3行でいうと

  • 手順の根拠は、公式のQuick Start、Beginner's Guide、各機能のヘルプです。書かれているボタン名は英語表記のまま写しています。
  • 場面は、読む(Read this page)、訳す(Parallel Translation、Web Translate)、選んだ文字(Quick Actions)、Quick Ask、YouTubeの要約、書く(Compose、Reply、Quick Compose)、ファイル、画像(Art)、Memo、Bots、モデルの比較、の順です。
  • 例の指示文(プロンプト)は「この記事の例」と明記します。公式の例は「公式の例」と書きます。返ってくる中身は、確かめていないので書きません。
  • 公式のヘルプのうち、Chat、Model Response Comparison、FAQの一部は古いモデル名(GPT-4など)で書かれています。いまの画面と違う場合は、画面を優先してください。
  • 最初の1時間は、「読む」「訳す」「選んだ文字」の3つから始める並べ方を、この記事の案として最後に付けます。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は Monica を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は公式の手順を順に並べたものです。画面の表記は変わりますので、手元の画面と照らして読んでください。例の指示文は、この記事で組んだ例で、動作は確かめていません。入れ方は05を、機能の全体は02を、データとクレジットは04を参照してください。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:1枚の紙に、手を添える

Monicaを、手元の紙に付箋を貼るように使う、と考えると分かりやすいです(これは僕らのたとえです)。今開いているページ(紙)に、要約や翻訳の付箋を貼る。選んだ文字に、説明の付箋を貼る。自分用の机の引き出し(Memo)に、貼った付箋を置いておく。最初は紙に貼るところから始めて、引き出しと自分の道具作り(Memo、Bots)は後から、という順です。

場面1:開いているページの要点をつかむ(Read)

ヘルプ「Web Summary」と、Quick Startの「Read」の手順です。

  1. 要約したいウェブページを開きます。
  2. MonicaのRead画面を開きます。入口は、Quick Startでは「Monicaのナビゲーションの『Read』を選ぶ」と書かれています。サイドバーの中のどこにあるかは、公式で確認できていません。
  3. 「Read this page」を押します。Monicaが開いているページを読み、要約を作る、と書かれています。
  4. 要約を読み、内容について具体的に質問すると、Monicaが答える、とヘルプにあります。

この記事の例(質問の入力例)です。

この要約で、数字や日付が出てくる所だけを一覧にしてください。

場面2:外国語のページを、元の文を残して読む(翻訳)

Parallel Translation(ページ全体)

Quick Startの手順です。

  1. 翻訳したいページを開きます。
  2. ブラウザ側のMonicaのアイコンを押します。
  3. アイコンの上にある「Parallel Translation」のボタンを押します。
  4. 元の文を残したまま、ページ全体が訳される、と書かれています。

Web Translate

ヘルプ「Web Translate」の手順は、短い3段です。

  1. 「Web Translate」のオプションを押します(Translateの機能の一部と書かれています)。
  2. ページ全体の翻訳が始まる、と書かれています。ヘルプは「1クリックで」と説明しています。
  3. 訳文は、原文のすぐ隣、または字幕のような形で表示されます。

ヘルプ「Translate」には、さらにこう書かれています。

場面 公式の記載
ウェブページの翻訳 拡張を入れると、訳文が原文の下に、下線つきで出る
PDFの翻訳 MonicaのウェブアプリのPDF翻訳(doc-chat)を開き、PDFをアップロードし、対象の言語を選ぶ。原文と訳文が並んで表示され、ドキュメントについて質問もできる
翻訳の比較 ウェブ版の翻訳のページで、文字を選び「Paste Selection」を押す。Google Translate、Microsoft Translate、GPT-4o、Claude 3.5、Gemini 1.5の結果を比べられる。専門用語のリストを設定できる
対応言語 「over 30 major languages」。一覧は書かれていない

場面3:選んだ文字に、その場で頼む(Quick Actions、Smart Toolbar)

ヘルプ「Smart Toolbar」とQuick Startの手順です。

  1. ウェブページ(または入力欄)の文字を選びます。
  2. 選んだ文字の下に、「Quick Actions」のツールバーが出ます。ここに、翻訳、文法の確認、説明、拡張などの操作があります(Quick Startの記載)。
  3. 操作を押します。Smart Toolbarのヘルプが挙げる例は「Explain」で、文脈をふまえて用語を説明する、と書かれています。
  4. 画像では、画像の上にカーソルを置くと、ツールバーが出ます。ヘルプは、画像の背景の削除や、ウェブ上の素材からの新しい画像・動画の生成を、画像の操作の例に挙げています。

出ないときと、自分用の操作を足したいときの設定です(05も参照)。

場面4:短く聞く、すぐ開く(Quick Ask)

ヘルプ「Quick Ask」の手順です。

  1. どのページでも「Command/Ctrl+J」を押します。
  2. 矢印の上下キーで、3つのモードを切り替えます。
  3. モードごとに入力します。
モード 何をするか(公式の記載) 公式の例
Ask AI 質問を入力すると、AIが直接答える 「make me a travel plan to Tokyo for visiting cherry blossom」
AI Search 質問をMonica Searchに送り、深く調べる。複数のウェブページを読み、関連の質問を出し、広い調査の報告を作る「Pro Search」の説明がある 例の文字は書かれていない
Instant Open サイト名を入力して、検索せずに直接開く 「Wikipedia」。Gmailを開く例も書かれている

この記事の例(Ask AIに入れる文)です。

来週の会議の議題を5つ、箇条書きで出してください。テーマは「新しいツールの導入」です。

場面5:YouTubeの動画を要約する

Quick Startの手順です。

  1. YouTubeで動画のページを開きます。
  2. 右側に出る「Summarize」ボタンを押します。
  3. Monicaが動画を要約し、重要な場面に時間(タイムスタンプ)をつけて示します。
  4. 時間の表示を押すと、動画のその位置に移ります。

  5. ヘルプ「Multi-Platform Integration」は、YouTubeで、字幕のない動画にも要約と時間つきの目次を作り、内容への質問や用語の説明にも答える、と書いています。

  6. 動画の長さの上限は、読んだ範囲では書かれていません。
  7. 動画の要約は、メモ帳に自動で保存されます(場面1と同じ設定)。

場面6:調べものをする(Search、Search Enhance)

Searchの画面

  1. Monicaのアイコンを押し、検索バーに質問を入力します(Quick Startの記載)。
  2. Monicaが、複数のキーワードを組み合わせて内容をまとめ、出典つきの答えを返す、と書かれています。

Search Enhance(検索エンジンの結果の横)

  1. 検索エンジンで検索します。
  2. 検索結果の横に、Monicaが出ます。
  3. ページの内容を要約し、続きの質問を示します(Quick Startの記載)。ヘルプ「Multi-Platform Integration」は、広告や関係ない内容を除く、情報を見比べる、関連の検索を示す、ワンクリックで情報を保存する、とも書いています。

  4. 対象の検索エンジンは、Quick Startでは特に限られていません。ストアの掲載のFAQは「Google, Bing and others」に対応し、今後増える、と書いています。

  5. 検索の質の評価は、この記事ではしていません。

場面7:文章を書く(Compose、Reply、Quick Compose)

Compose(ゼロから下書き)

ヘルプ「Write」の手順です。

  1. Monicaのナビゲーションの「Write」を開き、「Compose」を選びます。
  2. 内容の指定を設定します。ヘルプが挙げる項目は、length(長さ)、format(形式)、tone(口調)、output language(出力の言語)です。内容そのものは、入力欄に書きます(別の「topic」欄は、ヘルプにはありません)。
  3. Monicaが、設定に沿って文章を作ります。
  4. 任意で、ページの下の「GPT-4」の選択肢にチェックを入れると、「より強い生成」になる、と書かれています。古い書き方の可能性があります。

Reply(返信の下書き)

  1. 「Write」を開き、「Reply」を選びます。
  2. 返したい相手の文章を、入力欄に貼ります。
  3. 返信の意図(intent)と、長さ、スタイル、トーン、対象の言語を設定します。
  4. Monicaが返信の案を作ります。

この記事の例(Replyの意図の入力例)です。

日程の変更をお願いされたので、丁寧に承諾し、新しい候補日を2つ提案したい。

Quick Compose(入力欄の中)

  1. ウェブページのテキスト入力欄を見ます。
  2. Monicaの書くアイコンが出るので、押します。
  3. 文章のトーンや文体を整える、言い回しを磨く、と書かれています(Quick Startの記載)。

メール画面(Gmail、Outlook)

ヘルプ「Multi-Platform Integration」には、メールを開くと要点をまとめる、タスクと重要な日付を見つける、状況に合った返信を作る、テンプレートや多言語の作成と翻訳を行う、と書かれています。設定の入口は、書かれていません。メールの本文を扱う機能なので、入れる内容は、04を見てから決めます(これは僕らの見立てです)。

場面8:ファイルを入れて話す(Chat with Files)

ヘルプの手順です。

  1. チャット欄のファイルのアイコンを押します。
  2. 分析したいファイルを選びます(最大20)。
  3. アップロードとAIの処理が終わるのを待ちます。
  4. ファイルについての会話を始めます。
項目 公式の記載
ファイル数 1回のセッションで最大20
サイズ 1ファイル20MB
内容の合計 10万文字まで(ファイルごとか、全体の合計かは、ページに書かれていない)
形式 Office系(PDF、.docx、.xlsx、.csv)、開発・設定用のファイル、画像(JPEG、PNG、WebP、GIF、BMP、SVG、ICO)、テキスト(.txt、Markdown、LaTeX)、音声(WAV、MP3、FLAC、M4A、MPGA)

ヘルプの助言として、関連するファイルをまとめて入れる、具体的に質問する、後から質問を重ねる、ファイルが大きいと時間がかかる、と書かれています。ページには「Upgrade Subscription to Unlock All Premium Features」という見出しとリンクがありますが、どの機能が対象か、無料のときの上限が違うかは書かれていません。

この記事の例(ファイルを入れたあとの質問)です。

このファイルの見出しごとに、2行で内容をまとめてください。

場面9:画像を作る(Art)

ヘルプ「Art」の手順です。

  1. Artの画面を開きます。開き方(ナビゲーションのどこにあるか)は、Artのヘルプにも、Quick StartのArtの項にも書かれていません(公式で確認できていません)。
  2. 入力欄に、作りたい絵の様子を言葉で書きます。
  3. 任意で、入力欄の上の「Options」を押して、次を設定します。
設定 公式の記載
Negative prompt 入れたくない要素を指定する
Styles スタイル
Prompt strength 1から35。低いほど、AIの自由度が高い
Seed 1から4294967295。同じ結果を再現するための値
枚数、サイズ 設定できる(数の範囲は書かれていない)
  1. 参考の画像を使うときは、入力欄の上の「Reference Image」を押して画像をアップロードし、「Image Strength」のスライダーで、どのくらい寄せるかを0%から100%で決めます。
  2. できた画像には、「Variations」(主役を残して細部を変える)、「Upscale」(拡大。大きな画像は、メモリを多く使うと書かれている)、「Use as reference」(参考にして、プロンプトを入れ直す)があります。

  3. Artのヘルプには、画像のモデルの一覧も、クレジットの消費も、書かれていません。クレジットは04を参照してください。

  4. チャットのヘルプには「説明を入力するとDALL·E 3で生成」と書かれていますが、古い記述の可能性があります。
  5. Quick Startの「Art」のコツとして、参考画像のアップロード、入力欄の上の設定、が書かれています。

場面10:読んだものを貯めて、あとで聞く(Memo)

ヘルプ「Memo」の記載です。

  1. 自動の保存。YouTube、PDF、ウェブの要約は、メモ帳(digital notepad)に自動で保存されます。
  2. 手の保存。スクリーンショット、Quick Action、Search Enhanceで得た知識は、手で保存します。
  3. 自分のメモ。「Memos」のページの「+」のアイコンで作ります。
  4. 絞って質問。保存した項目を開き、「Continue Chat」で、その項目についての質問をします。
  5. 全体に質問。「Chat with Memo」で、Memo全体の知識から探します(手順の細部は、ヘルプに書かれていません)。

  6. 保存の上限、同期、書き出しは、ページに書かれていません。

  7. 保存されるものが何かを、先に設定で見ます。

場面11:自分用の助手を作る(Bots)

ヘルプ「Bots の Introduction」の手順です。

  1. Monica Bots Plazaで「+ Create Bot」を押します。
  2. 名前と説明を入れ、アバターを選び(アップロード、またはDALL·Eで生成)、確定します。
  3. プロンプト(助手の役割と答え方)を書きます。詳しくは、公式の「Writing Prompts」のページ(monica.im/help/Features/Bots/Prompts)にあります。この記事では読んでいません。
  4. 編集画面で、「Built-in skills」からスキルを足し、「Knowledge」にファイルを足し、画面の下に会話の始まりの文を足します。
  5. 「Preview」で試します。右下の「new chat」で、試すたびに履歴を消せます。
  6. 「Publish」を押し、公開範囲(Just Me、Link Sharing Only、Everyone)を選び、「Confirm」を押すと、共有のリンクが出ます。

  7. スキル。Built-in skillsは、30種類以上と書かれています。例は、推論、知覚(画像リーダー、書類リーダー)、自己点検、ウェブアクセス、DALL·E 3の描画です。

  8. Knowledge。PDF、DOCX、TXT、Markdown。1つの知識のまとまりに20ファイルまで、1ファイル50MBまで、1ファイル100万トークン(1000K)まで、と書かれています。ただし、Knowledgeは「GPT-4のみ」対応と書かれていて、古い記載の可能性があります。手順は、モデルをGPT-4に切り替え、「+ Add Knowledge」でまとまりを作り、「Edit」でファイルを入れ、「Add」で助手に足す、です。
  9. Persistent Memory。助手が、会話をまたいで大事なことを覚えられる、と書かれています。Botの会話は、Memoにも保存できます。
  10. Custom Skills(自分のAPIをつなぐ)は、07に詳しく書きます。

場面12:同じ質問を、複数のモデルで比べる

ヘルプ「Model Response Comparison」の手順です。

  1. monica.im を開き、会話を始めます。
  2. 返答が終わるのを待ちます。
  3. 「Get answers from other models」のボタンを押します。
  4. 比べたいモデルを選ぶか、全部を選びます。
  5. モデルごとの返答を見比べます。

  6. ヘルプが挙げるモデルは、Claude 3.5 Sonnet、GPT-4o、Gemini 1.5 Pro、Llama 3.1 405B、Grok Betaの5つです。古い名前が混ざっている可能性があります。

  7. ボタンが見えない場合は、「Settings > General > Chat」でオンにします。
  8. ヘルプには「Upgrade to Unlock Full Features」がありますが、どの機能が対象かは書かれていません。

場面13:チャットの基本の操作

ヘルプ「Chat」の手順です。このページは古いモデル名で書かれているため、画面と違う可能性があります。

やりたいこと 公式の記載
会話を始める Monicaのアイコンを押す
モデルやBotを選ぶ ホームの左下のMonicaのアイコンを押し、モデルかBotを選ぶ。前のものは裏で動き続け、戻れる
質問を直す、答えを作り直す 質問にカーソルを置いて「Edit question」。「Answer Again」で作り直す
履歴を探す チャット欄のツールバーの履歴のアイコン。AIがつけた題名で検索する
プロンプトのライブラリ チャット欄の左下のライブラリ、または「/」を押す。出力の言語を選び、欄を埋める。作るときは「+」から、非公開か公開かを選んで保存。公開のものは「Favorite」で「My Prompts」に入れる
音声で入力 チャット欄の下の「Voice Input」。もう一度押すか、ESCで止める
音声で返答を聞く 「Chat Setting」で「Voice Response」をオン
会話の共有 「Chat Settings」の「Share Conversation」

場面14:表を埋める(Smart Fill、ウェブのツール)

ヘルプ「Smart Fill」の手順です。拡張ではなく、ウェブのページです。

  1. monica.im/tools/smart-fill を開きます。
  2. 表のテンプレートを選ぶか、空の表から始めます。
  3. 列の見出しを決め、処理の種類を選びます。
  4. 元のデータを入れ、「Fill Empty Cells」を押します。
  5. AIの処理が終わるのを待ち、結果をダウンロードします。

  6. 処理の種類は、Smart Classification(分類)、Smart Tags(複数のタグ)、Real-time Internet Search(検索で埋める)、Extract Information(文章から項目を取り出す)、Custom Smart Fill(自然な言葉で書き直す。GPT-4o miniで動くと書かれている)です。

  7. ヘルプの助言は、見出しをはっきりさせる、一括の前に1つのセルで試す、表の形をテンプレートとして保存する、です。
  8. 保存されるデータとプライバシーの説明は、ページには書かれていません。

場面15:Monica Agent(Deep Research、Browser Operator、Create Slides)

モバイルアプリの使い方

ヘルプの「Mobile」の記事(Tips)には、操作の手順はなく、使い方のヒント(一般の質問、検索、100ページを超えるPDFの翻訳と要約、ウェブページとYouTubeの要約、1つの会員で複数の端末)だけがあります。ボタンの場所は書かれていません。

最初の1時間の進め方(この記事の案)

ここから、この記事の案です。公式が勧める順番ではありません。

時間の目安 やること 参照する場面
最初の10分 拡張を入れ、サインインし、Ctrl+M(Cmd+M)で開くかを確かめる。AIの返答の言語を決める 05
次の15分 英語などの外国語のページを開き、Parallel Translationを押す。元の文と見比べる 場面2
次の10分 長い記事で「Read this page」を押し、要約を読み、質問を1つ入れる 場面1
次の10分 ページの文字を選び、Quick Actionsの「Explain」などを1つ押す 場面3
次の10分 公開してよい資料1つで、Chat with Filesを試す。ファイル数と大きさの上限を意識する 場面8
残り5分 Memoを開き、自動で保存されたものを見る。保存したくなければ、設定を見る 場面10

気をつけること

公式の資料では確認できていない点

出典