3行でいうと

  • Web版は、ブラウザでログインするだけで始められます。ただし、マイクで録るには「端末(OS)」と「ブラウザ」の両方でマイクを許可する必要がある、とヘルプは書いています。
  • デスクトップアプリは、Notta Web の「Integrations & Apps」にある「Native Apps」から入手できます(ほかに、公式サイトのボットなし録音のページからも)。Macで会議の音声を録るには、OSの種類に応じた権限の設定が要ります。
  • Chrome拡張は、ヘルプのページにあるリンクから入れて、Nottaにログインします。Google Meet の画面に「Start Recording」が出るほか、タブの音を録るのにも使います。
  • 会議ソフトとの関係は2通りです。「Notta Bot」が会議に参加して録る方法と、デスクトップアプリがPCの音を録る「ボットなし録音」。後者は、ほかの参加者には録っていることが示されない、とヘルプにあります。
  • 最初に決めておく設定は、文字起こしの言語(既定)と、会議ボットの名前・通知の出し方です。録音の同意は、公式の記事も「利用者が取る」と書いています。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。画面の名前やボタンの表記は、公式ヘルプの英語版の記事に出てくる表記を写しています。画面は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式に書かれていない画面の経路や初期値は、書かずに「公式で確認できていない」と記しています。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:入り口は「録音機の置き場所」

Web版は机の上のICレコーダー、デスクトップはパソコンのスピーカーの前に置くマイク、Notta Bot は会議室に座る書記係です。書記係は出席者の一覧に名前が出ます。机のマイクは、ほかの人から見えません(公式の説明にもとづく例えです)。

手順1:アカウントとログイン

アカウントの作り方(Googleなど、メールと認証コード、アンケート、ワークスペースの選択)は、01の「アカウントを作る」の節に、公式ヘルプの手順を写してあります。この記事では、作ったあとの「ログイン」を扱います(ヘルプ「Log in to Notta」)。

手順:Web版にログインする(公式の手順を順に並べたもの)

  1. パソコンのブラウザで Notta のサイトを開き、「Log in」を押す。ヘルプは、デスクトップ版の Chrome、Edge、Safari を挙げています。
  2. ログインの方法を選ぶ。
  3. 「Google Account」「Microsoft Account」「Apple Account」のどれかを選び、画面の指示に従って確認する。
  4. または、メールアドレスとパスワードを入れて「Log in」を押す。
  5. ワークスペースが SAML SSO を使っている場合は、「SSO Account」を選んで画面の指示に従う。
  6. 確認がすんだら、Notta のワークスペースの画面に移る。

手順:スマホアプリにログインする

App Store または Google Play から Notta を入れ、アプリを開いて右上の「Log In」をタップし、Web版と同じ方法(「Google Account」「Microsoft Account」「Apple Account」、メールとパスワード、「SSO Account」)で入ります。

ログインまわりの注意(ヘルプ「Log in to Notta」)

手順2:Web版を最初に開く

ここは、ログインした直後に見る画面と、マイクの許可の話です。

画面の入口(公式ヘルプの記事に出てくる名前)

「Instant record」(その場の録音)、「Record online meeting」(会議のURLを貼ってボットを呼ぶ)、「Upload & transcribe」(ファイルの取り込み)、「My Records」(録音の一覧)、「Upcoming events」(カレンダーの予定と自動参加)、「Integrations & Apps」(連携の接続、デスクトップの入手。左下)、「Automations」(左メニューの下)。メニュー(9つの点のアイコン、左上)から「Notta Brain」を開く、とヘルプにあります。表記は記事ごとに少し違うことがあるので、手元の画面と照らしてください。

手順:Webでマイクを使えるようにする(ヘルプ「How do I enable microphone access on Notta Web?」)

ヘルプは、Notta がマイクを使うには「端末(OS)」と「ブラウザ」の両方の許可が要る、と書いています。最新の対応ブラウザを使うことが前提です。

  1. OSの設定で、使うブラウザ(Chrome、Edge、Safari)にマイクの使用を許可する。Windows とmacOSの具体的な手順は、ヘルプがそれぞれ Microsoft と Apple の説明ページにリンクしています。
  2. ブラウザの設定で、Notta のサイトにマイクの使用を許可する。Chrome は Google のヘルプ、Edge は Microsoft のヘルプ、Safari は Apple のヘルプへのリンクが、ヘルプの記事にあります。
  3. 設定を変えたあとにマイクが使えない場合の細かい操作(ブラウザの再読み込みなど)は、読んだ記事には書かれていません。

マイクが使えないままだと、Instant record は始められても音が入りません。これは見立てで、公式の記載ではありません。公式の「Instant Record」の記事は、マイクの許可には触れていませんでした。

手順3:スマホアプリ(iOS・Androidどちらも)

アプリを入れる手順は、ログインのページが「App Store または Google Play から」と書くだけでした。対応するOSの版は、01の「どこで使えるか」を見てください。

ホーム画面の読み方(ヘルプ「Introduction about Notta App」)

iOSとAndroidは同じ配置で、「Home」のタブに、「My workspace」(押すとワークスペースを切り替え)、「Folder」(新しい録音の保存先)、「Search」、「Sorting」、「Account」があります。

録音を始めるには、「+」のボタンを押します。同じ記事は、押すと3つの選択肢が出ると書いて、「Import Files」「Record Now」「Live Transcribe Meetings」を挙げています。一方、別の記事は同じボタンの先を次のように呼んでいます。

つまり、同じ機能の呼び名が、記事によって違います。手元の画面にある表記のほうを見てください。また、「Account」「Mine」「Settings」という名前が、ヘルプの記事によって同じタブを指しているように読めますが(言語の変更の記事は「Mine」、連携の記事は「Settings」)、読んだ範囲では、どれが現在の画面の表記かは確認できていません。

手順:スマホアプリの文字起こしの言語を決める

  1. 「Mine」を押し、「Transcription language」を押す。
  2. 使う言語を選ぶ。

(ヘルプ「Change the default transcription language」より。画面の表記は手元で確かめてください。)

スマホアプリの録音ショートカット(題名のみ)

iOS には、Control Center、Siri、ショートカット、Action Button、Apple Watch、ウィジェットから録音を始める記事が、ヘルプにあります。中身は読んでいません。

手順4:デスクトップアプリ(Mac・Windows)

ヘルプ「Getting Started with Notta Desktop」の手順です。

手順:条件を確かめる

項目 macOS Windows
OS macOS 11(Big Sur)以降。Apple Silicon(M1以降)または Intel Windows 10以降、x64(64ビット)
システム音声 macOS 13(Ventura)以降が必要 Windows 10以降で対応
共通 空き容量500MB以上、ログイン・文字起こし・同期のためのネット接続 同左

手順:入手する

次の2つのどちらか、と公式は書いています。

手順:インストールする

macOS

  1. .dmg を開き、Notta のアイコンを「Applications」フォルダにドラッグする。
  2. 「Applications」または Launchpad から Notta を起動する。
  3. 「Notta is an application downloaded from the Internet」という表示が出たら「Open」を押す。これは初回の起動のときだけ出る、とヘルプにあります。

Windows

  1. インストーラーを実行する。インストール先と、デスクトップやスタートメニューのショートカットを作るかを選べる。
  2. インストールが終わると、Notta が自動で起動する。
  3. Windows Defender の警告が出たら、「More info」を押し、「Run anyway」を押す。

警告が出たとき、そのファイルが公式の配布元から入手したものかを確かめてから進むかどうかは、使う人の判断です。この点は、この記事の見立てで、ヘルプには書かれていません。

手順:ログインする

ヘルプは、次の方法を挙げています。Google、Microsoft、Apple ID(macOSのみ)、メールとパスワード、メールの認証コード、SSO(Enterprise)。ログインすると、ほかの端末の録音と同期される、とあります。

手順:macOSの権限を設定する(ヘルプ「System Audio Setup for Notta Desktop」)

Mac で、会議の相手の音声(システム音声)を録るときの設定です。Windows 10以降では、システム音声は追加の設定なしで取り込まれる、と書かれています。macOSの版によって、必要な権限が違います。Apple メニューの「About This Mac」で、版を確かめます。

macOSの版 必要なもの 設定する場所(公式の記載)
14.4(Sonoma)以降 音声の権限だけ(画面収録は不要) 「System Settings」→「Privacy & Security」→「Screen & System Audio Recording」。「System Audio Recording Only」の下で Notta を有効にする
13.0〜14.3 画面収録(Screen Recording)の権限。システム音声を取るために、この版のmacOSが求める 「System Settings」→「Privacy & Security」→「Screen Recording」で Notta を有効にする
11・12(Big Sur、Monterey) システム音声の録音は対応しない。マイクだけを録る 「System Audio」の切り替えは使えないか、自動で切れる
  1. 上の表の場所を開く。
  2. 一覧に Notta がなければ、「+」を押し、Notta を選んで「Open」を押す。
  3. Notta を有効にしたら、Notta を再起動する。

ヘルプは、「Screen Recording」の権限を与えても、Notta が画面を録るわけではない、と書いています。録音がうまくいかないときは、OSの版に合った権限を確かめ直し、Notta を再起動する、とあります。システム音声が取れているときは、OSのステータスバーや「Control Center」に表示が出ることが多い、とも書かれています。

手順:アプリの閉じ方(ヘルプ)

ボットなし録音の始め方は、06の場面3に書きます。

手順5:Chrome拡張

手順:入れてログインする(ヘルプ「Invite Notta Bot from Google Meet with the Chrome extension」ほか)

  1. ヘルプの記事の、拡張へのリンクから、Notta の Chrome拡張のページを開き、拡張を入れる。ヘルプは、Chrome ウェブストアの名前や、ツールバーへの固定(ピン留め)には触れていません。
  2. 拡張から Notta アカウントにログインする。
  3. Chromeの右上の拡張機能のアイコンから「Notta」を開ける、とヘルプにあります(タブ音声の記事)。

拡張の権限(どのサイトのデータを読むか、など)は、読んだ2つの記事のどちらにも書かれていませんでした。入れるときの画面で確かめてください。

拡張でできること(ヘルプの記事が取り上げているもの)

Google Meet の画面の左下に、拡張が「Start Recording」のボタンを足し、Notta Bot を呼べます(06の場面2)。開いているタブの音も録れます(06の場面5)。「Manage auto-join from Google Calendar with the Chrome extension」という記事もありますが、題名のみで読めていません。読んだ2つの記事は、どちらもプランを「all plans」、役割を「all roles」と書いています。

手順6:Zoom・Google Meet・Teams・Webex とのつながり

オンライン会議を録る方法は3通りです。会議のURLを貼ってNotta Botを呼ぶ方法(ヘルプ「Record and transcribe online meetings」)、デスクトップのボットなし録音(「What is Bot-Free Recording?」)、カレンダーの予定から自動で参加する方法(「Transcribe online meetings via calendar integration」)。

手順:会議のURLを貼ってボットを呼ぶ(Web版)

  1. 会議のURLを用意する。会議が、すでに始まっている必要があります。
  2. Notta Web にログインし、「Record online meeting」を押す。
  3. 「Transcription language」で、話される言語を選ぶ。2つの言語が混じるときは、「Monolingual transcription」から「Bilingual transcription」に切り替えて、2つの言語を選ぶ。
  4. 会議のURLを貼る。
  5. 必要なら「Advanced options」で、ボットの名前、録音していることを知らせる通知(poster)のオンオフ、リアルタイム翻訳、ビデオ録画のオンオフを設定する。
  6. 「Transcribe now」を押す。

スマホアプリでは、「+」→「Online meetings」の順で同じように進めます(ボタンは「Transcribe Now」)。

手順:ホストが入室を許可する

待合室やロビーが有効なら、ホストがボットを入れます。ホストが5分以内に許可しないと、ボットは外されます。

会議ソフト ホストの操作
Zoom 待合室で「Admit」。ボットが入ると録画のリクエストが届くので「Approve」
Google Meet 「Admit」(アクセスの種類が「Open」なら不要)
Microsoft Teams ロビーで「Admit」
Webex ロビーで「Admit」

会議ソフトごとの条件(ヘルプ)

「Notta App for Zoom」(会議を録る機能とは別のもの)

ヘルプ「How to add or remove the Notta App for Zoom?」によると、これは Notta の「Scheduler」で Zoom の予定を組むためのものです。追加は「Integrations & Apps」→「Video Meetings」→「Connect」→ Zoom の画面で内容を確かめて「Allow」の順です。外すときは、Zoom App Marketplace の「Manage」→「Added Apps」から Notta を選び「Remove」を押します。外すと、Zoom の認可データが Notta から削除され、予約リンクでの Zoom の会議が作れなくなる、と書かれています。ボットで録るだけの場合にこの追加が要るかは、公式で確認できていません。権限の一覧と管理者の承認は、このページに記載がありません。

ほかに、「Automatically add Notta Bot to Zoom meetings you host」「Record and transcribe Zoom breakout rooms with Notta Bot」「Bot-free recording for Zoom meetings」の題名がヘルプにあります。中身は読めていません。

手順7:最初の設定

最初に触る設定は、次の3つです。順番は、この記事の案です。

7-1 文字起こしの言語(既定)を決める

Web版は、右上のプロフィール画像から「Settings」を開き、「Preferences」の「Transcription language」から選びます(「Transcription language」を直接押す方法もある、とヘルプにあります)。スマホは、手順3のとおりです。1回の録音ごとに言語を選ぶ画面もあります(会議のURLの貼り付け、ファイルの取り込みなど)。

7-2 カレンダーをつなぎ、会議への自動参加を決める

ヘルプ「Transcribe online meetings via calendar integration」から。プランは「all plans」、Web版で使えると書かれています。

カレンダーの接続。 ヘルプのこの記事は、Google Calendar または Outlook Calendar をつなぐ、と書いていますが、接続の手順そのものは書かず、別の記事へのリンクに任せています。そのリンク先は、「Connect or Disconnect third-party integrations」の記事のIDと一致しているように見えます(手順は08の手順0に並べました。検査での再確認による)。ただし、その共通の記事の中でカレンダーが連携の一覧に出てくるかは、公式で確認できていません。つなぐと、今日を含む2週間分の予定が「Upcoming events」に出て、今日の予定はホーム画面の「Today's events」にも出ます。終日の予定、複数日にわたる予定、午前0時に終わる予定は、対象になりません。

自動参加の設定。

  1. 「Upcoming events」を開く。
  2. 「All calendars」(右上)で、表示するカレンダーを選ぶ。
  3. 歯車のアイコン(右上)を押して、ボットと自動参加の設定を開く。
  4. 「Settings for Notta Bot」で、次を決める。
  5. ボットの名前(鉛筆のアイコン。Zoom・Teams・Webex のみ)
  6. 「Show recording notification poster」:録音していることを参加者に知らせる
  7. 「Online meeting video recording」:ビデオも録る
  8. 「Require Host Approval」:オフにすると、ホストの承認なしで Zoom の会議を録れる(公式ページ同士で書き方が違います。「Record and transcribe online meetings」は、Zoom の録画のリクエストの承認は、待合室を使わない会議でも省けない、と書いています。どちらが現在の動作かは、公式で確認できていません)
  9. 「Let others know you're using Notta AI」:会議のチャットに知らせを出す
  10. 「Settings for Auto-actions」で、「Automatically record online meetings from calendar events」をオンにする。
  11. 会議のプラットフォーム:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webex から1つ以上、最大4つ。
  12. 会議の種類:「All events」「Internal meetings only」(参加者のメールのドメインが自分と同じ)「External meetings only」(違う)。
  13. 「Auto-join Whitelist」:予定の題名にキーワードを含むものを対象にする。
  14. 「Auto-join Blacklist」:キーワードを含むものを外す。
  15. 「Check bot's scheduled events」(右下)で、条件に合う予定を確かめる。

予定ごとに、自動参加のオンオフと、文字起こしの言語を変えられます。会議の開始まで10分を切っていると、自動参加が有効にならないことがある、とヘルプにあります。ヘルプが挙げる「Notta が読むデータ」は、2週間分の予定、4つのプラットフォームの会議URL、参加者のメールのドメイン、予定の題名(whitelist・blacklist のため)です。カレンダーの接続を外す方法は、このページに書かれていません。

7-3 ボットの見え方を決める

ボットは参加者の一覧に出ます。名前の変更と、録音の通知バナーの非表示は、Free プランでは使えません。会議の相手にどう見えるかに関わるので、録る前に決めておくと迷いません(この順序は、この記事の案です)。

動作の確かめ方

この節は公式の手順ではなく、この記事の案です。

  1. Web:「Instant record」で数秒話し、「⏹」で止める。「My Records」に出ればよい。
  2. スマホ:「+」から録音を数秒。公式の記事では、止めると「New recording」の名前で「All Files」などに保存されます。
  3. デスクトップ:「Record a meeting」→「Bot-free」で数秒録る(Macは先に権限)。
  4. Chrome拡張:「Current tab sound」で、短い動画を再生しながら録る。

つまずきと直し方

症状 公式の記載にもとづく見直し先
Web版で音が入らない OSでブラウザにマイクを許可したか、ブラウザでNottaのサイトにマイクを許可したか(両方)。手順2
Macでシステム音声が録れない 手順4の表のとおり、OSの版に合う権限を有効にし、Notta を再起動。macOS 11・12は、システム音声に対応しない
Macでアプリを閉じたのに録音が続く メインのウィンドウを閉じても、メニューバーに残る。右クリックして「Quit Notta」
Windowsで録音中にウィンドウを閉じた 閉じるとアプリが終わる。録音中は最小化する、とヘルプにある
ボットが会議に入れない 待合室のホストが、5分以内に「Admit」。Zoomは録画のリクエストの「Approve」も
パスワードのログインが止まった 5回続けて間違えると1時間止まる。連携済みのGoogle・Microsoft・Appleのアカウントで入れる
自動参加が働かない予定がある 開始まで10分を切っていないか。終日・複数日の予定は対象外。キーワードの whitelist・blacklist を見直す
画面の名前が記事と違う スマホの「Mine」「Account」「Settings」など、ヘルプの記事の間でも呼び名が違う。手元の画面で探す

気をつけること

出典