3行でいうと
- 使い始めるには、使える契約が要ります。公式のヘルプ(Cursor、Plans and billing)は、The X Subscriptionについて「Premium、Super、Ultraに含まれ、PlusとFreeには含まれない」と書いています。従来のCursorのプランやSuperGrokのリンクの入口も書かれています。
- アプリは、macOS・Windows・Linuxのデスクトップ版と、iPhone・iPad・Androidのスマホ版です。入手先と対応OSの書き方が公式ページごとに違うので、表で併記します。
- サインインはCursorのアカウントです。Grok Bot専用のログインはありません。サインインしたあと、最初のBot「Grok Bot」が自動で作られます。
- 初期設定で先に見る所は、データの設定(Legacy Privacy Modeは使えない)、Auto-reviewとCustom Rules(承認の設定)、Timezone、通知の4つです。
- 画面名は公式の表記を写しています。ページ同士で違う所は併記しました。手元の画面と照らしてください。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はGrok Botを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。以下の手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、この記事が動かして確かめたものではありません。公式のページは要約の形で取得したため、読んだ範囲に書かれていなかったことは「公式で確認できていない」と書いています。
先に結論
- 入口は「契約→アプリ→Cursorでサインイン→データ設定」の順。 契約がなくても、無料トライアル(使用量のクレジット、7日の期限つき)があります(01参照)。
- 最初の設定で、誤操作の被害を決める所は「承認」。 公式のヘルプは、承認カードの各ボタンの意味を書いています(「Allow once」は今回だけ、「Deny」は止める)。「学び始めは Allow once」という勧めは、公式で確認できていません。
前提:用語をそろえる
初出の用語を1行ずつ。
- Bot:名前、役割、会話、記憶を持つ、長続きのAIの仲間。
- ターミナル:文字で命令を打つ画面。Linuxでの確認と更新で出てきます。
- Cursorのアカウント:Grok Botのサインインに使うアカウント。別のログインはない、と公式にあります。
- クラウドコンピューター:Botの作業場。ブラウザ、コマンドライン、ファイルがあり、全部のBotで1台を共有します。
- Auto-review:リスクのある操作の前に、別のモデルが点検し、必要なら承認を求める仕組み。
- Custom Rules:Auto-reviewに足す自分用のルール(「Ask first」と「Allow automatically」。詳しくは手順6)。
X上のGrokとの違い(短く)
Xのヘルプ(About Grok)は、Xのアプリとウェブのナビゲーションバーにあるアイコンから開くGrokを説明しています。これはGrok Botのアプリとは別の入口です。同じヘルプの「Grok Bot in X Chat」の項は、Grok BotをX Chatで連絡先のようにメッセージする使い方で、07で扱います。「@grok」の使い方は、読んだ範囲に説明が見つかりませんでした。
手順1:使える契約を確かめる
現行の入口(公式のページの書き方)
2026年10月12日付の公式の発表(The X Subscription)は、Grok、Grok Bot、Cursor、X Premiumを1つにまとめたプランで、プラン名は Free、Plus、Premium、Super、Ultra、と書いています。既存のSuperGrok、Cursor、X Premiumの契約者は、自動では何も変わらず、今のプランを続けるか切り替えるか選べ、切り替えは段階的に出て、アカウントの請求設定に表示される、とあります(金額は04)。
Cursorのヘルプ(Plans and billing)は、Grok Botの入口を次のように書いています。
| 入口 | 公式の書き方(読んだ範囲) |
|---|---|
| The X Subscription | Premium、Super、Ultraに含まれる(個人も、チームの席も)。PlusとFreeは含まれない |
| 従来のCursorの個人プラン | Pro、Pro+、Ultraのすべてに含まれる |
| Cursor Teams | 含まれる。Enterpriseは、アカウント担当を通して用意する |
| SuperGrok系のリンク | SuperGrok、SuperGrok Plus、SuperGrok Heavy、X Premium+ を、Cursorのアカウントにリンクして、使用量を付与する |
| Grok Businessの席 | セルフ契約のプランの席は、サインアウトして「Sign in with Grok」で入り直す |
| 含まれないと明記されたもの | SuperGrok Lite |
公式ページ同士の違い(プラン): docs.x.aiの入門とFAQは、The X Subscriptionの名前を挙げず、従来のCursorのプラン、SuperGrokのリンク、Grok Businessの席を挙げます。発表ページの表には、プランごとのGrok Botの行がなく、共有の使用量も「GrokとCursor」の間と書くだけで、含まれるかどうかの記載は、読んだ範囲ではCursorのヘルプだけです。製品ページ x.ai/bot は、価格つきで Cursor Ultra と Cursor Premium Teams を挙げ、既存の購読者向けには「Cursor Ultra または SuperGrok Heavy に含まれる」と書いていて、ヘルプより狭い書き方です。どれが最新かは決めつけません。
- 使用量は、The X Subscriptionでは、CursorやGrokのアプリと共有する「週ごとの1つのプール」から引かれる、とヘルプにあります。従来のCursorのプランやリンクでは「Weekly usage」が週ごとに戻る、とあります。
- CursorのプランとSuperGrokなどのリンクは、足し算にならず、使用量が多いほうが使われる、とあります。
手順:契約の状態を確かめる
- すでに契約があるか、請求の画面で確かめます。Grok Botに独自の返金窓口はなく、元の契約に従う、とヘルプにあります(SuperGrokはxAIのFAQ、X Premium+はXに連絡、アプリ内の購入はAppleまたはGoogle)。
- The X Subscriptionの場合、使用量の確認は「grok.com/dashboard」の「Usage」、と公式のヘルプにあります。従来のプランの場合は、Webでは cursor.com/dashboard の「Spending」に月の上限がある、とあります。
- 契約がまだない場合は、無料トライアルがあります。トライアルは日数ではなく使用量のクレジットで、7日の期限があり、有料に自動では変わらない、とヘルプにあります。
- SuperGrokなどのリンクを使う場合は、手順3まで読んでから進めてください(リンクは取り消せません)。
手順2:アプリを入れる
入手先
公式の資料の入手先は2系統あります。
- 製品ページ x.ai/bot の「Downloads」。
- Cursorのダッシュボードの「Grok Bot」のページ(Cursorの入門ページに「Cursorのダッシュボードの Grok Bot のページからダウンロードする」とあります)。ダッシュボードのURLは cursor.com/dashboard/bot と、Cursorのドキュメントにあります。
対応OS(ページごとに違う)
| OS | FAQ・入門(docs.x.ai) | 製品ページ(x.ai/bot) |
|---|---|---|
| macOS | Apple siliconとIntel | macOS(Apple silicon)、macOS(Intel) |
| Windows | x64とArm64 | Windows 10 and 11(x64) |
| Linux | x64とArm64の .deb、.rpm、AppImage |
Debian and Ubuntu(x64 .deb) |
| iPhone・iPad | iOS 18以降、iPadOS 18以降 | iOS(App Store) |
| Android | Android 9以降(FAQ)。ヘルプは Google Play から入れる、と書く | 「Coming soon」 |
WindowsのArm64、Linuxの形式、Androidの扱いが資料で違います。どちらが最新かは決めつけません。手元の入手画面で、自分のOSの項目があるか確かめてください。
手順:macOS
公式の入門(docs.x.ai の Get started)の手順を並べます。
- 使っているチップを確かめます。画面左上のAppleメニューの「About This Mac」で確認できる、とあります。
- 「Apple silicon」か「Intel」のダウンロードを選びます。
- ダウンロードしたディスクイメージを開き、Grok Botを「Applications」にドラッグします。
- Grok Botを開きます。確認が出たら「Open」を選びます。
手順:Windows
- 使っているCPUの種類を確かめます。「Settings → System → About → System type」で確認できる、とあります。
- 「x64」か「Arm64」を選びます。
- インストーラーを実行します。
- スタートメニューからGrok Botを開きます。
手順:Linux
- ターミナルで次を実行し、CPUの種類を確かめます。
uname -m
- 自分のOSに合う形式(Debian系・Ubuntuは
.deb、Fedora・RHEL系は.rpm、AppImage)をダウンロードします。 - 公式の入門は、LinuxのビルドはダウンロードページのMore downloadsの下にあり、パッケージはパッケージマネージャーでインストールし、AppImageは実行権限を付けて実行する、と書いています。具体的なコマンドは公式ページに見つかりませんでした。ダウンロード画面の案内に従ってください。
手順:iPhone・iPad
- App Storeで「Grok Bot」を入れます(iOS 18以降、iPadOS 18以降)。
- 開いて、デスクトップと同じCursorのアカウントでサインインします(次の手順2-3)。
手順:Android
- FAQはAndroid 9以降、モバイルのヘルプはGoogle Playにアプリがある、と書きます(モバイルのヘルプにバージョンの記載はありません)。製品ページは「Coming soon」です。
アプリの更新
- デスクトップは、更新が自動で入ります。「Settings → Updates」に「Automatic Updates」があり、更新履歴(2026年9月30日)には、既定でオンになった、とあります。手で確かめるときは「Settings → Updates → Check for Updates」、準備ができたら「Restart to Update」です。
- 更新が用意されると、アカウントのメニューに「New update available」が出て、「Install」「Restart to update」の順に選ぶ、とヘルプにあります。
- 「Update required」の画面は、手元の版が14日より古く、新しい版がある場合に出る、とあります。Linuxでは「Copy command」で出るコマンドをターミナルで実行し、再起動します。公式のヘルプに書かれたコマンドは、Debian・Ubuntuが
sudo apt update && sudo apt install --only-upgrade grok-bot、Fedora系がsudo dnf upgrade --refresh grok-botです。 - アプリのバージョンは、アカウントのメニューの「Support」→「About」で見られ、「Copy version info」で版とOSの情報をコピーできます。
- スマホは、App StoreまたはGoogle Playで更新します。
- 上の「New update available」「Update required(14日)」「Support → About」と2つの更新コマンドは、読み直したヘルプ(Sign in、How Tosなど)に見つからず、公式で確認できていません。コマンドは、画面の「Copy command」の表示と照らしてから実行してください。
手順3:サインインする
公式の資料は、Cursorのアカウントで入ると書いています。次は、ヘルプ(Sign in to Grok Bot)とドキュメントを並べたものです。
手順:デスクトップ
- Grok Botを開き、ウェルカム画面の「Sign in」を選びます。設定の中からなら「Sign In with Cursor」です(docs.x.ai の書き方)。
- ブラウザが開くので、Cursorのアカウントでサインインを終えます。会社のSSOを使っている場合は、会社のログインを使います(個人のアカウントではなく)。
- アプリに戻ります。戻らなければ手で戻ります。
- 「Settings」を開き、サインインしたアカウントが出ているか確かめます。
- 短い紹介画面を進めると、最初のBot「Grok Bot」が作られ、その会話が開きます(公式のOnboardingの記載)。
手順:SuperGrok/X Premium+ をリンクして入る場合
Cursorのヘルプ(Link SuperGrok for Grok Bot)の手順です。リンクは永久で、解除も別のCursorアカウントへの移動もできず、サポートにもできない、とあります。
- リンクしたい使用量を受け取る、正しいCursorのアカウントでGrok Botにサインインします。
- まだ使えない画面では、「Get Started with Grok Bot」をブラウザで開くボタンを選びます(ページの場所は cursor.com/bot/onboarding と書かれています)。
- 「Link Grok Account」を選びます。
- SuperGrok、SuperGrok Plus、SuperGrok Heavyのいずれか(X Premium+ならそれを持つアカウント)でサインインします。
- Grok Botに戻って、使えるようになったことを確かめます。
- スマホでは、ペイウォールの画面に「Link Grok Account」が出ます。
- 画面名は資料で違います。docs.x.aiの入門はデスクトップの「Settings → Usage & Billing → Get Access with Grok」、Cursorのヘルプは「Settings > Usage & Billing」の「Manage Plan」にある「Get Access with Grok」で、リンクで使用量が増える場合だけ出る、と書きます。手元の画面で確かめてください。
- リンクは、SuperGrokなどの契約が有効な間、使用量を与えます。更新のたびにCursor側が状態を確かめる、とあります(この点は読み直しで確認できていません)。SuperGrokのプランを上げ下げした反映には、最大24時間かかる、とあります。
- The X Subscriptionに入っている場合は、リンクするものはありません、とヘルプに明記があります(Premium、Super、Ultraに含まれる、共有の週ごとのプールを使う)。
手順:Grok Businessの席で入る場合
- いったんサインアウトします。
- ブラウザのサインインで「Sign in with Grok」を選び、席を持つGrokのアカウントで入ります。
手順:スマホ
- Grok Botのアプリを開きます。
- デスクトップと同じCursorのアカウントでサインインします。
- 契約が足りない場合は、アプリ内から購入する道があります。ただし、すでにCursor側にGrok Botの利用権があるなら、AppleやGoogle Playで二重に買わないよう、ヘルプが書いています。
サインインが終わらないとき
docs.x.aiのTroubleshootingとCursorのヘルプに書かれた順番です。
- サインインの間、Grok Botを開いたままにし、ブラウザにサインイン成功が出ているか確かめる。アプリに戻らなければ手で戻る。
- ウェルカム画面の「Sign in」(アプリの中なら設定の「Sign In with Cursor」)を選び直し、そのアカウントがGrok Botを使えるか確かめる。
- 続くときは、アプリを更新し、サインアウトして入り直す。cursor.comとx.aiのCookieとキャッシュを消し、プライベートウィンドウでサインインし直す。デスクトップでは x.ai/bot から同じCursorのアカウントで入ってみる。
- 最近始まったエラーなら、30〜60分待つ。
ヘルプは「再インストールは通常は効かない」と書いています。サポートへは、Cursorのアカウントのメール、エラーの文章、OSとGrok Botの版、試したこと、リンクの最中に起きたかを添え、パスワードや確認コードは含めない、とあります。
手順4:データとプライバシーの設定を見る
Privacy Mode(Legacy)の切り替え
- 公式のFAQ・入門は、Grok Botがクラウドへのデータ保存を必要とするため、Legacy Privacy Modeのアカウントは先に切り替えが必要、と書いています。
- Cursorの入門のページは、Privacy Mode(Legacy)のアカウントは「Privacy Mode」に切り替えるよう案内される、と書いています。チームの場合は管理者が変更する、とX Chatのヘルプにあります。
- サインインのときに「Legacy Privacy Mode」というエラーが出たら、データ設定がGrok Botに必要な保存を許していない、という意味です。Cursorのアカウントのデータ設定を変えるか、管理者に連絡する、とTroubleshootingにあります。
- Cursorのどの画面で切り替えるかは、読んだ範囲の公式ページに画面名が見つかりませんでした。
学習への利用(オプトアウト)
- 公式のドキュメント(Approvals, security, and privacy)は、データ共有の選択はCursorのアカウントの設定に従い、学習へのオプトアウトも、該当するCursorのアカウントとプライバシーの設定に従う、と書きます。
- セキュリティの記事(Cursor)は、チームでPrivacy Modeが有効なら、顧客データは学習に使われない、と書きます。
- Cursor側の設定画面の名前と場所は、読んだ範囲の公式ページで確認できていません。 契約の詳細は、Cursorのプライバシーポリシーを見るよう、公式のページが案内しています。
X側のGrokの設定(別の設定です)
Xのヘルプ(About Grok)には、X上のGrokのデータ設定が次のように書かれています。
- 「Privacy & Safety」→「Data sharing and personalization」→「Grok & Third-party Collaborators」で、「Data Sharing」(学習・ファインチューニングへの利用)と「Grok Personalization」を選ぶ/外す。
- 会話履歴の削除は、「Data sharing and personalization」の下の「Grok」→「Delete Conversation History」。削除は30日以内に行われる、とあります。
- 投稿を学習やGrokの返答に使わせたくない場合は、「Settings and privacy」→「Privacy & Safety」→「Audience and tagging」の「Protect your posts」。
同じXのヘルプは、Grok BotはCursorのプライバシーポリシーの対象で、X上の活動にはXのプライバシーポリシーも及び、データはGrok Botのアカウントがある間保存され、削除はGrok Botの設定でアカウントを削除する形、と書いています。つまりX側の設定と、Grok Bot(Cursor)側の設定は別、と読めます(この記事の読み取りです)。
データがどこを通るかは、04を参照してください。
手順5:最初のBotを作る
公式のOnboardingとGet startedの手順です。
最初のBot「Grok Bot」
- サインインの直後、最初のBot「Grok Bot」が作られ、その会話が開きます。
- Botの名前を変えたいときは、会話の上の名前を押します。名前や、主な仕事の短いラベルを付けられる、とあります。
2つ目のBotを作る
ページごとに、ボタンの名前の書き方が違います。
- Onboarding(Cursorのヘルプ):サイドバー上の「New chat」(「+」ボタン)→「Create new Bot」。名前は「New Bot」で作られ、会話が開く。先に名前を打ってから「Create "Name" Bot」を選ぶ方法もある。
- 入門(docs.x.ai):「New」→「Create new Bot」。
- 入門(Cursor):サイドバーの「New Bot」(「+」ボタン)。
- Cursor Teamsの場合:コマンドパレット(Cmd+K、WindowsとLinuxはCtrl+K)から「Create new Team Bot」。
手元の画面の表記に合わせて、読み替えてください。
最初のメッセージで決めること
公式の入門は、Botに主な仕事を1つ与え、最初のメッセージで仕事、資料、承認のタイミングを伝え、「覚えておいて」と頼む、としています。次はOnboardingの例の趣旨を、この記事で文にした例です(公式の文面ではありません)。
この記事の例:
あなたは「調べもの担当」のBotです。一度に1つのテーマを調べ、
ウェブと私が渡す資料を使い、結論には出典のリンクをつけてください。
外部のサービスを変更する操作の前には、必ず私に確認してください。
この働き方を覚えておいてください。
手順6:初期設定を見る
公式のSettings and notificationsに書かれた設定です。開き方は、アカウントのメニューから「Settings」、またはCmd/Ctrl+「,」です。ダイアログには「General」「Computer」「Usage & Billing」「Updates」があり、「アカウントやロールアウトで項目が違う」とあります。
| 設定 | 場所 | 公式に書かれていること |
|---|---|---|
| Account | General | サインイン・サインアウト。複数アカウントは「Switch account」「Add account」、使っていない行の「Remove」 |
| Language | General > Appearance(docs.x.ai)/FAQは「Settings > Language」 | 「Follow System」か言語を選ぶ。デスクトップはdocs.x.aiが「20以上」、Cursorのヘルプが「37」、スマホは短い一覧(ヘルプは12)。音声チャットの「Language」は別 |
| Timezone | Settings → Bot(Cursorのヘルプ)/General の Bot(docs.x.ai) | ルーティンの時刻に使う。「Auto-detect」は今のコンピューターの時間帯を使う |
| Auto-review | General | 人に承認を求める操作を決める個人のルールを管理する |
| Custom Rules | General の Bot | 1つの操作ごとに短いルールを1つ書く。「Ask first」が優先。管理者が必須にしたものは「Required by your admin」で、外せない |
| Your computer | Computer | 「Execution on this computer」(自分のデスクトップでBotがコマンドを動かす許可。既定はコマンドごとに承認)。「Route traffic through this computer」 |
| Bot's computer | Computer | 「Update Bot's Computer」「Reset Bot's Computer」(04、本記事のつまずきの項) |
| Usage & Billing | Usage & Billing | 週ごとの使用量と、対象アカウントのオンデマンドの使用量 |
| Updates | Updates | バージョン、「Check for Updates」「Restart to Update」 |
| Vault | Settings の Vault | ログイン、カード、連絡先の保管(変更履歴の2026年10月23日の項目) |
| Security Key | General | 「Use hardware security keys」。macOSとWindowsで既定オン、Linuxは未対応(docs.x.aiのApprovals記事)。使うたびに承認が要る |
- モデルを選ぶ画面はなく、モデルはCursorが管理する、とSettingsのページにあります。
- 「Vault」の画面の位置は詳しい説明が見つかりません。「Security Key」は、Approvals記事が「Settings → General → Security Key」と書いています(Settingsのページ自体は、この2つを説明していない、と読み取れます)。手元の画面で確かめてください。
承認の設定(Auto-reviewとCustom Rules)
- docs.x.aiのApprovals記事によると、Auto-reviewは、ツールの呼び出しとコンピューターの操作を実行前に点検し、「Settings → General → Auto-review」で設定します。
- ルールには「Ask first」と「Allow automatically」があり、自分のルールは、チームのルールをより厳しくする方向にしか効きません。
- 公式の例(ページにある文):外部へのメール送信の前に「Ask first」、本番のダッシュボードを変える前に「Ask first」、
/workspace/reportsでgit statusを動かすなら「Allow automatically」。 - ページは、狭いルールにして、広いルールは避けるよう書いています。また、Auto-reviewはモデルによる点検で、最小限の権限の考え方の代わりではなく補うもの、と書いています。
- 承認のカードは「Allow once」(今回だけ)「Always allow」(今後の同じ操作は聞かない。「Custom Rules」にルールが足される)「Deny」(止める。次のあなたのメッセージまで再試行しない)です(Cursorのヘルプ How Tos)。
- 人がいない所で始まった作業(ルーティン、トリガー、別のBotからのメッセージ)の承認は、時間がたつと期限切れになり、操作は実行されません。docs.x.aiは「約10分」、Cursorのヘルプは「約30分」と書きます(今いる会話の承認は、答えるまで待ちます)。Cursorのヘルプは、ルーティンを動かすBotの通知をオンにして承認を逃さないようにする、と書いています(下の通知の項)。
通知
- Botごとの「Notifications」のスイッチが、仕事が終わったとき、または入力待ちのときの通知を決めます。スマホではBotのプロフィールにあり、デスクトップではBotに頼んで切り替える、と書かれています。
- デスクトップ(macOS・Windows)でアプリを使っている間の通知はデスクトップに出ます。入力待ちは、約3分後にスマホにも通知される、とあります。Linuxでは、アプリがフォーカスのときは通知を出さず、スマホに通知する、とあります。
- スマホでは、端末の許可とBotの設定の両方が必要です。
手順7:動いたか確かめる
公式のOnboardingの「最初の作業」を、確かめの手順にします。外部のサービスを変えない、短い作業にします。
- 最初のBotの会話に、ファイルを1つ添付します(デスクトップは1通に6件まで、文書・画像・音声は25MBまで、動画は200MBまで、とCursorのドキュメントにあります。更新履歴の2026年10月14日には、ファイル250MB、動画1GBまで(0.70.2以降)とあり、数字が違うので手元で確かめてください)。
- 次のような依頼を送ります(Onboardingの例の趣旨を、この記事で文にしたものです)。
この記事の例:
添付の文書を5つの箇条書きで要約してください。日付、決まったこと、
未決の事項は、別の見出しにして、それぞれ、元のどの節かを添えてください。
元のファイルは変更しないでください。
- 返事が出ればアプリは動いています。形式を変えたければ、続けて指示を送ります。
- 右側のパネルにあるコンピューターのプレビューを押すと、Botの画面(クリック、入力、移動、状態)が見られる、とあります。
- 「Settings → Usage & Billing」で、使用量が減っているか確かめます。
動かないときの順番(公式の考え方)
docs.x.aiのTroubleshootingは、最も壊れにくい手順から試す、と書いています。
- コンピューターに届かない/Botが答えない: 少し待って「Retry」→アプリを再起動→(出れば)「Recover computer」→回復できないときは「Settings → Computer」の「Update Bot's Computer」→最後に「Reset」(直近の変更が失われることがある)の順、とTroubleshootingにあります。「Update Bot's Computer」は、ソフトの更新ならインストール済みのアプリを残し、コンピューターの更新はファイルとログインを残してアプリやパッケージを外す、とSettingsのページにあります。エラー画面の題(「Couldn't Reach Grok Bot's Computer」など)は、公式で確認できていません。スマホは書き方が違い、モバイルのヘルプは「更新・復旧・リセットはデスクトップで」、Troubleshootingは「Settings → Bot → Bot Computer → Reset Computer」を書いています。
- コンピューターが準備中のまま: 「Starting your computer」「Updating your computer」の間はアプリを開いたままにする。
- 会話やBotが見えない: 同じアカウントの別の端末を見て、「Hidden Bots」を開く。「Recover」「Reset」では探さない(この項はTroubleshootingで確認できていません。「Hidden Bots」はCursorのヘルプ How Tosの言葉です)。
- 実行時のエラーは、メッセージのメニューにある「Copy request ID」(Cursorのヘルプ How Tos)でIDをコピーし、サポートへの連絡に添えます。Troubleshootingは「request IDかconversation IDが表示されていれば」添える、と書きます。続きは06のつまずきの表にもあります。
たとえ話:「借りた席に入館証を用意する」
アプリを入れてサインインするのは、貸し会議室の席を借り、入館証(Cursorのアカウント)を受け取る感じです。プライバシーの設定は書類の使い道の取り決め、Auto-reviewは「社外へ出す書類は見せてから」という決まりです。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。 運営者はGrok Botを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は公式の手順を並べたもので、画面の順番や名前が手元と違うことがあります。
- 公式ページ同士の食い違い。 プランの書き方、対応OS、「新しいBot」のボタン名、言語の数、添付の上限、承認の期限(約10分と約30分)、SuperGrokのリンクの画面名が資料で違います。この記事は併記しました。
- 取り消せないもの。 SuperGrokとX Premium+のリンクは解除も移動もできません。段階的な提供の機能は、画面に出ていないことがあります。
- 確認できていない点。 Linuxのインストールのコマンド、更新画面と更新コマンド、Cursor側のデータ設定の画面名、Vaultの設定画面の詳細、無料枠が続くかどうか(01参照)は、読んだ範囲の公式ページに見つかりませんでした。
- データ設定。 Legacy Privacy Modeのままでは使えません。X側の設定とCursor側の設定は別のものとして書かれています。全部のBotが1台のコンピューターを共有し、Botを分けても境界にはならない、と公式が書いています(04参照)。
- 金額・契約の判断は、公式の最新の画面と規約でご自身で。 この記事は助言ではありません。
出典
- Get started(Grok Bot、xAIのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- Get started with Grok Bot(Cursorのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- The X Subscription(x.ai、2026年10月12日、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot(x.ai/bot、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot(概要。xAIのドキュメント、2026年10月22日更新と表示、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot FAQ(xAIのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- Settings and notifications(xAIのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- Approvals, security, and privacy(xAIのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- Troubleshooting(xAIのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- Plans and billing(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Link SuperGrok for Grok Bot(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Sign in to Grok Bot(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot on mobile(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Onboarding(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot How Tos(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot in X Chat(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Store secrets securely(Cursorのヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot Security(Cursorのドキュメント、確認日 2026-10-25)
- Grok Bot changelog(x.ai、2026年10月23日の項目まで、確認日 2026-10-25)
- About Grok, Your Humorous AI Assistant on X(Xのヘルプ、確認日 2026-10-25)