3行でいうと

  • 公式が書く連携は、①ウェブとDiscordの同期、②アカウントのつなぎ(DiscordとGoogle)、③自分のDiscordサーバーへのボット追加、④Discordで得た画像URLのプロンプトへの利用、の4つです。
  • アカウントは、Connected Accounts の Connect で足せます。外せるのは請求サポートだけで、最低1つは残す必要があります(公式)。
  • 自分のDiscordサーバーにボットを入れるときは、使う人それぞれにMidjourneyの購読が必要です。サーバーを私的にしても、作品が非公開になるわけではありません(公式)。
  • 公式のAPI、プラグイン、MCP、他のAIアプリとの連携は、読んだ範囲では記載が見つかりませんでした。公式のコミュニティガイドライン(4.2)には、Midjourneyは「APIも、第三者のアプリやスクリプトも提供しない」、自動化は規約で厳しく禁止、という趣旨の記載があります。
  • 第三者の非公式なAPIや連携サービスは、この記事では紹介しません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、画面名・ボタン名は公式の表記です。画面は変わることがあるので、手元の画面と照らして読んでください。公式ページは要約の形で取得したため、コマンドや画面の文言を細かく写す必要がある操作(特に、Discordの権限を登録する操作)は、原文を見て確かめてください。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携1:ウェブとDiscordの同期

設定する画面と動き(公式の記載)

渡るデータ。 同じMidjourneyのアカウントの中の話なので、プロンプトと作品はMidjourneyが持ちます。Discordで作った場合は、Discordのチャットにも、メッセージや画像が載ります(Discord側の扱いは、Discord社の規約によります。この記事では読んでいません)。

外し方。 この同期そのものを切る設定は、読んだ範囲では見つかりませんでした。

うまくいかないときの確認点。 - Discordで作った画像がウェブに出ない:ウェブへのログインが、Discordのアカウントでされているか(ログイン方法が違うとギャラリーが別になる、と公式は書いています)。 - 設定が合わない:ウェブとDiscordのどちらで最後に変えたか。ただし、同期の遅れについては、公式の記載が見つかりませんでした。

連携2:DiscordとGoogleのアカウントをつなぐ

公式の「Logging In & Connecting Accounts」と、Discord関連のページの順です。

手順:2つ目のログイン方法を足す

  1. 登録または購読のあとで、アカウント設定ページ(midjourney.com/profile-settings)を開きます。
  2. Connected Accounts の欄を見ます。つないでいない方法には Connect ボタンがあります。Discordの場合は「Connect Discord」のボタンです、と公式の別ページが書いています。
  3. 押して、DiscordかGoogleにログインし、許可(authorize)します。
  4. Discordの許可画面では、許可する前に、画面上部のDiscordのユーザー名が正しいか確かめます。違うときは Not you? を使います。
  5. つないだあと、ログインのメールとDiscordのユーザー名が、プロフィールの管理ページに出ます。Discordで画像を作れるようになる、と書かれています。

渡るデータ。 公式の資料の範囲では、ログインのためにDiscordかGoogleで認証し、メールアドレスなどでアカウントを照合します(メールが一致するアカウントがすでにあれば、エラーになる記載があります)。DiscordやGoogleのどの項目がMidjourneyに渡るか(権限の一覧)は、読んだページには書かれていませんでした。許可画面の表示で確かめてください。

つなぐときの制限(公式)。 - 過去にMidjourneyで画像を作ったことのあるDiscordアカウントは、あとからつなげません。各アカウントのギャラリーが別だからです。 - 2024年8月より前のアカウントは、Discordで先にログインします。Googleで新しく購読すると、過去のDiscordアカウントをつなげなくなる、と書かれています。

外し方。 ログイン方法を外せるのは、請求サポートだけです。確認のために、アカウントの所有を示す手続きが求められることがあります。最低1つの方法は残す必要があるので、先に別の方法をつないでから依頼します。連絡のときにMidjourney IDを伝えます(公式)。Discord側やGoogle側で、Midjourneyへの許可を取り消す画面の案内は、読んだ範囲のMidjourneyの資料には書かれていません。

うまくいかないときの確認点。

メッセージ・症状 公式の記述にもとづく原因と直し方
「One of the accounts you are trying to link has a subscription …」(以下略。全文は公式で確認) Googleで購読したあと、すでに画像を作ったDiscordアカウントをつなごうとした。画像のないDiscordアカウントをつなぐ、購読のキャンセルと返金(条件つき)をしてからDiscordでログインし直して再購読する、または請求サポートに連絡する
「Another account already exists for [EMAIL].」(以下略。全文は公式で確認) そのメールのアカウントがすでにある。もう片方の方法でログインして、設定でつなぐ。または請求サポート
Discordの許可画面で、別のDiscordアカウントが出る Not you? で切り替える
Discordが新しいアカウントを作る画面になる 入れたメールが、既存のDiscordアカウントに紐づいていない。メールを確かめる

連携3:自分のDiscordサーバーにMidjourney Botを入れる

公式の「Add Midjourney to Your Discord Server」の順です。Discordの権限に関わる操作なので、文言は公式の原文を見て確かめてください。

手順:ボットを追加する

  1. 前提として、自分のDiscordサーバーを作っておきます(公式は、Discordの案内ページへのリンクを載せています)。
  2. Midjourneyの公式Discordサーバーを開き、メンバーリストのアイコンを押します。サイドバーにMidjourney Botが出ます。スマホでは、公開の部屋で上部の部屋の名前をタップするとメンバーリストが出ます。公開の部屋でボットのユーザー名を押す方法もあります。公式サーバーに入っていない場合は、DiscordのApp Directoryでボットを探します。
  3. ボットの名前を押し、ポップアップの Add App ボタンを押します。
  4. ドロップダウンから自分のサーバーを選び、Continue を押します。
  5. Authorize を押します。

手順:特定の部屋でボットを使えなくする(公式の記載)

  1. 制限したい部屋の Edit Channel を押します。
  2. Permissions タブの Advanced Permissions を押します。
  3. Roles/Members で @everyone を選びます。
  4. Apps Permissions の Use Application Commands の横の赤いXを押します。ここまでが、公式の見出し「Restricting the bot in a channel」の下の手順です。これでその部屋のコマンドが使えなくなる、という説明文が公式にあるかは、再読の要約では確認できていません。

手順:ボット単位の権限(任意、公式の記載)

  1. サーバーの Settings を開きます。
  2. Integrations を押します。
  3. Bots and Apps の下で、Midjourney Botを押します。
  4. 役割や部屋ごとに、スラッシュコマンドの権限を設定します。

渡るデータと条件(公式)。 - 私的なサーバーのメンバーは、それぞれが自分のMidjourneyの購読を持つ必要があります。 - 画像はMidjourneyのコミュニティガイドラインに従います。 - 私的なサーバーでも、作品は非公開になりません。midjourney.com上では、Stealth Modeを使わなければ見えます。 - 公式のDiscordの #announcements、#community updates、#status の部屋を、自分のサーバーに「フォロー」できる、と書かれています(任意)。

外し方。 公式のこのページには、サーバーからボットを外す手順は書かれていません。書かれているのは、部屋ごとの禁止と、スラッシュコマンドの権限の絞り方だけです。サーバーからアプリを外す方法はDiscord側の機能なので、Discordの案内で確認してください(この記事では読んでいません)。

ボットに必要な権限の全体。 公式のこのページには、ボットが求める権限の全体の一覧は書かれていません。許可画面に表示される内容を、自分の目で確かめてください。

うまくいかないときの確認点。 - ボットが画像を作らない:公式サーバーでは、general-# か newbie-1〜newbie-10 の部屋だけです。自分のサーバーでは、公式は「そのサーバーが決めた部屋を使う」と書いています。Use Application Commands を禁止した部屋では、コマンドが使えません。 - 画像が作られない:使う人がMidjourneyを購読しているか。初回に出る利用規約への同意をしたか。

連携4:Discordで画像のURLを得て、プロンプトで使う

公式の「Hosting Images in Discord」の順です。ウェブでは、画像をImagine barへドラッグするだけなので不要です。Discordでは、--sref や --edit の参考画像、/describe のリンクに、画像のURLが要ります。

手順:画像をアップロードしてURLを得る

  1. Discordのメッセージ欄の + を押します。パソコンでは、画像ファイルをメッセージ欄にドラッグ&ドロップでもできます。
  2. パソコンでは Enter、スマホでは送信ボタンで送ります。
  3. 画像がチャットの自分のユーザー名の下に出たか確かめます。目、鉛筆、ゴミ箱のアイコンが画像の上にまだ出ているときは、アップロードが終わっていないので、もう一度送ります。
  4. URLをコピーします。
  5. iOSアプリ:画像を押し、...、Share、Copy。
  6. Androidアプリ:画像を長押しして Copy Media Link。
  7. パソコン:画像を押し、右クリックして Copy Image Address か Copy Link。または /imagine を入れてから、画像のサムネイルをプロンプト欄にドラッグ。
  8. プロンプトに入れます。たとえば、Edit Modelでは末尾に --edit とURL、Style Referenceでは末尾に --sref とURL(公式の記載。複数は空白区切り)。Image Promptでは、URLをテキストのプロンプトの先頭に置きます。動画にする手元の画像は、公開でアクセスできるURLをプロンプトの先頭に置き、末尾に --video を付けます(Video)。位置が機能ごとに違う点に注意してください。

この記事の例(動作は確かめていません): 公式の記載に合わせて、次の形で組みます。<画像のURL> の所に、手順4でコピーしたURLを入れます。

/imagine prompt: pencil sketch of the same scene --edit <画像のURL>

渡るデータ。 アップロードした画像は、Discordのチャットに載ります。そのURLをプロンプトに入れる仕組みなので、画像の中身がMidjourneyに渡ると考えられますが、取り込みの細かい動きは読んだページには書かれていません。公式は、非公開の場所(ボットとのダイレクトメッセージ、または自分の私的なサーバー)にアップロードしないと、他の人に画像が見えて、使われうる、と書いています。

外し方。 アップロードした画像を消す方法は、公式のこのページには書かれていません。Discordのメッセージの削除は、Discord側の機能です。

うまくいかないときの確認点。 - 「blob URL」のエラー:画像がまだアップロードされていません。Enterか送信で、チャットに画像が見えるまで待ちます。 - Discordの「メッセージのリンク」をコピーしても使えません。公式は、そのURLは動かない、と書いています。画像そのもののURLをコピーします。 - 「ネット上にある画像」であることが必要です。Edit ModelとImage Promptの記事は、画像がすでにネット上にある必要がある、と書いています。Style Referenceの記事は、公開でアクセスできるURLと書いています。

連携5:APIや他のAIアプリとの連携(公式の記載が見つからなかったもの)

API。 - 公式の更新情報「Enterprise API Survey」(2025年7月16日付)は、企業が自社のサービスにMidjourneyを組み込めるようにするEnterprise APIを「調べ始めた」段階と書き、Enterprise API Applicationのフォームがあります。読者が、アクセスを申し込む、APIの提供内容の決定を手伝う、更新の連絡をもらう、ことができる、という趣旨です。提供の時期、価格、アクセスの条件は、その投稿には書かれていません。 - 公式のコミュニティガイドライン(4.2)は、Midjourneyは「APIを提供しない」と書いています。例外は、明示的に認められたまれな場合のみ、とも書かれています。 - この記事で読んだ範囲では、それ以降に公式のAPIが公開された、という記載は見つかりませんでした。公式のDocsに、開発者向けのページも、読んだ範囲では見つかりませんでした。

プラグイン、MCP、他のAIアプリとの連携。 読んだ範囲の公式の資料には、記載が見つかりませんでした。したがって、設定ファイルの書き方、接続の画面、渡るデータ、権限、外し方といった手順は、書けません。

自動化・第三者のものについての公式の記載。 - 4.2:Midjourneyは「APIも、第三者のアプリやスクリプトも提供しない」。Midjourneyとのやりとりの自動化は、規約で厳しく禁止。例外は、明示的に認められたまれな場合のみ。守らないアカウントはブロックされうる。 - 4.1:アカウントは個人用で、1人1アカウント。 - 4.3:サービスやアクセスの再販売・再配布の禁止。アカウントの共有を含みます。 - 5.2、6.2:違反には、警告、時間制限、ブロック、利用停止がありえます。6.6:明示されていない行為でも、ガイドラインの趣旨に反すれば処分されうる、と書かれています。 - 以上は、公式のコミュニティガイドラインを再読して確認した範囲です(4.1、4.2、4.3、5.2、6.2、6.6)。規約の細かい文言は、公式で確認してください。

第三者の非公式なAPIや連携サービスは、この記事では紹介しません。 公式の資料で中身や扱いを確認できず、上の禁止の記載とぶつかりうるためです。

この記事の案:文章のAIと組み合わせるとき(事実とは分けています)

以下は公式の手順ではなく、公式の記載の範囲で人が間に入る形を、この記事で考えた案です。動作は確かめていません。

  1. 文章のAIに、作りたい絵のことばを説明して、プロンプトの案を書いてもらう。
  2. できた案を、自分でImagine barに貼って送る。
  3. 逆に、MidjourneyのDescribeで出た4つの案を、文章のAIに見せて、言い回しを直してもらう、という使い方も考えられる。

この形では、Midjourneyの側の操作は人が行い、文章のAIにはMidjourneyのアカウント情報を渡しません。文章のAI側に渡した内容は、そのAIの規約と設定で扱われ、Midjourneyの規約とは別です。公式がすすめた使い方ではなく、規約の判断は公式や専門家に確認してください。

連携を外す・見直すときの一覧

連携 公式の記載にある外し方・見直し方
ウェブとDiscordの同期 切る設定は見つからなかった。Stealth、GPU speedの値を、ウェブかDiscordのどちらかで確かめる
DiscordやGoogleのログイン 外せるのは請求サポートだけ。最低1つは残す。連絡にはMidjourney ID
自分のサーバーのボット 部屋ごとに「Use Application Commands」を禁止、または Settings、Integrations、Bots and Apps で役割・部屋ごとの権限を絞る。サーバーから外す手順は、このページには書かれていない
Discordの画像URL 非公開の場所にアップロードする。アップロードした画像の消し方は、このページには書かれていない
API・他のAIアプリ 公式の連携の記載が見つからなかったので、外し方も書けない

気をつけること

出典