3行でいうと
- 無料・Pro・Maxでは、「AI data retention」が既定でオンで、入力内容がAIの学習に使われうる、と公式が書いています。企業向けのEnterpriseは学習に使われない、とあります。止めても、効くのはそれ以降のデータだけです。
- 料金は、公式の料金ページで、Proが「$17/month」(年払いのとき)、Maxが「$167/month」(年払いのとき)と表示されていました。別のヘルプ記事(Perplexity Max)には、Maxは月払い$200/month、年払い$2,000/yearと書かれています。年払いの$2,000を12で割ると約$167で、料金ページの「$167/month」は年払いの月あたりの表示と読めます(見立て)。申し込み画面で、月払いか年払いか、金額を確認してください。
- 解約と、アカウントの削除は別です。アカウントを削除しても購読は止まらない、と公式にあります。先に解約するよう案内されています。
- 全データの書き出し機能は、読んだ範囲では見つかりませんでした。Researchのレポートは、PDFや文書に書き出せる、と書かれています。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめ、APIの料金とAPIのプライバシーの節(docs.perplexity.ai)は2026年10月25日に読み直したものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はPerplexityを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。金額は、公式の表示のまま、確認日つきで書いています。変わることがあります。ヘルプの記事同士で数字や手順が食い違う所があり、その点は書き分けました。法律や契約の解釈は、専門家や公式に確認してください。
先に結論
- 使い始める前に、2つの設定を見る。 「AI data retention」(学習への利用)と、「Memory」(記憶)です。
- 強く守りたい内容は、Incognitoか、企業向けのプランの話。 公式の「Memory」の記事は、Incognitoでは質問は保持されず、メモリにも使われない、と書いています。
- お金は、固定の月額と、使った分のクレジットの2階建て。 ComputerとAPIは、別々の従量の仕組みがあります。
- やめるときは、①解約、②会話やファイルの削除、③必要ならアカウント削除、の順。 削除は、30日以内に完全に行われ、戻せない、と書かれています。
前提:用語をそろえる
- AI data retention:公式のアカウント設定の項目名です。入力内容が、PerplexityのAIの改善(学習)に使われうるかを決めるスイッチです。
- メモリ(Memory):過去の質問や、あなたが話した内容を覚えて、答えに生かす機能です。
- Brain:Computer向けの記憶の仕組みです。Maxに「Research Preview」として提供されている、と書かれています。
- クレジット:Computerの使用量の単位です。公式の記事では、100クレジットが1ドルとされています。
- API Credits:APIの利用に使う別の残高です。Computerのクレジットとは別、と書かれています。
- ゼロデータ保持(ZDR):契約により、リクエストの内容を保持しない設定です。
- GDPR:EUの個人データの保護のルールです。公式のヘルプに、GDPRに沿った削除の要求の案内があります。
たとえ話:レンタル机と、鍵つきの引き出し
Perplexityは、レンタルの調べもの机です。机の上に置いたもの(質問、ファイル)は、公式の説明では、既定で自分だけが見られます。ただし、貸し主(Perplexity)は、机の使われ方を見て、サービスの改善に使うことがあり、その使い方を止めるスイッチが「AI data retention」です。Incognitoは「今日の分は引き出しに入れず、持ち帰る」使い方、メモリは「次に来たとき、前回の続きを覚えていてもらう」使い方、と考えると分かりやすいです。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
データ:何が集まり、何に使われ、どう止めるか
集まる情報と使い道(公式の「Data Collection at Perplexity」)
- 集まる情報は、アカウント情報(メールアドレスなど)、質問や使い方のデータなどで、全部の一覧はプライバシーポリシーで確認するよう案内されています。
- 使い道は、サービスの提供と安全、アカウントと支払いの管理、製品の改善、そして、オプトアウトしない限り、AIの学習と検索品質の改善、とあります。
- データを売らない、と書かれています。共有は、支払い処理や顧客サポートなどの委託先、または法律上の求めがある場合、とあります。
学習への利用と、止め方
| プラン | 公式の記述 | 確かさ |
|---|---|---|
| 無料、Pro、Max | 「AI data retention」が既定でオン。学習に使われうる | 書かれている(Data Collection、プラン比較表) |
| Education Pro | 比較表で「Opt-out of AI training」 | 書かれている |
| Enterprise Pro、Enterprise Max | 「Never used for training」。ファイルは7日保持(Data Collectionの記事)。Enterprise Proが50席以上、またはEnterprise Maxが1席以上の組織は、保持期間を設定し、削除を強制できる | 書かれている |
- 止める場所:アカウント設定の「Preferences」の「AI data retention」をオフにします。メモリの記事では「Settings → Preferences → Artificial Intelligence」と書かれています。画面の名前の書き方が記事で少し違うので、手元で確かめてください。
- 効く範囲:オプトアウトの日以降に集まるデータにだけ効きます。すでに学習に使われたデータは、削除も取り消しもできない、と書かれています。
- 単位:ユーザー1人ごとの設定です。
- 設定を切っても、サービスの運用、法令の遵守、製品の改善のために処理されることはある、と書かれています。
- Enterpriseから無料などに下がると、通常の個人向けのルールになり、自分でオフにする必要がある、とあります。
- 「Account & Settings」の記事は、この設定が、検索データがPerplexityのSonarモデルの改善に使われるかを決める、検索データは第三者のサービスには共有されない、と書いています。
第三者のモデル提供会社の扱い
- 「Are third-party model providers training on my data?」によると、OpenAIやAnthropicなどのモデル提供会社との契約で、Perplexityのデータを使った学習は禁じられています。
- ユーザーが変えられる設定は、その記事には載っていませんでした。
メモリと、Incognito
- 「Settings → Memory」で、「Use search history」「Notes」「Manage memories」を切り替えます。MaxのBrainは別のスイッチです。
- メモリをオフにしても、今ある記憶は消えません。消すときは「Manage memories」で、ごみ箱のアイコン、または全部消すボタンを使います。消した記憶のログは、最長30日残ることがあります。
- Perplexityは、健康や金銭などの機微な情報を残しすぎないようにしている、と書いています。そのうえで、定期的に見直して消すよう勧めています。
- メモリの内容は、全員のモデルの改善に使われうる、ただし個人のデータは共有しない、と書かれています。止めるには、「AI data retention」をオフにします。
- Incognito:プロフィールのアイコンから選び、質問は保存されず、メモリにも検索履歴にも使われない、と書かれています。BrainもIncognitoでは対象外、とあります。
ファイルの保管
- アップロードしたファイルは、既定で30日で期限が切れる、とあります(Account Deletion)。
- 「Internal Knowledge Search」の記事(ProとEnterpriseの両方に触れている)には、会話に添付したファイルは、そのセッションだけで一時的に使われ、7日後に消える、とあります。アカウント削除の記事の「既定で30日」とは日数が違い、どちらがどの場面の話かは、読んだ範囲では整理できていません。
- Proのファイルコネクタでは、ファイルはAWS S3に保管され、学習には使われない、と書かれています。
プラン:公式の表示のまま、日付つきで
個人向けの月額(確認日 2026-10-23)
| プラン | 料金ページ(perplexity.ai/hub/pricing)の表示 | 別のヘルプ記事の表示 |
|---|---|---|
| Free | $0/month | 金額の記載なし |
| Pro | $17/month、注記「when billed annually」。月払いの金額は読んだ範囲では見つからなかった | Proの記事、Billing FAQには金額の記載なし |
| Max | $167/month、注記「when billed annually」 | Perplexity Maxの記事に、月払い$200/month、年払い$2,000/year、年払いはウェブのみ |
| Education Pro | 料金ページでは確認できていない | 比較表に「$10/mo with verification from SheerID」 |
- 料金ページには日付がなく、下に「©2026」とだけあります。税込みか税別か、日本円の表示は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
- 支払い方法(Billing FAQより):Visa、Mastercard、AMEX、Cash App、Google Pay、Apple Pay、ACH(銀行振替)。
- 一時停止は使えない、と書かれています。解約して後で再加入する形です。
-
企業向け:Enterprise Proは「starts at $40/month or $400/year/seat」。教育機関と非営利団体は、$30/seat(月)または$300/seat(年)、と書かれています。
-
企業向けの「Organization file repository」(組織のファイル置き場)は、比較表に「Being retired」とあり、同じ記事は2026年10月1日に廃止され、新しい企業向けの権利としては提供されない、と書いています。
Computerのクレジット(公式の「How credits work on Perplexity」)
- 100クレジットが1ドル、と書かれています(記事の時点)。
- Maxは、毎月10,000クレジット。Proは、毎月のクレジットはなく、週ごとの含まれる使用量がある、と書かれています。
- 新規の加入特典として、Proは4,000、Maxは35,000クレジットで、約30日で失効します(1アカウント1回)。
- 購入したクレジットは、1年Computerを使わないと失効します。月のクレジットは持ち越せません。
- 自動チャージ(auto-refill)は、既定でオフです。オンにすると、残りが少なくなったときに自動で買い足します(きっかけの残量は、Proが500クレジット、Maxが2,500クレジット)。Maxには月の課金の上限があり、既定は$200で、$5,000まで変えられる、と書かれています。
- クレジットが切れると、実行中の作業は止まり(取り消しではなく一時停止)、追加か月初の更新で再開します。
- 払い戻しの対象は、Perplexity側の不具合で失敗した作業、無断の購入、Maxの誤った切り替え(24時間以内に連絡)などです。完了した作業や、自分で止めた作業で使ったクレジットは対象外、とあります。
APIの料金(公式のpricingページ、日付の表示なし、確認日 2026-10-25)
- 旧Sonar(Chat Completions):公式の「Migration overview」は、Sonar Chat Completionsのサポートは2026年9月27日に終わった、と書いています。公式の現行のpricingページには、SonarやChat Completionsの料金の記載は見つかりませんでした。公式のMigration overviewの対応表は、Agent APIの
highの努力レベルは、Sonar Deep Researchより1リクエストあたりの費用が低いことが多い(often)、と書いていますが、具体的な金額は載せていません(pricingページには、この比較の記載はありません)。 - Search API:標準で1,000リクエストあたり$5.00、Fast Searchで$1.00。成功したリクエストだけが課金されます。最大5件のクエリを含む成功した1リクエストは、1回分の課金です。
- Agent API:トークン料金(モデルごと。料金は別のModelsページにあり、今回は読んでいません)に、ツールの料金が加わります。たとえば、
web_searchは1回あたり$0.0025(標準)、Fast Searchは$0.001、image_searchは$0.0025、fetch_urlは$0.0005、people_searchとfinance_searchは$0.005、sandboxは1セッション$0.03(20分の課金枠)、と書かれています。flex(0.5倍)とpriority(2倍)の区分は、それを載せているモデルのトークン料金にだけ効く、とあります。 - Orchestrator API:モデルごとのトークン料金で、リクエストごとの料金はなし、と書かれています。
429で断られたリクエストは課金されない、とあります。個別のモデルの金額は、今回読んだ範囲では確認できていません。このAPIはクイックスタートに「private preview」とあります(03を参照)。 - Embeddings API:標準の
pplx-embed-v1-0.6bが100万トークンあたり$0.004、pplx-embed-v1-4bが$0.03。文脈つきのpplx-embed-context-v1-0.6bが$0.008、pplx-embed-context-v1-4bが$0.05、と書かれています。 - Decisions API:入力100万トークンあたり、
pplx-decider-v1.2が$0.02、pplx-decider-flash-v1.2が$0.01で、出力は無料、と書かれています。 - API Platformは、個人向けの有料プランとは別で、ウェブ・アプリのPro機能は付かない、と書かれています。
やめるとき:解約、返金、削除、書き出し
解約
「Canceling a Subscription」に書かれている手順です。
- ウェブ:Settingsで、Perplexity Proの下の「Subscription」を探し、「Manage Subscription」から「Cancel subscription」を選びます。別の記事(Billing FAQ)は、Account settingsで「Manage」を選び、「Cancel subscription」とあり、道順の書き方が違います。
- iOS:App Storeのプロフィールから「Subscriptions」を開いて解約します。
- Android:Google Playの「Payments & Subscriptions」から解約します。
- App StoreやGoogle Playで申し込んだ場合は、そのストアで解約します。Perplexityの設定には、解約の項目が出ません。
- 解約後は、現在の請求期間の終わりまで有料の機能が使え、その後は無料版に戻ります。
返金
公式の「Refunds」に書かれている窓口です。
- EU、英国、トルコ:購入から14日以内。
- 韓国、ブラジル:7日以内。
- それ以外:月払いは購入から24時間以内。年払いは72時間以内、と書かれています。ただし、Maxの記事には、年払いは48時間、と書かれていて、数字が食い違っています。どちらが現行かは確認できていません。
- 返金は1回だけで、2回目の返金は処理できない、と書かれています。
- 利用規約の違反でアカウントが止められた場合は、残りの分の返金はありません。
アカウントの削除と、会話の削除
「Account Deletion」と「Self-Serve Data Deletion」の内容です。
- 削除の前に、解約します。アカウントを削除しても購読は止まらない、と「Canceling a Subscription」の記事に書かれています(Account Deletionの本文では、この点は見つかりませんでした)。
- 場所:アカウントの詳細ページ(perplexity.ai/account/details)の下の方の「Delete account」から。左下をクリックして「All settings」(または「My account」)から入る方法も書かれています。記事で呼び方が少し違います。
- 削除されるもの:プロフィール、設定、検索履歴、会話、共有したコンテンツ。
- 時期:30日以内に完全に削除されます。それまでに再ログインすると、削除の依頼は取り消されます。完了後は戻せません。同じ方法で入ると、新しい空のアカウントができます。
- アカウントを残したまま消す:履歴から「Delete all threads」で全部の会話を、1件ずつは「Delete」で。ProjectとPageは、タイトルの横の3点から消します。
- ファイル:個別に消す方法は書かれていません。ファイルが入っている会話ごと消します。
- GDPRに基づく削除の依頼は、全削除だけ受け付けられ、特定の会話や期間だけの削除は受け付けられない、と書かれています。
書き出し(エクスポート)とバックアップ
- アカウント全体のデータを一括で書き出す機能は、読んだ範囲では見つかりませんでした。「Account & Settings」には、書き出しの項目は書かれていません。
- 個別に残す方法として、Researchのレポートは、PDFまたは文書に書き出せ、Pageに変換して共有もできます(What is Research mode?)。作成したファイルは、DOCX、PDF、PPTX、XLSXなどで書き出せる、とTipsの記事にあります。
- 別のアカウントにデータを移す機能はなく、Projectを共有して、新しいアカウントを招待する方法が案内されています。
見立て:大事な調査結果は、自分のパソコンやメモアプリに、PDFや文書として保存しておくのが安全です。公式の説明では、アカウントを消すと、会話も消えます。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はPerplexityを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。公式の資料を読んだ範囲です。画面の名前と道順は、ページごとに書き方が違うので、画面で確かめてください。
- 金額は、確認日の表示です。Proの月払いの金額、日本円の表示、税の扱いは確認できていません。
- 返金の窓口の数字は、記事によって違う所があります。
- 「AI data retention」をオフにしても、すでに学習に使われたデータは消せません。
- 読めていない所:Agent APIのモデルごとのトークン料金(Modelsページ)、Orchestrator APIのモデルごとの金額、プライバシーポリシーと利用規約の本文、消した後のバックアップの扱い、企業向けの保持期間の詳細、Cometの料金とデータの扱い。いずれも、読んだ範囲では確認できていません。
- この記事は、法律や契約、投資の助言ではありません。
出典
- Data Collection at Perplexity(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Are third-party model providers training on my data?(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Memory(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Account & Settings(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Which Perplexity Subscription Plan is right for you?(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Perplexity Pricing: Plans for Individuals and Enterprise(Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Perplexity Max(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Billing FAQ for Pro Plan Subscribers(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- How credits work on Perplexity(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Canceling a Subscription(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Refunds(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Account Deletion(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Self-Serve Data Deletion(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- What is Research mode?(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Tips for Getting Better Answers from Perplexity(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- What is Internal Knowledge Search(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- File App Connectors for Perplexity Pro subscribers(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Pricing(docs.perplexity.ai、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- What is the Perplexity API Platform?(Perplexity Help Center、Perplexity、確認日 2026-10-23)
- Privacy & Security(docs.perplexity.ai、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Sonar to Agent API migration overview(docs.perplexity.ai、Perplexity、確認日 2026-10-25)
- Orchestrator API quickstart(docs.perplexity.ai、Perplexity、確認日 2026-10-25)