3行でいうと
- WorkBuddy/CodeBuddy は
.codebuddy/models.jsonに、OpenAI形式のURLを書きます。Qoder は、設定画面か/modelで「DeepSeek」を選んでキーを入れる形です。 - Harness は、「设置 → 模型」で、DeepSeek以外の提供元(anthropic、openai、moonshotai など)と、自前のエンドポイント(OpenAI Chat Completions、OpenAI Responses、Anthropic Messages のどれか1つのプロトコル)を足せます。キーは書き込み専用で、
$DSH_HOME/.credentials.yamlに保存される、と公式にあります。 - Harness のメモリMCPは、第三者の3つの仕組み(Memorix、MCP Reference Memory、Engram)をつなぐ参考設定で、初めはオフです。DeepSeekは推薦も提携もしない、と書いています。
- プラグイン市場は、実験的な機能で、索引(JSON)を自分で足す形です。DeepSeekは索引を同梱せず、題名や作者の正しさを確かめない、と公式にあります。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は DeepSeek を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。設定の例は、「公式の例の写し」と書いたものだけが公式のページからの写しで、「この記事の案」「この記事の読み」と書いたものは、公式の記載を並べ替えたものです(動作は確かめていません)。公式のページは要約の形で取得したため、コマンドや設定ファイルの全文は、実行・保存する前に公式ページの原文で確かめてください。
先に結論
- ほかのAIをDeepSeek側から使う道(Harness)と、DeepSeekをほかのツールに向ける道(07とこの記事のツール別の節)は、向きが逆です。 前者は、Harness の入力が、選んだ提供元(Anthropic や OpenAI など)に直接届く。後者は、ツールの入力が api.deepseek.com に届く。
- Harness のカスタムモデルは、入出力が選んだ提供元に直接送られ、DeepSeekはサーバー側で保存も処理もしない、と公式のプライバシーポリシーにあります(04)。公式モデルのサービスを使う場合は、DeepSeekのサーバーで処理されます。
- MCPやプラグインは、第三者のものです。 Harness の規約は、それらのデータを第三者が直接収集・処理する、と書いています(04)。
- 外し方の記載は、一部だけ確認できました。 メモリMCPは
--patchを付けずに起動すればオフ。プラグイン市場は、バンドルをオフにすると発見の画面が消える。個々のツールの外し方は、多くのページで書かれていません。 - Cursor は、公式の一覧では見つかりませんでした(07)。
前提:用語をそろえる
- プロバイダー(提供元):モデルを提供する会社やサーバーです。Harness の画面では「模型提供商」と書かれます。
- プロトコル:APIの「話し方」です。Harness では OpenAI Chat Completions、OpenAI Responses、Anthropic Messages の3つから選びます。
- MCP(Model Context Protocol):AIに外のツールをつなぐ共通の決まりです。stdio は手元のプロセスを起動して話す形、streamable-http は URL に向かって話す形です。
- overlay(パッチ)/プロファイル/DSH_HOME:Harness の設定に重ねて足す小さな設定ファイル(
--patchで渡す)/設定のまとまり(dsh webではweb)/設定とキーを置く場所(既定は~/.dsh。プロキシのガイドの記載から読み取れる)です。
連携8:WorkBuddy/CodeBuddy × DeepSeek(models.json を書く)
前提(公式の記載): WorkBuddy/CodeBuddy を入れてログインしている。DeepSeekのAPIキー。プロジェクトのフォルダを一度開き、アプリに、ローカルの設定フォルダを作らせる。
手順
- 設定ファイルの場所は2つ(ページの記載。Windowsの形で書かれていて、macOS/Linuxの場所は書かれていません)。
- ユーザー全体:
C:\Users\<あなたのユーザー名>\.codebuddy\models.json - そのプロジェクトだけ:
<あなたのプロジェクト>\.codebuddy\models.json - キーを環境変数に置く(公式の例)。
setx DEEPSEEK_API_KEY "<your DeepSeek API Key>"
models.jsonに次を書く(公式の例の写し。取得した内容では、行末の空白を除いたと報告されています。実際に使うときは原文と照らしてください)。
{
"models": [
{
"id": "deepseek-flash",
"name": "DeepSeek Flash",
"vendor": "DeepSeek",
"url": "https://api.deepseek.com/v1/chat/completions",
"apiKey": "${DEEPSEEK_API_KEY}",
"maxInputTokens": 128000,
"maxOutputTokens": 8192,
"supportsToolCall": true,
"supportsImages": true
}
],
"availableModels": [
"deepseek-flash"
]
}
- アプリを完全に終了してから開き直し、モデル選択欄で「DeepSeek Flash」を選ぶ。
- (任意)05のB-5のPowerShellの例でキーとモデル名を確かめる。
うまくいかないとき(公式の記載)
| 症状 | ページの説明 |
|---|---|
| 401 / Authentication Fails | apiKey が本物のキーか確かめる。URLを入れない |
| 404 / モデルが見つからない | モデル id は厳密に deepseek-flash |
| 設定の読み込み失敗 | JSON の文法と、UTF-8(BOMなし)の保存を確かめる |
| モデル選択欄に出ない | アプリを完全に再起動し、ファイルが .codebuddy\models.json にあるか確かめる |
画面に ${DEEPSEEK_API_KEY} と出る |
その変数を設定したターミナルからアプリを起動し直す。それでもだめなら、画面か models.json に、キーを直接書く、とある |
| BOM | models.json は UTF-8(BOMなし)で保存する。BOM付きは一部のデスクトップ版で読めない |
ページは、setx で設定した変数は新しいターミナルで有効になる、とは書いておらず、故障対応の節で、変数を設定した窓から起動する、とだけ書いています。
渡るデータ・権限・外し方
- 送り先は、
urlの https://api.deepseek.com/v1/chat/completions(OpenAI形式)。 - 設定ファイルに、キーを直接書く案がページにあります。その場合、ファイルにキーが平文で残ります(僕らの注意)。
- 外し方は、ページに書かれていません。
models.jsonのmodelsとavailableModelsから項目を消す、という読み方はできますが、ページはそう書いていません。
連携9:Qoder × DeepSeek(画面で足すカスタムモデル)
前提(公式の記載): カスタムのDeepSeekモデルは個人版向け、という趣旨の記載がページにあります(対応するプランの詳細は書かれていません)。使い方の選択肢は、内蔵のモデルか、カスタムのDeepSeekモデルか。内蔵モデルは Qoder Credits を使い、カスタムモデルはDeepSeekのAPIのアカウントを使い、Qoder Credits を消費しない、とページにあります(ページはカスタムの手順を扱います)。DeepSeekのAPIキー。Qoder のアカウントでのサインイン。Node.js 20 以上は npm 版CLIの場合だけ。JetBrains IDE 2020.3 以降はプラグインの場合だけ。
導入(3つのうち使うもの)
- Qoder IDE。 qoder.com/zh/ide からダウンロードする(macOS、Windows、Linux)。起動してサインインする。
- Qoder CLI。 macOS/Linux は
curl -fsSL https://qoder.com/install | bash、Windows(PowerShell)はirm https://qoder.com/install.ps1 | iex、または Node.js 20 以上でnpm install -g @qoder-ai/qodercli。qodercli --versionでバージョンが出れば成功、とページにあります(取得した内容の写し。原文と照らしてから実行する)。 - JetBrains プラグイン。 設定(Mac は
⌘ ,、Windows/Linux はCtrl+Alt+S)のPluginsでQoderを探してInstall、IDEを再起動し、右側のバーの Qoder のアイコンを押してSign in。
設定(ページの記載。画面の表記はページのまま)
| 場所 | 手順 |
|---|---|
| Qoder IDE | 左上の「Qoder IDE」→「设置」→「Qoder IDE 设置」→ 左の「模型」→「+ 添加」。提供元は「DeepSeek」、モデルは DeepSeek-V4-Pro か DeepSeek-V4-Flash、APIキーを入れて「添加」。接続の確認が自動で走る |
| Qoder CLI | /model → 「Custom」タブ →「Add custom model...」。Provider(DeepSeek)→ モデルの種類 → 具体的なモデル → APIキー。確認のあと、設定が自動で保存され、すぐ使える |
| JetBrains | Qoderパネルの右上から「插件设置」→「添加模型」→ 提供元「DeepSeek」→ APIキー |
ページは、CLIのカスタムモデルは /model の Custom のウィザードで設定し、settings.json を手で編集しないように、と書いています。
使う
- Qoder IDE:プロジェクトを開き、チャット入力欄のモデル選択で、足したDeepSeekのモデルを選ぶ。
- Qoder CLI:プロジェクトのフォルダで
qodercliを起動し、/modelの Custom タブで選ぶ。 - JetBrains:プロジェクトを開き、右側のQoderのアイコン(または
⌘ ⇧ L/Ctrl+Shift+L)でチャットを開き、モデル選択で選ぶ。
ページは、DeepSeek V4のモデルは1Mのコンテキストと最大の思考の強さに対応し、モデル選択欄で、コンテキストの大きさと思考の強さを設定できる、と書いています。
うまくいかないとき・データ・外し方
| 項目 | ページの記載 |
|---|---|
| モデルを足せない | キーが正しいか(余計な空白がないか)、期限切れや無効化されていないか |
| 確認で失敗、呼び出しエラー | DeepSeekのアカウントの残高と、ネットワーク |
| 送る内容、権限 | 書かれていない |
| 外し方 | 書かれていない。設定画面の「模型」の一覧にある項目の削除の方法は、読んだページでは確認できていない |
Qoder側のカスタムモデルの文書(docs.qoder.com の2ページ)へのリンクがありますが、この記事では読めていません。
連携10:Harness × ほかのAI(モデルの提供元を足す)
何が起きるか。 Harness の「モデル」の設定に、DeepSeek以外の提供元や、自前のエンドポイントを足します。足したモデルは、モデルの選択欄に並び、選ぶと新しい会話の既定になります。公式のモデル設定ガイドの順に並べます。変更は次のリクエストから有効で、サーバーの再起動は要りません。
手順A:同梱の提供元(anthropic、openai など)を足す
- Web UI で「设置 → 模型」を開く。
- 「添加模型提供商」(モデル提供元を追加)を押す。カードは、既定で「第三方模型提供商」(第三者の提供元)になっている。
- dsh が同梱している提供元から選ぶ。リストには提供元のidが出る。例として、
anthropic、openai、Kimi はmoonshotai、GLM はzaiが挙げられています。 - APIキーを入れて保存する。エンドポイント、プロトコル、モデルの一覧は、インストールされているカタログから決まる、とあります。
認証状態の表示。 キーを空欄にすると、保存済みの資格情報か、画面に挙がった環境変数を使おうとします。緑は環境変数を検出、黄色は見つからない、「状态未确认」は読み取り失敗の意味で、検出は資格情報の正しさも接続も確かめない、と書かれています。
手順B:自前のエンドポイントを足す(「自定义模型 API」)
中継サービス、社内のゲートウェイ、自前のサーバー、カタログにない提供元に使う、と書かれています。
- 「添加模型提供商」のカードを「自定义模型 API」に切り替える。
- 次の項目を入れる。
| 項目 | 公式の説明 |
|---|---|
| Provider ID | 小文字。作ったあとは変えられない(要求、会話、モデルの既定、資格情報の参照に使われる)。変えるときは新しく作って古いものを消す |
| 显示名称(表示名)、基础 URL、API 协议、凭据、模型(1つ以上) | 作ったあとも編集できる |
- プロトコルは、次の3つから1つ。1つの提供元に使えるのは1つだけです。同じゲートウェイが2つに対応しているなら、提供元を2つ作ります。
| 画面の選択肢 | 設定の値 |
|---|---|
| OpenAI Chat Completions | openai-completions |
| OpenAI Responses | openai-responses |
| Anthropic Messages | anthropic-messages |
- 「模型目录」で「获取可用模型」を押すと、フォームの宛先、プロトコル、キーを使ってモデルの一覧を取りにいく。出てきた選択欄でチェックして「添加所选」。保存や作成の前には、何も保存されない。一般的な OpenAI 互換の
GET /modelsの形式を読むため、すべての宛先で使えるわけではなく、失敗したり空だったりしたら、モデルIDを手で入れても同じ、と書かれています。 - モデルの欄は、ID、表示名、コンテキストウィンドウ、最大の出力トークン数、入力の種類。自前のAPIは、思考の強さも設定できる。
- モデルの選択欄で選ぶ。すでに送ったことがある会話は、ログに残るモデルのままです。保存済みの既定が削除済みの提供元を指しているときは、入力欄に「选择模型」と出て、選ぶまで入力できません。
手順C:設定ファイルで細かく決める
- 場所は
$DSH_HOME/profiles/<profile>/cordis.patch.yml。dsh webで起動したときのプロファイルはwebなので、$DSH_HOME/profiles/web/cordis.patch.ymlです。同じ場所を、設定ページの上の「打开配置文件」(ブラウザとサーバーが同じマシンのとき)でも開けます。次のリクエストで再読込されます。 - 公式の例の写し(取得した内容。全文は原文で確かめてください)。ゲートウェイを足す例:
- id: llm-pi-ai
config:
providers:
my-gateway:
apiKeyEnv: GATEWAY_API_KEY
api: openai-completions
baseURL: https://gateway.example/v1
models:
- id: legacy-chat
- id: vision-preview
input: [text, image]
- 宛先が要求をすべて断るときの
compat(supportsDeveloperRole、maxTokensFieldなど)、思考の強さ(reasoningEfforts)、modelOverridesの書き方は、公式のガイドに例があります。この記事では、書き方の全文は写しません。 - DeepSeekのアカウントのモデルは、一覧がアカウントのサービスから来るので、モデルの設定ページに編集欄はありません。個別の調整は
modelOverridesで、例はdeepseek-flashのcontextWindowとmaxTokensを書き換える形です。更新版が必要なモデルは、CLIENT_UPGRADE_REQUIREDで失敗し、必要な版が示されます。
渡るデータ・権限
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 送り先 | モデルへの要求は、各提供元の基础 URL(自前の場合は入力した値)に送られる(03・04の要約) |
| DeepSeekの扱い | カスタムモデルのサービスは、登録もログインも不要で、入出力はDeepSeekのサーバー側で保存も処理もされない、とHarnessのプライバシーポリシーにある(04)。選んだ提供元(AnthropicやOpenAIなど)の方針は、この記事では読んでいない |
| キー | 書き込み専用。保存後は伏せ字の説明だけが表示され、平文は返らない。$DSH_HOME/.credentials.yaml に保存される。設定ファイルには資格情報の参照だけが残る |
| 画像 | 「设置 → 模型」で提供元を編集 →「自定义设置」→ モデルの「模型选项」→「输入类型」で「图片」にチェック(自前のモデルの場合) |
外し方
- 提供元を削除する画面の手順は、読んだページに書かれていません(Provider ID を変えるときに「古いものを消す」と書かれているので、削除の操作は存在すると読めます)。
- モデルのカタログの上書きを消すには「恢复默认模型」。ほかの編集も一緒に消える、と書かれています。
- 保存したキーを消す手順は、読んだページには書かれていませんでした。
うまくいかないとき(公式の排错の要点)
| 症状 | ページの直し方 |
|---|---|
MISSING_CREDENTIAL |
モデルのページでキーを保存するか、参照される環境変数を用意する |
UNKNOWN_MODEL |
設定済みのモデルを選ぶか、自前の提供元にモデルを足す |
| モデル取得が401、一覧の形式が認識されない | キーを確かめる。モデルIDを手で入れる |
| 思考するモデルだけ失敗 | compat.supportsDeveloperRole: false |
off で思考が止まらない(DeepSeek V4 をOpenAI互換のゲートウェイ越しに使うとき) |
compat.thinkingFormat: deepseek |
| 画像が断られる | input: [text, image] を足す。ゲートウェイが断るなら image を外して新しい会話を始める |
連携11:Harness × メモリMCP(第三者の記憶の仕組み)
何か。 公式のガイドが、メモリの仕組みをつなぐ、初めはオフの参考設定を3つ用意しています。@deepseek-ai/dsh-mcp-client を通してつなぎます。公式は、これらを推薦も提携もせず、サポートも約束しない、と書いています。
| 仕組み | ガイドが挙げる版 | つなぎ方 | 前提 |
|---|---|---|---|
| Memorix | memorix@1.3.0 |
stdio | Node 22.18 以上。npm install --global memorix@1.3.0 |
| MCP Reference Memory | @modelcontextprotocol/server-memory@2026.7.4 |
stdio | npm install --global @modelcontextprotocol/server-memory@2026.7.4 |
| Engram | v1.20.0 |
stdio | Go 1.25.10 以上。go install か、版の合うバイナリ |
手順
- 上の表の前提のコマンドで、選んだ仕組みを入れる(コマンドは公式の原文で確かめて写す。グローバルに入れる操作です)。
- 参考設定(overlay)を
--patchで渡して起動する。公式の例(Memorixの場合。取得した内容の写し):
dsh web --patch "$PWD/apps/cli/config/examples/mcp-memory/memorix.cordis.yml"
ほかの2つは、同じ場所の mcp-reference-memory.cordis.yml、engram.cordis.yml です(apps/cli/config/examples/mcp-memory/)。overlay は、ディスク上のほかの場所にあるコピーでもよい、とあります。3つのYAMLの中身は、ガイドに載っていませんでした。 ソースの取得(README参照)が前提の相対パスの書き方に見えます。
3. 続けて使うには、overlay の insert を、ユーザーのパッチ層にマージする。1つのプロファイルなら $DSH_HOME/profiles/<name>/cordis.patch.yml、そのマシンの全プロファイルなら $DSH_HOME/cordis.patch.yml。すでにあるファイルを上書きしない(無関係な設定が入っていることがある)、と注意されています。
4. 確かめる:新しい会話を始め、mcp__... のツールが現れるのを待ってから、最初の依頼を送る(発見は非同期)。ホストの再起動は要りません。
自分のサーバーを足す場合の、公式の一般的な書き方。
- insert:
- id: memory-my-server
name: '@deepseek-ai/dsh-mcp-client'
config:
serverName: my-memory
transport: stdio
command: my-memory-mcp
args: []
env: {}
cwd: !!js process.cwd()
遠隔のサーバーは、transport: streamable-http と url、headers を使う、と書かれています。
渡るデータ・権限・外し方
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| データの置き場所(既定) | Memorix は ~/.memorix/data(MEMORIX_DATA_DIR で変更)、MCP Reference Memory は $HOME/.dsh-mcp-reference-memory.jsonl(MEMORY_FILE_PATH)、Engram は ~/.engram(ENGRAM_DATA_DIR、ENGRAM_PROJECT)。いずれも起動前に環境変数を設定 |
| 環境変数の扱い | stdio の仕組みを起動する前に、資格情報らしい変数と DSH_* の変数を取り除く。追加の秘密は YAML ではなく config.env に置く |
| 第三者の責任 | インストール、認証、モデル、埋め込み、保存、ライセンスは、提供者の責任。Harness の規約は、MCPサーバーのデータを第三者が直接収集・処理する、と書く(04) |
| 外し方 | --patch を付けずに起動する(同梱のバンドルにメモリのサーバーは入っておらず、3つともオフ)。ユーザーのパッチ層にマージしたなら、その insert の項目を消す、と読める(この点は、ガイドは明記していない) |
MCP Reference Memory の検索は、名前、種類、観測内容に対する大文字小文字を区別しない部分一致で、意味検索や要約の機能はない、と書かれています。Memorix は、LLMや埋め込みのサービスなしでも、簡易のモードで動く、とあります。
連携12:Harness × プラグイン市場(実験的)
何か。 プラグイン市場は、インストールできるバンドルの題名、アイコン、作者、版を並べた、JSONの索引です。実験的な機能で、DeepSeekは索引を同梱しません。
手順(公式のガイドの順)
- 「插件」(Plugins)を開く。
- 「实验性插件」(Experimental plugins)の横の「更多」を押す。
- 「自定义插件市场」(Custom plugin marketplace)をオンにする。「已安装」の隣に「发现」(Discover)のタブが現れる。
- 「发现」で「添加索引源」を押し、索引のURLを入れる。URLは
http:かhttps:で、ユーザー名、パスワード、#を含めない。索引源は、いまのプロファイルのものになる。 - カードを選んで版を見る。「安装」(Install)を押すと確認のダイアログが出て、入手元(npmのパッケージとレジストリ、または Git のリポジトリ、コミット、ディレクトリ)が表示される。確認すると、通常のプラグインのインストールが走る。確認なしにはインストールされない、と書かれています。
渡るデータ・権限・外し方
- 公式は、市場は第三者の内容で、題名、説明、アイコン、作者、入手元は市場の申告であり、DeepSeekは形式を確かめるが内容の主張は確かめない、と書いています。信頼できる索引源だけを足し、インストール前の確認で入手元を見るよう案内しています。
http:の索引は、通信経路上の人が、索引に載るインストール指定ごと書き換えられるので、自分で管理できない回線ではhttps:を使う、とあります。 - 索引の作り方(JSON、
formatは1)は、公式のガイドにあります。この記事では扱いません。 - 外し方: 公式のガイドは、アンインストールの手順を書いていません。書かれている取り外しは、「自定义插件市场」のバンドルをオフにすると、「发现」のタブと読み取り専用の
plugin_marketのツールが消える、というものだけです。市場のメニューの「管理索引源…」は、各索引源と直近のエラーを見せる画面で、個々の索引源の削除のしかたはページに書かれていません。市場から入れた既存のプラグインが消えるかは、書かれていません。
連携13:Harness の通信(プロキシ、テレメトリ、別の端末からの利用)
05のC-4に、プロキシの基本を書きました。連携の観点で、公式のガイドが書く点を足します。
- 引き継ぐもの。 Harness が起動する bash のコマンド、
git、gh、サブプロセスのMCPサーバーは、プロキシの設定を引き継ぐ。Node のサブプロセスは Node 22.21 以降だけ従う。プロキシの認証情報は環境変数なので、モデルが書いたものを含め、Harness が実行するコマンドから読め、環境を出力するコマンドは漏らしうる、と注意されています。 - 直接つながるもの。 ループバックのアドレス、モデルが書いたコードのワーカー、テレメトリ(OTLPのエクスポーター。
DSH_TELEMETRY_MODE=DISABLEDでオフにできる)。 - 確かめ方。 エージェントにページの取得を頼み、プロキシのアプリの接続ログを見る。公式の例は
dsh --profile headless "fetch https://example.com and tell me the page title"。
Web UI を、ほかの端末から開く場合。 公式の公開配備のガイドは、逆プロキシ越しに公開する例として、次の形を挙げています(app.example はガイドの例の名前)。
dsh --profile web --public-url https://app.example/ui/ --trusted-host app.example
--public-url はアドレスを知らせるだけで、許可するのは --trusted-host です。違う名前でアクセスすると、API呼び出しは403になります。ガイドの警告: 待ち受けのポートは、この仕組みでは守られないので、信頼できるプロキシかネットワークに限ること。表示されるURLには起動トークンが入るので、意図した相手とだけ共有すること。http:// のままだと、起動トークンが平文で通ります。リスナー自身のTLSは --tls-cert と --tls-key、既定のポートは3080です。
連携14:検索(Search/Fetch)を、ほかのツールから使う
06に、Search/Fetch API を直接呼ぶ手順があります。ガイドによると、Claude Code、Codex、Harness からDeepSeekのAPIを使うと、サーバー側のツール呼び出しとして Search/Fetch に届きます。ガイドは、これらのツールでの設定のしかたを書いていません(07の Claude Code と Codex のページに、検索の扱いがあります)。課金は、現在は無しで、2026年11月1日の北京時間0時から1回ごと(確認日 2026-10-25)。渡るデータは、Search が query、任意の ori_question、任意の localization(IPアドレス)、need_content、Fetch が送ったURLで、保管期間は書かれていません。
この記事の案:ローカルで動かしたモデルを、Harnessにつなぐ(確かめていません)
位置づけ。 公式の記載を組み合わせた、この記事の案です。公式のページに、この組み合わせの手順は書かれていません。動作は確かめていません。
公式の記載の部品。
- 05のD:Hugging Face のモデルカードは、
vllm serve "deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash"で、OpenAI互換のエンドポイントが http://localhost:8000/v1/chat/completions にできる、と書く。ハードウェアの条件は書かれていない。 - 連携10:Harness は、自前のエンドポイントを「自定义模型 API」で足せ、プロトコルに OpenAI Chat Completions を選べる。
- 連携13:Harness は、ループバックのアドレスには、プロキシを通さず直接つなぐ。
案の手順。
- 05のDで、vLLM を起動する(モデルを動かせる環境があれば)。
- Harness の「设置 → 模型」→「添加模型提供商」→「自定义模型 API」。
- Provider ID(小文字。例:
local-vllm)、基础 URL はhttp://localhost:8000/v1、API 协议は OpenAI Chat Completions、モデルは「获取可用模型」で探すか、IDを手で入れる(モデルカードの起動例が使う名前:deepseek-ai/DeepSeek-V4.1-Flash)。資格情報の欄に何を入れるかは、公式のページには書かれていません。 - うまくいかないときは、連携10の排错の表(
compat.supportsDeveloperRole、compat.thinkingFormat)を試す。
この案で、公式の資料から言えること・言えないこと。 言えるのは、Harness のカスタムモデルの入出力が、入力した基础 URL に送られ、DeepSeekのサーバーを通らない(04)こと。言えないのは、vLLM のエンドポイントが Harness の想定する形式にそのまま合うか、思考の設定(thinkingFormat)が必要か、その手順で通るか、です。
データの流れ(まとめ)
07の表に続けて、残りの連携の分を並べます。
| 連携 | 送り先 | DeepSeek側の保管 | ツール側の保管・送信 |
|---|---|---|---|
| WorkBuddy/CodeBuddy | api.deepseek.com/v1/chat/completions | 04 | キーは環境変数、または models.json |
| Qoder | DeepSeekのAPI(カスタムモデル) | 04 | 内蔵モデルは Qoder Credits を使う(カスタムは使わない) |
| Harness(公式モデルのサービス) | DeepSeekのサーバー | 04(保存は中華人民共和国と書かれている) | キーは $DSH_HOME/.credentials.yaml(DeepSeekのキーを入れた場合) |
| Harness(カスタムモデル) | 入力した基础 URL | DeepSeekはサーバー側で保存も処理もしない(04) | 提供元の方針による。この記事では読んでいない |
| Harness のMCP、プラグイン、スキル、フック | 第三者 | 第三者が直接収集・処理(04) | メモリMCPのデータは手元のフォルダ(上の表) |
| 検索(Claude Code、Codex、Harness 経由) | DeepSeekの Search/Fetch | ガイドは保管期間を書いていない | 課金は2026年11月1日から |
組み合わせの早見表(AI同士)
| 組み合わせ | 向き | 設定する場所 | 公式の記載の範囲 |
|---|---|---|---|
| Claude Code → DeepSeek | ツールの頭脳をDeepSeekに | 環境変数(07) | 手順あり |
| Claude Desktop → DeepSeek | 同上 | 開発者モード(経路は未確認) | 言及のみ |
| Codex → DeepSeek | 同上 | ~/.codex/config.toml(07) |
手順あり。一括設定のスクリプトあり。戻し方(メニュー9)あり |
| OpenCode、OpenClaw、Hermes、Reasonix、Qoder → DeepSeek | 同上 | 各ツールの画面や初回の案内(07、この記事の連携9) | 手順あり。戻し方はほぼ書かれていない |
| WorkBuddy/CodeBuddy → DeepSeek | 同上 | .codebuddy/models.json |
手順あり |
| Harness → Anthropic、OpenAI、Kimi、GLMなど | Harnessの頭脳を、ほかのAIに | 「设置 → 模型」(連携10) | 手順あり |
| Harness → 自前のAPIサーバー | 同上 | 「自定义模型 API」 | 手順あり |
| Harness → メモリのMCP(第三者) | Harnessに記憶を足す | --patch(連携11) |
参考設定のみ。中身は未読 |
| Harness → プラグイン市場(第三者) | Harnessに機能を足す | 「插件」→「发现」(連携12) | 手順あり。取り外しは書かれていない |
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者は DeepSeek を入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。コマンドと設定の例は、公式のページからの写しか、記載を並べ替えた案で、動作は確かめていません。
- 読めなかったページ。 Web版(chat.deepseek.com)、platform.deepseek.com、Harness の利用者ガイドの目次は取得に失敗しました。Harness のプライバシーポリシー(カスタムモデルの入出力をDeepSeekが保存・処理しない、という記載)の原文は、この検査では見つけられず、確認できていません(04の読みによる)。各ツール側の文書(WorkBuddy/CodeBuddy、Qoder)、メモリMCPの3つの参考設定のYAML、プラグイン市場の索引の完全な仕様、Harness の SAFETY.md は、この記事では読んでいません。
- システムに何かを入れる操作(
curl ... | bash、irm ... | iex、npm install -g、go install)は、公式ページの原文を見て写し、実行前にスクリプトの中身を確かめてください。取得は要約の形のため、記号や行末が崩れていることがあります。 - MCPサーバー、プラグイン、スキル、フックは、第三者のものです。Harness の規約は、DeepSeekは責任を負わない、と書いています。信頼できる入手元のものだけを足してください(公式の案内に沿った注意です)。
- Harness は、公式が「プレビュー版」と書き、互換性を壊す変更がありうるとしています。エージェントがやったこと(コマンドの実行、ファイルの変更、通信)は、利用者自身の行為として責任を負う、と規約にあります(02)。
- 「この記事の案」は、公式に書かれていない組み合わせです。通るかどうかは、確かめていません。
- 公式のページ同士で書き方が違う箇所があります。たとえば、プラグイン市場のページは、DeepSeekは索引を同梱しないと書き、メモリMCPのページは、同梱のバンドルにメモリのサーバーは入っていないと書きます。どちらも公式の記載で、決めつけていません。
- 画面の表記は変わります。手元の画面と照らして読んでください。
出典
- 首次调用 API(DeepSeek API Docs、確認日 2026-10-25)
- WorkBuddy/CodeBuddy 接入(DeepSeek API Docs、確認日 2026-10-25)
- Qoder 接入(DeepSeek API Docs、確認日 2026-10-25)
- 网页搜索与抓取 Search/Fetch(DeepSeek API Docs、確認日 2026-10-25)
- 模型与定价(DeepSeek API Docs、確認日 2026-10-25)
- Harness クイックスタート(DeepSeek Harness docs、確認日 2026-10-25)
- deepseek-harness README.zh(GitHub、DeepSeek、確認日 2026-10-25)
- 配置模型与提供商(DeepSeek Harness docs、確認日 2026-10-25)
- 记忆 MCP(DeepSeek Harness docs、確認日 2026-10-25)
- 插件市场(DeepSeek Harness docs、確認日 2026-10-25)
- 网络代理(DeepSeek Harness docs、確認日 2026-10-25)
- 在反向代理之后发布 Web UI(DeepSeek Harness docs、確認日 2026-10-25)
- DeepSeek-V4.1-Flash(Hugging Face、DeepSeek、確認日 2026-10-25)
- 01〜04、05、07(この site 内の既存記事。Harness のプライバシーポリシーと規約は、04で読んだ内容による)