3行でいうと

  • 入口は大きく4つです。ウェブ、デスクトップアプリ(macOSとWindows)、ブラウザ拡張(Browser Operator)、メールやメッセージアプリ。公式の資料で入手や有効化の手順が書かれているのは、デスクトップアプリ(ダウンロードして入れる)とブラウザ拡張(「Connectors」で有効にする)の2つだけです。
  • サインインは、Google、Apple、Microsoftの3つから選べると、公式のヘルプにあります。メールでサインインする場合は電話番号の確認が要る、とも書かれています。
  • デスクトップアプリで自分のパソコンのフォルダを使わせるには、「My Computer」タブで「Add Folder」を押してフォルダを選び、OSの許可を出します。コマンドごとに「Allow Once」か「Always Allow」を選びます。
  • ブラウザ拡張は、公式の2つのページで書き方が少し違います(有効にする場所の表記、ベータの注記)。この記事は両方を並べました。
  • この記事の手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。実際に操作して確かめたものではないので、手元の画面と照らして読んでください。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はManusを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面名・ボタン名は公式のページの表記を写しています。公式のページは要約の形で取得したため、書かれていないことは「公式で確認できていない」と書きます。

先に結論

前提:用語をそろえる

入口を整理する

入口 入れるもの 公式で手順が確認できたか 主な出典
ウェブ 不要。ブラウザでサインイン サインインの方法は確認できた。ホーム画面の見た目や最初のボタンの表記は、公式で確認できていない ヘルプ(ログイン方法)
デスクトップアプリ macOS(Apple Silicon)のDMG、WindowsはMicrosoft Store ダウンロードの案内は確認できた。インストール画面の細部は書かれていない ヘルプ、公式のdesktopページ、Desktopのドキュメント
ブラウザ拡張(Browser Operator) Chrome、Edgeの拡張 有効にする場所は確認できた。手動の導入手順や削除手順は書かれていない ドキュメント2ページ
スマホ 記載が見つからない Manus 2.0の公式ブログに「web, desktop, and mobile」で使えるとある。ストアの手順や動作条件は、読んだページには書かれていなかった 公式ブログ
メール(Mail Manus) 不要 手順あり(08で扱う) ヘルプ、ドキュメント
Slack、LINE、Telegram 各アプリで公式のアカウントやボットを追加 LINEとSlackの接続手順あり(08で扱う) ヘルプ

手順1:アカウントを作ってサインインする

公式のヘルプ「How to Change Your Linked Email and Add Multiple Login Methods」から読み取れる範囲です。

サインインの方法

手順(公式の記載を順に並べたもの)

  1. ブラウザでManusのログインのページ(manus.im/login)を開きます。
  2. Google、Apple、Microsoftなど、使うログイン方法を選びます。公式のヘルプでGoogleとAppleが明記されているのは、電話番号なしの登録の記事です。
  3. 選んだサービスの画面でサインインします。
  4. サインインが終わると、Manusのアカウントが使える状態になります。その後の画面(ホーム画面、最初のボタンの表記)は、公式のヘルプでは確認できていません。

つまずき

症状 公式のヘルプにあること
電話番号を入れる画面が出る メールでのログインでは電話番号の確認が要る。GoogleかAppleでログインすると、電話番号の確認は要らない
登録したメールを忘れた 「What should I do if I forgot my registered email?」という記事がある。中身は読んでいない
パスワードを忘れた 「What can I do if I forget my password?」という記事がある。中身は読んでいない
認証コードが合わない 「Why is the verification code incorrect?」という記事がある。中身は読んでいない

手順2:デスクトップアプリを入れる

対応するOS

OS 対応と書かれているもの 対応していないと書かれているもの
macOS Apple Silicon(M1からM4の各シリーズ) Intel搭載のMac。macOS Tahoeには互換性の問題がある可能性がある、とも書かれている
Windows Windows 10、Windows 11 Windows 7、Windows 8
Linux 現時点で非対応 すべてのディストリビューション

手順(公式の記載を順に並べたもの)

  1. Manusのデスクトップアプリのダウンロードのページ(manus.im/desktop)を開きます。
  2. 使うOSの版を選びます。macOSはApple Silicon向け、WindowsはMicrosoft Storeのページへ進みます。
  3. ダウンロードしたインストーラーを開き、画面の案内に従います。ヘルプには、これ以上の手順は書かれていません。
  4. アプリを起動し、Manusのアカウントでサインインします(Desktopのドキュメントの手順)。
  5. 「ローカルフォルダを使う前に更新を求められた」ときは、最新版を同じ手順で入れ直します(ヘルプの記載)。

手順3:My Computerでフォルダを許可する

公式のDesktopのドキュメントにある手順です。

  1. アプリを起動してサインインします。
  2. 「My Computer」タブを押します。
  3. 「Add Folder」を押し、パソコンのフォルダを選びます。
  4. OSが、そのフォルダへのアクセスを許可するか確認してきます。確認に応じて許可します。

許可の考え方は、次のとおりです。

項目 公式のドキュメントやヘルプに書かれていること
範囲 許可したフォルダの中だけ。ほかの場所は見えない
コマンド Manusがパソコン上で実行しようとするコマンドは、そのつど承認が要る。「Allow Once」(1回だけ)か「Always Allow」(繰り返す信頼した作業向け)を選ぶ
ヘルプの書き方 別のヘルプ(My Computerの紹介)は、フォルダを許可したあとはコマンドが自動で実行され、確認を求められるのは「sensitive」なコマンドだけ、と書く。危険な操作は、そのタスクの間だけ、またはそのパスだけに限れる、とも書く
動く条件 パソコンが起動していて、Manus Desktopが動いているとき

つまずき

症状 公式のヘルプにあること
「My Computer」が見えない ウェブ版では出ない。公式のデスクトップアプリを入れて、サインインし、「My computer」を押してフォルダを足す
アプリが起動しない、すぐ落ちる 対応外のOS(Intel Mac、Linuxなど)の可能性。回避の方法はない、とある
出先から頼んでも動かない パソコンが起動していてManus Desktopが動いているときだけ動く

手順4:ブラウザ拡張(Browser Operator)を使えるようにする

Manusが「自分のブラウザ」で、ログイン済みのサイトを操作するための仕組みです。公式のドキュメントには、この機能の説明が2ページあり、書き方が違います。

項目 「Browser Operator」のページ(features) 「Manus Browser Operator」のページ(integrations)
有効にする場所 「Connectors」タブで「Manus Browser Operator」を有効にする。有効にすると、ブラウザ拡張が入る。別の手動の導入手順は書かれていない 「Connectors」で「My Browser」をオンにする
許可 Manusがブラウザの操作の許可を求め、許可するとエージェントが操作を始める。セッションごとに許可が要る 作業を頼むと許可を求められ、「Authorize」を押すと、1回だけのアクセスになる
画面 専用のタブで動く タスクの名前のタブグループの中に、新しいタブが開く
対応ブラウザ ChromeとEdgeを公式が「recommended」と書く。ほかは近日対応 ChromeとEdgeを公式が「recommended」と書く。ほかは予定
ベータ 記載を見つけていない Pro、Plus、Teamのユーザー向けのベータ、と書かれている
止める方法 専用のタブを閉じる。引き継ぐには、タブの中をクリックする 専用のタブを閉じる。タブの中をクリックして引き継ぐ
制限 パソコンのブラウザは起動したまま。スマホからは頼めるが、スマホでは動かせない パソコンのブラウザやスマホについての記載は見つかっていない。ドラッグ操作や複数段のフォームは安定しない場合がある。強いボット対策のサイトは手動の介入が要る場合がある

つなぐ前に決めること(この記事の案)

手順5:最初の設定を確認する

ログイン方法を足す(Account Settings)

公式のヘルプの手順です。Account Settingsにどう行くかは、そのページに書かれていません。

  1. 「Account Settings」を開きます。
  2. 「Manage sign-in methods」の「Manage」を押します。
  3. Google、Apple、Microsoftの一覧から、足したいものを選びます。
  4. そのサービスのログインの画面に移るので、サインインします。
  5. 終わると、新しいログイン方法が結びつきます。

決まり:1つのログイン手段は1つのManusアカウントにしか結べません。最後の1つは外せません。ログイン方法を外す手順は、そのヘルプには書かれていません。

メールアドレスを変える

  1. 「Account Settings」を開きます。
  2. 「Email」の欄で「Change」を押します。
  3. 「Send」を押して、メールに届く確認コードを入れます。
  4. 新しいメールアドレスを入れ、同じ確認コードの手順を終えます。

新しいメールはManusからの連絡の宛先になりますが、ログイン方法には自動では加わりません。ログインに使うには、「Manage sign-in methods」で足します。

クレジットの使用状況を見る

  1. 「Settings」を開きます。
  2. 「Usage」を選びます。
  3. 日付、取引の内容、クレジットの増減を見ます(ヘルプの記載)。

  4. ヘルプには、使用状況のタブが見えない場合の記事(「Why is my Credits Usage tab missing?」)もあります。中身は読んでいません。

  5. タスクを始める前の見積もりはできない、と公式のヘルプが書いています。Manusが「このくらいかかります」と答えた数字は、事実の約束として扱わないように、とも書かれています。
  6. デスクトップアプリに別のクレジットの枠はなく、ウェブと同じアカウントのクレジットを使う、とヘルプにあります。アプリを開いたままにしているだけでは減らず、エージェントが処理している間だけ減ります。

ログイン情報の保存を確かめる

手順6:動くかどうかを確かめる

どれも「公式の資料にある確かめ方」ではなく、書かれている機能を使った、この記事の案です。

確かめたいこと 確認の方法(この記事の案) 期待される結果(公式の記載から)
サインインできた 別の端末のブラウザでも同じログイン方法でサインインする 同じアカウントで複数の端末から使える、と公式のヘルプにある
My Computerが動く 「Add Folder」で中身の少ない新しいフォルダだけを許可し、「このフォルダのファイル名の一覧を出して」と頼む(この記事の例) OSの許可の確認が出る。コマンドの承認の確認が出る場合がある
Browser Operatorが動く ログイン済みで操作の影響が小さいサイトのタイトルを読むよう頼む(この記事の例) 許可を求められ、専用のタブが開く。タブを閉じれば止まる
クレジットが減る 小さな頼みごとの前後で、「Settings > Usage」を見比べる 日付と増減が並ぶ

たとえ話:玄関と合鍵

ウェブは「お店の窓口で頼む」入り口、デスクトップアプリは「家の合鍵を渡す」入り口、ブラウザ拡張は「今あなたが開いている部屋のドアを一緒に使う」入り口、という見立てができます。合鍵は渡す部屋(フォルダ)を決めて渡し、使うたびに「今回だけ」か「いつでも」かを決める、というのが公式の許可の流れに近い、と僕らは読みました。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

気をつけること

出典