3行でいうと
- 公式のFlowのヘルプが、Flowの外のAIとの組み合わせとして書いているのは、gemini.google.com を使ってプロンプトの案を考える、という1点です。自動でつなぐ仕組みは書かれておらず、コピーと貼り付けを自分で行う形です。
- Geminiアプリの「Create video」(Gemini Omni)、Flow Musicのミュージックビデオ、Gemini APIのVeoとGemini Omni Flashは、いずれもFlowと同じ系統のモデルや同じブランドを使いますが、読んだページにFlowとの接続は書かれていません。
- Gemini APIのVeo 3.1の3つのプレビューのモデルIDは、2026年10月22日に停止した、とAPIのページにあります。
- この記事のコードは、公式の基本の例を、この記事で短く組み直したものです。動作は確かめていません。
- Flow自身のAPI、MCP、他社アプリとの連携は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はGoogle Flowを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」、コードは「公式の例を、この記事で短く組み直したもの(動作は確かめていません)」と書き分けます。画面の表記は変わることがあるので、手元の画面と照らして読んでください。公式の文章は要約の形で取得したため、長い引用はせず、言い換えています。
先に結論
- Flowとの関係が公式に書かれているのは、Geminiでのプロンプトづくりだけ。 Flowのヘルプ「Create videos in Google Flow」に書かれています。
- 同じ系統でも、入口が別なら別のもの。 Gemini API、Agent Platform、Geminiアプリ、Flow Musicは、それぞれ別の画面と別の規約です。Flowのクレジットとの関係は、読んだページに書かれていません。
- 「できる」と「書かれていない」を分ける。 書かれていない組み合わせは、「この記事の案」と明記し、公式の手順と混ぜません。
前提:用語をそろえる
- Gemini:Googleの生成AIのブランド。ここでは、gemini.google.com のアプリと、開発者向けのGemini APIの両方が出ます。
- Gemini Omni Flash:Flowの動画のモデルの1つ。Gemini APIにも同じ系統のモデルID(
gemini-omni-1.1-flash)があります。 - Veo:Googleの動画生成モデル。FlowとGemini APIの両方に出ます。
- API/APIキー:他のプログラムから機能を呼ぶ入口と、その呼び出しの合言葉。
- MCP:AIエージェントが外部ツールにつながるための共通の仕組み。Flowについての公式の記載は、読んだ範囲では見つかりませんでした。
1. Gemini(gemini.google.com)とのつなぎ:プロンプトの案づくり
公式の記載
- Flowのヘルプ「Create videos in Google Flow」は、プロンプトの案を考えるのに gemini.google.com を使える、画像や動画を送って新しいプロンプトの案を頼める、と書いています(言い換え)。Google AIの購読者は、いちばん高性能なGeminiのモデルが使える、とも書かれています。
- 2025年5月の公式ブログ(Flowの紹介)は、Geminiのモデルが裏で、日常の言葉でのプロンプトを助ける、と書いています。
手順(公式の案内に、この記事で画面の順をつけたもの)
- gemini.google.com を開く(Flowとは別のサービス・別の画面)。
- 画像や動画を共有して、Flow向けの指示文の案を頼む。例(この記事の例):
Describe this image as a video prompt with subject, action, environment, lighting and style(この画像を、被写体、動き、環境、照明、スタイルのある動画の指示文にして)。 - 出てきた案を、Flowのプロンプトボックスに貼り、「Generate」を押す。
渡るデータ
- Geminiに貼った画像や動画は、Geminiのサービスに渡ります。その扱いは、Geminiアプリの規約と設定によります。この記事では、Geminiアプリのデータの扱いのページは読んでいません。
- 2つのサービスのあいだを、自動でつなぐ仕組みは、読んだページには書かれていません。コピーと貼り付けを、自分で行う形です。
Geminiアプリの「Create video」について
- 公式のGeminiのヘルプ(support.google.com/gemini/answer/16126339)は、Geminiアプリに、Gemini Omniを使った動画づくりの機能があると書いています。手順は、gemini.google.com を開き、「Open Sidebar」、「Create video」、プロンプトを入れ(「Add image」「Add video」も可)、「Submit」。個人のアカウントはGoogle AIのプラン、仕事や学校のアカウントは対象のWorkspaceのライセンスが要り、18歳未満は使えない、とあります。
- そのページに、Flow(Google Flow)の記述はありません。FlowとGeminiアプリの動画づくりが、素材やクレジットを共有するかどうかは、読んだ範囲では分かりません。
- 生成した動画は、「Share」から「Share on YouTube」か「Download video」を選べる、と書かれています。
この記事の案(公式に書かれていない組み合わせ)
Geminiアプリで作った動画をダウンロードし、Flowに上げて使う、という流れは、公式が手順を書いていません。Flowが受け付ける形式は、公式のヘルプでは、Omni Flashの編集用が .mov、.mp4、.avi、.wmv(60秒、1GBまで)と書かれています。ただし、これは一部の国だけの機能です。この組み合わせが使えるかは、画面で確かめてください。
2. 別のサービス:Flow Music
- Flow Musicは、同じヘルプ・センターに並ぶ、別のサービスです(目次に、9本のヘルプ)。公式ブログのリンクは flowmusic.google です(ヘルプ側の入口の表記は、公式で確認できていません)。
- 公式のヘルプ「Create & manage music videos in Google Flow Music」は、Flow Musicでミュージックビデオを作る手順(「Music videos」、「New music video」、プロンプト、「Make the video」)を書いています。そのページに、Gemini Omni、Google Flow、クレジットの記述はありません。
- 公式ブログ(2026年5月19日)は、最新のモデルが「coming to」Flow Musicに来る、という形で、Gemini Omniを使い、エージェントと会話しながらミュージックビデオを作る機能を書き、Google AIの購読者向け、としています。
- 映像のFlowと、Flow Musicのあいだで、素材を受け渡す機能は、読んだ範囲では書かれていません。目次には、Flow Musicの音源やエフェクトをDAWで使う記事(「Use Flow Music instruments & effects in your DAW」)もありますが、この記事では読んでいません。
3. 別の入口:Gemini APIとGemini Enterprise Agent Platform(Flowとの関係は書かれていない)
読んだ2つのページ(Gemini APIのVeoのページ、Gemini Omni Flashのページ)に、Flowの記述はありません。FlowのヘルプにもAPIの記述はありません。したがって、これは「Flowをつなぐ」手順ではなく、同じ系統のモデルを別の入口で使う、という整理です。
3-1. 公式の記載(Gemini API)
| 項目 | 記載 |
|---|---|
Veo 3.1 の3つのプレビューのモデルID(veo-3.1-generate-preview、veo-3.1-fast-generate-preview、veo-3.1-lite-generate-preview) |
2026年10月22日に停止。代わりに Gemini Omni Flash(gemini-omni-1.1-flash)か、Gemini Enterprise Agent PlatformのGAのVeoを使う、と案内 |
| Veo 3、Veo 3 Fast | 「Stable」と表示 |
| 認証 | 例は、環境変数 GEMINI_API_KEY を使い、REST では x-goog-api-key ヘッダーに入れる。ページは、AI Studioの「Get API key」を案内している。キーの作り方の細部は読んでいない |
| 非同期 | 生成の依頼は「operation」を返す。10秒ごとなどに状態を確かめ、完了したらダウンロードする |
| 保存 | Veoで生成した動画は、サーバーに2日間置かれる。期間内にダウンロードする |
| 透かし | SynthIDが入る |
| 料金・上限 | ページは、別の「Pricing」と「Rate limits」のページを案内している。数字は書かれていない |
3-2. 公式の記載(Gemini Omni Flash)
| 項目 | 記載 |
|---|---|
| モデルID | gemini-omni-1.1-flash |
| 呼び出し | 「Interactions API」を使う。出力は、動画のデータ |
| できること | 文章から動画、1枚の画像から動画、最初と最後のフレーム、被写体の参照、動画の延長 |
| 制限 | 比率は16:9と9:16。解像度は360p、720p、1080p(アップスケール)、4K(アップスケール)。編集や延長に使うアップロードの動画は10秒以下。延長は1回10秒、合計40秒まで |
| 地域 | アップロードした動画の編集と延長は、EEA、スイス、英国で使えない |
| 状態(プレビューかGAか) | そのページには書かれていない |
| 料金 | そのページには書かれていない。別の料金のページを案内 |
3-3. 公式の基本の例を、この記事で短く組み直したもの(動作は確かめていません)
Gemini Omni Flashの基本の呼び出しの形です。全文と最新の書き方は、公式のページで確認してください。SDKの入れ方と、APIキーの作り方は、この記事では読んでいません。
import base64
from google import genai
client = genai.Client() # 認証は公式のページの案内に従う(環境変数 GEMINI_API_KEY を使う例がある)
interaction = client.interactions.create(
model="gemini-omni-1.1-flash",
input="A marble rolling along a chain-reaction track, one smooth shot",
)
with open("out.mp4", "wb") as f:
f.write(base64.b64decode(interaction.output_video.data))
- 渡るデータ:送ったプロンプトと素材は、Google(API側)に渡る。Veoの動画は、サーバーに2日間置かれる。
- 権限:APIキーを持つ人が使える。キーの権限や制限の設定は、読んだページには書かれていません。
- 外し方:APIキーの削除の画面は、読んでいません。記載が見つからない、と書くのが正確です。
- Flowのクレジットとの関係:書かれていません。Flowのクレジットは、Flowの中の生成に使うもの、とヘルプにあります。API側は、別の料金のページを案内しています。
3-4. Gemini Enterprise Agent Platform
Gemini APIのVeoのページが、GAのVeoの置き場所として挙げています。読んだ公式の概要ページは、目次が中心で、Veo 3.1、文章から動画、最初のフレーム、最初と最後のフレーム、参照、延長、編集の項目が並んでいました。モデルIDの状態、始め方、地域は、読めた範囲では分かりませんでした。この記事では、手順を書きません。
4. 公式で見つからなかったもの
| 種類 | 読んだ範囲 |
|---|---|
| FlowのAPI、MCP、公式のSDK | ヘルプの目次、公式ブログ、読んだAPIページに、記載は見つからなかった |
| 他社アプリのプラグイン、自動化サービスとの連携 | 公式の資料では確認していない |
| Flowと、Gemini API、Agent Platformをつなぐ機能 | 書かれていない |
| Whisk(別のGoogle Labsのツール)との関係 | 読んだ公式ページに、記載は見つからなかった。Flowアプリの Google Play の識別子に「whisk」の文字列があるが、その理由はページに書かれていない |
| コミュニティ | ヘルプが、Discordの「#flow」チャンネルを案内している |
データの流れ:まとめ(この記事の範囲)
| 操作 | 渡る先 | 公式の注意 |
|---|---|---|
| Geminiに画像や動画を貼る | Geminiのサービス | Geminiアプリ側の扱い。この記事では、そのページは読んでいない |
| Flow Musicで作る | Flow Music(別サービス) | 別のヘルプ。この記事では、データの扱いのページを読んでいない |
| Gemini APIで生成 | Google(API側) | Veoの動画は、サーバーに2日間 |
気をつけること
- この記事は、使って確かめた記録ではありません。 運営者は Google Flow を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コードは、この記事が組み直した例で、動作は確かめていません。
- 読めなかったページがあります。 読む回数の上限に達して、Googleの購読の比較ページ(one.google.com)、Googleアカウントの年齢確認のヘルプ、labs.google/fx/tools/flow は、読めていません。Gemini Enterprise Agent Platformの概要ページは、目次中心で、本文は読めていません。Gemini APIのVeoのページは約11万字あり、2回に分けて読みました。Flow MusicのDAW向けのヘルプと、Flow Musicのそのほかのヘルプは、読んでいません。
- Geminiアプリのデータの扱い、Flow Musicのデータの扱いは、それぞれの資料によります。 この記事では読んでいません。
- Gemini APIの停止予定は、先に確かめる。 Veo 3.1の3つのプレビューのモデルIDは、2026年10月22日に停止、と書かれています。使う前に、最新のモデルの一覧を見てください。
- 機能は、プラン、プラットフォーム、地域で変わりうる、と公式が注記しています。 手元の画面で確かめてください。
- この記事の案は、公式の手順ではありません。 「この記事の案」と書いたものは、僕らの考えです。
出典
- Create videos in Google Flow(Google Flow ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Edit videos & build scenes in Google Flow(Google Flow ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Manage your Google Flow credits(Google Flow ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Create & manage music videos in Google Flow Music(Google Flow ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Google Flow ヘルプセンター(目次、確認日 2026-10-25)
- New agents, mobile apps and Gemini Omni for Google Flow and Google Flow Music(Google公式ブログ、2026年5月19日、確認日 2026-10-25)
- Introducing Flow: Google’s AI filmmaking tool designed for Veo(Google公式ブログ、2025年5月20日、確認日 2026-10-25)
- Generate videos with Veo 3.1 in Gemini API(Google AI for Developers、確認日 2026-10-25)
- Generate and edit videos with Gemini Omni Flash(Google AI for Developers、確認日 2026-10-25)
- Generate videos with Agent Platform(Google Cloud ドキュメント、目次中心で本文は読めず、確認日 2026-10-25)
- Generate videos with Gemini Omni(Gemini アプリ ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Google Flow(Google Play の掲載ページ、確認日 2026-10-25)