3行でいうと

  • Runway APIは、開発者ポータルでキーをつくり、環境変数 RUNWAYML_API_SECRET に入れて使います。キーは1回しか表示されません。メンバーをプロジェクトから外しても、キーは自動では止まりません。APIのクレジットは、開発者ポータルの請求のタブで、プロジェクトに足します。アプリのクレジットとの関係は03を参照してください(この記事の出典では確認していません)。
  • 公式SDKは、Node(npm install @runwayml/sdk、Node.js 20 LTS以降)とPython(pip install runwayml、Python 3.9以上)です。ブラウザの中では動かないと、READMEに書かれています。
  • 入力は、HTTPSのURL、base64のデータURI、24時間で期限切れになる一時アップロード(runway://)の3通りです。
  • プラグインは、DaVinci Resolve Studio 19以降とPremiere Pro(After Effects共用のインストーラー)にあります。生成にはStandard以上のプランが要ります。
  • アンインストールとサインアウトの手順は、読んだヘルプに記載が見つかりませんでした。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

公式ページは要約の形で取得しました。コードが崩れて読めたものは、「全文は公式ページで確認」と書き、写しとは呼びません。キーの実値は書かず、<YOUR_API_KEY> に置き換えて書きます。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。MCPの手順は、その1(07)です。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携3:Runway API と公式SDK(プログラムから使う)

3-1. 開発者ポータルでキーをつくる

公式Docs「API Setup & Configuration」の手順です。

  1. 開発者ポータル(公式Docsは https://dev.runway.com/ と書く)でアカウントをつくる。サインアップのあと、新しいプロジェクトをつくるか聞かれる。プロジェクトは、自分の連携ひとつぶんで、APIキーと設定を持つ。
  2. API Keys のタブを開き、新しいキーをつくって、分かりやすい名前を付ける。キーをつくる・無効にするには、AdminかDeveloperの役割が要る。
  3. キーは1回しか表示されない。パスワードマネージャーなどに写しておく。なくしたら、無効にして新しくつくる。
  4. 開発者ポータルの請求のタブ(billing)で、プロジェクトにクレジットを足す。最低は$10(1クレジット$0.01)。足すには、AdminかBilling adminの役割が要る。
  5. 環境変数 RUNWAYML_API_SECRET にキーを入れる。
export RUNWAYML_API_SECRET="<YOUR_API_KEY>"

3-2. キーの扱い(公式の注意)

3-3. SDKを入れる

言語 コマンド 要件(公式のGitHub)
Node.js npm install @runwayml/sdk Node.js 20 LTS以降。TypeScriptは4.9以降。Deno、Bun、Cloudflare Workersなども挙がる。ブラウザとReact Nativeは非対応
Python pip install runwayml Python 3.9以上

3-4. 最初の1回(公式READMEの例)

公式のNode SDKのREADMEが載せている例です(公式の写し)。

import RunwayML from '@runwayml/sdk';

const client = new RunwayML({
  apiKey: process.env['RUNWAYML_API_SECRET'], // This is the default and can be omitted
});

const imageToVideo = await client.imageToVideo.create({
  model: 'gen4_turbo',
  promptImage: 'https://example.com/assets/bunny.jpg',
  ratio: '1280:720',
  promptText: 'The bunny is eating a carrot',
});

console.log(imageToVideo.id);

Python SDKのREADMEの例です(公式の写し)。

import os
from runwayml import RunwayML

client = RunwayML(
    api_key=os.environ.get("RUNWAYML_API_SECRET"),  # This is the default and can be omitted
)

image_to_video = client.image_to_video.create(
    model="gen4_turbo",
    prompt_image="https://example.com/assets/bunny.jpg",
    ratio="1280:720",
    prompt_text="The bunny is eating a carrot",
)
print(image_to_video.id)

3-5. 出力ができるまで待つ

公式Docs「Using the API」は、SDKに、できあがるまで待つ関数があると書いています。

この記事で組んだ形の例です(公式の記載の用語に合わせて組んだもので、動作は確かめていません。モデル名やパラメーターは最新の資料で確かめてください)。

// Node.js(この記事の案)
import RunwayML, { TaskFailedError } from '@runwayml/sdk';

const client = new RunwayML(); // 環境変数 RUNWAYML_API_SECRET を読む

try {
  const task = await client.imageToVideo
    .create({
      model: 'gen4.5',
      promptText: '朝の海辺を歩く犬',
      ratio: '1280:720',
      duration: 5,
    })
    .waitForTaskOutput();
  console.log(task.output[0]);
} catch (error) {
  if (error instanceof TaskFailedError) {
    console.error(error.taskDetails);
  } else {
    throw error;
  }
}

3-6. 直接HTTPで呼ぶときの要点(公式Docs)

項目 記載
ベースURL https://api.dev.runwayml.com/v1
ヘッダー Content-Type: application/json、Authorization: Bearer $RUNWAYML_API_SECRET、X-Runway-Version: 2024-11-06(curlの例の値)
画像から動画 POST /v1/image_to_video
文章から画像 POST /v1/text_to_image
文章から動画 画像から動画のエンドポイントで、promptImage を省く
主な項目 model、promptImage、promptText、ratio(例 "1280:720")、duration(例では5)。文章から画像の例には referenceImages(uri と省略可の tag)

3-7. 入力(画像・動画・音声)の渡し方

公式Docsの入力のページ(docs.dev.runwayml.com/assets/inputs)の内容です。

方法 内容
HTTPS のURL ドメイン名があること(IPアドレスは不可)、2048文字以内、HEADリクエストに応じて正しい Content-Type と Content-Length を返すこと。リダイレクトは失敗扱い。Runway側の要求のUser-Agentは「RunwayML API/」で始まる
データURI(base64) data:content/type;base64, の形。サイズの上限は、エンコード後の文字列(元より約33%大きい)に対してかかる
一時アップロード Runwayの保管場所に上げて、runway:// のURIをもらう。24時間で期限切れ。200MBまで、512バイト以上。回数に制限があり、クレジットの購入が要る

一時アップロードの手順(公式Docs「アップロード」):

  1. POST /v1/uploads に、filename と type(値は "ephemeral")を送る。ファイルの拡張子は中身と合わせる。
  2. 応答に、uploadUrl、fields、runwayUri が返る。
  3. uploadUrl にマルチパートで、fields と、ファイルの中身(file という項目)をPOSTする。
  4. 成功したら、生成のリクエストに runwayUri を入れる。
  5. 失敗したら、同じリクエストをやり直さず、新しく /v1/uploads から始める。

  6. SDKでは、Nodeが client.uploads.createEphemeral、Pythonが client.uploads.create_ephemeral です。公式Docsのコードの例は、Pythonの Path のimportの抜けなどがあったため、この記事では写しません。

3-8. エラー・リトライ・タイムアウト(公式のREADME)

項目 Node SDK Python SDK
400/401/403/404/422/429/5xx BadRequestError/AuthenticationError/PermissionDeniedError/NotFoundError/UnprocessableEntityError/RateLimitError/InternalServerError 同じ名前
接続の失敗 APIConnectionError APIConnectionError
自動の再試行 既定で2回、短い間隔を伸ばしながら。対象は接続エラー、408、409、429、5xx。maxRetries で変える 同様。max_retries で変える
タイムアウト 既定で1分。timeout(ミリ秒) 既定で1分。timeout
ログ RUNWAYML_LOG または logLevel。'debug' では、リクエストとレスポンスの本文がログに出るので注意 RUNWAYML_LOG を info か debug にする(READMEの記載)

3-9. 利用の段階(Usage tiers)

公式Docsの表(確認日 2026-10-25):

段階 上がる条件 月の上限 備考
1 開始時 $100 同時実行は1〜2、1日の生成は50〜200(モデルの種類で違う)
2 $50購入で自動 $500 同時実行は3
3 $100購入で自動 $2,000 同時実行は5
4 $1,000購入で自動 $20,000 同時実行は10
5 $5,000購入で自動 $100,000 同時実行は20

3-10. 渡るデータ・外し方

項目 記載
渡るデータ リクエストの中身(画像、文章、動画、音声)がRunwayのサーバーに送られる
外し方 キーを無効にする(開発者ポータルのAPI Keys)。メンバーを外すだけではキーは止まらない
出力のURLの期限 公式Docsのこのページには記載が見つからない

連携4:編集ソフトのプラグイン

公式ヘルプ「Using the Runway Plugin in DaVinci Resolve」と「Using Runway Plugins in Adobe Premiere Pro」の内容です。

4-1. 共通の事実

4-2. DaVinci Resolve

項目 記載
対象 DaVinci Resolve Studio 19以降(macOS、Windows)。無料版はプラグインを読み込めない。Linuxは未対応

手順:

  1. DaVinci Resolveを完全に終了する。
  2. runway.com/plugins から、使っているOSのインストーラーをダウンロードする。macOSは .pkg、Windowsは .exe。どちらも管理者の許可が要る。
  3. インストーラーを実行する。
  4. Resolveを開き、Workspace → Workflow Integrations → Runway を選ぶ。パネルが別のウインドウで開く。
  5. Sign in を選ぶ。ブラウザが開くので、Runwayにログインする。

できること(公式の記載):画像と動画の生成、Edit Studio(Edit Video タブ。再生ヘッドの位置かイン・アウトの範囲を書き出し、Aleph 2で最大5つのキーフレームを使って再生成。前後の比較つき)、HDR変換を含む動画から動画の編集、背景の除去、アップスケール、生成の一覧(フィード)、Media Poolと開いているタイムラインの末尾への取り込み。

未対応(公式の記載):アウトペインティング(Expand)、ProResと連番画像の取り込み、再生ヘッドの位置への取り込み、Linux、送信後の生成のキャンセル。ときどきセッションが切れて、もう一度のサインインが要ります。

更新:パネルにバナーが出たら、新しいインストーラーをダウンロードし、Resolveを終了してから開きなおします。

うまくいかないとき(公式の記載)

症状 公式の記載
Workflow IntegrationsにRunwayが出ない Studio 19以降か確認。Resolveを終了し、インストーラーをもう一度実行(Windowsは管理者として)。macOSでブロックされたら、System Settings → Privacy & Security → Open Anyway。そのあとResolveを開く
結果がMedia Poolにだけ入る タイムラインが開いていない。EditかCutのページでタイムラインを開いて取り込み直すか、ビンからドラッグ
ワークスペースのエラー 前に選んだワークスペースに入れなくなった。ヘッダーのスイッチャーで別のものを選ぶ
生成が失敗する Resolveがレンダリング中か、ダイアログが開いていると失敗することがある。終わるのを待つか閉じて再試行。「Can't reach Runway」は、接続を確かめて再試行

4-3. Adobe Premiere Pro(とAfter Effects)

項目 記載
対象 macOS、Windows。対応バージョンの数字は、公式ヘルプには載っていない(「対応するバージョンか確認する」とだけある)
インストーラー Premiere ProとAfter Effects共用。macOSは .pkg(Apple SiliconとIntel)、Windowsは .exe

手順:

  1. Premiere Pro(とAfter Effects)を完全に終了する。
  2. インストーラーをダウンロードして実行する。
  3. Premiere Proを開く。
  4. Window → Extensions → Runway を選ぶ。
  5. Sign in を選ぶ。ブラウザが開くので、Runwayにログインする。
  6. 複数のワークスペースがあれば、パネルの上のスイッチャーで選ぶ。

できること(公式の記載):画像の生成(背景、プレート、オーバーレイ、タイトルカードなど)、動画の生成(シーン、B-roll、インサート、カメラの動き。参照画像、開始フレーム、モデルごとの縦横比と長さの設定つき)、Edit Studio(選んだコンポのレイヤーからクリップを取り、タイムラインからアンカーのフレームを取って、Aleph 2で全体を再生成。最大5つのキーフレーム)、動画から動画(HDR変換を含む)、背景の除去、アップスケール、生成のフィード、コンプへの取り込み。

未対応(公式の記載):アウトペインティング(Expand)、フィードからのドラッグ&ドロップ(クリックで取り込むと再生ヘッドの位置に入る)、送信後のキャンセル(最後まで走ってクレジットを使う)。

After Effects:同じインストーラーで、After Effectsにもパネルが入ります。After Effectsのサインインは、Premiere Proとは別です。ホストごとの詳細は、別の公式記事「Using Runway Plugins in Adobe After Effects」にあると案内されています(この記事では読んでいません)。

うまくいかないとき(公式の記載)

症状 公式の記載
パネルが出ない Premiere ProとAfter Effectsを終了し、インストーラーをもう一度。Windowsは管理者として。macOSでブロックされたら System Settings → Privacy & Security → Open Anyway。対応バージョンも確かめ、Window → Extensions を見る
素材がタイムラインでなくビンに入る 再生ヘッドの位置にあいたトラックがない、トラックがロックされている、シーケンスが開いていない、のいずれか。トラックのロックを外すか、再生ヘッドを動かして取り込み直す
ワークスペースのエラー ヘッダーのスイッチャーで別のものを選ぶ
生成の失敗 パネルが、クレジット不足、入力の不備、接続の切断などの原因を示す。「Can't reach Runway」は、接続を確かめて再試行

組み合わせの案(この記事の案。公式の手順ではありません)

ここは、上の公式の連携を、AI同士の組み合わせとして並べた、この記事の案です。動作は確かめていません。

組み合わせ つなぐもの 渡るもの(公式の記載の範囲) 外し方・止め方
Claude × Runway MCP Claudeの Customize → Connectors に、Runwayのコネクタを足す 会話で書いた指示と参照画像がRunwayに送られる。結果が会話に返る 公式ヘルプに記載が見つからない。Claude側の管理画面で確かめる
Claude Code × Runway Dev MCP claude mcp add と /mcp で認証 開発者ポータルのアカウントの情報を、エージェントが扱う 公式Docsに記載が見つからない
Cursor × Runway MCP と Runway Dev MCP mcp.json に2つを足す。名前は、生成用が Runway、開発用が Runway Dev 別々のサーバー。名前とURLの取り違えに注意 設定から項目を消す(Cursorの設定の操作)。公式ヘルプのこの範囲では記載が見つからない
Claude Code や Cursor × API・SDK AIにコードを書かせ、キーは環境変数に置く コードの実行時に、入力がRunwayに送られる キーを開発者ポータルで無効にする
編集ソフト × Runway プラグインを入れてサインイン クリップやプロンプトが、処理のためにRunwayに送られる 公式ヘルプに記載が見つからない

気をつけること

出典