3行でいうと

  • Moonshot AIは会社名、Kimiは製品名です。公式のヘルプは、似た名前の製品を「Kimi(ウェブとアプリ)」「Kimi Work(Mac・Windowsのデスクトップ)」「Kimi Code(開発者向けのコーディング支援)」「Kimi Claw(導入の手間がないクラウド自動化)」の4つに分けて説明しています。
  • 入口は2つのサイトがあります。公式のKimi Code Desktopの説明に、Kimi Codeのサインインのサイトは「中国本土ではkimi.com、それ以外ではkimi.ai」とあります。アシスタント本体の入口が地域で分かれるとの明記は、読んだ範囲では見つかっていません。会員プランの価格も、kimi.com側は人民元、kimi.ai側は米ドルで表示されていました(どちらも画面の日付は2026年10月19日)。
  • APIは別の入口(platform.kimi.ai)で、従量課金です。公式のトップページには、2026年10月24日に読み直した時点で、Kimi K3.1 Proが入力2.00ドル・出力10.00ドル、Kimi K3が入力3.00ドル・出力15.00ドル(どちらも100万トークンあたり)と表示されていました。会員プランとは別の請求です。
  • 入力した内容は、暗号化し、個人を特定できない形に加工したうえでモデルの改善に使われうる、と公式のヘルプにあります。止めるには、設定画面ではなく、メールでカスタマーサービスに依頼する、と書かれています。ここは最初に読んでおきたい点です。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はKimiを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面名・プラン名・金額は公式の表記を写しています。公式のヘルプは多くが中国語で、日本語の説明は僕らが読んで言い換えたものです。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」と言い切らず「読んだ範囲では見つからなかった」と書いています。

先に結論

前提:用語をそろえる

このガイドが扱う製品はどれか:候補と選んだ理由

「Kimi」と名のつくものが複数あるため、公式の説明文で整理しました。

候補 公式の説明(要約) このガイドでの扱い
Kimi(ウェブ・アプリ) オンラインのAIアシスタント。会話とエージェントが一体。ふだんの質問、文章、検索、サイト作成、スライド、資料、深い調査 主役。01と02で中心に扱う
Kimi Work 知識労働者向けのローカルのエージェント。MacとWindowsのデスクトップ。2026年6月3日公開のベータ版 02と04で扱う
Kimi Code 開発者向けのコーディング支援のセット。CLI、VS Code拡張、デスクトップ。会員に含まれる 03で扱う
Kimi Claw クラウドで動く自動化。OpenClawというアシスタントにKimiから話しかける入口、とヘルプにある 02で短く扱う
Kimi Open Platform(API) 開発者向け。従量課金。料金のページで価格を確認 03と04で扱う
オープンウェイトのモデル Hugging Faceで公開されたKimi K3、K2.6、K2.7-Codeなど 03と04で扱う
Kimi Business 企業向け。企業のデータは学習に入らない、とヘルプにある 04で短く触れる

選んだ理由は、公式のヘルプが、製品の比較でKimi(ウェブ・アプリ)を最初に挙げているからです(「いちばん多くの人が最初に触る入口」というのは僕らの見立てで、公式の言い方ではありません)。公式のヘルプは、日常の会話・文章・検索・サイトづくり・スライド・深い調査はKimiで、パソコンのファイルを扱う作業はKimi Workで、コーディングはKimi Codeで、と使い分けを案内しています。

提供終了・改名として、公式に書かれていたもの

会社名と製品名の関係

どこで使えるか

入口 公式の資料に書かれていること 確かさ
ウェブ(kimi.com/kimi.ai) ブラウザで開けば使える。ダウンロードは不要 書かれている
スマホ・タブレットのアプリ 「Kimi App」と書かれている。国際版(kimi.ai)の英語のヘルプ概要は、iOS、Android、HarmonyOSを挙げている。kimi.comの中国語のヘルプ概要には、アプリストアで入手できるとだけある 書かれている
Kimi Work(デスクトップ) Macは「Appleチップ、macOS 12以降」、Windowsは「Windows 10以降」。Work(作業)とChat(会話)の2つのモード 書かれている
Kimi Codeのデスクトップ macOS、Windows、x86_64のLinux 書かれている
Kimi Code CLI 公式のインストール用のコマンドがある(macOS・Linux・Windows)。npmでも入れられる 書かれている
VS Code拡張 拡張機能の検索で「Kimi Code」 書かれている
Chrome・Edge ブラウザ拡張(旧WebBridge)。Google ChromeとMicrosoft Edge 書かれている
API platform.kimi.ai。OpenAI互換とAnthropic互換の呼び出し口がある 書かれている

アカウントとログイン

無料と有料:何が違うか

公式のヘルプ「会員の料金とプラン」と、英語版のヘルプを読んだ範囲では、次のとおりです。どちらも、料金の画面を2026年10月19日に撮ったものだ、とページに書かれています。 僕らが読んだのは10月23日です。

kimi.com側(中国向け、人民元の表示)

プラン 月払い 年払い(総額) 年払いの月あたり
Go ¥49/月 ¥468/年 ¥39/月
Plus ¥99/月 ¥948/年 ¥79/月
Pro ¥199/月 ¥1,908/年 ¥159/月
Max ¥699/月 ¥6,708/年 ¥559/月
Ultra ¥1,399/月 ¥13,428/年 ¥1,119/月

kimi.ai側(国際版、米ドルの表示)

プラン 月払い 年払い(総額) 年払いの月あたり
Plus $19/月 $180/年 $15/月
Pro $39/月 $372/年 $31/月
Max $99/月 $948/年 $79/月
Ultra $199/月 $1,908/年 $159/月

データはどこに置かれ、何に使われうるか

公式の「データの使用と共有の説明」(kimi.com/kimi.com/en)から。

最初に決めること:5つ

  1. どのKimiを使うか。 上の表で選びます。まずはウェブのKimiが入口です。
  2. どのサイトで入るか。 kimi.comとkimi.aiで、価格の表示とプランが違います。日本から使う場合の扱いは、公式の資料だけでは読み切れていません。
  3. 何を入力してよいか。 学習に使われうることと、中国本土のサーバーに保管されることを、先に読んでください。
  4. メモリを使うか。 記憶の指示で、見て、消せます。
  5. 有料にするか。 最初は無料の範囲で試し、足りなくなってから考える、という進め方もあります(見立てです)。

気をつけること

出典