3行でいうと

  • 入口は5つです。ファイルのアップロード、ブラウザのマイク録音、スマホアプリの録音、Botによる会議の録画、会議チャットからの要約の指示(/rimo + 指示文)です。
  • ファイルのアップロードは、完了すると「音声認識進行中」の表示が消え、「編集する」ボタンで文字の編集や話者設定に進みます。
  • マイク録音は、ブラウザを閉じる、バックグラウンドにする、端末をスリープにすると止まる、と公式に書かれています。
  • Botは、会議の開始後に「Rimo議事録Bot」が入室を求めてくるので、主催側が許可する流れです。会議ツールごとに注意点が違います。
  • 要約は、ノート画面の「AI要約」からテンプレートを選んで「適用する」を押します。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:ICレコーダーを置く場所を選ぶ

会議を残す方法は、「後でレコーダーの音を渡す(ファイル)」「机にレコーダーを置く(マイク)」「会議室に書記が入る(Bot)」の違いです。場面で置き場所を選びます。これは僕らのたとえで、公式の説明ではありません。

場面1:録音ファイルを読み込んで文字にする(ブラウザ)

ヘルプ「音声ファイルをアップロードする【文字起こしプラン・フリープラン】」と「ファイルサイズと記録時間の上限」の手順です。

  1. 「ファイルをアップロード」または「アップロード」をクリックします。
  2. 「ファイルを選択」をクリックするか、ファイルを「Drag & Drop」で選択欄に入れます。
  3. 解析言語を確認し、「この内容で文字起こし」をクリックします。
  4. アップロード後に音声認識の解析が始まります。画面右下にアップロード完了のお知らせが出て、ファイルのアイコンをクリックすると文字起こし中のノートへ移ります。
  5. 「音声認識進行中」の表示が消えたら完了です。画面左下の「編集する」ボタンで、文字の編集と話者設定ができます。

解析の時間は文字量で変わり、記事には「1時間の音声:5分程度」とあります。しばらく待っても終わらない時は、リロードする、と書かれています。

使えるファイルの目安(ヘルプ「ファイルサイズと記録時間の上限」)

項目 公式の記載
望ましい形式 音声は .m4a、動画は .mp4(公式は「望ましい」と書く)
.mp3、.wav など アップロードに時間がかかる時は、音声を .m4a、動画を .mp4 に変換して再度アップロードする案内がある
wma 法人プランと個人従量プランのみ
サイズの目安 音声は1GB以下、動画は3GB以下(1ファイルの上限は現状設けていないが、システムの都合で目安に抑える、と書かれている)
長さの目安 5時間未満
超えた場合 エラーになる可能性がある。エラーの場合は課金されない

動画が大きい時の小さくする方法として、Windowsの「フォト」アプリで画質を「低 540P」にして書き出す、Macの「iMovie」で解像度を720p・品質を低にして書き出す、スマホで撮影前に解像度を下げる、という案内があります。音声を .m4a に変える具体的な方法は、そのページに書かれていません。

要約を使うには、プロプランが必要です(同ヘルプの注意書き。要約の設定のヘルプ「要約をAIで自動生成する」は対象を法人・チーム・プロプランと書いており、書き方が違います。05の手順3-3。このアップロードのヘルプは再読していません)。複数のファイルをまとめて上げる「一括アップロード」と、アプリ版のアップロードは、題名だけ確認し、手順は読んでいません。

場面2:ブラウザのマイクで録る(対面の会議、取材)

ヘルプ「マイクを使った録音でリアルタイム文字起こし・要約を作成する(ブラウザ版)」の手順です。

最初に、公式の注意が3つあります。

手順です。

  1. 画面右上の「新規」ボタンをクリックし、「マイクで録音」を選びます。
  2. 出てきたメニューで、音声入力ソース(「マイク/内部音声」)、チーム、辞書、言語・翻訳を設定し、「録音を開始」をクリックします。初めての時は、マイクの許可を求められることがあります。「許可」をクリックします。
  3. リアルタイムの文字起こしが始まります。
  4. 終える時は「終了する」ボタンをクリックします。
  5. 停止の処理が終わると、文字起こしと要約が表示されます。

内部音声も録る(オンライン会議を自分のPCで聞いている場合)

「音声入力ソース」で「内部音声」にもチェックを入れた場合の補足です。

録音中の操作

やりたいこと 公式の手順
ミュート(PC) 「録音をミュート」ボタンをクリック
ミュート(スマホのブラウザ) 画面右上の「・・・」をタップし、メニューから「録音をミュート」をタップ
フルスクリーン 「共有」ボタンの左のパソコンのアイコンをクリックすると、新しいタブが開き、文字起こし・翻訳(設定時)・AI要約が全画面で出る
翻訳を同時に出す 録音前に、「多言語・翻訳」の「V」から「翻訳言語」を設定する(双方向に同時翻訳)

録音が終わったあとのノート画面

場面3:スマホのアプリで録る

ヘルプ「モバイルアプリのインストールと使い方」の手順です。インストールは05にあります。

  1. アプリを起動してログインします。
  2. 画面下の「+」をタップし、「録音」をタップします。
  3. 録音の設定(言語、サブ言語、チーム、辞書、録音モード)を確かめ、「録音を始める」をタップします。
  4. リアルタイムの文字起こしが始まります。
  5. 終える時は「文字起こしを終了」をタップし、確認の画面で「終了する」をタップします。
  6. 終了後に、文字起こしとAI要約が自動で作られます。画面のタブは「議事録」「AIチャット」「文字起こし」で切り替わります。

電波が弱い場所で録る(省エネ録音、バージョン1.1.0以降)

  1. 録音設定で、録音モードを「録音後にアップロード(省エネ)」にして、録音を始めます。
  2. 録音中は通信せず、音声を端末に保存します。録音中のリアルタイムの文字起こしは表示されません。
  3. 録音の終了後、Wi-Fiなど安定した回線につないだ状態で、アップロードを実行します。
  4. アップロードが終わると、文字起こしと要約が作られます。

電話の着信などで中断した録音を自動で再開する機能が、モバイルアプリ1.6.0(2026年7月27日)で改善された、とも書かれています。

場面4:オンライン会議にBotを入れる(手動で今すぐ)

ヘルプ「Botを使って録画・リアルタイム文字起こしする」の手順です。対象プランは法人、チーム、プロプラン。利用できる権限は「すべてのユーザー」です。対応する会議ツールは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexです(ページに「2024/12/09時点」の表記があります)。

  1. ノート一覧画面の右上にあるBotのアイコン(カーソルを合わせると「Web会議の録画」と表示)をクリックします。または、スケジュール画面で「今すぐ録画」をクリックします。
  2. 「録画ボットを入れる」画面で、次を入力します。
  3. タイトル(空欄だと「AdhocMeeting - mm/dd」という仮のタイトルが付き、要約の時にAIがより適切なタイトルを付ける、と書かれています)
  4. ミーティングURL(Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexのどれか)
  5. 会議中の映像を残さない場合は「録音のみを行う」にチェック
  6. チーム(ノートの保管先)、言語、辞書
  7. 「録画開始」をクリックします。ノートが作られ、Botが会議に入る準備をします。
  8. 会議が始まると、「Rimo議事録Bot」が参加者として入室を求めてきます。入室を許可します(Google Meetでは「承諾」をクリック)。
  9. 録画が始まると、ノートに文字起こしが出始めます。話者は、オンライン会議のアカウント情報をもとに自動で分けられます。
  10. 会議が終わると、ノートに文字起こしと要約が出て、フォルダ分けも行われます。

会議ツールごとの注意(同じヘルプ)

ツール 公式の記載
Zoom Botは自分でパスワードを入れられないので、パスワード入りの招待リンクを使う。URLの j/ に続く数字がミーティングID、pwd= に続く文字列がパスワード(暗号化された形)と書かれている。参加後60分以内に録画を始められないと、Botは退出する
Google Meet 入室時に、参加者側で承諾が必要。待合室に10分いると強制退出になる
Microsoft Teams 企業によっては、セキュリティ上、非ログイン状態の「匿名ユーザー」の入室を認めない設定にしている。Botが入れない時は、セキュリティ設定で、Botが使うアドレスの参加者の入室を許可すれば入室できる、と書かれている(そのアドレスの値は、再読では公式ページ上で確認できていません)
Webex 待合室の制限は書かれていないが、同様の制限がある可能性がある、と書かれている

Zoomについては、別の記事(「Web会議がZoomの場合」)に、Zoomの設定で「レコーディング」タブを開き、「コンピュータ ファイルにレコーディングする」を有効にし、「ホストにレコーディングの権限をリクエストできるユーザー」にチェックを入れる、と書かれています。これでホストが参加者にローカル録画の権限を渡せるようになる、という説明です。カレンダー連携の記事には、主催者以外もBotで録画できるが、Zoomでは主催者が録音を許可している必要がある、とあります。

Botが自動で退出する条件

条件 公式の記載
無音 会議開始から20分以上たったあと、60分以上無音が続いた場合
待合室 待合室での待機が20分を超えた場合(Google Meetは10分で強制退出)
参加者不在 Botの参加後、20分間誰も参加しない場合
全員退出 全員が退出してから2秒後
録画開始の失敗 参加後60分以内に録画を始められない場合(公式は「主にZoomで発生する可能性」と補足)

録画時間は、設定上の上限はないが、公式は5時間以下を推奨と書いています。高画質の設定ではエラーが起きる可能性があり、標準画質が推奨されている、とあります。エラーの場合は課金されません。

失敗した時の表示

ノート一覧とノート画面に、次の理由が表示されます。

表示 意味(公式の説明)
タイムアウト 上の退出条件に当たった
ホスト不在 ホストがいなかった
全欠席 誰も参加しなかった
発言なし 発言が確認できなかった
参加失敗 会議が見つからない、サインインが必要、またはBotが会議に参加できなかった
終了済み 参加の前に会議が終わっていた
録画申請の拒否 ミーティングの管理者が録画を拒否した
無効な会議URL URLを認識できなかった
サーバー混雑 サーバーが混み合っていた
不明なエラー 上のどれにも当たらない理由で録画できなかった

場面5:カレンダーの連携で、Botを自動で参加させる

連携の設定は05の手順3-4にあります。連携のあとの流れは、ヘルプ「スケジュール連携と録画予約機能‐ご利用の流れ」に次のように書かれています。

  1. 設定に応じて、新しい予定を作った時やカレンダーを同期した時に、Botの予約が自動でオンになります。デフォルトは「社内ミーティングのみ」です。
  2. 会議が始まると、RimoのBotが参加者として入室します。入室を許可します。
  3. Botから録画のリクエストが表示されたら、「承認」をクリックします。
  4. 録画が始まると、作られたノートに文字起こしが出始めます。
  5. 会議が終わると、ノートに文字起こしと要約が出て、フォルダ分けも行われます。
  6. 開始時間を過ぎてBotがタイムアウトした時は、「録画申請をリトライ」をクリックして、再度Botを招待できます。
  7. 共有:カレンダーに招待されたメンバーには、自動で編集権限が割り当てられます。招待されていないメンバーには、「共有」から権限を割り当てます。

自動予約を使わずに手動で予約する場合は、会議の「録画予約」の○をクリックし、「録画Botを予約」画面で、必要なら「録音のみを行う」にチェックを入れ、チーム、言語、辞書を選んで「この内容で予約」をクリックします。ノートが作られ、ミーティング名をクリックするとノートを確認できます。

複数人が出席する会議では、自動予約のノートオーナーは、主催者(予定を作った人)が最優先で、主催者がカレンダー連携をしていない場合は必須参加者の上位の人が選ばれる、と書かれています。ノートオーナーは、録画のオン・オフの変更、予定の編集、「今すぐ録画」ができます。メンバー権限では、録画のオン・オフがグレーアウトされます(「複数参加者が出席する会議の録画について」)。

場面6:要約を作る、直す

ヘルプ「要約をAIで自動生成する」の手順です。対象は法人、チーム、プロプランです。

  1. 設定が「ノートごとに生成」の場合:ノート画面の中央上部にある「AI要約」をクリックし、テンプレートを選んで「適用する」をクリックします。
  2. 設定が「文字起こしと同時」の場合:音声・動画をアップロードし、音声認識が終わると、AIが自動でテンプレートを適用します。
  3. リアルタイムの文字起こしは自動では作られないので、テンプレートを選んで「適用する」をクリックします。

テンプレートは3つです。「会話のまとめ」は話題ごとに見出しを作ります。「議事録」は議題とタスクの抜き出し、議題ごとの見出しと要約を作ります。「記事の作成・編集」はタイトルや見出しのある記事を作ります。

要約は、「タイトル」「参加者」「タグ」「日時」などの会議情報も参照する、と書かれています。文字起こしで名前を誤っていても、参加者名は正しく出せる、という説明です。

やりたいこと 公式の手順
別のテンプレートで作り直す ノート画面の中央上部のテンプレート名をクリックし、テンプレートを選ぶ(適用中は✨が付く)。既存の要約の下に追記するか、置き換えるかを選んで適用
根拠の文字起こしを見る 要約の左のタイムスタンプ(秒数)をクリックすると、該当する文字起こしが出る
直接直す 要約の文を直接入力して編集する
要約の見出しを消す 見出しにカーソルを合わせ、右上のメニューのゴミ箱をクリック、または Backspace キー
動画の画面を要約に貼る 動画の画面の左下の「動画のキャプチャを議事録に追加」をクリック。キャプチャと自動のキャプションが、要約のカーソル位置に入る
新しいエディタに切り替える 新エディタが出ない時は、ノート画面の右上の「★新エディタを使う」をクリック

要約の時に送られるデータについて、同じヘルプに次の注意書きがあります。利用しているAIモデルに応じて、文字起こしの内容が各提供元のサーバーに送られます。OpenAI社には、不正使用の監視のため最大30日間保持されて削除され、モデルの学習には使われない、と書かれています。Anthropic社(Claude)は、30日間保持して削除し、学習には使われない、と書かれています。AIクレジットの消費については、そのページに記載がありません(01・04を見てください)。

場面7:会議のチャットから、Botに要約を頼む

ヘルプ「オンラインミーティング内のチャットでBotに要約指示を出す」の手順です。対象プランはプロプランと書かれています(利用できる権限は「すべてのユーザー」)。対応する会議ツールは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsです。記事はZoomを例にしています。

  1. Zoomのミーティングで、「Rimo議事録Bot」の参加を承認し、「チャット」を開きます。
  2. メッセージ欄に「/rimo」と指示文を入力して送信します。公式の例は「/rimo 会話のポイントをまとめて」です。
  3. Rimo議事録Botが、会議のチャットの中で答えます。

同じ仕組みに関連して、ヘルプ「ミーティング要約の自動送信(Botがチャットでお知らせ)」には、Botが会議の終了前に要約をチャットで自動送信する、送るタイミングは終了の何分前かを設定でき、デフォルトは5分前、と書かれています。デフォルトでオンで、管理者が「スケジュール連携」の設定からオフにできる、とあります。送信先の範囲(誰に届くか)の記載は見つかりませんでした。会議の参加者に見えると考えられる機能なので、使う前に会議の相手へ伝えておくかどうかを、所属先の決まりで考えてください(見立てです)。

場面8:Rimoの中でAIに頼む(「AIに依頼」「AIチャット」タブ)

ブラウザ版のノートの右側にある「AIに依頼」タブ(スマホ版は「AIチャット」)は、議事録などの文章作成を手伝い、会議の内容の質問に答える、と書かれています。タブを開いた先の入力欄の名前や、使える書き方の決まりは、今回読んだ範囲には書かれていませんでした。

次の指示文は、この記事の例です。公式の例ではなく、動くかどうかは確かめていません。

この会議で決まったことを、箇条書きで5つ以内にまとめてください。
次回までの宿題を、担当者の名前と期限が分かる形で、表にしてください。
この会議で、意見が分かれた点はありましたか。誰がどう言ったかも添えてください。

見立て(公式の記載ではありません):文字起こしに書かれていないことを答えさせる質問は、答えが文字起こしと合わない可能性があるので、根拠を文字起こしで見直す使い方を考えています。文字起こしの時刻をクリックすると音声が再生される機能(「文字と音声のシンク」)は、02に書きました。

最初の1時間でやる順番(この記事の案)

ここは公式の手順ではなく、この記事の案です。無料のまま試すなら、使える入口がプランで違うので、先に04の機能の表を見てください。

目安 やること 見る場所
0〜10分 アカウントを作る。カードを登録するかどうかを決める 05の手順1
10〜20分 手元の短い音声(数分)をアップロードして、文字になるか見る 場面1
20〜30分 文字起こしの画面で「編集する」を押し、聞き間違いを1か所直す。時刻をクリックして音声が鳴るか見る 場面1、02の「文字と音声のシンク」
30〜40分 要約を作る(プロプランのトライアルまたはプランが必要)。別のテンプレートで作り直してみる 場面6
40〜50分 スマホにアプリを入れ、短い録音をしてみる。電波が弱い場所を想定するなら省エネ録音も 05の手順2、場面3
50〜60分 自分が主催する短い会議でBotを入れる。入室を許可して、退出条件の表を見ておく 場面4

録音や録画を会議の相手に使う前に、相手に伝えておくかどうかは、所属先の決まりで決めてください。公式のヘルプには、参加者への告知や同意についての専用の説明が見つかりませんでした(01)。

気をつけること

出典