3行でいうと

  • 公式のAPIは soundraw.io/api で案内されています。料金は、APIのページに「Starter:月29.99ドル、最大100曲」「Pro:月300ドル、最大1,000曲」と書かれています。最低契約期間などの書き方は、ページとFAQでそろっていません。
  • 公式FAQは、APIの特徴として、自社のソフトに音楽エンジンを組み込めること(SOUNDRAWの画面やブランド表示なし)、2週間の無料トライアル、試験的な「video-to-music」を挙げています。
  • ウェブ版からの書き出しはMP3、WAV、ステム(WAV)です。公式のアプリ「SOUNDRAW Grid」は、ステムを書き出せて、パソコン(デスクトップ)ではDAWに直接ドラッグして使える、と説明しています。
  • Captions、Canva、Wondershare Filmoraは、SOUNDRAWのAPIを使っている第三者の製品として、公式サイトやブログに載っています。これは公式サイトの紹介で、第三者側の資料では確かめていません。
  • 公式のMCPサーバー、ChatGPTのプラグイン、コミュニティ製の連携の有無は、読んだ範囲では確認できていません。第三者製のツールは、この記事では根拠にしていません。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」の意味です。APIのドキュメント本体は、取得できていません。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:「店の味を、よその店に卸す」

SOUNDRAWのウェブ版は「自分の店の定食」です。APIは「厨房の味を、よその店に卸す窓口」で、卸された店(たとえば動画アプリ)が、自分のお客さんに「ここで曲を作れます」と出せます。ステムの書き出しは「パーツ売り」で、持ち帰って別の厨房(DAW)で組み立てられます。卸し先の店は別の会社で、その店のルールで動いています。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

公式が運営するもの

1. API(soundraw.io/api)

項目 公式の資料に書かれていること どこに書かれているか
位置づけ 自社のプロダクト、アプリ、サービスに、AIが作るロイヤリティフリーの音楽を載せるためのAPI APIのページ
できること ジャンル、ムード、テーマから曲を自動で作る。ステムやカスタムのサウンドトラックも。最終ユーザーが自分で曲を作れるようにもできる APIのページ
入口 料金のセクションからプランを選んで登録する。カスタムは、通話の予約か問い合わせフォーム APIのページ
Starter 月29.99ドル、最大100曲。個人開発者と、社員3人までの会社向け。「新規登録の人限定」と表示 APIのページ
Pro 月300ドル、最大1,000曲。スタートアップと小さな会社向け。最低6か月の契約と表示 APIのページ
Custom 要相談 APIのページ、FAQ
FAQの説明 月額、曲数の枠つき、最低6か月の契約。Starterは月29.99ドルで100曲まで、Proは月300ドルで1,000曲まで。カスタムは月300ドルから。ホワイトラベル、試験的な「video-to-music」、開発者向けドキュメント、技術サポート、2週間の無料トライアルがある FAQ「SOUNDRAW API」
使い方の制限 自社のプロダクトやサービスの中での商用利用は可。「単体の曲の直接の再販は不可」 FAQ「SOUNDRAW API」
ドキュメント APIのページに「Get API Documentation」のボタンがあるが、リンク先は取得できなかった。Reactのアプリに載せる手順のブログ記事が、リンクされている APIのページ
認証の方法 読んだ範囲では書かれていない 確認できず
呼び出し回数の上限 曲数の枠のほかは、読んだ範囲では書かれていない 確認できず

APIのページには固定料金のプランが載っています。FAQの説明は、読んだ範囲では月額のプランで、料金の書き方はページと細部が異なります。また、最低契約期間の表示も、ページ(Proに6か月)とFAQ(全体で6か月)で差があります。現在の正しい条件は、公式の画面か問い合わせで確かめてください。

なお、ウェブ版の料金ページ(soundraw.io/pricing)では、「API access」が付くのは Enterprise(社員10人以上の会社向け、価格は問い合わせ)の欄に書かれています。APIの料金ページの Starter・Pro とは別の入口なので、どちらから申し込むかは、公式に確かめてください。APIのページのFAQ部分は、料金が「使った量による」ことが多く、正確な金額は問い合わせ、とも書いています。

利用契約として、StarterとProには、それぞれ別のライセンス文書(Googleドキュメントで公開)が案内されています。その本文は、読めていません。

2. ウェブ版からの書き出し

3. SOUNDRAW Grid(別の公式アプリ)

2026年8月4日のプレスリリースによると、iPhoneとMac向けのビートづくりアプリで、ループを選んで重ね、ステムを書き出せて、パソコン(デスクトップ)ではLogic ProやFL StudioなどのDAWに直接ドラッグして使えます。「言葉でサウンドを探す」機能と、プロジェクトのスマホ・パソコン間の同期も、リリースに書かれています。基本機能は無料、追加機能は有料プランです。公式ページ(soundraw.io/grid)には、無料(月8回のダウンロード、プロジェクト3つまで)、Pro(初年度99.99ドル、2年目から年149.99ドル)、Unlimited(初年度199.99ドル、2年目から年249.99ドル)と表示されています(2026-10-24に読んだ表示。年払いは1年契約で自動更新)。同ページはウェブブラウザでも使えるとも書いています。ウェブ版のSOUNDRAWとは別の製品で、料金も別です。

公式が運営していないもの(第三者の製品)

製品 公式サイト側の書かれ方 確かさ
Captions(動画の字幕・生成のアプリ) 公式ブログ(2026年7月9日付)が、Captionsのユーザーが、APIを通してSOUNDRAWの曲づくりを使える、と書いている。Captionsの「Pro Plan」の主な機能としてSOUNDRAWの音楽が挙げられている SOUNDRAW側の記述だけ。Captions側の資料は読んでいない
Canva APIのページが、導入先の例として載せている。ユーザーがプロジェクトにバックグラウンドの音を加える用途と書かれている SOUNDRAW側の記述だけ
Wondershare Filmora APIのページが、導入先の例として載せている。Filmoraのユーザーが、APIを通じてトラックを加えたり編集したりできると書かれている SOUNDRAW側の記述だけ

これらの製品の中でSOUNDRAWの機能が使えても、その製品のデータの扱いや、曲のライセンスの条件は、その製品側の規約が関わる可能性があります。読んだ範囲では、その区別を公式が説明している箇所は見つかりませんでした。

コミュニティ製・第三者製の連携について

この記事は、公式の資料だけを根拠にしています。そのため、公式サイト以外の個人や会社が作った連携(非公式のMCPサーバー、自動化ツール用の部品など)の有無や中身は、調べていません。「ない」という意味ではありません。使う場合は、SOUNDRAWの契約情報やログインの情報を渡すことになるかもしれないので、作り手と権限の範囲を自分で確かめてください(これは僕らの見立てです)。

データはどこへ流れるか

場面 流れ(読んだ範囲) 確かさ
ウェブ版で曲を作る 公式ブログ(2025年2月)は、自由な文章の入力は受け付けず、タグで曲を作ると説明している。AIは既存曲をまねない、という趣旨の記述もある(アップロードされた曲の扱いの説明ではない) 書かれている(ブログの要約)
書き出した曲を別のAIやツールに渡す 規約は、生成した曲を、SOUNDRAWと競合するモデルの開発に使うことを禁じている。それ以外のAIの学習などへの利用は、読んだ範囲では書かれていない 一部書かれている
APIを使う 通信先、保存場所、保存期間は、APIのページとFAQには詳しく書かれていない 確認できず
個人情報 プライバシーポリシーは、利用目的を挙げているが、保存場所は書かれていない。ユーザーのデータをAIの学習に使うかも、書かれていない(読んだ範囲) 確認できず

規約は、スクレイピング(ウェブ上の自動収集)で生成した曲を取り出すことも、APIを使う場合を除いて禁じています。

AIと組み合わせるときの考え方(僕らの見立て)

ここからは、公式の記述を元にした僕らの見立てです。公式が薦めているものではありません。

気をつけること

出典