3行でいうと

  • MCPは、Descriptのログイン(OAuth)で入ります。APIトークンは要りません。サーバーURLは https://api.descript.com/v2/mcp で、独自設定のページとApp settingsのページに載っています(MCPの概要のページはURLを載せず、「Settings → Descript MCP」を案内しています)。接続できるドライブは1つです。
  • Claude・ChatGPTには、公式の接続手順があります。どちらも、一覧からDescriptを選び、Descriptへサインインして「Allow」を押す流れです。ほかのアシスタントは、URLを使った独自設定です。Cursor向けの手順のページは、公式ヘルプの目次に見当たりません。
  • 公式ヘルプのClaude・ChatGPT・独自設定のページは、接続の外し方を書いていません(記載が見つからない)。この記事でも、外し方は書けません。
  • 仕上がった動画や音声は、公開(Publish)せずに、MCPから直接ダウンロードできません。YouTubeのURLも、取り込みの元に使えません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」で、コマンドや依頼文のうち、この記事で組んだものは「この記事の案」と明記し、動作は確かめていません。画面名は公式ヘルプの表記です。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式ページは要約の形で取得したため、書かれていない部分は「記載が見つからない」と書き、推測では埋めていません。

先に結論

前提:用語をそろえる

用語 この記事での意味
MCP Model Context Protocol。AIアシスタントが外部のツールを操作するための共通の規格。
コネクタ/アプリ アシスタント側から見たMCPの接続。一覧から選んで追加する。
OAuth 自分のパスワードを渡さず、ブラウザでログインして「許可」する方式。
APIトークン APIとZapierを使うための合言葉。1つのドライブにひもづく。
ドライブ プロジェクトの置き場。プランも、接続の範囲も、ドライブ単位。
ジョブ 取り込み、編集、公開などの、裏で動く長い処理。IDと状態を持つ。
Chat mode/Cowork Claudeの使い方の種類。公式は、Chat modeを使うよう書く。
network egress/code execution Claudeの「Settings → Capabilities」にある設定。Descriptへの接続に必要と書かれている。
署名つきURL 公開したMP4や音声の、期限のあるダウンロード用URL。

連携の一覧:どれを使うか(その1の範囲)

連携 認証 相手に渡るもの(公式の記載の範囲) 公式が書く制限
MCP(Claude) Descriptのログイン(OAuth)。トークン不要 アシスタントの依頼に応じて、Descriptのドライブに要求が行く。取り込み、Underlordの編集、検索、公開、書き出し 1つのドライブ。生成系ツールは、ディレクトリのコネクタにない
MCP(ChatGPT) 同上 同上 1つのドライブ。プランが必要
MCP(独自。Claude Codeなど) OAuth 同上 アシスタントが、URL指定のMCPとOAuthに対応している必要がある
MCP(Cursor) Descriptのログイン(OAuth) 同上 手順のページは記載が見つからない。App settingsに接続ボタンがある
Claude Motion Claude側とDescript側の接続 平らな動画。数分で切れるリンク 文字や色は、Descriptでは直せない

API、Zapier、Raycast、Zoom、LinkedInの行は、08にあります。

共通の前提(どの連携でも)

公式ヘルプの「Descript MCP overview」「Descript API」から、共通するものを先に並べます。

  1. ドライブは1つ。 MCPは、1つのドライブだけに接続できます。別のドライブのプロジェクトを編集しようとするとエラーになります。切り替えるには、Descriptのウェブからいったんログアウトし、つなぎ直す、と公式にあります。つなぐ前に、使うドライブでサインインしていることを確認してください(Claude・ChatGPTのページが、接続は今ログインしているドライブに行く、と書いています)。
  2. 使用量。 取り込みはメディア分を使います。Underlordの編集(Studio Sound、フィラーワードの除去、字幕など)は、AIクレジットを使うことがあります。メディア分かAIクレジットが尽きると、APIは402のエラーを返します。
  3. 仕上がりのダウンロードは、公開が前提。 公開しない限り、動画や音声のファイルは、APIやMCPから取れません。それ以外の方法としては、Descriptのアプリで書き出す、と書かれています(文字起こしの書き出しは、APIとMCPにあります)。
  4. 取り込めない元と、リンクの扱い。 YouTubeのURLは、取り込みの元にできません(MCPの概要のページ、APIのページ)。Googleドライブ、Dropboxは、ページによって書き方が違います。MCPの概要のページは、取り込みの元として、直接のファイルURL、アップロード、GoogleドライブまたはDropboxのリンクを挙げています。APIのページは、APIの直接の呼び出しでは、共有リンクを直接ダウンロードできるリンクに直す、と書いています。Zapierのページは、元のアプリの「File」の出力を「Media URLs」に割り当て、通常の共有リンクや DownloadURL の項目は割り当てない、と書いています(08)。どれに当たるかは、公式のページで確かめてください。コマンドライン(CLI)のページには、共有リンクの扱いの記載が見つかりませんでした。
  5. ジョブの履歴。 既定で過去7日分、最長30日前までです。
  6. 管理者の許可。 チームやEnterpriseのワークスペースでは、第三者のコネクタ、独自のコネクタ、MCPツールの利用を、管理者が先に有効にする必要がある場合があります(Claude・ChatGPT・独自設定のページに書かれています)。

A. Claude(Anthropic)とつなぐ:公式のコネクタ

公式ヘルプ「Connect Descript to Claude」の手順です。

始める前に

  1. ClaudeのWebまたはデスクトップのアプリを使います。APIトークンは要りません。
  2. Chat modeを使います(Coworkではなく)。
  3. Claudeの「Settings → Capabilities」を開き、network egressとcode executionがオンになっていることを確認します。公式は、独自設定のページで、Claudeは外向きのネットワークアクセスを既定でブロックするので、Settings → Capabilities で network egress と code execution をオンにする、と書いています。設定が見えない場合は、Claudeの管理者に有効化を頼む、とあります。

手順

  1. Claudeで、左のペインの「Customize」メニューを開き、「Connectors」を選びます。
  2. 「Descript」を検索します。
  3. 「+」ボタンを押し、「Connect」を押します。
  4. 求められたら、Descriptにサインインして「Allow」を押します。接続は、今ログインしているドライブに行きます。
  5. Claudeに戻ります。接続済みのコネクタに、Descriptが出ます。

試す依頼(公式の例)

公式は、接続の確認に、「Test」という名前のプロジェクトを作り、朝のコーヒーについての短い動画を作るよう頼む、という趣旨の依頼を挙げています。公式のそのほかの例の趣旨は、次のとおりです(英語の原文は、公式ページで確認してください)。

渡るデータ(公式の記載の範囲)。 アシスタントに頼むと、Descriptの接続先(api.descript.com)に要求が行き、頼んだ内容(取り込み、編集、検索、公開、書き出し)が、接続したドライブに対して実行されます。MCPの概要のページは、アシスタントがほかの接続先から文脈を取ってUnderlordへの指示に使える、とも書いています。Claude側の会話の内容がどう保持されるかは、このページ群には書かれていません。Claude側の資料で確認してください。

権限。 接続の範囲は、Descript側のドライブ1つです。許可の画面で選んだドライブが、アシスタントが触れる範囲、と概要のページにあります。なお、どのドライブに行くかは、Claudeのページが「今ログインしているドライブ」、MCPの概要のページが「認証のときに選ぶドライブ」と書いていて、書き方が違います。どちらになるかは、手元の画面で確認してください。

外し方。 公式のClaudeのページは、切断の方法を書いていません(記載が見つからない)。Claudeの「Customize」メニューの「Connectors」が手がかりに見えますが、公式のDescriptのページでは確認できていません。切断の手順は、Anthropic側の公式ヘルプで確かめてください。ドライブを替えたいときの手順は、共通の前提の1にあります。

Descript側には、「Manage connected apps」というページがあり、App settingsを開き(Command/Control + ,)、左のサイドバーのProfileタブの「Manage apps connected to your account」で、アプリの横のCancel accessを押す、と書かれています。ただし、そのページは、Descript MCPのコネクタがこの一覧に出るかどうかを書いていません(関連ページにDescript MCPが並ぶだけです)。MCPの接続に使えるかは、公式で確認できていません。

うまくいかないときの確認点(公式の記載にある範囲)

確認する点 公式の記載
Chat modeか Coworkより、Chat modeのほうがDescriptのMCPと相性が良い、と書かれている。
network egress/code execution オンにする。見えなければ、Claudeの管理者に頼む。
コネクタが一覧にない 管理者が、第三者のコネクタを有効にする必要があるかもしれない。
画像・動画の生成のツールがない ディレクトリのコネクタには入っていない。独自のMCP設定を使う。
別のドライブで失敗する MCPは1つのドライブだけ。ログアウトして、つなぎ直す。

公式のClaudeのページには、トラブルシューティングの節がありません(記載が見つからない)。

Claude Motionから送る

公式ヘルプ「Claude Motion」の手順です。Claude MotionはAnthropicの製品で、Claude側の質問は、その公式の入門ガイドが基準、と書かれています。

  1. Claudeで、Motionのアニメーションを開きます。
  2. 「Share」を押します。
  3. 「Export」タブを開き、「Send to」のメニューから「Descript」を選びます。
  4. 新しいDescriptのプロジェクトへの書き出しが終わると、Claudeがリンクを出します。

渡るのは、動画のクリップ1つです。Descriptでは、普通の動画として、字幕、ナレーション、トリム、Underlordへの依頼ができます。文字や色、タイミングは、Descriptでは直せず、Claudeで直して送り直します。Claudeが渡すダウンロードのリンクは、数分で切れます。取り込みはメディア分を使い、足りなければアップグレードを促されます。前のプロジェクトを消した、別のドライブへ移った、編集権限がなくなった、前回の送信が約6か月より前、のいずれかだと、更新ではなく新しいプロジェクトができます。Claudeコネクタをつなぐと、Descriptが「Send to」に出る、とClaudeのページにあります。

B. ChatGPT(OpenAI)とつなぐ:公式のアプリ

公式ヘルプ「Connect Descript to ChatGPT」の手順です。

始める前に

手順

  1. ChatGPTで、app marketplaceを開きます。公式は、Descriptのアプリの掲載ページへ直接行く方法も書いています(そのURLは、今回読んだ要約では確認できていません)。
  2. Descriptのコネクタを追加します。
  3. 求められたら、Descriptにサインインし、「Allow」を押して、ChatGPTに許可します。接続は、今ログインしているドライブに行きます。
  4. ChatGPTに戻ります。接続済みのアプリに、Descriptが出ます。

試す依頼。 Claudeと同じ趣旨の例(テストのプロジェクトと、コーヒーの短い動画)が、ページにあります。

渡るデータ、権限。 Claudeと同じで、接続したドライブ1つが範囲です。取り込みと、Underlordの編集は、メディア分とAIクレジットを使います。

外し方、トラブルシューティング。 どちらも、公式のページには書かれていません(記載が見つからない)。公式は、MCPの概要のページか、サポートを案内しています。

C. そのほかのMCP対応アシスタント(独自のMCP設定)

公式ヘルプ「Connect Descript to any AI assistant (custom MCP)」の手順です。Claude Codeなどが、これに当たります(MCPの概要のページが、Claude Codeを、URLを使う例に挙げています)。

接続に必要な情報(公式の記載)

項目 値
名前 例として Descript(公式の記載)
サーバーURL https://api.descript.com/v2/mcp
認証 OAuth(APIトークンは要らない)

サーバーURLは、Descriptの「Settings → Descript MCP」にも出る、とMCPの概要のページにあります。

手順

  1. アシスタントの設定で、カスタムコネクタの項目を探します。名前は、Settings、Integrations、Connectors、Apps、Toolsなど、アシスタントごとに違う、と公式にあります。「Add custom connector」「Create app」「Add MCP server」といった項目です。
  2. 名前、サーバーURL、認証方法のOAuthを入れます。
  3. 保存します。アシスタントが、カスタムMCPサーバーについてのセキュリティの警告を出すことがありますが、公式は、第三者のコネクタでは普通のことと書いています。
  4. 開いたブラウザで、Descriptにサインインし、「Allow」を押します。
  5. アシスタントに戻り、Descriptが接続済みのツールに出ていることを確認します。

要件。 アシスタントが、URL指定でリモートのMCPサーバーを追加できることと、OAuthのMCP接続に対応していることが必要です。Claudeでは、Settings → Capabilitiesの「network egress」と「code execution」をオンにします。Enterpriseでは、管理者がカスタムコネクタを有効にする必要があるかもしれません。Chat modeがあるなら、それを使う、とも書かれています。

設定ファイルの書き方について。 このページには、設定ファイルの例が載っていません(記載が見つからない)。Claude Codeの専用コマンド、Cursorの設定の書き方も、読んだページには書かれていません。CursorはMCPのマーケットプレイスから接続できる、とMCPの概要のページにあり、Descriptの「Settings → Descript MCP」にも、Claude・ChatGPT・Cursor用の接続ボタンが出ます(App settingsのページ)。ただし、Cursor向けの手順のページは、公式ヘルプの目次(llms.txt)に見当たりません(記載が見つからない)。開発者向けの概要のページは、Claude、ChatGPT、Codex、Cursorから使える、と書いていますが、Codexの手順のページも、目次に見当たりません。各クライアントの公式の資料で、「URLを指定してリモートのMCPサーバーを追加する」方法を確認してください。

試す。 新しいDescriptのプロジェクトを作るよう頼みます(公式の例は、トマトスープをテーマにしたものと書かれています)。

うまくいかないときの確認点(公式の記載)

症状 公式の記載
カスタムコネクタの項目がない アシスタントがカスタムMCPに対応していないのかもしれない。アシスタントのサポートか、MCPの資料へ。
別のドライブでエラー MCPは1つのドライブ。ウェブでログアウトして、つなぎ直す。
YouTubeのURLを取り込めない 取り込みの元に使えない。
動画や音声のファイルを取れない 公開しないとダウンロードできない。文字起こしの書き出しは使える。

気をつけること

出典