3行でいうと

  • 文字起こしのデータは、自動では消えません。ヘルプは、無期限に保存すると説明しています。消えるのは、自分で消したとき、ワークスペースを消したとき、アカウントを消したときです。消した記録はごみ箱に30日置かれ、そのあと完全に消えます。
  • 料金は、2026年10月23日の料金ページの表示で、Pro が年払い換算で月8.17ドル(年額97.99ドル)、Business が同16.67ドル(年額199.99ドル)、Enterprise は個別です。月払いの金額は、読んだ要約には出ていませんでした。
  • 解約しても、アプリやアカウントを消しただけでは、購読は止まりません。ウェブのBillingから解約します。使った日数ぶんの返金はない、とヘルプは書いています。
  • アカウントの削除は、取り消せません。削除の前に、有料プランの期限切れ、スマート機器の解除、SSOの無効化、購読の解約が要ります。
  • 文字起こしのダウンロードは、Pro 以上の機能です。形式は TXT、DOCX、SRT、PDF、XLSX(音声はMP3、動画はMP4)です。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。画面名やメニュー名は公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」「読んだ範囲では見つからなかった」と書き、引用は短くとどめています。

先に結論

前提:用語をそろえる

データの保存と削除

項目 公式の説明 出どころ
保存期間 文字起こしのデータは無期限に保存し、自動では削除しない ヘルプ「Is there a storage period or capacity limit for transcription data?」
容量の上限 その記事には書かれていない 同上
ごみ箱 消した記録はまずごみ箱へ。30日たつと完全に消え、取り戻せない ヘルプ「Delete and Restore your data」
削除の手順(ウェブ) 記録を開き、「Move to」の「Move to Trash」。ごみ箱は「All Records」の「Trash」 同上
削除の権限 全プランで使える。「Can edit」以上の権限が要る 同上
自動削除の設定 Enterprise のみ。所有者(Owner)が設定。1〜365日、作成日から数える ヘルプ「Automatic file deletion settings」
置き場所と暗号化 AWSで動かす。通信はTLS 1.2、保存時はAES-256 公式サイトのセキュリティのページ
保存地域 英語版のセキュリティのページとプライバシーポリシーには書かれていない。日本語版のセキュリティのページは、バックアップのデータを日本国内のデータセンターに置くと書く(本体の置き場所は書かれていない) 公式サイトのセキュリティのページ(www.notta.ai/security)

自動削除の設定は、1日1回、決まった時刻に動き、設定を変えてから反映まで最大24時間かかります(ヘルプ「Automatic file deletion settings」。動かす時刻は書かれていません)。削除のしかたは「ごみ箱へ移す」と「完全に削除する」から選べます。ごみ箱の30日は、この設定の対象外です(ヘルプ「Security & Privacy」)。

データを端末の中にとどめたい場合。 ヘルプ「What is Privacy Mode Recording?」によると、Privacy Mode は Notta Desktop で、録音と文字起こしを端末の中で処理し、自分で選んだローカルのフォルダにだけ保存します。音声はNottaのクラウドの音声認識に送られず、AIモデルの学習にも使われない、と書かれています。ただし、制限もあります。

学習への利用。 公式のセキュリティのページは、AIの学習に顧客のデータを使うかどうかを書いていません。プライバシーポリシー(2025年9月2日付)の要約でも、音声・動画・文字起こしを Notta のモデルの学習に使うかどうかは書かれていませんでした(全文を読み切ってはいません)。一方で、集めた情報を「サービスの評価と改善」に使うことがある、という趣旨の記載はあります(学習に使うという意味かどうかは書かれていません)。ヘルプの機能表では、「no data training」がEnterpriseの「Security」の項目に載っています。これが、他のプランでは学習に使われうるという意味かどうかは、ヘルプからは分かりません。一方、日本語版のプライバシーポリシー(2026年6月17日改訂)の2.2と利用規約の第10条は、第三者の音声認識パートナー企業が、利用するプランに応じて音声データを音声認識のトレーニングに利用する場合がある、と書いています。どのプランが対象かは書かれていないので、この「プランに応じて」がどのプランに当たるのかは分かりません。気になる場合は、公式に問い合わせるのが確実です(見立て)。

共有(公開リンク)。 全プランで使えます(ヘルプ「Share records externally using public links」)。リンクを知っている人は誰でも見られます。パスワードの設定(自動生成のパスワード)と、リンクの有効期限の設定があります。ウェブでは「Share publicly」を切ると共有をやめられます。Business 以上には、外部への共有を制限する設定があります。

プランの違い

料金ページ(www.notta.ai/en/pricing)の表示を、2026年10月23日に読みました。表示は米ドルで、ページに発効日の表示はありませんでした。日本語版の料金ページ(www.notta.ai/pricing)では、Pro と同じ数字のプランが「プレミアム」の名前で、月1,185円(年間一括払い、12か月分で14,220円、税込)、ビジネスが月2,508円(年間一括払い、30,096円、税込)と表示されていました。1回の録音は、フリーが3分まで、プレミアムとビジネスが5時間までで、英語版と同じです。プレミアムには3日間の無料トライアルの表示もありました。月払いの金額は、どちらのページのテキストにも出ていませんでした。

項目 Free Pro Business Enterprise
料金 0ドル / 月 8.17ドル / 月(年払い、年額97.99ドル) 16.67ドル / 月(年払い、年額199.99ドル) 個別
席数 1 1 数字の表示なし 51席から
文字起こし 月120分(繰り越しなし) 月1,800分 無制限 個別
録音1回の長さ 3分 5時間 5時間 5時間
ファイルの取り込み 月50件 月100件 月200件 無制限
AI要約 月10回 月100回 月200回 無制限
Notta Brain のクレジット 月1,000 月1,000 月1,000 月1,000
カスタム語彙(英語・日本語) 3 200 1,000 無制限
カスタムAIテンプレート 料金ページでは対応が読み取れない(値は「5」「無制限」「無制限」の3つ。ヘルプの機能表は Free 非対応) ヘルプの機能表は Pro 以上 ヘルプの機能表は Pro 以上 ヘルプの機能表は Pro 以上

料金ページの補足を、そのまま写します。

ヘルプ「Understand credits in Notta Brain」には、無料は月1,000、Premium は8,000、Business は1席あたり8,000、Enterprise は個別とあります。有料のNottaのプランだけでは、Brainのクレジットは増えない、とも書かれています。料金ページの「Pro と Business も1,000」とあわせて読むと、8,000は Brain 専用の有料プラン(ヘルプは「Premium」と呼ぶ)の数字です。ヘルプは、Brain の請求は通常の Notta のプランとは別だと説明しています。料金ページが挙げる Pro のアドオン(年額93.59ドル、月8,000クレジット)との対応は、明示されていませんでした。なお、ヘルプは、Web検索など自分の記録を参照しない質問は0クレジットとも書いています。月のリセット日は、無料は登録した日時、有料は最初に購入した日時です(ヘルプ「Usage calculation rules for Notta features」)。クレジットは、毎月リセットされ、有料の Brain プランでは未使用ぶんを翌月に繰り越せます(上限あり)。無料の未使用ぶんは、リセット日に消えます。

ヘルプの機能表(「What is included in each Notta plan?」)で、プランごとの違いが大きい機能です。

使用量の数え方は、ヘルプにあります。文字起こしの時間は、無音を含む音声の全体の長さを分単位に切り上げて数えます。再文字起こしや、録ったあとの翻訳は、元の音声の長さをもう一度使います。AI要約は、成功した生成のたびに1回ぶん使い、再生成も数えます。削除しても戻りません。

解約するとき

ヘルプ「Cancel your Notta subscription」の内容です。

アカウントを消すとき

ヘルプ「How to delete my Notta account?」によると、次のとおりです。

データを書き出す

ヘルプ「Download transcription file」によると、次のとおりです。

無料プランでの書き出しは、ヘルプの機能表に文字起こしのダウンロードが載っていない、という形でしか確認できていません。ほかの出口として、Notion への送信(全プラン)と、公開リンク(全プラン)がヘルプにあります。AI Notes の書き出し(Export AI Notes)の記事は、題名のみで中身は読めていません。MCPとCLIからの書き出し(PDF、Word、テキスト、Excel、SRT)は、公式サイトのページにあります(03)。

気をつけること

出典