- ThetaWave-AI Study Notes(App Store、確認日 2026-10-23)
- ThetaWave-AI Study Notes(Google Play、確認日 2026-10-23)
- Terms and conditions(Thetawave AI, Inc.、2026年5月9日更新の表示、確認日 2026-10-23)
- AI-Powered Notes Generator(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- Lecture to Notes(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- YouTube to Notes(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- Thetawave Focus(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- AI Study Assistant(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)