3行でいうと

  • ウェブ版(mureka.ai)はインストール不要で、「Try free now」などから入ります。サインイン方法は、FAQにGoogle、Facebook、Apple ID、Discordが出てきます。方法ごとに別のアカウントができることがあり、統合や移行はできない、とFAQにあります。一方、トップページで読めたのはAppleのサインイン設定のメタ情報だけで、資料ごとに書き方が違います(手順Aに併記)。
  • iPhone/Mac向けのアプリは App Store に掲載があります(iOS 13.0以降、Macは macOS 11.0以降でApple M1以降)。Google Playにも掲載があります(アプリ名・提供元のみ確認。対応OSの条件などは確認できていません)。
  • API(platform.mureka.ai)は、ウェブ版とは別のアカウント体系・残高です。キーは「API Keys」タブで管理し、Authorization: Bearer で送ります。
  • 公式のMCPサーバー(GitHubのREADME)は、uv を入れ、Claude Desktopの設定ファイルに数行足し、アプリを再起動する、という流れです。Murekaのクレジットが要ります。
  • Mureka Co(制作ソフトを操作する機能)の導入手順は、読んだ範囲の公式資料には書かれていませんでした。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、この記事で組んだ例は、そのつど「この記事の例」と書きます。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」の意味です。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:「店の入口が4つある」

Murekaは、ひとつの店に入口が4つあるようなものです。正面玄関(ウェブ版)、スマホ用の通用口(アプリ)、業者専用の搬入口(API)、AIという代理人用の受付(MCPサーバー)です。正面と通用口は同じ会員カード、搬入口と代理人受付は別の会員カードで入ります。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

手順A:ウェブ版を始める

公式サイトのトップページ(mureka.ai)に見えるメニューは、Home、Create Music、Create Video、Studio、Tools、Library、Subscribe、Go Premier、Agent、Custom、Soundtrack、Remix です。ボタンには「Try free now」「Upgrade」「Remix」があります(公式トップの記載)。Subscribeページには残高「0 Gold」の表示があります。ここから先は、公式FAQ・機能紹介・更新情報に書かれた範囲の手順です。

手順:サインインして最初の画面を確かめる

  1. ブラウザで https://www.mureka.ai/ を開きます。インストールは、公式の資料には出てきません。
  2. 「Try free now」か「Create Music」を選びます。サインインを求められたら、使う方法を選びます。
  3. 公式FAQは、Google、Facebook、Apple ID、Discord でサインインすると、同じメールアドレスでも別のMurekaアカウントができることがある、と書いています。以前使った方法でサインインするよう案内しています。
  4. 公式FAQは、アカウントの統合や移行はできない、アカウントの削除は取り消せず復元できない、とも書いています。
  5. サインイン方法の書き方は資料で違います(併記)。FAQは上の4つを挙げます。規約PDF(2026年5月13日版)§2(a)は、第三者のプラットフォームのアカウントを使う例として Apple と Google を挙げます。トップページでは、画面に見える文言としてはサインイン方法を読み取れず、Appleのサインイン用の設定値がメタ情報として入っているのが読めただけです。どの方法が今使えるかは、手元の画面で確かめてください。
  6. メール登録など、ほかの方法は今回読んだページには出てきませんでした(01では、プライバシーポリシーの記載として紹介しています)。
  7. サインインできたら、画面のメニューの表記を、上の一覧と照らします。「Create Music」の中に、Easy と Custom の2つの作り方があります(機能紹介ブログ)。
  8. 残高の表示を確かめます。無料の人は、公式FAQによると毎日50 Goldで、その日の終わりに期限が切れます。購読を始めると、毎日の50 Goldはなくなります。
  9. 左のサイドバーの「Upgrade」ボタンは、公式FAQでは購読の変更に使うボタンと説明されています。無料のあいだは押す必要がありません。

期待される結果:サインイン後に、Create Musicの入口とGoldの残高が見える状態です。ここまでで曲はまだ作っていません。最初の1曲は06の場面1で扱います。

手順:アカウント周りで知っておく設定

  1. 購読の解約。 公式FAQは、更新は既定でオンで、Subscribeページの「Manage Subscription」から止められ、期間の終わりまで使える、と書いています。
  2. 曲の削除。 公式FAQは、削除した曲は完全に消えて戻せない、と書いています。
  3. 曲名やカバーの変更。 公式FAQは、先に曲の公開を取り消す必要がある、と書いています。
  4. 偽のメール。 公式FAQは、Murekaからの連絡は「mureka.ai」で終わるアドレスか「@kunlun-inc」から来る、と書いています。

手順B:iPhone/Macのアプリ

App Storeの掲載(確認日 2026-10-25)に書かれていることです。

項目 掲載の内容
アプリ名 Mureka - AI Music Generator
提供元 SKYWORK AI PTE LTD
価格 無料。アプリ内課金あり
対応 iPhone・iPod touch:iOS 13.0以降。Mac:macOS 11.0以降(Apple M1以降のチップ)。Apple Vision:visionOS 1.0以降。iPadは、取得できた記載に出ていない
サイズ 105.9 MB
言語 英語
年齢の区分 4+
最新の記載 バージョン1.12.0:AI Beats(テキストか参考音源から拍を作る)、インストゥルメンタルとステムのダウンロード対応

手順:アプリを入れる

  1. iPhoneまたは対応するMacで App Store を開きます。
  2. 「Mureka - AI Music Generator」を検索し、提供元が「SKYWORK AI PTE LTD」になっているかを確かめます。
  3. 「入手」を押します(ボタンの表記は手元の画面と照らしてください)。
  4. 起動して、サインインします。サインイン方法がウェブ版と同じ体系かどうかは、読んだ範囲では確かめられていません。FAQによれば方法ごとに別のアカウントなので、ウェブ版で使った方法と同じにするかどうかは、手元で確かめる必要があります。

注意:App Storeの掲載にあるアプリ内課金の項目名は、Weekly/Monthly/Yearly の Basic plan や Pro plan です。ウェブ版のSubscribeページに出てくる Pro/Premier(FAQには Free プランの語もあります)とは名前が違います。同じ購読なのか別の購読なのかは、読んだ範囲では書かれていません。購読の前に、アプリ内の画面で確かめてください。

アプリのバージョン(1.12.0)と、ウェブ版の更新情報のバージョン(v1.6.xなど)は、別の番号です。アプリで使える機能の範囲は、公式の資料では確認できていません。

Android

Google Playの掲載(確認日 2026-10-25)で読めたのは、アプリ名「Mureka: AI Radio & Music Maker」、提供元「Skywork AI Pte. Ltd.」、アプリ内課金ありの表示、概要の説明(曲の再生・リミックス・テキストや画像、動画からの作曲)です。対応するAndroidのバージョン、サイズ、導入手順は、読んだ範囲では確認できていません。App Storeの「Mureka - AI Music Generator」とはアプリ名の表記が違います。提供元の表記は、どちらも Skywork AI の名前です(大文字小文字・ピリオドの違いのみ)。公式サイトのトップページには、App StoreやGoogle Playへのリンクは見つかりませんでした。

手順C:APIを始める(platform.mureka.ai)

APIは、ウェブ版とは別のサービスです。公式のAPI用FAQは、ウェブ版の会員やクレジットとは別の請求・残高の仕組みで、プラットフォームの中で購入する、と書いています。

手順:アカウントを作り、キーを取る

  1. ブラウザで https://platform.mureka.ai/ を開きます。
  2. 「Sign In」を選んでアカウントを作ります(Quickstartの記載)。サインイン方法の一覧は、Quickstartには書かれていません。
  3. 登録後、ダッシュボードの「API Keys」タブを開きます。ここでキーの表示と管理ができます(Quickstart)。README側には、キーを取るページとして platform.mureka.ai/apiKeys が書かれています。
  4. キーを作ります。キーを作る・消す・作り直すボタンの表記は、読んだページには書かれておらず、確認できていません。
  5. 出てきたキーを、パスワード管理の道具など、他人に見えない場所に控えます。公式は、共有しない・クライアント側のコードに入れない、と警告しています。API利用契約(2025年12月3日版)の§2(h)は、APIキーを第三者と売買・譲渡することを禁じています。

手順:残高を入れる

  1. 公式のQuickstartは、残高の入れ方を説明していません。
  2. API用FAQには、次の内容があります。
  3. 残高は、一度の支払いで入れて、少しずつ消費する形です。
  4. 残高は、最後のチャージから12か月有効で、新しくチャージすると、既存の残高の有効期限もそこから延びます。
  5. 使う順番は、有料でチャージした分が先、ボーナス分があとで、複数のチャージは古い順です。
  6. 購入後の返金は対応していない、とあります。
  7. 料金ページ(platform.mureka.ai/pricing)は、今回も価格などが表示されず、読めませんでした(取得できた内容にはタイトルとメタ情報だけで、価格・段階・同時実行数の記載がありませんでした)。残高の入れ方・金額は、公式の画面で確認してください。

手順:キーをターミナルに覚えさせて、最初のリクエストを送る

ここは、公式のQuickstartの呼び出し例に、この記事でキーの置き方を足した例です。動作は確かめていません。

  1. ターミナルを開きます(macOSは「ターミナル」、Windowsは「PowerShell」など)。
  2. キーを環境変数に入れます。値は自分のキーに置き換えます(この記事の例。<your-api-key> は実際のキーではありません)。

macOS/Linux(bash・zshなど):

export MUREKA_API_KEY="<your-api-key>"

Windows(PowerShell):

$env:MUREKA_API_KEY = "<your-api-key>"
  1. 公式のQuickstartにある、歌詞から曲を作る呼び出しを送ります。歌詞の部分は、自分で用意した歌詞に置き換えます(公式の例の形で、歌詞は伏せてあります)。
curl https://api.mureka.ai/v1/song/generate \
  -H "Authorization: Bearer $MUREKA_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "lyrics": "<your lyrics here>",
    "model": "auto",
    "prompt": "r&b, slow, passionate, male vocal"
  }'
  1. 成功すると、タスクの情報が返ります。公式のQuickstartの例では、id、created_at、model、status(例では preparing)、trace_id が入っています。
  2. 失敗すると、HTTPの状態が400以上で、error の中に message が入った形が返ります。trace_id は、本番では記録しておき、問い合わせのときに渡すとよい、とQuickstartにあります。

手順:結果を問い合わせる

  1. 公式のQuickstartは、曲の問い合わせを GET /v1/song/query/{task_id} と書いています(動画は /v1/video/query/{task_id}、伴奏は /v1/instrumental/query/{task_id})。
  2. この記事の例として、{task_id} に手順3で返った id を入れた形を書きます。
curl https://api.mureka.ai/v1/song/query/<task_id> \
  -H "Authorization: Bearer $MUREKA_API_KEY"
  1. 問い合わせの応答に何が入るか(状態の種類、曲のURLの項目名など)は、公式の「Query task」ページ(GET /v1/song/query/{task_id})を今回読み直しましたが、パスの task_id と、応答が「非同期のタスク情報」のJSONオブジェクトであること以外の項目名は載っていませんでした。Changelogには wav_url や、生成数を決める n といった項目名が出てきますが、使い方のページでは確認できていません。

手順D:公式MCPサーバーを入れる(Claude Desktopの場合)

GitHubのリポジトリ SkyworkAI/Mureka-mcp のREADMEに書かれた手順です。READMEは「official」と書いていますが、リポジトリの所有者と規約上の運営会社が同じ会社かどうかは、公式の資料に明記があるか確認できていません(名前は一致しています)。READMEには4つのツールの名前の記載が、取得できた範囲では見つかりませんでした。

手順:用意するもの

  1. Murekaの APIキー(手順Cで取ったもの)。
  2. Murekaのクレジット。READMEは、クレジットがないとツールを使えない、と書いています。
  3. uv。READMEは、uv の入れ方として、次のコマンドを挙げています(別の入れ方に触れた記述は、今回の取得では確認できませんでした)。
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh

このコマンドは、ネットから取ったスクリプトをそのまま実行して、システムに新しいプログラムを入れる形です(curl で取った内容を sh に渡しています)。実行する前に、READMEと uv の公式の案内の原文を見て、書かれているコマンドと照らしてください。Windowsでの入れ方は、取得できたREADMEの範囲には載っていませんでした。

手順:設定ファイルに足す

  1. Claude Desktopを開き、Settings → Developer → Edit Config と進みます(READMEの記載)。
  2. 開いた claude_desktop_config.json に、mcpServers として次の内容を入れます。README掲載の例を読んだとおりの形です。全文と最新の書き方は、READMEで確認してください。
{
    "mcpServers": {
        "Mureka": {
            "command": "uvx",
            "args": [
                "mureka-mcp"
            ],
            "env": {
                "MUREKA_API_KEY": "<insert-your-api-key-here>",
                "MUREKA_API_URL": "https://api.mureka.ai",
                "TIME_OUT_SECONDS":"300"
            }
        }
    }
}
  1. <insert-your-api-key-here> を、自分のキーに置き換えます。キーが設定ファイルの中に文字のまま入る形になります(これは僕らの見立てです。設定ファイルの扱いには注意が要ります)。
  2. すでに別のMCPサーバーを設定している場合の、足し方の細部は、READMEの取得範囲には書かれていません。
  3. 保存して、Claudeのアプリを再起動します(READMEの記載)。

手順:動いたかを確かめる

  1. READMEは、読み込みがうまくいくと、画面に「4 MCP tools」と表示される、と書いています。
  2. 4つのツールの名前は、READMEの取得範囲には書かれておらず、確認できていません。
  3. 試しの依頼の使い方は、07を参照してください。クレジットが減る点にも注意が要ります。
  4. 動かないときの調べ先として、READMEはログの場所を書いています。Windowsは %APPDATA%\Claude\logs\mcp-server-Mureka.log、macOSは ~/Library/Logs/Claude/mcp-server-Mureka.log です。

環境変数の一覧(READMEの記載)

名前 役割 備考
MUREKA_API_KEY APIキー 設定例では必須の項目として書かれている
MUREKA_API_URL 接続先のURL 例では https://api.mureka.ai
TIME_OUT_SECONDS 曲やBGMの生成の待ち時間(秒) READMEは既定を60秒と書き、例では300にしている

手順E:Mureka Co(制作ソフト向けの機能)

機能紹介ブログ(2026-08-28付)と更新情報に書かれていることです。

動作の確かめ方(まとめ)

入口 確かめ方 何が見えれば足りるか
ウェブ版 サインインして、Create Musicの画面とGold残高を見る メニューと残高が表示される
アプリ App Storeの掲載と同じ提供元でサインインする ウェブ版と同じメニュー相当が出るかは、手元で確かめる
API 手順Cのcurlを1回送る idとstatusなどが入った応答が返る
MCP Claudeを再起動して、ツールの数の表示を見る READMEが言う「4 MCP tools」

つまずきと直し方

症状 公式の資料にある原因・対処
作ったはずの曲や購読が見えない FAQ:サインイン方法ごとに別のアカウント。元の方法でサインインし直す。統合はできない
無料のGoldが消えた FAQ:毎日の50 Goldはその日の終わりに期限が切れる。購読を始めると毎日の枠はなくなる
API:401 Invalid Authentication Error codes:認証が無効。正しいAPIキーかを確かめる
API:403 Forbidden Error codes:対応していない地域からのアクセス。対応地域の一覧は、読んだ範囲では見つからなかった
API:429(速すぎる) Error codes:リクエストが速すぎる。間隔をあける。同時実行の上限は料金プランで確認
API:429(クレジット切れ) Error codes:クレジットがなくなった。買い足す
API:400 Invalid Request Error codes:パラメーターの誤り。ドキュメントに合わせる
API:500/503 Error codes:しばらく待って再試行。続くなら問い合わせ
MCP:ツールが出ない READMEのログの場所を見る。READMEの取得範囲には、これ以外の対処は書かれていない
MCP:曲が時間切れになる TIME_OUT_SECONDSが待ち時間。READMEは既定60秒、例は300
APIの問い合わせ api-support@mureka.ai。API用FAQは24時間以内に返信、と書く

気をつけること

出典