3行でいうと
- 場面ごとに、公式のヘルプが書く手順を、書かれた順に並べました。公式が手順を書いていない場面(たとえばWebでの日本語の文体の選び方、用語集を新しく作る手順)は、書かれていないと明記しています。
- 例の文章は、すべて「この記事の例」です。公式の例ではありません(日本語の文体の例だけは、公式のヘルプの短い例を引いています)。
- 日本語の「です・ます」「だ・である」の指定は、公式のヘルプによると DeepL Pro の機能です。ヘルプは、Webの画面の押し方を書いていません。書かれているのは、APIの
formalityと、WordやブラウザからのFormal・Informal・Automaticの選択です。 - 文書ファイルの上限は、プランとファイルの形式で決まります。公式の表(2026年10月25日に確認)を、主な形式について写しました。
- 最初の1時間にやる順番は、この記事の案として最後に書きました。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。手順は、公式の手順を順に並べたものです。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らしてください。入れ方は05、料金・上限・データの扱いは01と04を参照してください。
先に結論
- 入口が変わると、手順も画面も変わる。 同じ「訳す」でも、Web、アプリのショートカット、ブラウザ拡張、Wordのペインで押す場所が違います。下の場面から、自分の入口を選んでください。
- 「訳す」と「整える」は別の機能。 訳すのが Translator、同じ言語のまま直すのが Write です。ブラウザ拡張やWordのペインでは、上のタブ(またはボタン)で切り替わります。
- 決まった訳語や文体は、有料の機能。 用語集の使用、日本語の文体の指定、ページ全体の翻訳は、読んだヘルプで DeepL Pro の機能と書かれています。
- 入れる文章の扱いは、無料版と有料版で違う。 ヘルプの手順を試す前に、01と04の「データの扱い」を読んでください。
- ヘルプが画面の押し方を書いていない所は、この記事も書かない。 「公式で確認できていない」と書いた箇所は、手元の画面で確かめてください。
前提:用語をそろえる
- Translator(翻訳):別の言語に訳す機能。Write:同じ言語のなかで文章を直す機能。Voice:話を訳す機能。
- ペイン:Wordなどの画面の右側に開く、細長い作業の窓です。
- advanced mode(拡張の窓):ブラウザ拡張で、文章を選んでアイコンを押すと出る、訳や選択肢を見せる窓です。ヘルプの用語です。
- フローティングアイコン(浮かぶアイコン):ブラウザ拡張で、文章を選ぶと近くに出る小さなDeepLのアイコンです。
- 用語集(glossary):単語の訳し方を決めて登録するもの。CSV:表をカンマで区切って書く、単純な形式のファイルです。
- formality(文体):訳文の丁寧さ。日本語では plain(常体)と polite(敬体)です(02を参照)。
- OCR:画像の文字を読み取る技術です。ブラウザ拡張の画像翻訳が使う、とヘルプにあります。
たとえ話:コピー機の横に置く、辞書と赤ペン
Translatorは「横に置いた辞書」、Writeは「提出前に見てくれる赤ペン」、用語集は「辞書の余白に書き足した、自分の職場だけの言い方」です。辞書を引く場所(Web、アプリ、拡張、Word)は違っても、引き方の流れは「文章を選ぶ→言語を決める→結果を見る→使う」で同じです(これは僕らのたとえで、公式の説明ではありません)。
場面1:Webで文章を訳す
入れ方は05の段階1です。公式の翻訳ページに書かれた画面の構成に沿って並べます。
手順
https://www.deepl.com/en/translatorを開きます。- 「Translate text」の入力欄に、文章を入れるか貼り付けます。
- 元の言語は「Detect language」を選べます。訳す先の言語を、日本語など希望の言語に変えます。初期の訳す先は English (American) と書かれています。
- 訳の出る場所、コピーや保存の仕方は、翻訳ページには書かれていません(公式で確認できていない)。手元の画面で確かめてください。
- 一部の言語の組み合わせでは、入力欄の下に辞書の欄が出ます。使えない組み合わせでは「使えない」と表示される、とページにあります。
この記事の例(入力する文)
- 日本語に訳す例:
Thank you for your quick reply. I will send the file by Friday. - 英語に訳す例:
お返事ありがとうございます。金曜日までにファイルをお送りします。
期待される結果
- 入力した文の訳が表示されます。訳の良し悪しの評価は、この記事では扱いません。
場面2:アプリのショートカットで、いま読んでいる文章を訳す(Windows・Mac)
入れ方と設定は05の段階2〜4です。公式のヘルプ「Use DeepL shortcuts for desktop apps」の内容です。
手順
- アプリの設定で、ショートカットを有効にします(ヘルプは「使う前に有効にする必要がある」と書いています。初期状態は書かれていません)。
- ほかのアプリ(ブラウザ、PDFのビューアなど)で、訳したい文章を選びます。
- 次のキーを押します。
- Windows:Ctrlを押したまま、Cを2回(Ctrl+C+C)
- Mac:⌘を押したまま、Cを2回(⌘+C+C)
- 訳が、いま使っているアプリの上の小さな窓に出ます。
- 文章を整えたいときは、選んで、Windowsは Ctrl+Windowsキー+C、Macは Ctrl+⌘+C を押します。改善した文章が、いま使っているアプリに差し込まれます。
- 小窓ではなくDeepLのアプリを開いて見たいときは、設定で選びます(Macは Settings > General の「Quick access options」)。
期待される結果
- ふつうのコピー(Ctrl+C、⌘+C)では、DeepLには何も送られない、とヘルプにあります。2回押したときだけ、翻訳が動きます。
うまくいかないとき
- 動かないアプリがあるとき:「除外アプリ」に入っていないか確認します(Macは「Excluded apps」タブ、Windowsは「Advanced」タブの「Select apps」)。
- 除外から外す手順は、ヘルプには書かれていません。
場面3:ブラウザ拡張で、ページの文章やページ全体を訳す
入れ方は05の段階5です。公式のヘルプ「Translate with the browser extensions」の内容です。
3-1 選んだ文章を訳す(advanced mode)
- 訳したい文章を選び、近くに出る浮かぶ文字のアイコンを押します。ショートカットは、Macは ⇧+⌘+Y、Windowsは Ctrl+Shift+Y です。
- advanced mode の窓に、訳が出ます。
- 訳す先の言語は、窓の上の右側のドロップダウンで変えます。
- 必要に応じて、訳のコピー、読み上げ、用語集(本のアイコン)、別の訳の候補の選択ができます。
- 窓を出さずに、アイコンを押したら直接置き換えたいときは、設定で advanced mode を切ります。
3-2 サイドバーに貼り付けて訳す
- ツールバーのDeepLアイコンを押します。
- 訳す先の言語を選びます。
- 訳したい文章を選び、右クリックで「Copy」(⌘+C、Ctrl+C)を選びます。
- サイドバーの最初の入力欄を右クリックして「Paste」(⌘+V、Ctrl+V)を選びます。
3-3 自分が書いている文章を訳す(translate as you write)
- 元の言語で入力した文章を選びます。
- 浮かぶアイコン(3-1と同じショートカット)を押します。
- advanced mode の窓で、訳す先の言語を決めます。
- 「Replace in field」を押すと、元の文章が訳に置き換わります。
- 訳す先の言語の初期値がないときは、先に選ぶよう求められます。設定の「Translate your writing into」で変えられます。
3-4 文体を指定する(DeepL Pro)
- 拡張でDeepLにログインします。
- 文章を選んで、浮かぶアイコンを押します。
- 窓の右側のドロップダウンを開き、「Automatic」「Formal」「Informal」のどれかを選びます。
- 「Replace in field」を押します。
- ヘルプは、すべての言語では使えない、と書いています。日本語でこの3つがどう働くかは、この記事では確認できていません(日本語の plain・polite は場面7)。
3-5 ページ全体を訳す(DeepL Pro)
- 拡張でDeepLにログインします。
- 訳したいWebサイトを開きます。
- 出るポップアップで、訳す先の言語を選んで「Translate page」を押します。
- スクロールに合わせて、文章が自動で訳されます。
- 元に戻すときは、ポップアップの「Show original」を押すか、ページを読み込み直します。特定の言語を自動で訳す設定や、ポップアップを出さない設定は、拡張の設定にあります。
3-6 画像の文字を訳す(ChromeとEdge)
- ヘルプは、文字を写したスクリーンショットを撮ると、OCRで文字が取り出されて、サイドバーに訳が出る、と書いています。Firefoxで使えるかは、記事に書かれていません。詳しくは別の記事「Translate images with DeepL's browser extensions」があります(本文は読んでいません)。
3-7 用語集を使う(DeepL Pro)
- ヘルプは、拡張でも用語集を使える、と書いています。設定は、拡張の設定の左側から、用語集を有効にして選びます(05の段階5)。詳しい手順は別の記事「Use the glossary feature in browser extensions」にあります(読んでいません)。
場面4:DeepL Writeで、自分の文章を整える
公式のヘルプ「Use DeepL Write」の手順を、Web、デスクトップ、モバイルの順に並べます。
Web
- 左の入力欄に、文章を入れます。言語は自動で判定されます。
- 右の入力欄に、改善された文章が出ます。変更された箇所は緑で示されます。
- 単語や文の言い換えの候補が出るので、選んで、自分好みにします。
- 「Show changes」のスイッチで、変更の詳細が見られます。もう一度押すと消えます。
- スピーカーのアイコンで、元の文と改善後の文を読み上げられます。
- コピーのアイコンで、改善した文章をコピーします。
- 英語を、英国英語か米国英語に書き換えたいときは、言語の選択で選びます。右側が、その英語のきまりで書き直されます。
デスクトップ
- 左に入力すると、右に改善版が出て、変更は緑で示されます(Webと同じ)。
- 「Show changes」は、3点のアイコンを押して、その中のスイッチです。
- 読み上げとコピーは、スピーカーとコピーのアイコンです。
モバイル
- DeepL Write のアイコンを押します。
- 文章を入力します。
- 「Improve text」を押します。
- 言語は自動判定です。変更は緑で示されます。右上の目のアイコンで、詳しく見られます。
- 読み上げ(スピーカー)とコピーのアイコンは、Webと同じです。
この記事の例(入力する文)
Their going to the office tommorow, and I think we should of prepared the slides.(綴りと文法に誤りを入れた、この記事で組んだ文です)- 日本語の例:
この資料は、昨日までに作成をしましたものでございます。
公式で確認できていないこと
- 「Corrections only」「Styles」といった編集モードの選び方は、「Use DeepL Write」には書かれていません(02で、Writeのページの記載として触れています)。
- 長さの上限は、この記事では確認できていません(02と04を参照)。
- モバイルで英国英語・米国英語への書き換えができるかは、書かれていません。
- ヘルプには、「DeepL Write は、DeepL API Pro のプランのお客様が使える」という書き方が混ざっています。現在のプランとの対応は、料金ページで確かめてください。
場面5:文書ファイルを訳す
5-1 Webの「Translate files」
https://www.deepl.com/en/translator/filesを開くか、翻訳ページで「Translate files」に切り替えます。- PDF、Word(.docx)、PowerPoint(.pptx)のファイルを、ドラッグ&ドロップします(翻訳ページの記載)。
- 複数のファイルを一度に入れて訳すのは、Webの翻訳画面とデスクトップアプリでできる、とヘルプにあります。
- 訳したファイルを受け取る画面の流れ(ダウンロードの押し方など)は、読んだページには書かれていません。
5-2 デスクトップアプリ
- ヘルプ「Translate whole documents with the app」は、アプリでも文書を訳せること、複数ファイルをまとめて訳せること、DeepLのアカウントを持つ人がその形式を訳せることを書いています。押すボタン、結果の保存先は書かれていません。
5-3 上限の表(公式の表の写し。確認日 2026-10-25)
ヘルプ「File formats」の、現在のプランの表から、主な形式を写します。各セルは「ファイルの大きさ/文字数」で、1つのファイルあたりです。「n/a」は、その表で、そのプランでは使えないとされているものです。
| 形式 | Account(購読なし) | Pro Individual | Pro Team | Pro Business | API Developer | API Growth |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Word (.docx, .doc) | 5 MB / 10万 | 30 MB / 100万 | 30 MB / 100万 | 100 MB / 100万 | 10 MB / 50万 | 100 MB / 100万 |
| PowerPoint (.pptx) | 5 MB / 10万 | 30 MB / 100万 | 30 MB / 100万 | 100 MB / 100万 | 10 MB / 50万 | 100 MB / 100万 |
| PDF (.pdf) | 5 MB / 10万 | 30 MB / 100万 | 30 MB / 100万 | 100 MB / 100万 | 10 MB / 50万 | 100 MB / 100万 |
| Excel (.xlsx) | n/a | n/a | 20 MB / 100万 | 30 MB / 100万 | 10 MB / 50万 | 30 MB / 100万 |
| テキスト (.txt) | n/a | 1 MB / 100万 | 1 MB / 100万 | 1 MB / 100万 | 1 MB / 50万 | 1 MB / 100万 |
| HTML (.html) | n/a | 5 MB / 100万 | 5 MB / 100万 | 5 MB / 100万 | 5 MB / 50万 | 5 MB / 100万 |
| SRT (.srt) | n/a | n/a | 150 KB / 100万 | 200 KB / 100万 | 150 KB / 50万 | 150 KB / 100万 |
| PNG・JPG(ベータ) | 3 MB | 3 MB | 3 MB | 3 MB | 3 MB | 3 MB |
- 表には、ほかにXLIFF、IDML、XML、JSON、MIF、DITA、RTF、ODT、Markdown、YAMLなども載っています。全文は公式のページで確認してください。
- ヘルプは、旧プラン(Pro Starter、Advanced、Ultimate、API Free、API Pro)の上限も、同じ記事の別の表に載せています。
- ヘルプによると、ベータの形式(PNG、JPG、RTF、ODT、.xlsm、YAML、Markdown など)は、機能と翻訳の品質に制限があり、Proの月のファイル数や、APIの課金文字数には数えられません。購読のない利用者は、画像を月に1枚訳せます。
- 形式の公式の仕様を完全には満たしていないファイルは、訳せません(別の形式から変換したあとなどに起きる、とあります)。
- 購読のないアカウントでは、訳したファイルは編集できません。編集には、Proのプランが必要、とヘルプにあります。
- モバイルのアプリでファイル翻訳ができるかは、この表の記事には書かれていません(モバイルの機能一覧には「Translate files」があります。05を参照)。
場面6:決まった言葉を決まった訳にする(用語集)
6-1 Webで、用語集をCSVでダウンロードする
ヘルプ「Download a glossary」の手順です。そのヘルプ記事には、対象のプランとして「DeepL Pro Advanced、Ultimate、Team、Business、Enterprise」と書かれています(Individualが対象かどうかは、その記事からは読み取れません)。
- Webの翻訳画面にログインします。
- 画面左のナビゲーションの「Glossary」を押します。
- 使いたい用語集を選びます。
- 用語集の横の3点のアイコンを押します。
- 「Download」を押します。CSVファイルとして保存されます。
CSVの中身(ヘルプの説明)
1行が、次の4つの項目で並びます。
- 元の言語の言葉
- 訳す先の言語の言葉
- 元の言語のラベル(例:EN)
- 訳す先の言語のラベル(例:ES)
公式の例の行は translate, traducir, EN, ES です。複数の言語の組がある用語集は、組ごとの行が同じファイルに並びます。
Excelで開くとき
ヘルプは、ダブルクリックではなく、取り込みの機能(「File → Open」「File → Import → CSV file」「Data → Get data → From text」)を使うよう案内し、取り込みの画面で、区切りのあるデータ、文字コードは Unicode (UTF-8)、区切り文字はカンマにする、と書いています。
6-2 用語集を新しく作る・アップロードする
- ヘルプ「Download a glossary」は、ダウンロードしたCSVを、DeepL Proにアップロードして使い直せる、と書いていますが、アップロードや新規作成の手順は、その記事には書かれていません。別の記事(「Create a glossary」「Glossary upload」と題名が出ています)にあるようですが、この記事では読んでいません。
- 無料版の用語集の数と上限は、料金ページの表示で、1個、言語の組ごとに5語です(01)。
6-3 用語集を使って訳す
- Wordのアドイン:ペインのグロッサリーのアイコンを押して、用語集を選びます。アドインの中では、用語集の作成・編集・削除はできません。「Edit glossary.」を押すとWebの翻訳画面が開きます(DeepL Proが必要、とヘルプにあります)。
- ブラウザ拡張:場面3-1の本のアイコン、または場面3-7。
- APIやAIコネクター:07を参照してください。
場面7:日本語の文体を選ぶ(です・ます/だ・である)
公式のヘルプが書くこと
ヘルプ「About formality: plain and polite tones in Japanese」の要点です。
- 日本語への翻訳だけが対象です。韓国語から日本語は、現在は使えない、と書かれています。
- DeepL Pro のプランが必要です。
- 変わるのは、動詞の語尾、代名詞、敬語の付け外し、名詞の接頭辞です。
- polite(敬体)は、文末が「です・ます」で、目上の人との会話や仕事のメールに向く、plain(常体)は、文末が「だ・である」で、くだけた会話のほか、論文や報道にも使う、と説明されています。
- plain と polite は、formal と informal と同じではありません。plain を選んでも、くだけた訳になるとは限らない、とあります。
- ヘルプの例(短い引用):同じ英文「DeepL's headquarters is located in Cologne」が、polite では「DeepL社の本社はケルンにあります。」、plain では「DeepL社の本社はケルンにある。」になります。
選び方(画面の押し方)
- Webの翻訳画面、デスクトップアプリ:このヘルプは、押す場所の名前を書いていません。ヘルプはAPIの
formalityというパラメータで指定する、とだけ書いています。画面の押し方は、公式で確認できていません。 - ブラウザ拡張:場面3-4(Automatic、Formal、Informalから選ぶ。すべての言語では使えない)。日本語でこれがどう働くかは、ヘルプに書かれていません。
- Wordのアドイン:ペインの文体のアイコンを押して、「Formal tone」「Informal tone」「Automatic」から選びます(DeepL Pro が必要、とヘルプにあります)。日本語の plain・polite との関係は、ヘルプに書かれていません。
- API:07を参照してください。
場面8:Wordの中で使う
入れ方とサインインは05の段階6です。ヘルプ「Get started: DeepL for Microsoft Word」の手順です。
8-1 選んだ文章を訳す
- ペインの上の「Translator」を選びます。
- 訳す先の言語を選びます。
- 文書の中で、訳したい文章を選びます。ペインに、訳が自動で出ます。
- 「Replace text with translation」で、選んだ文章を訳で置き換えます。コピーのアイコンでコピーもできます。元の言語を手で決めるときは「Detect language」を使います。
8-2 文書全体を訳す(DeepL Translator Pro が必要)
- ペインの上の「Documents」を選びます。
- 訳す先の言語を選びます。
- 「Translate to [language]」を押します。
- 訳したファイルは、新しいコピーとして保存され、自動で開きます。元のファイルは変わりません。
- これは、月ごとのファイル翻訳の枠を使います。クラウドサービスをつないでいれば、訳した後に「Save to cloud」を押せます。
8-3 文章を整える(Write)
- ペインの上の「Write」を選びます。
- 文章を選びます。改善された文章が、自動で出ます。
- 「Replace text with improvement」で置き換えます。
- スタイルや口調を変えたいときは、「Style」を押して、スタイル・口調を選び、「Apply」を押します。解除は「Style」から「Reset」です。フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語では、使えない、とヘルプにあります。
上限
05の「1日あたりの文字数の上限」の表を参照してください。
場面9:会話をその場で訳す(DeepL Voice for Conversations)
公式のヘルプが書くこと
ヘルプ「About DeepL Voice for Conversations」の内容です。
- 対面で、違う言語で話す2人以上の会話を、スマートフォンのアプリか、Webで訳します。Webの入口は
deepl.com/voice/conversationsと書かれています。 - iOSはOS 17以降(アプリ24.11以降)、AndroidはOS 8.0以降(アプリ24.13.1以降)です。Webの動作条件は、書かれていません。
- 提供の形は、営業を通した単独のプランか、DeepL Voice for Meetings の Business プランに含まれる形です。ヘルプのページには、必要なプランとして「DeepL Voice for Conversations」が書かれ、あわせて「DeepL Voice for Meetings Business」「Voice Starter」「Voice Business」という名前も出ています。これらの名前の関係(同じプランの別の呼び名か、別のプランか)は、ヘルプに書かれていません。どれかに決めず併記します。申し込みの前に、公式の画面と営業に確かめてください。
- データについて、翻訳のデータは訳したあと保持されず、端末の中に置かれて、アプリを閉じると削除される、顧客のデータは言語モデルの学習に使われない、とあります。録音されるかどうか、文字起こしの扱いは、この記事には書かれていません。
手順
- 使い方の手順と画面の表記は、別の記事「Translate 1-1 conversations」にあるとされていますが、この記事では読んでいません。公式で確認できていません。
最初の1時間にやる順番(この記事の案)
これは公式の手順ではなく、この記事で組んだ案です(動作は確かめていません)。
| 順 | やること | 見る場面 |
|---|---|---|
| 1 | 機密や個人情報を含まない短い文で、Webの翻訳を試す | 場面1 |
| 2 | 同じ文を、日本語・英語の両方向に訳して、画面の構成に慣れる | 場面1 |
| 3 | 自分の英語(または日本語)の短い文を、Writeに入れて、変更箇所を「Show changes」で見る | 場面4 |
| 4 | アプリか拡張を入れて、ショートカットで選んだ文を訳す | 場面2、3 |
| 5 | 小さな文書ファイルを1つ、訳してみる | 場面5 |
| 6 | 毎回出る言葉があれば、用語集のダウンロード画面(有料なら)を見る | 場面6 |
| 7 | 日本語の文体を使いたいなら、プランを確かめる | 場面7 |
機密や個人情報を含む文章は、先に01と04の「データの扱い」を読んでから入れてください。
つまずきと直し方
| つまずき | 公式の記載に沿った確認点 |
|---|---|
| 文書を入れても訳されない | 形式の仕様を満たしていない、上限を超えている、プランで使えない形式、のいずれか。上の表を参照 |
| 訳したファイルが編集できない | 購読のないアカウントでは編集不可。編集にはProが必要(ヘルプ) |
| 用語集が選べない/使えない | Wordのアドインでは、用語集の使用にDeepL Proが必要で、作成や編集はWebで(ヘルプ) |
| 文体の指定が出ない | 日本語の plain・polite はDeepL Proが必要(ヘルプ)。Webでの押す場所は公式で確認できていない |
| ブラウザ拡張でページ全体の翻訳が出ない | DeepL Proとログインが必要(ヘルプ) |
| Writeの文字数の上限を知りたい | 上限は入口で違います。Wordアドインでは、無料のアカウントで1日2,000文字(05)。ほかの入口の上限は02を参照 |
| Wordのペインで、スタイルが選べない | フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語では使えません(ヘルプ) |
| ショートカットで訳が出ない | 設定で有効か、除外アプリに入っていないか(05) |
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式の資料を読んだ範囲です。訳の品質(上手か下手か)の評価は書いていません。
- 例の文章は、すべて「この記事の例」です。公式が用意したものではありません(日本語の文体の例だけ、ヘルプの短い例を引いています)。
- 公式の記事は、画面名やボタン名を一部しか書いていません。書かれていない所は、この記事も書いていません。手元の画面と照らしてください。
- 文書の上限、プランの名前は、ヘルプの記事の中で、旧名と現在の名前が混ざっています。
- 機密や個人情報を含む文章は、無料版では、ヘルプの利用規約の説明で扱いが違います(01、04)。
- 読めなかったページはありません。ただし、「Translate 1-1 conversations」「Create a glossary」「Glossary upload」「Translate images with DeepL's browser extensions」「Use the glossary feature in browser extensions」「Improve text with the browser extensions」は、この記事では取得していません。
出典
- DeepL Translator(DeepL、確認日 2026-10-25)
- Use DeepL Write(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Translate with the browser extensions(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Change browser extension settings(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Use DeepL shortcuts for desktop apps(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Block DeepL shortcuts for chosen apps(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Translate whole documents with the app(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- File formats(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Download a glossary(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- About formality: plain and polite tones in Japanese(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- Get started: DeepL for Microsoft Word(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- About DeepL Voice for Conversations(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)
- DeepL mobile apps(DeepL ヘルプ、確認日 2026-10-25)