3行でいうと

  • 公式の説明書を読んだ範囲では、パソコン用のインストーラーを配る案内は見つかりませんでした。入口はウェブ(midjourney.com)とDiscordで、どちらもアカウントのつなぎ方が決まっています。
  • サインインは「Continue with Discord」か「Continue with Google」の2つだけです。Midjourney独自のユーザー名とパスワードはない、と公式は書いています。
  • 2024年8月より前に作られたアカウントはDiscordだけだったため、昔の画像を見たい人は先にDiscordでログインします。Googleで先に購読すると、あとからDiscordの過去分をつなげなくなる、と公式は警告しています。
  • 最初の設定は、Imagine barの設定アイコンから開く「Settings」メニュー(Aspect Ratio、Model、Aesthetics、More Options)と、アカウント設定ページ(User Name、Display Name、Connected Accounts)の2か所が中心です。
  • 動作の確かめ方は、Createページで短い文を入れて、4枚の画像が進捗100%まで出るのを見ることです。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、画面名・ボタン名は公式の説明書の表記です。画面は変わることがあるので、手元の画面と照らして読んでください。公式ページは要約の形で取得したため、書かれていない所は「公式で確認できていない」と書き、長い引用はせず言い換えています。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:会員証が1枚だけの、ウェブとチャットの2つの入口

Midjourneyは、会員証(アカウント)を1枚だけ持って入る施設で、正面玄関(ウェブ)と脇の入口(Discord)があるようなものです。会員証の発行は「Discordの会員証から作る」か「Googleの会員証から作る」かの2通りだけです。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

手順1:アカウントを作る(新しく始める人)

公式の「Logging In & Connecting Accounts」の順です。

  1. ブラウザで midjourney.com を開き、Sign Up を押します。
  2. Continue with Discord か Continue with Google を選びます。
  3. Discordの場合:既存のDiscordアカウントをつなぐか、新しく作ります。そのDiscordのログイン情報が、そのままMidjourneyのログイン情報になります。公式は、先にDiscordアカウントを確認(verify)しておくよう案内し、Discord社の案内ページへのリンクを載せています。
  4. Googleの場合:Googleアカウントでサインインします。
  5. 選んだ方のログイン情報を入れ、Midjourneyに許可(authorize)します。
  6. 公式の注意:すでに持っているDiscordアカウントをつなぐときは、そのアカウントのメールアドレスを確かめます。そのアドレスがDiscordに紐づいていないと、Discordが新しいアカウントを作る流れになる、と書かれています。
  7. (任意)登録または購読のあとで、アカウント設定ページ(midjourney.com/profile-settings)から、もう片方のサインイン方法を足せます(手順4を参照)。
  8. そのDiscordアカウントがすでにMidjourneyで画像を作っていれば「戻ってきたアカウント」として扱われ、Discordでサインインする必要がある、と公式は書いています。

期待される結果: midjourney.comにログインした状態になります。公式は、Midjourneyには別のユーザー名とパスワードはなく、GoogleかDiscordを使う、と明記しています。

手順2:サインインする(以前から使っている人)

  1. midjourney.comを開き、Log In を押します。
  2. Log In with Discord を選び、Midjourneyを許可します。
  3. 許可する前に、画面に出るDiscordのユーザー名が正しいか確かめます。違うときは Not you? のリンクを使います。
  4. (任意)あとでアカウント設定ページからGoogleを足します。

公式の警告: 2024年8月より前のアカウントはDiscordだけだったので、過去の画像履歴を見るには、先にDiscordでログインします。Googleでログインして新しく購読すると、過去の履歴をもつDiscordアカウントをつなげなくなる、と公式は書いています。

手順3:購読する

  1. Getting Started Guideは、プランを選んで購読する、という順番です。プランの比較は公式の「Comparing Midjourney Plans」にあります。
  2. プラン名は、公式のプラン比較のページでは Basic、Standard、Pro、Mega です。「All Midjourney plans are subscriptions」という趣旨で、月ごとまたは年ごとに自動で更新され、解約の設定をしなければ続く、と書かれています。
  3. 購読の具体的な画面操作(どのボタンをどの順に押すか)は、公式の「How to Subscribe」に書かれているとGetting Started Guideが案内していますが、この記事ではそのページを読めていません。公式で確認してください。
  4. 料金の数字は、書かなくて済むのでここには書きません。01に、確認日つきの表があります。

期待される結果: 購読が有効になり、画像を作れるようになります(公式は、最初の画像の前に購読が必要、と書いています)。

手順4:アカウント設定ページを見る(名前とつなぎ)

公式の「Logging In & Connecting Accounts」にある項目です。

  1. アカウント設定ページ(midjourney.com/profile-settings)を開きます。ウェブ上のどのメニューからそこへ行くかは、読んだ範囲では書かれていません。直接URLで開く形です。
  2. Connected Accounts の欄を見ます。つないでいない方法には Connect ボタンが出ます。それを押してつなぎます。
  3. その他の項目として、公式は次を挙げています。
  4. User Name:公開プロフィールのURLと、ダウンロードするファイル名に使われます。いつでも編集できます。
  5. Display Name:Exploreページと、作品のファイル名に表示されます。いつでも編集できます。
  6. Midjourney ID:請求サポートに連絡するときに伝えます。
  7. Discordで画像を作るには、Discordアカウントをつないでおく必要があります(公式)。公式のDiscord関連のページは、「Connect Discord」のボタンを押し、Discordにログインして許可する流れを書き、許可の前に画面上部のDiscordのユーザー名が正しいか確かめ、違えば Not you? を使う、と書いています。

つなぐときの制限(公式): - 過去にMidjourneyで画像を作ったことのあるDiscordアカウントは、あとからつなげません。 - ログイン方法を外せるのは、請求サポートだけです。最低1つは残す必要があります。外したいときは、先にもう1つつないでから依頼します。 - ログアウトの方法は、公式のこのページには書かれていませんでした。

手順5:ウェブ画面の全体を知る

公式の「Website Overview」が挙げる、上部のナビゲーションです。

ページ 公式の説明 URL(公式の表記)
Explore ほかの会員の画像と動画が並ぶ。For You、Random、Hot、Top、検索、Likes の見え方がある。右上の Styles タブでスタイルコードを探せる midjourney.com/explore
Create 文章を入れて、画像と動画がリアルタイムに出る midjourney.com/imagine
Edit 画像をアップロードして、エディターで編集する midjourney.com/editor
Personalize 画像を選んで、自分の好みのプロファイルを作る midjourney.com/personalize
Moodboards 画像を集めて、独自の雰囲気をつくる midjourney.com/moodboards
Organize 作ったものの置き場。検索、フィルター、フォルダ、日付のバー、まとめて操作 midjourney.com/archive
Tasks 画像の評価やアンケートで好みを磨く。追加のGPU時間が出ることがある midjourney.com/tasks

この記事の以降は、主にCreateとアカウント設定を使います。

手順6:Createページの「Settings」を開いて既定値を見る

公式の「Creating on Web」の順です。ここで決める値は「すべてのプロンプトに効く既定値」です。

  1. midjourney.com/imagine(Createページ)を開きます。
  2. Imagine barの 設定アイコン(settings icon) を押します。公式は、このアイコンで既定の設定を調整する、と書いています。
  3. 公式が挙げる項目は次の4グループです。
グループ 中身(公式の表記)
Aspect Ratio 縦横比
Model SDかHDの大きさ、既定のMidjourneyバージョン、Rawのオン・オフ
Aesthetics Stylization、Weirdness、Variety
More Options GPU speed、Stealth mode(プランが許す場合)、動画のSD/HDの解像度、動画のバッチ数
  1. 各項目の意味と範囲は、それぞれ公式の個別記事にあります。縦横比とバージョンの記事は、再読で読めたので次に書きます。Stylization、Weirdness、Varietyなどの値の範囲と既定値は、この記事で読んだ範囲には書かれていないので書きません。

縦横比とバージョン(再読で読めた公式の記載、確認日 2026-10-25)。 - 縦横比(Aspect Ratio):プロンプトの末尾に --ar #:#(または --aspect #:#)を付けます。ウェブのImagine barでもDiscordでも同じです。値は整数で、小数は使えません(公式の例:1.39:1は139:100)。既定は1:1で、ウェブでは設定アイコンのパネルで既定の縦横比を変えられ、以後のプロンプトに効きます。数の上限・下限は公式に書かれていません。極端に横長・縦長な比率は実験的で、結果が予測しにくい、アップスケールで少し変わることがある、とあります。比率ごとの対応バージョンは、このページには一覧がありません。 - バージョン(Midjourney Version):プロンプトの末尾に --v # を付けると、そのプロンプトだけ指定できます(ウェブ、Discordとも)。既定にするには、ウェブはImagine barの設定ボタンからバージョンを選び、Discordは /settings のドロップダウンから選びます。公式のこのページは、現在の既定はV8.2(2026年7月24日公開)と書いています。V8.1は2026年6月10日〜7月23日の既定、V8.0は早期アルファで2026年7月24日まで、V7は2025年6月17日〜2026年6月9日の既定、V6.1、V6、アニメ・イラスト向けの別系統Niji 7(--niji で選ぶ、--v ではない)も載っています。

スピード(GPU speed)の設定。 公式の「GPU Speed」の記載です。 - Fast Mode:月ごとのFast timeを使う。更新時にリセットされ、使い残しは繰り越されない。 - Relax Mode:Relax timeを使う。順番待ちで、待ち時間は0〜30分と、公式の記事に書かれている。画像のRelaxは Standard、Pro、Mega。SD動画のRelaxは Pro と Mega のみ。 - Turbo Mode:高速のGPUを使い、Fastの最大4倍速とされるが、1枚あたりFast timeを2倍使う。記事は「experimental(実験的)」と呼び、V8.1では未対応、と書いている。 - ウェブでは、設定アイコンから既定のスピードを決め、1回だけ変えたいときはプロンプトの末尾に --fast、--relax、--turbo を付ける。Discordでは /fast、/relax、/turbo のコマンドか、設定コマンドのスピードのメニュー(ボタン名の絵文字つき表記は、再読では確認できていません)。スピード設定がウェブとDiscordで同期するという文は、GPU Speedのページの再読では確認できていません(同期の記載が確認できたのはStealth Modeのページです)。 - 残りのFast timeは、ウェブでは「Manage Subscription」ページの利用の詳細、Discordでは /info で見る。

公開の扱い(Stealth Mode)。 公式の「Stealth」の記載です。 - ウェブでは、設定アイコンのパネルで既定を変えます。変えても、すでにある画像は変わりません。1回だけなら、プロンプトの末尾に --stealth か --public を付けます。 - Discordでは /stealth と /public のコマンド、または設定コマンドの「Public Mode」ボタン(緑がPublic、灰色がStealth)。/info の「Visibility Mode」で確かめられます。 - ウェブとDiscordの設定は同期します。 - ProとMegaのプランだけです。解約や格下げのあとも、すでに非公開にしたものは非公開のままです。 - 公開の部屋で作ったDiscordの作品は、Stealth Modeを入れても他の人に見えます。ゴミ箱に入れた作品は、非公開と同じではなく、ExploreやランキングやジョブIDなどから届くことがある、と書かれています。 - すでにある作品を非公開にするには、1枚ずつはCreateかOrganizeで画像を開き、プロンプト文の近くのオプションから。まとめてはOrganizeで複数を選び、More から。 - 全体の考え方は04に詳しく書きます。

好みのプロファイル(Personalization)の用意。 公式の「Personalization」の記載です。 1. ナビゲーションの Personalize ページを開きます。 2. 「Global V7 Profile」のサムネイルの領域を押します。 3. 並んだ画像から好きなものを押していきます。スクロールして、選び続けます。 4. 上部の進捗バーを見ます。十分な数を選ぶと、Global Profileが解放されます。必要な数は公式に書かれていません。選ぶ数が多いほど結果がよくなる、と書かれています。 5. 使うときは、ウェブではImagine barの横の Personalization ボタンをオン・オフするか、プロンプトの末尾に --p を付けます。Global Profileの解放前に --p を使うとエラーになる、と書かれています。 6. 追加のプロファイルは、Global Profileの解放後に、Personalizeページの「New Profile」から作ります。新しいプロファイルは、既定のバージョン設定を使う、と書かれています。 - バージョンの関係(公式の記載):V7のGlobal ProfileはV8.2と互換で、V8.1とV8.2で動きます。現時点でGlobal V8 Profileはなく、V8.Xのプロファイルを作れます。V8のプロファイルはV7と互換ではありません。

手順7:最初の1枚を作って、動きを確かめる

公式の「Getting Started Guide」の順です。

  1. Createページ(midjourney.com/imagine)を開きます。
  2. ページ上部の Imagine bar に文章を入れます。公式は、まず簡単に始める例として、短い英語の名詞句(カリフォルニアのポピーの花を指す語)を挙げています。
  3. Enter を押します(スマホでは送信ボタン)。Ctrl(Macは Cmd)を押しながら Enter を押すと、実行したあとも文章をバーに残せます(公式の「Creating on Web」)。
  4. 待ちます。4枚の画像のセット が、進捗とともに少しずつ形になって出てきます。
  5. 進捗が100%になれば、最初の画像の完成です。

この記事の例(動作は確かめていません): 公式の例にならって、日本語や英語で短い名詞句を入れてみる、という使い方です。たとえば a quiet harbor at dawn のような短い英文を、この記事の例として挙げます。公式の説明に合わせて組んだ例で、結果の絵がどうなるかは書けません。

確かめたいこと(公式の記述に合わせた見方):

見るところ 期待される結果(公式の記述)
Createページの画像の枠 4枚が出て、進捗が上がる
画像にマウスを重ねる ゴミ箱、いいね、Subtle/Strongのバリエーション、動画にするボタンが出る
画像を押す 全画面の「lightbox」が開き、上部のツールバーと、Creation Actionsが出る
Organizeページ 作った画像がたまっていく
Fast timeの残り ウェブはManage Subscriptionページ、Discordは /info

公式は、ブロックされた(moderationに止められた)ジョブはクレジットを使わず、GPU時間は結果が見えたときだけ使われる、と「Editor」の記事で書いています(Editorに限った書き方かは、読んだ範囲では断定できません)。

手順8:Discordで使う場合の設定

公式の「Discord Quick Start」の順です。ウェブだけで使うなら、この手順は要りません。

  1. 先に購読しておきます(公式)。
  2. Discordを開き、サーバーリストの下の + を押して Join a Server を選び、discord.gg/midjourney を入れて Join を押します。
  3. Midjourneyのサーバーで、general-# か newbie-1 から newbie-10 の名前の部屋に入ります。ほかの部屋ではボットは画像を作りません。newbie-11 以降は閉鎖済みと書かれています。ほかのサーバーでは、そのサーバーが決めた部屋を使います。
  4. メッセージ欄に / を入れ、/imagine が出るまで打って選び、prompt欄に文章を入れて、Enter か送信を押します。
  5. 初回は、ボットが利用規約(Terms Of Service)への同意を求めます。同意するまで画像は作られません。
  6. 通常1分以内に、4枚のグリッド が返ります。1回ごとにGPU時間を使います。残りは /info で見ます。
  7. 画像の下のボタン:U1〜U4(選んだ1枚をグリッドから取り出す)、🔄(同じ文章でやり直す)、V1〜V4(選んだ1枚のバリエーション)。
  8. 取り出したあとのボタン:🪄 Vary (Strong)、🪄 Vary (Subtle)、🔍 Zoom Out 2x、🔍 Zoom Out 1.5x、🔍 Custom Zoom、矢印(⬅️ ➡️ ⬆️ ⬇️、パン)、❤️ Favorite、Web ↗️(midjourney.comのギャラリーで開く)。
  9. 保存:パソコンでは、画像を押して大きく表示し、右クリックして Save image。スマホでは、画像を長押しして、右上のダウンロードのアイコン。
  10. ボットと1対1のダイレクトメッセージでも使えます。そこで作った画像も同じ内容のルールに従い、ウェブにも出る、と書かれています。
  11. ウェブのOrganizeページで見るには、Discordアカウントでmidjourney.comにログインします。
  12. ヘルプ系のコマンドとして、/help(ヒント)、/ask(ボットについての質問)、/blend(自分の画像を混ぜる)が書かれています。

自分のDiscordサーバーにボットを入れる手順は、07にまとめます。

つまずきと直し方

症状・メッセージ 公式の記述にもとづく原因と直し方
「One of the accounts you are trying to link has a subscription …」(以下略。全文は公式で確認) Googleでログインして購読したあとで、すでに画像を作ったDiscordアカウントをつなごうとした。ギャラリーはアカウントごとに別で、つなげない。画像を作ったことのないDiscordアカウントをつなぐか、条件を満たせば購読をキャンセルして返金し、ログアウトしてDiscordでログインし直して再購読するか、請求サポートに連絡する、と書かれている
「Another account already exists for [EMAIL].」(以下略。全文は公式で確認) そのメールのアカウントがすでにある。GoogleでこれならそのメールのDiscordでログインして、設定でGoogleをつなぐ。逆も同じ。または請求サポート
Discordでボットが反応しない 公式サーバーでは general-# か newbie-1〜newbie-10 以外では画像を作らない。ほかのサーバーでは、そのサーバーが決めた部屋を使う
利用規約への同意を求められる 初回に出る。同意しないと画像は作られない
Discordで参照画像のURLがエラー 「blob URL」のエラーは、画像のアップロードが終わっていない。Enterか送信でチャットに画像が表示されるまで待つ。Discordの「メッセージのリンク」をコピーしても使えない、と書かれている(Hosting Images in Discord)
--p でエラー Global Profileの解放前に --p を使うとエラー、と書かれている。Personalizeページで画像を選び続けて解放する
Organizeで画像が見つからない 絞り込みのチェックが残っていると見えない。公式は、全部のチェックを外す、と書いている
作ったのに公開されている 既定のStealthは、すでにある画像には効かない。Organizeで選んで More から変える(ProとMegaのみ)

気をつけること

出典