3行でいうと
- 公式の資料で確認できた流れは、2026年2月24日にGoogleが「ProducerAIがGoogle Labsに加わる」と発表し、2026年5月6日のGoogleの記事が「Flow Music, formerly ProducerAI」と書いている、という2点です。Riffusionという名前が公式のどの資料に出てくるかは、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- いまの入口は flowmusic.app です。producer.ai と riffusion.com を開くと、flowmusic.app に転送されました(取得時の転送先の記録であり、公式の文章ではありません)。
- 公式のヘルプでは、使える人は「18歳以上で、年齢が確認済み、対応地域にいる人」です。登録はGoogleアカウントでのログインです。
- 無料では、公式のヘルプが「中心となる機能はすべて無料」と説明しています。毎日のクレジット(Daily top-up credits)の数は、料金ページの表示では読み取れませんでした。
- 生成した曲や会話の記録はGoogleの側に置かれます。保存期間と学習への使われ方は公式のプライバシーノーティスに書かれており、詳しくは04に書きます。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」と言い切らず、「読んだ範囲では見つからなかった」と書いています。旧Riffusion/Producer.aiの時代の規約・ヘルプは取得できておらず、読めていません。
先に結論
- このガイドが扱う製品は、現在は Google Flow Music。 公式の資料に出てくる名前の変遷は「ProducerAI → Flow Music(Google Labs)」までです。Riffusionという旧名が公式のどこに書かれているかは、確認できていません(下の「製品の特定」)。
- 使い始める条件は「18歳以上・Googleアカウント・対応地域」。 以前のRiffusion/Producer.aiのアカウントの扱い(引き継ぎの有無、旧い曲やクレジット)は、読んだ範囲では公式の説明が見つかりませんでした。
- 無料の入口はある。 ただし、無料の枠の大きさ(毎日のクレジット数)は、公式の料金ページから数字を読み取れていません。
- 見立て(事実ではありません): 過去の解説記事や古いガイドで見た「Riffusion」「Producer.ai」の使い方は、画面名・プラン・規約が変わっている可能性があります。この記事の数字も、使う前に公式の料金ページ(flowmusic.app/pricing)で確かめてください。
前提:用語をそろえる
- Riffusion/Producer.ai/ProducerAI/Google Flow Music:ProducerAI と Google Flow Music は公式のブログが「formerly ProducerAI」と書いているので同じ製品として扱います。Riffusion は、riffusion.com が flowmusic.app に転送される(取得時の記録)以外に、公式の資料では関係を確認できていないため、同じ製品と断定しません。名前の変更を直接説明した公式のページも、読んだ範囲では見つかっていません。公式の資料の表記は、2026年2月のGoogleのブログが「ProducerAI」、2026年5月のブログとヘルプが「Google Flow Music」です。
- Lyria(リリア):Googleの音楽生成モデルの名前です。公式の資料では、Lyria 3、Lyria 3 Pro、Lyria 3.5という表記が出てきます(下の「製品の特定」)。
- クレジット(credits):曲などを作るたびに減る「使用量」です。
- プロデューサー(Producer):Flow Musicで曲づくりの相談相手になるAIの役割です。公式の「Get started」には、設定で Instrument、Ghostwriter、Producer のモデルを選べる、と書かれています。
製品の特定:公式の資料に書かれている名前
| いつ | 公式の資料に書かれていること | 出どころ | 確かさ |
|---|---|---|---|
| 2026年2月24日 | 「ProducerAIがGoogle Labsに加わる」。ProducerAIは「音楽を、生成AIで作り、磨くためのプラットフォーム」と説明。producer.ai で無料・有料プランあり、世界で利用可 | Googleの公式ブログ | 書かれている |
| 2026年3月25日 | Lyria 3 Proの発表で、ProducerAIを「曲全体を繰り返し磨く、エージェント型の体験」と紹介(無料・有料の利用者に提供) | Google DeepMindの記事 | 書かれている |
| 2026年5月6日 | 「Flow Music, formerly ProducerAI」と書かれ、Lyria 3 Proで動く、と説明 | Googleの公式ブログ | 書かれている |
| 2026年5月19日 | 「Google Flow Music」として、区間の編集、全曲のカバー、動画づくり、iPhoneアプリ(Androidは近日)を発表 | Googleの公式ブログ | 書かれている |
| 取得時(2026-10-23) | producer.ai と riffusion.com は flowmusic.app に転送された。flowmusic.app の画面の説明は「Google Flow Music」 | 転送先の記録と公式サイトの説明 | 転送は記録のみ |
| 日付不明 | 「Riffusion」という名前が公式の文章に出てくる箇所、名前変更の日付、旧アカウントの扱い | 読んだ範囲では見つからなかった | 確認できず |
注意点が1つあります。モデル名の表記が、資料によって違います。Googleの記事は「Lyria 3 Pro」、flowmusic.app のトップページの説明は「Lyria 3.5」です。どちらが現在の標準かは、この記事では確かめきれていません。参考までに、トップページは Lyria 3.5 を「最新のモデル」と呼び、Gemini APIのモデルページ(2026年9月16日更新と表示)は lyria-3.5 の状態を「Stable」と表示しています。
どこで使えるか
| 入口 | 公式の資料に書かれていること | 確かさ |
|---|---|---|
| ウェブ(flowmusic.app) | 公式のヘルプの手順はウェブ(Computer)が前提。機能は端末(ウェブ/モバイル)、購読ティア、地域で変わりうる、と2026年5月19日の記事が書く | 書かれている |
| モバイルアプリ(iPhone/Android) | 2026年5月19日の記事は、Flow Musicアプリは「iOSで提供中、Androidは近日」と書き、モバイルアプリは18歳以上向けとする。その後、ヘルプ「Get started」にAndroid向けのインストール手順(2026-10-25 の再読ではタブの見出しだけが取れ、Androidの手順の中身は確認できていません。取得のたびに表示が違いました)(Google Playで「Google Flow Music」を探して Install)が載り、Google Playに掲載(提供元 Google Labs、米国ストア表示、更新日 2026年10月23日、レーティング Everyone)、App Storeにも掲載(提供元 Google LLC、iOS 18.0以降、年齢区分 13+)がある | 書かれている(掲載の有無と日付は取得時の表示。ストアの年齢区分と、ヘルプ・ブログの「18歳以上」との関係は確認できず) |
| Googleアカウント経由の特典 | Google AI の会員の特典として使える(Plus/Pro/Ultraとの対応は04) | 書かれている |
アカウントと、最初の一歩
公式の「Get started with Google Flow Music」には、次のことが書かれています。
- 使える人は、次の3つをすべて満たす人です。①18歳以上で、年齢が確認済み、②対応地域にいる、③Googleアカウントで無料登録する。対応地域の一覧として案内されているリンク(flowmusic.app/docs/faq/availability)は、再確認では、この「Get started」の記事そのものに転送され、国名の一覧は載っていませんでした。Googleの AI プランの案内ページ(one.google.com/about/google-ai-plans/)は、Veo 3.1、Google Flow、Google Flow Musicが「140を超える国と地域」で使えると書いていますが、日本が入っているかは、読んだ範囲では確認できていません。
- ログインの手順は、flowmusic.app を開き、Loginから「Continue with Google」を選び、アカウントを選んで Continue、という流れです。認可の画面が出ます。初回のログインでは、Google AI の会員特典を使いたい人向けに、Google One benefits のチェックボックスがあります。
- アクセスをやめたいときは、Googleアカウントの設定で「Third-party apps and services」から Google Flow Music を選び、すべての接続を削除します。
- 「Customize producer」では、Progress、Instructions(毎回の指示)、Flows(自分用のスラッシュコマンド)、Memories(会話の履歴から学ぶかどうか)を設定できます。
曲づくりの最初の手順は、公式の「Create & manage songs」に、次のように書かれています。
- Flow Musicにサインインし、New session を選び、プロンプト欄に作りたい音楽を書きます。
- 参考にするものを付けたいときは Add を選びます。選べるのは Recording(マイク)、Audio(自分の音楽)、Image(歌詞やジャケットのヒント)です。
- Send を押し、曲にカーソルを合わせて Play で聴きます。
無料でどこまでか
公式の「Manage AI credits & Google Flow Music subscription plan」には、「中心となる機能はすべて無料で使える」という趣旨の説明があります(英文は「You can use all of Google Flow Music's core features at no charge.」)。有料プランは、クレジットや生成回数、最新のモデルへのアクセスが増える、と書かれています。
公式の料金ページ(flowmusic.app/pricing、2026-10-23に取得)の表示は、次のとおりです。
| プラン | 月の価格 | 毎月のクレジット | 同時に生成できる数 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 表示なし(「Daily top-up credits」のみ) | 2 |
| Starter | $6 | 3,000(約600曲) | 8 |
| Plus | $18 | 10,000(約2,000曲) | 12 |
| Member | $48 | 30,000(約6,000曲) | 16 |
「Save 25%」の表示と、月払い・年払いの切り替えがありますが、料金ページからは年払いの金額は読み取れませんでした(iPhoneアプリ内の表示は04)。毎日のクレジット(Daily top-up credits)は全プランに表示がありますが、数は書かれていませんでした。詳しくは04に書きます。
最初に決めておくこと
- 18歳以上かどうか、対応地域かどうか。 条件を満たさないと使えません。
- 作る曲の使い道。 生成した曲の権利・商用利用の条件は、公式の資料では限られた記述しか読めていません(04)。
- アップロードする音声や会話の扱い。 Googleの側で保存されます。人の目で確認される場合があるので、機密のものは入れない、とプライバシーノーティスが助言しています(04)。
- 公開の範囲。 公式のヘルプでは、曲は Publish しなければ公開されず、「Anyone with the link」か「Only me」を選べます(02)。
気をつけること
- 旧名の時代の資料は読めていない。 古いガイドや動画の説明は、プラン・規約・画面が現在と違う可能性があります。
- 名前と数字は動く。 この記事の価格は2026-10-23に取得した表示です。モデル名の表記も資料ごとに違いました。
- 利用規約の「Flow Music専用の本文」は確認できていない。 flowmusic.app/terms を開くと、Googleの利用規約(policies.google.com/terms)に転送されました。
- 契約や権利の判断は、専門家にご相談ください。この記事は助言ではありません。
出典
- Google Flow Music(Google Labs、公式サイト、確認日 2026-10-23)
- Get started with Google Flow Music(Google Flow Help、確認日 2026-10-23)
- Create & manage songs in Google Flow Music(Google Flow Help、確認日 2026-10-23)
- Manage your AI credits & Google Flow Music subscription plan(Google Flow Help、確認日 2026-10-23)
- Pricing(Google Flow Music、確認日 2026-10-23)
- ProducerAI: Your music creation partner, now in Google Labs(Google公式ブログ、2026-02-24、確認日 2026-10-23)
- Google Flow Music and Believe bring next-gen tools to artists(Google公式ブログ、2026-05-06、確認日 2026-10-23)
- New agents, mobile apps and Gemini Omni for Google Flow and Google Flow Music(Google公式ブログ、2026-05-19、確認日 2026-10-23)
- Lyria 3 expands to more Google products, adds more features(Google公式ブログ、2026-03-25、確認日 2026-10-23)
- Google Flow Music Privacy Notice(Google Flow Music、確認日 2026-10-23)
- Google 利用規約(Google、2026-07-30施行の米国版、確認日 2026-10-23)