3行でいうと

  • ブラウザで使うだけなら、インストールは要りません。公式の手順は「無料トライアル」からのアカウント登録で始まり、Google、Microsoft、Facebook、メールアドレスのどれかで登録します。
  • スマホは、App StoreとGoogle Playのアプリです。初回にマイクと通知の許可、AIサービスへの同意が出ると書かれています。
  • 最初に見ておく設定は、録音設定(言語・チーム・辞書)、要約の設定(管理者のみ編集可)、カレンダー連携(Bot予約を使う場合)です。
  • コマンドラインの rimo(CLI)は、Linux・macOS・Windowsの手順が公式にあります。入れなくてもRimoの基本機能は使えます。
  • 名称は変わっても、ログイン方法やアカウントは変わらない、と公式のお知らせに書かれています。ただし画面やストアの表記は、旧名と新名が混ざります。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

名前について:旧名と新名

前提:用語をそろえる

たとえ話:玄関と、勝手口

Rimoには、普通の玄関(ブラウザとスマホのアプリ)と、勝手口(コマンドラインのCLI)があります。ほとんどの人は玄関から入れば足ります。勝手口は、AIなどのプログラムを家に入れたい時のものです。これは僕らのたとえで、公式の説明ではありません。

手順1:アカウントを作る(ブラウザ)

ヘルプ「アカウント登録方法・ご利用の流れ」の手順です。

  1. https://rimo.app/about/voice を開き、「無料トライアル」をクリックします。
  2. 先に読んだ公式トップページ(rimo.app)には、「無料トライアル」の入口が2か所あり、リンク先のプラン指定が違う(ヘッダー側が voice_professional_monthly、本文側が voice_solo_monthly)と読めました。ただし、このリンク先の値は再読で確認できていません(公式で確認できていません)。どちらをどの場面で使うかは、公式の資料では説明が見つかりませんでした。
  3. 登録の方法を、次のうち1つ選びます。
  4. Google:Googleを選び、登録済みのメールアドレスとパスワードを入力します。
  5. Microsoft:Microsoftを選び、同様に入力します。
  6. Facebook:Facebookを選び、同様に入力します。
  7. メールアドレス:「メールアドレスで登録」をクリックして新規登録の画面に切り替え、姓・名、メールアドレス、パスワードを入力します。
  8. 決済システムの画面が出たら、「申し込む」をクリックします。
  9. Rimo(記事の表記は「Rimo voice」)へのログインが完了します。

次回からは、登録した時と同じ方法(Google、Facebook、Microsoft、またはメールアドレスとパスワード)でログインする、と書かれています。ログインの画面へ入る具体的な経路(どのページのどのボタンか)は、読んだ範囲のヘルプには書かれていませんでした。トップページの「ログイン」のリンクは、先に読んだ時点で、ログインフォームではなく製品紹介ページ(rimo.app/about)を指していたと読めました(再読では確認できていません。公式で確認できていません)。

無料トライアルとカードの扱い:公式の2つの記事が少し違います

記事 書かれていること
アカウント登録方法・ご利用の流れ 無料トライアルはクレジットカードの登録が不要で、トライアル終了後も自動的に課金は始まらない
無料トライアルの始め方(ページ上の最終更新日は2025年12月31日) トライアル中にカードを登録してキャンセルしないとプロプランが始まる。カード未登録なら自動で終了して課金されない。文字起こしプランは音声60分、プロプランは1週間のトライアル

2つを合わせると「カードを登録しなければ課金されない」と読めますが、これは僕らの読み方です。トライアルを続けたい場合の手順として、「無料トライアルの始め方」には、右下の表示から「支払い情報を登録」をクリックし、決済システムの画面で「決済手段を追加」をクリックする、と書かれています。料金の数字は04(確認日が10月23日)を見てください。

手順2:スマホのアプリを入れる

ヘルプ「モバイルアプリのインストールと使い方」(ページの日付は2026年9月3日)の手順です。

  1. App StoreまたはGoogle Playから、アプリを無料でダウンロードします。ヘルプには、記事内のQRコードかリンクから端末に合ったストアへ進む案内もあります。公式トップページには、App Storeのリンクと、Google Playのリンク(アプリのID表示は app.rimo.rimovoice)が載っていたと読めました(このリンクは再読で確認できていません。公式で確認できていません)。
  2. アプリを起動し、すでにあるRimoのアカウントでログインします。アカウントがない場合は、「新規登録」ボタンからアカウントを作ります。
  3. 初回起動時に、マイクへのアクセスと通知の許可を求められます。「許可」をタップします。
  4. AIサービスの利用への同意がまだの場合は、同意確認の画面が出ます。「同意画面を開く」をタップして内容を確認し、「同意して続ける」をタップします。

対応するOSの版は、01の表を見てください(今回は読み直していません)。

ホーム画面のウィジェット

同じヘルプに、ホーム画面のウィジェットから、作ったノートの確認と、新しい録音の開始ができる、と書かれています。ノート名をタップするとノートの詳細、マイクのボタンをタップすると録音設定の画面が開きます。ウィジェットの追加方法は、AppleとGoogleの公式のサポートページを見る、と書かれています(その内容は読んでいません)。

手順3:最初に見ておく設定

3-1. 録音の設定の項目(スマホのアプリ)

アプリで画面下の「+」をタップして「録音」を選ぶと、録音の設定が出ます。ヘルプに書かれている項目は次のとおりです。

項目 公式の説明
文字起こし言語 文字起こしとAI要約に使う言語
サブ言語 複数の言語での文字起こしに使う。最大4つ
ノートをアップロードするチーム ノートの保管先
辞書 登録した辞書を選ぶ
録音モード 「録音後にアップロード(省エネ)」を選べる(バージョン1.1.0以降)。使い方は06

3-2. 録音の設定の項目(ブラウザのマイク録音)

ブラウザで「新規」から「マイクで録音」を選ぶと出るメニューです(ヘルプ「マイクを使った録音で…(ブラウザ版)」)。

項目 公式の説明
音声入力ソース 「マイク/内部音声」。PCの内部音声も録る時は「内部音声」にもチェック
チーム ノートの格納先フォルダ
辞書 登録した辞書を選ぶ
言語・翻訳の設定 「言語」は文字起こしとAI要約に使う言語。「多言語・翻訳」を開くと「翻訳言語」を設定でき、双方向に同時翻訳できる

初回は、ブラウザがマイクの許可を求める場合があり、「許可」をクリックします。手順は06に書きます。

3-3. 要約の設定(管理者のみ編集可)

ヘルプ「要約をAIで自動生成する」によると、要約の設定の画面は https://rimo.app/settings/summary です。編集できるのは管理者のみです。

3-4. カレンダー連携(Botを予約で自動参加させたい場合だけ)

ヘルプ「スケジュール連携と録画予約機能‐ご利用の流れ」の手順です(Googleカレンダーの例。対象プランは法人、チーム、プロ。利用できる権限は「すべてのユーザー」)。

  1. Rimoにログインし、左側の「スケジュール」をクリックします。
  2. 「Googleカレンダー連携」ボタンをクリックします。ボタンが表示されない時は、スケジュール画面を開いたまま、ページ内のGoogleカレンダーのリンクをクリックする、と書かれています。
  3. 連携するアカウントを選び、「次へ」をクリックします。
  4. 許可の画面で「許可」をクリックします。
  5. 「自動予約設定」の画面で、一括設定の選択肢から1つを選び、「設定を保存」をクリックします。
  6. すべての予定
  7. 社内ミーティングのみ(デフォルト)
  8. 社外ミーティングのみ
  9. 一括で連携しない場合は、「すべてのカレンダーへ自動で参加」をオフにします。
  10. チームプランは、「すべてのカレンダー予定へ自動追加」のオン・オフのみ選べる、と書かれています。
  11. 連携が終わると、Googleカレンダーでオンライン会議が登録されている日程が取り込まれます。

補足は次のとおりです。

手順4(任意):コマンドラインの rimo を入れる

ヘルプ「Rimo CLI 手順書」と、公式GitHubのREADME(github.com/rimo/cli)に書かれている内容です。AIにRimoのノートを読ませたい人が使う入口で、使い方は07です。ブラウザやアプリだけで使うなら、この節は飛ばせます。対象のプランは、手順書の本文には明記がなく、関連記事の題名に「法人・チーム・プロプラン対象」とあります。

READMEは、バイナリはGitHubのReleasesからのみ取得し、公開されている checksums.txt で検証する、と案内しています。また、READMEには「オープンソースではない」「利用はRimo利用規約に従う」と書かれています。以下のコマンドは、要約の形で取得したページから写したものです。実行する前に、公式ページの原文と見比べてください。

Linux / macOS

  1. ターミナルで、次を実行します(公式ページの例)。
curl -fsSL https://rimo.app/cli/install.sh | sh
  1. ヘルプによると、このスクリプトはOSとアーキテクチャを検出し、GitHubから該当のリリースをダウンロードしてチェックサムを検証し、rimo を ~/.local/bin に置きます。sudo は不要、と書かれています。
  2. ~/.local/bin がPATHにない場合は、シェルのプロファイルに追加する行が表示される、と書かれています(表示例は export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH")。

Windows(PowerShell)

  1. PowerShellで、次を実行します(公式ページの例)。
irm https://rimo.app/cli/install.ps1 | iex
  1. rimo.exe が %USERPROFILE%\.local\bin に置かれます。管理者権限は不要、PATHにない場合は自動で追加される、と書かれています。
  2. 反映には、新しいPowerShellのウィンドウを開く必要がある、と書かれています。

手動でダウンロードする場合

GitHubのReleasesから、環境に合うアーカイブを選びます。Intel/AMD系は amd64、Arm系(Snapdragon搭載機など)は arm64 を選ぶ、と書かれています。

OS アーキテクチャ アーカイブの名前
Linux amd64 / arm64 rimo_<ver>_linux_amd64.tar.gz / rimo_<ver>_linux_arm64.tar.gz
macOS amd64 / arm64 rimo_<ver>_darwin_amd64.tar.gz / rimo_<ver>_darwin_arm64.tar.gz
Windows amd64 / arm64 rimo_<ver>_windows_amd64.zip / rimo_<ver>_windows_arm64.zip

ダウンロード、展開、~/.local/bin への移動、checksums.txt との照合の具体的なコマンドは、公式ページに例があります。取得した要約ではWindows側のチェックサムの検証コマンドが1行に崩れていたので、ここには写しません。手動で入れる場合は、公式ページの原文を見てください。

入ったかを確かめる

rimo version

インストールしたバージョンの番号が返る、と書かれています。

ログインする

rimo auth login

ブラウザでサインインします。トークンはOSの認証情報ストアに保存され、設定ファイルには保存されない、と書かれています。アカウントの別名、メール、組織、既定のアカウントは ~/.config/rimo/config.yaml に保存される、とあります。

APIキーを使う方法(rimo auth login が不要になる)もあります。07で扱います。

更新と、取り外し

rimo upgrade
rimo upgrade --check

前者は最新リリースへの自己アップグレード、後者はインストールせずに新しい版があるかを報告する、と書かれています。取り外しは、Linux / macOSでは rimo auth logout(任意)、rm ~/.local/bin/rimo、rm -rf ~/.config/rimo(任意)です。Windowsでは rimo auth logout(任意)のあと、%USERPROFILE%\.local\bin\rimo.exe と %USERPROFILE%\.config\rimo を削除する、と書かれています。

動作の確かめ方

「動いている」ことを確かめる、公式の手順に沿った方法です。この記事で試した結果ではありません。

確かめたいこと 公式の手順に沿った確かめ方 期待される表示(公式の記載)
ログインできたか(ブラウザ) 手順1のあと、ノート一覧の画面が出るか ログインが完了する(具体的な画面の名前は書かれていない)
文字起こしが動くか 短い音声ファイルをアップロードする(06の場面1) 「音声認識進行中」の表示が消え、「編集する」ボタンが出る
アプリで録音できるか 「+」→「録音」→「録音を始める」(06の場面3) リアルタイムの文字起こしが始まる
CLIが入ったか rimo version バージョンの番号が返る
CLIでログインできたか rimo auth status 認証済みのアカウントが表示される(コマンドの概要の記載)
カレンダー連携が効いているか スケジュール画面を開く Googleカレンダーのオンライン会議の日程が取り込まれる

つまずきと直し方

症状 公式の記載から読み取れる確認点
「Googleカレンダー連携」のボタンが見えない スケジュール画面を開いた状態で、ページ内のGoogleカレンダーのリンクをクリックする
アップロードしても解析が終わらない しばらく待ってもだめなら、ページをリロードする、と書かれている
rimo と打っても見つからない ~/.local/bin(Windowsは %USERPROFILE%\.local\bin)がPATHにあるか。Windowsは新しいPowerShellを開く
インストールのチェックサム検証が通らない 多くは部分的・破損したダウンロードが原因、と書かれている。インストールをやり直す。解消しなければ、GitHubのSECURITY.mdから報告する案内がある
それ以外のインストール・ログインの不具合 GitHubの docs/ja/troubleshooting.md を見る、と書かれている(今回は読んでいない)
ブラウザでマイクの許可を求められない/録音できない 06のマイクの節。許可の有無は、ブラウザの設定側の確認になる(公式ヘルプには、許可を取り直す手順は見つからなかった)
旧名と新名が混ざって、画面が手順書と違う 公式のお知らせは、切り替え期間は混在する、と書いている。手元の画面と照らす

気をつけること

出典