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ウェブを調べて出典つきで答えるAIと、自分が渡した資料を読み込んで答えるAIは、名前が似ていても得意な場面が違います。ここでは4つを、日本語、無料、出典、ウェブ検索、ファイル、成果物、アプリ、API、学習の設定、法人プランの10項目で、公式の記載だけをもとに並べます。優劣ではなく、自分の条件に合うかを見るための表です。
これは「公式がどう書いているか」を同じ物差しで並べたものです。出来の良し悪しや順位ではありません。公式に書かれていない項目は「?」のまま残しています(できない、という意味ではありません)。

1. 自分の条件に印をつける(外せないものだけ)

2. 一覧で見る4つ・10項目・2026-10-23 時点

◎ 公式に書かれている / △ 条件つき / × できない・対象外と書かれている / ? 公式の資料では確認できていない

 日本語無料で開始出典つきウェブ検索ファイル成果物アプリAPI学習の設定法人プラン
Perplexity△◎◎◎◎△◎◎◎◎
Felo◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
Genspark◎◎◎◎◎△◎△◎◎
Gemini Notebook(旧 NotebookLM)◎◎◎△◎◎◎△△◎

公式の記載から見える、実質的な違い

  • Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、答えを入れた資料に基づかせ、行内の引用をつけると公式が説明している。ウェブの検索は資料の候補探しとして書かれている。Perplexity、Felo、Gensparkは、ウェブ検索を答えに使うと書いている。
  • 入力の学習利用について、PerplexityとFeloは設定画面の項目(Perplexityは「AI Data Usage」、Feloは「AI Data Retention」)で切り替えられると書く。Gemini Notebookはフィードバックを送らない限り学習に使わないと書く。Gensparkは、料金ページがFreeを含む全プランで学習に使わないと書き、日本語の公式ブログはAIデータ保持のオプトアウト設定にも触れている。
  • APIは、PerplexityとFeloが開発者向けの公式資料を出している。Gemini Notebookは企業向け(Preview)のみ。GensparkはTeam・Enterprise向けの管理用API(監査・組織管理)を挙げるが、AIを呼び出す公開APIは読んだ範囲では確認できなかった。
  • 無料の形が違う。Perplexityは Pro Searchが1日3回・Researchが月1回、Gemini Notebookはノート100個・資料50件、Gensparkは1日100クレジット(生涯の上限つき)、Feloは毎日のポイント(2025年7月の公式ブログ)と書く。
  • 成果物の種類が違う。Gemini Notebookは音声解説やマインドマップ、FeloはスライドやマインドマップをResearchやSlidesで、Perplexityは、有料プランでDOCX・PDF・PPTX・XLSXなどのファイル作成を挙げる。GensparkのAI Slidesの書き出しは有料プランが必要と書く。
  • 名前や位置づけの変更がある。NotebookLMは2026-07-16にGemini Notebookへ改名。PerplexityはSpacesがProjectsになったと公式ブログが書く。Gensparkは自らをAIワークスペースと紹介している。

こういう条件なら、まずここから(僕らの見立て)

公式の記載を根拠にした目安で、他の観点(使い心地、出力の好みなど)は含みません。

  • 手元のPDFや資料だけを根拠に、引用を確かめながら読みたい → Gemini Notebook(旧 NotebookLM)
    「Learn about」のヘルプが、答えを資料に基づかせ引用をつけると説明している点(項目:出典つき・ウェブ検索)。見立てなので、ウェブの最新情報が要るなら他も見比べるとよい。
  • 最新のウェブ情報を、出典リンクつきで調べたい → Perplexity、Felo、Genspark
    各社のヘルプ・FAQが、ウェブ検索と出典リンクを挙げている点(項目:出典つき・ウェブ検索)。GensparkはAI Chatの「Search Web」の説明に基づく。
  • 入力が学習に使われるかを、設定画面で切り替えたい → Perplexity、Felo
    Perplexityの Account & Settings と、Feloの設定画面の記載による(項目:学習の設定)。Gemini Notebookは設定ではなく既定の扱いで、フィードバック送信時の例外がある。Gensparkは設定ではなく、Freeを含む全プランで既定で使わないと書く(料金ページ)。
  • 自分のサービスやツールにAPIで組み込みたい → Perplexity、Felo、Gemini Notebook(旧 NotebookLM)
    項目:API。Gemini Notebookは企業向け(Google Cloud、Preview)のみが条件。GensparkはTeam・Enterprise向けの管理用APIのみで、AIを呼び出す公開APIは確認できなかった。
  • 調べた結果を、スライドや報告書までまとめたい → Felo、Perplexity、Genspark、Gemini Notebook(旧 NotebookLM)
    項目:成果物。GensparkはAI Slidesの書き出しが有料プランの条件。Gemini Notebookはスライドや音声解説の機能説明に基づく。
  • スマホのアプリでも使いたい → Perplexity、Genspark、Gemini Notebook(旧 NotebookLM)、Felo
    項目:アプリ。Feloのアプリは2024年の公式ブログの記載で、現行の提供は確認できていないため条件つき。
  • 日本語の画面や日本語のヘルプで使い始めたい → Felo、Genspark、Gemini Notebook(旧 NotebookLM)、Perplexity
    項目:日本語。Perplexityは日本語のヘルプセンターがあるが、日本語の対応を名指しした記述は未確認のため条件つき。
  • 会社やチームで契約して使いたい → Perplexity、Felo、Genspark、Gemini Notebook(旧 NotebookLM)
    項目:法人プラン。Perplexity(Enterprise Pro)、Felo(Enterprise)、Genspark(Team・Enterprise)、Gemini Notebook(Workspace・Enterprise)が公式に挙げている。管理機能の中身は各社の資料で確かめたい。

3. ひとつずつ詳しく

Perplexity

公式は、質問にウェブをリアルタイムで検索し、出典リンクつきの会話形式の答えにまとめるAI検索エンジンと説明しています。通常の検索のほか、Pro SearchやResearchなどのモードがあります。

公式の記載(項目ごと)
  • 日本語:△ 日本語のヘルプセンター(/ja/)に日本語の記事あり。画面と回答の言語は設定で選べるが、選べる言語の一覧は公式の該当ページに無い 出典
  • 無料で開始:◎ Freeは$0/month。Pro Searchは1日3回、Researchは月1回と料金プラン記事に記載 出典
  • 出典つき:◎ 回答の各部分に出典がつくと入門ページが説明 出典
  • ウェブ検索:◎ 質問に対しウェブをリアルタイム検索して答えると説明 出典
  • ファイル:◎ 会話にファイルを追加して質問可。Freeは回数限定の基本アップロード 出典
  • 成果物:△ ResearchのレポートをPDF・文書に書き出し可。DOCX・PPTX・XLSX等のファイル作成は有料プランのみ 出典
  • アプリ:◎ デスクトップ版(WindowsとMac)あり。iOS・Androidでも使えると入門ページに記載。ストア名は「Perplexity - Ask Anything」 出典
  • API:◎ 開発者向けにAgent API・Search APIなど5種類を公式docsに掲載 出典
  • 学習の設定:◎ 設定の「AI Data Usage」で、検索データをAI改善に使うかを切り替えられると説明 出典
  • 法人プラン:◎ Enterprise Pro・Enterprise Maxが組織向け。学習に使わないと記載 出典

公式の説明から、候補になる場面

  • 最新の情報を出典のリンクつきで確かめたいとき(入門ページの説明)
  • 複数の情報源をまたぐ調査を、Pro Searchで整理したいとき
  • テーマを決めて、長めの調査レポートをResearchで作りたいとき

公式が書く制約・向かない場面

  • Pro Searchは通常の検索より遅いと公式が書いている
  • Researchではモデルを選べず、無料は月1回など回数に上限がある
  • 日本語を公式が名指しした記述は、読んだ範囲では見つからなかった

Perplexity の使い方ガイドを読む →

Felo

公式サイトは、Felo AI Searchを、多言語に対応した無料のAI検索・作成プラットフォームと紹介しています。検索に加え、Research、スライド、LiveDoc、Agentなどが同じサイトに並びます。

公式の記載(項目ごと)
  • 日本語:◎ 公式サイトの言語メニューに日本語。日本語の公式ブログ・会社紹介あり 出典
  • 無料で開始:◎ 無料で使え、無料は毎日200ポイント(当日で失効)と2025年7月の公式ブログにある。個人の料金ページは未読 出典
  • 出典つき:◎ 各回答に元の情報源へリンクする番号つきの脚注がつくと説明 出典
  • ウェブ検索:◎ Felo Searchがインターネットをリアルタイムで検索して要約すると説明 出典
  • ファイル:◎ TXT・WORD・PDFを1ファイル25MBまで。無料は1日3回・1質問に1ファイル、Proは10ファイル 出典
  • 成果物:◎ Researchで報告書・約40ページの資料・マインドマップなどを作成 出典
  • アプリ:◎ 更新履歴に、iOS・Androidアプリの画面刷新(2026-06-08)とログイン不具合の修正(2026-06-29)。iOSは14.0以降(2025年3月の公式ブログ) 出典
  • API:◎ 開発者向けのFelo API Platform(openapi.felo.ai)あり 出典
  • 学習の設定:◎ 設定のAI Data Retentionは、検索データのAI改善への利用を許可する設定で、使われたくなければオフ、と説明。初期値は不明 出典
  • 法人プラン:◎ チーム・企業向けのFelo Enterpriseのページあり 出典

公式の説明から、候補になる場面

  • 日本語を含む複数言語の情報源をまとめて検索したいとき(公式の説明)
  • 調べた結果をスライドやマインドマップにつなげたいとき
  • 学術検索(arXiv、J-STAGEなど)で文献レビューの下書きを作りたいとき

公式が書く制約・向かない場面

  • 個人向けの料金ページとプライバシーポリシーは本文を読み取れず、現行の回数・価格は確認できていない
  • FAQやブログに古い数字(検索回数、モデル名)が残っていると読める
  • 他のAIから呼べる公式のMCPサーバーは、読んだ範囲では見つからなかった

Felo の使い方ガイドを読む →

Genspark

公式は、Gensparkを「all-in-one AI workspace」と紹介し、スライド・文書・画像・コードなどを1か所で作れるとしています。Super AgentやAI Chat、ウェブ検索なども使えます。

公式の記載(項目ごと)
  • 日本語:◎ Gensparkの日本語公式ブログに『日本語に完全対応』と記載。日本法人(2026年1月設立)による日本語サポートにも言及 出典
  • 無料で開始:◎ Freeは1日100クレジット。無料クレジットに生涯の上限あり 出典
  • 出典つき:◎ AI Chatのウェブ検索結果に出典へのリンクがつくと説明 出典
  • ウェブ検索:◎ AI Chatの「Search Web」で最新の結果を検索。一部モデルでは不可 出典
  • ファイル:◎ AI ChatがPDF・Word・Excel・画像を読めると説明 出典
  • 成果物:△ AI Slides・AI Sheetsで作成。スライドの書き出しは有料プラン 出典
  • アプリ:◎ 日本語公式ブログのプラットフォーム表にiOS/Androidのモバイルアプリ。App Store・Google Playのバッジあり 出典
  • API:△ Team・Enterprise向けに管理用API(監査・組織管理)あり。AIを呼び出す公開APIは確認できていない 出典
  • 学習の設定:◎ 料金ページ(FAQ)は、Freeを含む全プランでモデルの学習にデータを使わないと記載 出典
  • 法人プラン:◎ Team(2〜150席)とEnterpriseのプランあり 出典

公式の説明から、候補になる場面

  • 調べものから、スライドや表づくり、メールの下書きまで1か所で進めたいとき(Super Agentの説明)
  • GmailやSlackなど外部アプリとつなげて作業したいとき(コネクタ)
  • チームで席を契約して使いたいとき(Teamプラン)

公式が書く制約・向かない場面

  • 使うたびにクレジットが減り、無料クレジットには生涯の上限がある
  • AI Slidesの書き出しは有料プランが必要と公式が書いている
  • 学習への利用について、料金ページは全プランで使わないと書く一方、日本語の公式ブログはオプトアウト設定があると書き、ページにより表現が異なる

Genspark の使い方ガイドを読む →

Gemini Notebook(旧 NotebookLM)

公式は、自分が入れた資料(PDF、ウェブページ、YouTubeなど)に基づいて答え、出典の引用をつけるGoogleのAI調べものツールと説明しています。2026-07-16の公式ブログで、NotebookLMからGemini Notebookに改名されました。

公式の記載(項目ごと)
  • 日本語:◎ 出力言語は80以上で、日本語が対応言語の一覧にあると説明 出典
  • 無料で開始:◎ 無料のStandardあり。Gmailで登録可。ノート100個、資料50件まで 出典
  • 出典つき:◎ 自分の資料に基づく答えに、行内の引用がつくと説明 出典
  • ウェブ検索:△ ウェブは資料の候補探し(Fast・Deep Research)。答えは入れた資料が根拠 出典
  • ファイル:◎ PDF・Word・Googleドキュメント等を資料に追加。1件50万語か200MBまで 出典
  • 成果物:◎ 音声解説・マインドマップ・レポート・スライド等を資料から作成 出典
  • アプリ:◎ AndroidとiPhone・iPad向けアプリのヘルプあり。提供国は順次拡大と記載 出典
  • API:△ 企業向けGemini Notebook EnterpriseのAPIのみ(Preview)。個人向けは未確認 出典
  • 学習の設定:△ フィードバックを送らない限り基盤モデルの直接の学習に使わないと説明 出典
  • 法人プラン:◎ 仕事・学校のGoogleアカウントで利用可。企業向けEnterprise版もあり 出典

公式の説明から、候補になる場面

  • 手元の論文・報告書・マニュアルを読み込んで、引用つきで要点を押さえたいとき
  • 資料を音声解説・マインドマップ・フラッシュカードなどにしたいとき
  • Googleのアカウントで、仕事や学校の資料をまとめて扱いたいとき

公式が書く制約・向かない場面

  • 答えは入れた資料が根拠で、資料にない情報には答えにくいと公式が書いている
  • ノートブック数・資料数・使用量の上限がプランごとにあり、変わりうると公式が書いている
  • 個人向けの公開APIは、読んだ範囲では確認できていない

Gemini Notebook(旧 NotebookLM) の使い方ガイドを読む →

確認できていない点

  • Perplexityの日本語対応:日本語のヘルプセンターは確認したが、製品の日本語対応を名指しした記述は読んだ範囲では見つからなかった。
  • Perplexityのスマホアプリ:About the Appはデスクトップ(WindowsとMac)のみの記述。iOSアプリは公式ヘルプ(Voice Assistant for iOS)に記載があるが、Androidアプリの本文は確認できていない。
  • Feloの個人向け料金ページとプライバシーポリシー(account.felo.ai)は本文が読めず、現行の価格・回数・保存期間は確認できていない。
  • Feloのモバイルアプリは2024年の公式ブログの記載のみで、現行の提供状況は確認できていない。
  • Gensparkの個人向け料金は、ヘルプの表示を使った。トップページは今回読めず、AIを呼び出す公開APIとオプトアウト設定の画面の中身は確認できていない。
  • Gemini Notebookは公式の資料内で旧名NotebookLMの表記が混在している。個人向けの公開APIと他社AIとの公式連携は見つからなかった。
  • 各社の回数・上限・価格は変わりうるため、契約前に公式の画面で確かめる必要がある。

出典(公式)

このコーナーの文章は、公式の資料を読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。画面名・機能・料金は変わるので、使う前に各ページの出典(公式)で確かめてください。事実と「見立て」は分けて書いています。