3行でいうと

  • 曲の作り方は、タグ(ムード、ジャンル、テーマ、楽器など)を選んで曲リストを出す方式です。公式ブログ(2025年2月19日付)は、AIはテキストのプロンプトに頼らず、テキストから音楽を直接作る機能は「まだ」ない、と説明しています(その後の変更は読めていません。別アプリのGridには言葉入力の機能が書かれています)。
  • 出てきた曲は、ブロック単位で足したり削ったり、勢い(エネルギー)を上げ下げしたりできます。上級の編集(Mixer Mode)では、メロディ、バッキング、ベース、ドラムなどのグループごとに調整できます(FAQ)。
  • 書き出しはMP3、WAV、ステム(WAV)です。ステムはArtist ProとArtist Unlimitedの機能と読めます。MIDIは「まだ」ないが予定、とFAQにあります。
  • 歌・歌詞は入りません(FAQ)。効果音(SFX)のライブラリもありません。1曲の最大は5分です。
  • 公式は使い方の場面として、YouTubeなどの動画のBGM、ポッドキャスト、広告、ゲーム、配信用の楽曲づくりなどを挙げています。ただし、場面ごとに条件があります。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。画面名やボタン名は公式の説明を写したもので、実際の画面と違うことがあります。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」の意味です。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:「ブロック積み木の曲づくり」

SOUNDRAWを、積み木にたとえます。AIが、選んだタグに合う積み木の「完成形」をいくつか見せてくれます。その中から1つ選んで、ブロックを外したり、間に足したり、色(勢い)を変えたりして、自分の形にします。最後に、積み木をそのまま写真に撮る(MP3)、パーツごとに箱に分ける(ステム)の形で持ち帰ります。積み木そのものに「歌」はありません。歌を足したいときは、自分で録音して、ほかのソフトで重ねます。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

機能の全体:公式が挙げる主なもの

機能 公式の資料に書かれていること どこに書かれているか
曲の候補を作る ムード、ジャンル、テーマなどを選ぶと曲リストができ、編集画面(edit_music)に移る FAQ(How do I get started)
長さとテンポ 画面上部で曲の長さとBPMを決める。編集中も長さ、テンポ、キー(用意された候補から)、全体の音量を変えられる FAQ(How do I get started、How do I edit a song)
楽器の絞り込み 使う楽器・使わない楽器を選べる。タグの組み合わせで、楽器が自動で増減する場合がある FAQ(How do I get started)
ジャンルの掛け合わせ 1クリックでジャンルを混ぜられる、と日本語トップページにある 日本語トップページ
ブロックの編集 ブロックを削る、間に足す、エネルギーバーで勢いを上げ下げする FAQ(How do I edit a song)
楽器グループごとの調整 Mixer Modeで、メロディ、バッキング、ベース、ドラム、フィルのグループごとに勢いを調整。ブロックの端を右クリックして、フェードイン・フェードアウトも付けられる(フィルには付けられない) FAQ(How do I edit a song)
似た曲を作る 近いが違う曲があるとき、似たバージョンを生成できる FAQ(How do I generate similar music?)
曲の保存 お気に入りに保存して、あとで開いて続きを編集できる FAQ(How can I save songs and access them?)
書き出し MP3、WAV、ステム(WAV)。形式はプランに依存 FAQ(Downloads and Formats)
チャットボット「Neo」 公式ブログ(2025年2月)に、曲リストへ案内するチャットボットとして出てくる。現在の画面での扱いは、読んだ範囲では確認できていない 公式ブログ
Pro Mode 公式ブログ(2025年2月)に、楽器トラック、エフェクト、ミックスの調整ができるモードとして出てくる。FAQの編集の記事には出てこない 公式ブログ

「Pro Mode」と「Mixer Mode」の関係は、読んだ範囲の資料では確かめられていません。公式ブログ「Advanced editing using mixer」(2024年8月15日付)はMixerを説明しており、Pro Modeという名前は出てきませんでした。同ブログによると、Mixerではメロディ、バッキング、ベース、ドラム、フィルの5つの要素ごとに、各区間(おおよそ6〜12秒)の強さを Quiet、Mid、Intense、Extreme から選べます。長さは10秒〜5分、テンポは元の曲から10〜20 BPMの範囲、キーは Low、Mid、High です。同じものを指すのか、別のものなのかは、実際の画面で確かめてください。

選べるジャンルとムード(日本語トップページの表記)

日本語トップページには、次のものが並んでいます。これは見本で、選択肢の全部とは限りません。

公式が挙げる使い方の場面

場面 公式の資料に書かれていること どこに書かれているか
動画・SNSのBGM Creatorプランで、YouTube、UGC、商品紹介の動画、チュートリアル、ライブ配信、SNSなどで使える。クレジット表記は不要 ライセンスのページ、FAQ(Music Licensing & Legal Use)
動画の広告収入・スポンサー CreatorまたはArtistプランで収益化できる、とFAQにある FAQ「Can I monetize my content using SOUNDRAW music?」
ポッドキャスト、広告、ゲーム CreatorまたはArtistプランで使える、とFAQにある FAQ「Can I use SOUNDRAW music in YouTube videos, podcasts, ads, or games?」
店舗・ラジオ・テレビなど ライセンスのページに「1つの実店舗まで」「保留音」「ラジオ」「TV」が使える場面として並ぶ ライセンスのページ
ビートを元に楽曲を作って配信 Artistプランで、ストリーミング向けの曲、ラジオ、ライブ演奏などにSOUNDRAWのビートを使える。配信するには、元の曲とはっきり違う仕上がりに「修正」する必要がある ライセンスのページ、FAQ
5分より長い曲 1曲は最大5分。長くしたいときは、アウトロとその前のフィルを外して書き出し、音声編集ソフトで区間をつなぐ、とFAQにある FAQ「Can I make a song longer than 5 minutes?」
歌や歌詞を入れる SOUNDRAWは伴奏の曲に特化。歌や歌詞は、自分でDAWで足す FAQ「Can I generate songs with vocals or lyrics?」
パートごとの書き出し ステムで、メロディ、ベース、ドラムなどを分けて書き出せる。Artist ProとArtist Unlimitedの機能と読める FAQ(Downloads and Formats)
ビートづくり(別アプリ) SOUNDRAW Gridで、ループを選んで重ねてビートを作り、ステムを書き出せる。パソコン(Mac)ではDAWに直接ドラッグできると書かれている。iPhoneとMac向け 2026年8月4日のプレスリリース

瞑想・ローファイ・リラクゼーション系の注意

ライセンスのページは、瞑想、ローファイ、リラクゼーションの内容(Artistプラン)で、ダウンロードした曲をそのまま使う場合、「SOUNDRAWの購読が有効な間だけ、公開を続けられる」という趣旨の条件を書いています。この場面で使う予定がある人は、ライセンスのページの該当部分を読んでください。

使い方の例(僕らの見立て)

ここからは、公式の記述を元にした僕らの見立てです。公式が薦めているものではありません。

気をつけること

出典