3行でいうと
- 公式が用意するMCPは2つです。会話AIから動画・画像をつくる「Runway MCP」(https://mcp.runwayml.com/mcp)と、コーディングAIが開発者ポータルを扱う「Runway Dev MCP」(https://dev.runwayml.com/mcp)。公式のDev MCPの資料は、この2つは別物と書いています。
- どちらも、設定にAPIキーは入れません。Runway MCPはRunwayのアカウントでサインイン、Dev MCPはOAuthで、ブラウザで人が承認します。Dev MCPの公式Docsは、承認をエージェントに自動でやらせないと書いています。
- Runway MCPは、Streamable HTTPだけに対応します。SSEは405エラー、stdioは非対応と、公式ヘルプにあります。
- 「外し方」「付与される権限」「渡るデータ」は、読んだ公式ページに明記がある範囲だけ書きます。Runway MCPとDev MCPの接続の外し方は、読んだページに記載が見つかりませんでした。
- 設定例は、公式ページから写したものと、この記事で組んだもの(動作は確かめていません)を、そのつど区別します。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
公式ページは要約の形で取得しました。コードや設定が崩れて読めたものは、「全文は公式ページで確認」と書き、写しとは呼びません。この記事の設定ファイルに書くのは、サーバーのURLだけです。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。続きの、API・SDK・編集ソフトのプラグイン・組み合わせの案は、その2(08)で扱います。全体像と第三者製のものは03、料金とデータは01と04です。
先に結論
- どれを使うかは、「何をAIにやらせたいか」で分かれます。
| やりたいこと | 公式が用意する連携 | 認証 | 書いてある記事 |
|---|---|---|---|
| 会話AIの中で画像や動画をつくる | Runway MCP | Runwayのアカウントでサインイン(APIキーなし) | この記事 |
| コーディングAIに、APIの組み込みや開発者ポータルの調べものをさせる | Runway Dev MCP | OAuth(APIキーなし) | この記事 |
| 自分のプログラムから動画・画像を生成する | Runway API、公式SDK(Node、Python) | APIキー(環境変数 RUNWAYML_API_SECRET) |
08 |
| 映像編集ソフトの中で生成する | プラグイン(DaVinci Resolve、Premiere Pro、After Effects) | ブラウザでサインイン | 08 |
- 名前が似ている2つのMCPは別物。 公式のDev MCPの資料は、Dev MCPは mcp.runwayml.com の生成用MCPとは別、と書いています。
- 「外し方」は、読んだ範囲では書かれていないものが多い。 外すときは、各AIアプリ側のコネクタやMCPの管理画面で行うことになると思われますが、この記事では、公式ページに手順が見つかったものだけ書きます。
前提:用語をそろえる
- MCP(Model Context Protocol):AIアプリが外部のサービスにつながるための決まりです。サービス側が「サーバー」のURLを用意し、AIアプリ側にそのURLを登録します。
- コネクタ/プラグイン:AIアプリ側の呼び名です。Claudeは「Connectors」、ChatGPTとCursorとGrok Botは「プラグイン」と、Runwayの資料は書いています。
- Streamable HTTP:MCPの通信の方式の1つです。Runway MCPはこれだけに対応し、SSEは405エラー、stdioは非対応と書かれています。
- OAuth:パスワードやキーを渡さず、ブラウザで「許可」して接続する方式です。
- 開発者ポータル(Developer Portal):APIのキーや請求を管理するサイトです(08)。
連携1:Runway MCP(会話AIから画像・動画をつくる)
共通の事実(公式ヘルプ「Connecting to Runway MCP」)
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| サーバーの名前 | Runway |
| URL | https://mcp.runwayml.com/mcp |
| 通信方式 | Streamable HTTPのみ。SSEは405、stdioは非対応。クライアントで選べるなら「HTTP」か「Streamable HTTP」 |
| 認証 | APIキーなし。URLを足したあと、Runwayのアカウントでサインインする。サインインの画面の名前はクライアントごとに違う(Sign in、Authenticate、Authorize Server、Approve access) |
| 権限(スコープ) | 記載が見つからない |
| 渡るデータ | ヘルプには記載が見つからない。プライバシーポリシーなどを見る |
| 外し方 | 記載が見つからない(Cursorで再認証する方法だけ載っている) |
| クレジット | アプリと同じ残高から引かれる。Explore Modeの生成には対応しない |
| モデル | アカウントのプランによる。ヘルプの例は Seedance 2.0、Kling、Gen-4.5、Veo、GPT image 2、Nano Banana Pro など |
| プランの条件 | Runwayのアカウントが必要。プランの詳細は料金ページ。TeamとEnterpriseは管理者がコネクタを足す |
- モデル名の書き方の違い。 ヘルプは Seedance 2.0、Runwayの「Runway for Claude」ページは Seedance 2.5 と、別の版を挙げています。どの版が使えるかは、アカウントの画面で確かめてください。
1-1. Claude(個人プラン)につなぐ
公式ヘルプの手順です。Runwayの「Runway for Claude」ページにも、ほぼ同じ3ステップが載っています。
- claude.ai か、Claudeのデスクトップアプリを開く。
- サイドバーの Customize を選び、Connectors を選ぶ。
- ヘルプには、追加の画面を直接開くショートカット(claude.ai/customize/connectors?modal=add-custom-connector)も載っています。
- 右上の Add を選ぶ。
- 名前に
Runwayと入れ、URLにhttps://mcp.runwayml.com/mcpを貼り、Continue を選ぶ。 - Connect を選び、Sign in を選んで、Runwayのアカウントでサインインする。
- Connectors の一覧に Runway が出る。
期待される結果:Claudeの会話の中で、画像や動画をRunwayにつくらせられるようになります。「Runway for Claude」ページは、モデルをClaudeに選ばせるか、名前で指定できると書いています。
「この記事の例」(動作は確かめていません):
Runwayを使って、青いマグカップが朝の机で湯気を立てる5秒の動画をつくって。モデルはおまかせで。
- 公式ページには、商品のURLを元にした広告動画など、19の例とそれぞれの「Try it in Claude」リンクがあります。この記事では写しません。
1-2. Claude(Team/Enterprise)につなぐ
- ワークスペースの管理者が、Runway という名前のコネクタを、上のURLで追加する。
-
各ユーザーが、Anthropicの公式手順(ヘルプからリンクされている)に沿って接続し、サインインする。
-
管理者が先に追加し、各ユーザーが自分で接続する、という順番までが、Runwayのヘルプに書かれています。画面の細かい手順は、Anthropic側の公式ページです。この記事では読んでいません。
1-3. ChatGPTにつなぐ
- chatgpt.com/plugins にアクセスして Runway を探す(またはRunwayのプラグインのページを直接開く)。
- Install Plugin を選ぶ。
- Sign in with Runway を選ぶ。
- 任意のチャットで @Runway と入れ、つくりたい画像や動画を書く。参照画像を付けることもできる。
1-4. Grok Botにつなぐ
- x.ai/bot から Grok Bot をダウンロードして入れる。
- サイドバーの下の Marketplace を選ぶ。Plugins を選んだ状態で Runway を探し、Add を選ぶ(または「Runway for Grok Bot」のページで Add to Grok Bot)。
- Authenticate を選んでサインインする。
- 画像や動画を頼む。ボットがRunwayのツールを選ぶか、モデルの名前を指定する。
1-5. Cursorにつなぐ
方法A:プラグイン
- Cursorのチャットで
/add-pluginと入れ、Runwayを探して入れる。またはCursor MarketplaceのRunwayのページで Add to Cursor を選ぶ。 Cmd+Shift+J(Mac)またはCtrl+Shift+J(Windows)で設定を開き、Tools & MCPs を選ぶ。runway が並んでいる。- Connect を選び、Sign in を選ぶ。
- アクセスを承認する。Cursorに戻り、Runwayのツールが Tools & MCPs に出る。
方法B:手動
- 設定の Tools & MCPs で + new MCP server を押す。
~/.cursor/mcp.jsonが開く。 - 公式ページは、次の内容を、すでにある
mcpServersに足す形で載せています(公式ページの記載)。
"Runway": {
"url": "https://mcp.runwayml.com/mcp"
}
-
保存して、runway の横の Connect を選び、サインインする。
-
この枠は、
mcpServersを囲む外側の括弧を含まない書き方です。公式ページの原文を見て、自分のmcp.jsonのmcpServersの中に合わせて足してください(この記事は、外側の形まで組み直して「公式の写し」とは呼びません)。
つながらないとき(公式ヘルプ、Cursorのみ)
- Runwayがつながらないときは、
Cmd+Shift+U(Mac)またはCtrl+Shift+U(Windows)で MCP Logs を開き、エラーを探す。 - 認証しなおすには、Tools & MCPs の runway の横の更新のアイコンを押す。
- SSEに関する405エラーのときは、通信方式をHTTPかStreamable HTTPにする。
1-6. Replitにつなぐ
- replit.com で Integrations を選び、Add MCP Server を選ぶ。
- サーバーの名前を
Runwayにし、URLを貼る。 - Trust and Save を選び、Authorize Server でサインインする。
1-7. そのほかのMCP対応アプリ
- 公式ヘルプは、MCPに対応しているアプリなら動くはず、とし、そのアプリの資料を見るよう書いています。上の表のURLと、通信方式(Streamable HTTP)を使います。
1-8. 渡るデータ・権限・外し方(まとめ)
| 項目 | 読んだ公式ページの記載 |
|---|---|
| 渡るデータ | AIアプリで書いたプロンプトや参照画像がRunwayに送られ、結果が返る、と読めます。保存や学習の扱いは、ヘルプにも「Runway for Claude」にも記載が見つかりません。プライバシーポリシーと利用規約へのリンクだけがあります |
| 権限 | 記載が見つからない |
| 外し方 | 記載が見つからない。Claude、ChatGPT、Cursorなど各アプリ側の管理画面にある可能性があるが、この記事では読んでいない |
| 請求 | MCPでの生成は、アプリと同じクレジットを使う。管理はRunwayのアカウントの設定から(「Runway for Claude」ページ) |
1-9. うまくいかないときの確認点
| 症状 | 公式の記載から読めること | 確認すること |
|---|---|---|
| 405エラー | SSEで接続しようとしている | 通信方式をHTTP/Streamable HTTPにする |
| つながらない(Cursor) | MCP Logsで原因を探せる | Cmd/Ctrl+Shift+U |
| サインインが切れた(Cursor) | 更新のアイコンで再認証 | Tools & MCPsの更新アイコン |
| モデルが使えない | 使えるモデルはプランによる | 05と04のプランの話 |
| Explore Modeの生成がMCPで通らない | MCPはExplore Modeに対応しない | アプリ側で行う |
| TeamやEnterpriseで追加できない | 管理者がコネクタを足す必要がある | 管理者に頼む |
連携2:Runway Dev MCP(コーディングAIが開発者ポータルを扱う)
事実(公式Docs「Connect Runway Dev」)
- 何をするものか。 コーディングAIが、開発者ポータルのアカウントを、エディタの中から扱えます。タスクの確認、Model Routerの管理、ドキュメントの読み取りなどです。
mcp.jsonにAPIキーを書く必要はありません。 - 別物。 mcp.runwayml.com の生成用MCPとは別です。
- 前提。 Runway Devのアカウントが先に要ります。
- URL(どのクライアントも同じ)。
https://dev.runwayml.com/mcp - 名前。 アプリでは「Runway Dev」、コマンドラインでは、空白が使えないので
runway-dev-mcp。 - 認証。 OAuthだけ。クライアントの設定にAPIキーは入れません。
- 公式の注意。 サインインと承認は、自分の普段のブラウザで、自分で行うこと。エージェントに、サインインや承認を自動でやらせないこと、と公式Docsは書いています。
2-1. Cursor
公式Docsの設定(~/.cursor/mcp.json、またはプロジェクトの .cursor/mcp.json)です。
{
"mcpServers": {
"Runway Dev": {
"url": "https://dev.runwayml.com/mcp"
}
}
}
- 上の内容を、
mcp.jsonに書く(すでにmcpServersがあれば、その中に足す)。 - Cursorを再起動する。
- 設定の MCP を開き、Runway Dev を見つけて接続する。
-
ブラウザで、承認する。
-
既存の項目に
auth.CLIENT_IDが入っているときは、authのブロックを消し、再起動して、つなぎ直す、と公式Docsにあります。 - 取得した結果では、コードの周りに余計な表示が出ていました。細かい書式は、公式ページの原文で確認してください。
2-2. Claude Desktop
- 公式Docsは、名前とURLが入った状態でカスタムコネクタの追加画面が開くリンクを載せています(claude.ai/customize/connectors?modal=add-custom-connector に、名前
Runway DevとURLを付けたもの)。公式Docsの見出しはClaude Desktopですが、リンクのURLは claude.ai のものです。手元のデスクトップアプリで開くのかブラウザで開くのかは、公式で確認できていません。 - 画面の手順で追加し、承認する。
2-3. Claude Code
公式Docsのコマンドです。
claude mcp add --transport http --scope user runway-dev-mcp https://dev.runwayml.com/mcp
- 上のコマンドを、ターミナルで実行する。
- Claude Codeのセッションの中で
/mcpを実行し、runway-dev-mcp を選んで、認証する。 - 別の方法として、公式Docsは次のログインのコマンドも載せています。
claude mcp login runway-dev-mcp
- このコマンドは、Claude Code 2.1.186以降と書かれています。
--no-browserを付けた形(claude mcp login runway-dev-mcp --no-browser)は、Claude Code 2.1.191以降で、ブラウザを開く代わりに認可のURLを表示する、と書かれています。
「Needs authentication」と出たとき:/mcp を開き、runway-dev-mcp を選んで、ブラウザで認証し、同じセッションでツールをもう一度呼びます。認証後もツールが出ないときだけ、新しいセッションを始める、と書かれています。
2-4. Codex
公式Docsのコマンドです。
codex mcp add runway-dev-mcp --url https://dev.runwayml.com/mcp
codex mcp login runway-dev-mcp
または、~/.codex/config.toml に次を書いて、ログインのコマンドを実行します(公式Docsの記載)。
[mcp_servers.runway-dev-mcp]
url = "https://dev.runwayml.com/mcp"
2-5. つながったかを確かめる
- エージェントに、
whoamiを呼ばせる。 - 成功すると、開発者ポータルのメールアドレスが返る、と公式Docsにあります。
- 失敗したら、上のクライアントごとの手順で認証しなおし、同じセッションでもう一度試します。
2-6. 渡るデータ・権限・外し方
| 項目 | 読んだ公式ページの記載 |
|---|---|
| ツールの一覧 | 公式Docsは whoami だけを名指しし、ほかは「タスクの確認、Model Routerの管理、ドキュメントの読み取り」と書く。個別のツール名は記載が見つからない |
| 渡るデータ | 開発者ポータルのアカウントの情報を、エージェントが読める、と読める。詳しい範囲は記載が見つからない |
| 権限 | OAuthで承認する。細かい権限の範囲は記載が見つからない |
| 外し方 | 公式Docsのこのページには記載が見つからない |
| キーの扱い | APIキーはMCPの設定に書かない。キーは開発者ポータルに置き、そこで切り替える(rotate)と書かれている |
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式のヘルプとDocsを読んだ範囲です。
- 公式ページ同士で書き方が違う所があります。Seedanceの版(ヘルプは2.0、「Runway for Claude」は2.5)など。実際の画面とページで確かめてください。
- 「渡るデータ」「権限」「外し方」は、読んだ公式ページに書かれている範囲だけを載せています。書かれていないものは、書かれていないと書きました。
- Dev MCPの公式Docsは、サインインと承認はAIに任せず自分で行う、と書いています。承認は、人が自分で行ってください。
- Dev MCPの公式Docsの設定例は、取得した結果で、コードの周りに余計な表示が出ていました。Runway MCPのCursorの設定の枠は、外側の括弧がない書き方でした。設定は、写す前に公式ページの原文を見てください。
- モデルの名前、料金、プランの条件は変わります。確認日は2026年10月25日です。
- 契約や規約の解釈は、必要なら専門家や公式に確認してください。この記事は法律の助言ではありません。