3行でいうと
- 扱うのは、Thetawave AI, Inc. の「ThetaWave AI」です。公式サイトは「Learn 10x faster with ThetaWave」と掲げ、講義や資料をノート、フラッシュカード、小テスト、マインドマップに変える学習ツールと説明しています。
- 入手先は、公式サイトのサインアップのページ、App Store、Google Play。App Store上のアプリ名は「ThetaWave-AI Study Notes」です。公式サイトのホームページは、対応先としてiOS(App Store)とAndroid(Google Play)のアプリを挙げています。ブラウザだけで使えるかは、読んだ範囲では明記を見つけられませんでした。
- 公式の料金ページには「Free」のプランがあり、「Free forever」と書かれています。ただし1日3ノート、録音は15分まで、など上限があります(数字は02と04に写しました)。
- アップロードした内容は、公式のプライバシーポリシーによると、データベースなどのクラウド(Supabase)に置かれ、AI機能のために OpenAI、Anthropic、Google などに送られます。AIの学習には使わない、と公式は書いています。
- 講義を録音してよいかは、利用者自身の責任です。公式の規約が、そう書いています。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「確認できていない」と書いています。公式ブログは、製品の宣伝を兼ねた文章なので、「公式がそう説明している」の範囲で扱います。
先に結論
- まず「どのThetaWaveか」。 公式の説明があり、AI関連のサービスとして扱えるのは、Thetawave AI, Inc. の「ThetaWave AI」です。候補にした別の「Theta Wave」は、下の表にまとめました。
- 対象は主に学生。 公式サイトは、大学の学生の声を載せ、講義ノート、試験勉強向けのツールとして紹介しています。
- 無料で始められる。 料金ページに無料プランがあります。サイトのボタンも「Try for free」です。有料のPro(年額 $118.80 の表示)では、上限が外れる、と表にあります。
- 最初に決めること: ①ウェブ、iPhone、Androidのどこから使うか、②どの資料(講義の録音、PDF、動画など)で試すか、③その資料を、アップロードしてよいか(授業の規則、著作権、録音の同意)、④無料の上限で足りるか、の4つです。
- 取れなかった情報: ヘルプセンターのような使い方の説明書は、読んだ範囲では見つかりませんでした。一方、機能ごとの公式ページ(thetawave.ai/feature 以下に17ページ)があり、入力できる形式や書き出しの形式などが書かれています。「Knowledge Hub」は、記事の置き場ではなく、大学のノートを集めたページのようでした。
前提:用語をそろえる
- AIノート(ノート生成):講義の音声やPDFなどをAIが読み、要点をまとめた文章にすることです。公式サイトは、詳しさを調整できると書いています。
- フラッシュカード:片面に問い、もう片面に答えを書いた暗記カードです。アプリ版の説明では「間隔をあけて復習する仕組み(spaced repetition)」もあると書かれています。
- マインドマップ:中心の話題から枝を広げて、関係を図にしたものです。
- 文字起こし(transcript):話した内容を文字にしたものです。公式サイトは、見出し「Real-Time Transcripts」で、講義を聞きながらノートになる、と説明しています。
- サブスクリプション(定額課金):一定の期間ごとに、自動で更新されて料金がかかる契約です。ウェブとアプリで、支払い先が違います(04で詳しく)。
どの「ThetaWave」の話か(同名・似た名前との区別)
「Theta Wave」は、いくつかの別のものに使われています。公式の資料を読めたのは1つ目だけで、ほかは検索結果の題名で存在を見た程度です。
| 候補 | 分かっていること | このガイドで扱うか |
|---|---|---|
| ThetaWave AI(Thetawave AI, Inc.、thetawave.ai) | 公式サイトとアプリの説明に、講義や資料をノート、フラッシュカード、小テスト、マインドマップにするAI学習ツールとある。公式の説明文の要点は「Learn 10x faster with ThetaWave」 | 扱う |
| Theta Waves(App Storeの別アプリ) | 検索結果にアプリの題名が出た。中身(脳波の音など)は読んでいない | 扱わない(公式の資料を読めていない。AIのツールかも未確認) |
| THETA(Theta Network、暗号資産) | 検索結果に解説記事の題名が出た。公式の資料は読んでいない | 扱わない(暗号資産の話で、利用者の挙げた用途と違うと見立てた) |
| 「theta」を社名に持つ別のソフトウェア会社 | 検索結果に企業の紹介ページの題名が出た。中身は読んでいない | 扱わない(別会社。ThetaWaveの公式の資料とは確認できていない) |
選んだ理由: 利用者が並べた名前は、Higgsfield、Grok、Perplexity、ElevenLabsなど、AIのツールが中心です。その中で、「ThetaWave」という綴りで、公式サイト、利用規約、プライバシーポリシー、アプリのストアページがそろい、AI機能を説明しているのは、Thetawave AI, Inc. のものでした(これは僕らの判断です)。
提供の終了、名前の変更、買収を知らせる記述は、読んだ公式サイトの範囲では見つかりませんでした。規約には、サービスを大きく終了するときは少なくとも30日前に知らせるよう合理的な努力をする、という趣旨の定めがあります(要約で取得)。
どこで使えるか
| 入口 | 公式の資料に書かれていること |
|---|---|
| iPhone / iPad(App Store) | アプリ名「ThetaWave-AI Study Notes」。価格は無料でアプリ内課金あり。iOS 15.1以降。ストアに表示された版は1.3.5(「September 16」の日付表示)。言語は英語のみの表示 |
| Mac(App Store経由) | ストアの要件欄に「macOS 12.0以降、Apple M1チップ以降」と表示されていた。同じ欄に、iPad向けに作られたアプリで macOS での動作は未検証、という表示もあった(visionOS 1.0以降の表示もあった) |
| Android(Google Play) | アプリ名は同じ「ThetaWave-AI Study Notes」。ストアの更新日は2026年9月4日の表示 |
| ウェブ(thetawave.ai) | サインアップのページ(/auth/signup)がある。プライバシーポリシーと規約は、ウェブでの支払い(Stripe)に触れている。機能ページ「Lecture to Notes」には、ThetaWave内で録音ボタンを押して授業中に文字起こしを見る方法と、終わったあとに MP3、WAV、M4A、MP4 の録音をアップロードする方法が書かれている。ライブ録音がブラウザとアプリのどちらでできるかは、書かれていない |
最初にやること、決めること
公式の資料から確かに言えるのは、次の順番だけです。使い方の画面ごとの手順は、公式の説明書が見つからなかったため、書けません。
- アカウントを作る。 公式のポリシーは、名前、メールアドレス、パスワード(ハッシュ化)を集めると書き、外部のサインインサービス経由の基本情報も受け取る、と書いています。
- 資料を選ぶ。 公式サイトの説明では、講義、PDF、Word、テキスト、動画などが入力にできます。
- 無料の上限を確かめる。 料金ページの表は、1日のノート数、1つのノートに入れる資料の数、ファイルの大きさ、録音の時間に上限がある、と示しています。
- 録音してよいか確かめる。 規約は、授業の録音は、学校の規則、地域の録音の法律、著作権の許可を、利用者が自分で確かめて守るもの、と書いています(規約の録音の節は、全員の同意が要る州や国がある、とも書いています)。
- 使える地域を確かめる。 規約2.4は、キューバ、イラン、北朝鮮、シリア、クリミア、DNR、LNR など、米国の包括的な制裁の対象になっている国や地域に、いる、その法律のもとで設立されている、または通常住んでいる、のいずれでもないことを、利用者が表明する、と書いています。サービスは米国から運営されている、とあります(規約19)。
データはどこに置かれるか(要約)
公式のプライバシーポリシー(2026年5月9日更新の表示)の要約です。
- 運営会社は、米国デラウェア州の法人 Thetawave AI, Inc. です。サービスは米国から運営され、データは他の国で処理されることがある、とあります。
- データベース、認証、保存には、Supabase などのクラウドを使う、とあります。
- 音声は文字起こしのために Soniox または Deepgram に、プロンプトや内容は AI機能のために OpenAI、Anthropic、Google に送られる、とあります。
- 「Thetawave does not train any AI or machine-learning models on your User Content.」と書かれています。AI会社側との契約でも、学習に使わない約束をしている、と書かれています。
気をつけること
- 公式の説明書が薄い。 ヘルプセンター形式の説明書は見つかりませんでした。機能ごとの公式ページには入力形式や書き出し形式の説明があり、ノートの画面のタブ名(AI Notes、Flashcards、Quiz、Mind Map)も出てきますが、画面ごとの操作手順は書かれておらず、メニュー名は確かめられていません。
- 宣伝の言葉と、仕様は別。 サイトの「10x faster」「Save 3 hrs/day」などは、公式の宣伝の言葉です。効果を公式が検証した資料は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- 名前の似た別製品に注意。 検索すると、脳波の音のアプリや暗号資産が出てきます。公式サイトのアドレス(thetawave.ai)を確かめてください。
- AIの出力は間違えることがある。 公式ブログも、生成されたノートや答えは、不完全だったり誤っていたりするので、大事なところは確かめるよう書いています。
- 個人情報・授業の資料。 講義の録音、成績や学籍に関わる内容を入れる前に、授業の規則と、プライバシーポリシーを読んでください。ポリシー自身が、音声や学生の記録のような機微な情報が含まれうる、と書いています。
- 年齢。 規約は13歳以上と書き、18歳未満は保護者の関与が要る、と書いています(要約)。一方、ストアの年齢表示は、Apple 4+、Google 3+ と、規約の数字とは違って見えます。僕らは理由を確認できていません。
出典
- ThetaWave AI ホームページ(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- Pricing(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- Privacy Policy(Thetawave AI, Inc.、2026年5月9日更新の表示、確認日 2026-10-23)
- Terms and conditions(Thetawave AI, Inc.、2026年5月9日更新の表示、確認日 2026-10-23)
- Knowledge Hub(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- ThetaWave-AI Study Notes(App Store、確認日 2026-10-23)
- ThetaWave-AI Study Notes(Google Play、確認日 2026-10-23)
- Blog(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-23)
- Lecture to Notes(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)
- AI-Powered Notes Generator(機能ページ)(Thetawave AI, Inc.、確認日 2026-10-24)