3行でいうと

  • ホームの「Canva AI」にやりたいことを書いて、Enterキーか「Submit」を押すと、デザインがホームのエディターに追加されます。続けて直すときは、「Edit design」で、フルのエディターに移ります(公式の「Use Magic Design」より)。
  • エディターの中では、画像や動画は「Magic Media」、文章は「Magic Write」(「/」でも開く)、テンプレートが見つからないときは「Try Canva AI」が入口です。
  • 共有は、エディターの「Share」から、「Can edit」「Can comment」「Can view」を選びます。書き出しは、「Share」から「Download」です。
  • 公式のヘルプが、手順やプロンプトの例を書いていない部分は多くあります(Canva AIの個別の機能、ブランドキットへの追加など)。その部分は、この記事でも書かず、「公式で確認できていない」と書きます。
  • 使える範囲は、プラン、言語、国や地域、管理者の設定で変わると、公式が書いています。画面に出ないときは05のつまずき表を見てください。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はCanvaを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。「この記事の例」と書いたプロンプトは、公式の記載に合わせて、この記事で組んだ例です(動作は確かめていません)。画面の表記は変わるので、手元の画面と照らして読んでください。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:頼む、受け取る、仕上げる

Canvaの使い方は、「注文して、受け取って、手で仕上げる」流れです。注文はホームのCanva AIか、エディターの部品。受け取りは、エディターに現れたデザイン。仕上げは、文字や画像を自分で直すこと。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

場面1:説明だけで、最初の案を作る(ホームの Canva AI)

公式の「Use Magic Design to generate design templates」と「What's new in Canva AI」を合わせた手順です。

  1. ホームのサイドナビで、「Canva AI」を選びます。見えないときは、「More」の中の「Canva AI」を探します(モバイルでは、下のタブの「Canva AI」、見えなければ「More」)。
  2. 入力欄に、作りたいデザインの説明を短く入れます。
  3. 必要なら、「+」(プラス)のアイコンで、背景になる材料を足します。公式の選択肢は次の4つです。
選択肢 入るもの(公式)
Upload 手元のファイル
Add from Canva 「Your designs」や「Uploads」にあるもの
Apply brand ブランドのフォント、色、ほかの素材
Connect つないだアプリの内容
  1. Enterキーを押すか、「Submit」を選びます。
  2. 返ってくるもの:デザインが作られ、ホームのエディターに追加されます。
  3. 続けて直すときは、「Edit design」を選び、フルのエディターに移ります。

この記事の例(プロンプト)

来月の町内会の清掃活動のお知らせポスター。日時は11月16日(日)午前9時から、集合場所は公民館前。明るい色で、大きな見出し。

対象プランなどの注意(公式の「What's new in Canva AI」):Canva AIは、Pro、Teams、Business、Nonprofitで利用できる、と書かれています。FreeとEducationは、Magic WriteやBackground Removerなど一部の機能を、月ごとの上限つきで使える、と書かれています(上限の数字は書かれていません)。Educationは、学校のCanvaの管理者に有効にしてもらう、チームやEnterpriseは、管理者にAIのアクセスが制限されていないか聞く、とあります。

場面1の続き:ブランドに合わせて作る

公式の「What's new in Canva AI」の手順です。

  1. Canva AIのホームで、「+」を選びます。
  2. ブランドキットと、ブランドテンプレートを選びます。
  3. Canva AIがデザインを作ります。

ブランドキットとブランドテンプレートの準備は、公式の別ページの範囲です。ブランドキットの開き方は、下の場面4に書きます。

場面2:エディターで、テンプレートから探して、足りなければAIで作る

公式の「Use Magic Design」の「From the editor」の手順です。

  1. デザインを開き、サイドパネルの「Templates」を選びます。
  2. 検索バーに、4語以上のキーワードを入れ、Enterを押します。
  3. テンプレートの一覧の下の「Can't find something?」の下にある、「Try Canva AI」を選びます。
  4. 「Canva AI」のタブで、入力された文章を見て、必要なら直します。
  5. 必要なら、「+」で材料を足します。
  6. Enterか「Submit」を押します。
  7. 返ってくるもの:作られたデザインが、新しいページとして、いま開いているデザインに追加されます。

この記事の例(検索のキーワード)

町内会 清掃活動 お知らせ ポスター

動画の場合:公式のページは、Magic Designは動画を一から生成するものではなく、素材を並べて整えるもの、と書いています。出力の形式は、1920×1080(横)、1080×1920(縦)、1080×1080(正方形)です。生成された動画に、無料と有料のライブラリの素材が含まれる場合、Freeの人は、Proに切り替える、有料素材を買う、ダウンロードの前に外すか差し替える、のどれかが要る、とも書かれています。

場面3:エディターで画像、グラフィック、動画、3Dを作る(Magic Media)

公式の「Use Magic Media to create photos, graphic, and videos」の手順です。

画像

  1. エディターのサイドパネルで、「Magic Media」を選びます。見当たらないときは、「Apps」を開き、「Magic Media」を検索します。
  2. 「Images」のタブで、作りたいものを書きます。迷うときは「Inspire me」で、見本のプロンプトが出ます。
  3. 「Styles」を選びます。公式の選択肢は、photography、digital art、fine art の3つです。参考にする画像を上げることもできます。
  4. 向きを選びます。square(正方形)、landscape(横長)、portrait(縦長)です。
  5. 「Generate images」を選びます。
  6. 返ってくるもの:画像が複数並びます(枚数は、公式で確認できていません)。
  7. やり直しは「Generate again」、似たものを増やすには、画像の「More」から「Generate more like this」を選びます。
  8. 使いたい画像を選ぶと、デザインに追加されます。

公式が挙げている例のプロンプトは、次の3つです(公式の例の写し)。

A panda riding a bike through a city A watercolour painting of koi fish A futuristic forest city at night

この記事の例(日本語)

秋の公園で落ち葉を掃く人たちの、やわらかい水彩画風のイラスト

グラフィック

「Graphics」のタブで説明を書き、「Styles」(simple、artistic、detailed)を選び、「Generate graphics」を選びます。やり直しや、似たものの作り方は画像と同じです。向きの選択は、公式に書かれていません。

動画

「Videos」のタブで説明を書き、「Generate video」を選びます。1本は4秒と、公式が書いています。スタイルや向きの選択は、公式に書かれていません。02で書いたとおり、Canva AI Videoは別の機能(約8秒、音つき)です。

3D

「Magic Media」の「3D」のタブで説明を書くか、「Elements」で検索して、「Generate」のボタンのドロップダウンから「3D」を選びます。「Generate 3D」を選び、デザインに追加します。3Dが使えるのは、プレゼン、動画、ホワイトボード、SNS、ウェブサイトで、Docs、Sheets、メールでは使えない、と書かれています。

使った量:AIの利用枠に数えられる、と書かれていますが、回数の数字は、このページにありません。生成した画像の保存先も、このページには書かれていません。

場面4:ブランドキットを開いて、素材を見る

公式の「Manage your brand assets in Canva」の手順です。

  1. ホームで、「Brand」を開き、自分のブランドキットを選びます。
  2. チームにブランドキットが複数あるときは、ドロップダウンで切り替えます。管理者が有効にしていれば、個人のブランドキットもここに出ます。
  3. 「Logos」や「Photos」などの区画を開きます。

公式が挙げている区画の名前は、「Logos」「Colours」「Fonts」「Brand Voice」「Photos」「All Brand Templates」です。素材の「•••」のメニューには、「Download」「Delete」「Replace across designs」「Extract colour palette」などが出る、と書かれています。

公式のこのページには、ロゴや色、フォントをどう追加するかは書かれていません(別の設定のページへのリンクがある、とだけあります)。誰が編集できるかについては、管理者とブランドデザイナーがブランドキットを設定できる、個人のブランドキットは自分だけが見られる、とあります。一般のメンバーが追加や変更をできるかは、このページに記載が見つかりませんでした。

プランによる違い(01):料金ページの表示では、ブランドキットの数がFreeは1つ(色は3色まで)、Proは5つなどです。

場面5:文章を書く、直す(Magic Write)

公式の「Use Magic Write to generate text」の手順です。

新しく書かせる

  1. デザインを開きます。
  2. 「Quick actions」のアイコンを選び、「Magic Write」を選びます。「/」を押しても開きます。
  3. 入れたい文章の内容を書きます。
  4. 紫色の矢印を選ぶと、文章が作られます。止めるには、「Stop generation」か Esc。
  5. 「More like this」で似たものを、「This but…」で指示を足して直せます。矢印(シェブロン)で、結果を見比べます。
  6. 「Insert」で、デザインに入れます。コピーのアイコンで、コピーもできます。

この記事の例

町内会の清掃活動の参加を呼びかける文章を、3行で。やさしい言葉で。

すでにある文章を直す

  1. エディターで、文章を右クリックするか、アイコンを選びます。
  2. ツールバーの「Magic Write」を選びます。
  3. メニューから選びます。公式が挙げている項目は、Transform text、Rewrite、Fix Spelling、Continue writing、Shorten、More fun、More formal、Change voice、Generate quiz、Generate AI voice です。「Change voice」の中は、More fun、More Formal、Sprinkle Fairy dust、保存した自分のトーンです。
  4. 返ってきた結果を、「Replace」(置き換え)、「Add below」(下に足す)、コピーのいずれかで使います。

プレゼンのノートを作る

プレゼンを開き、「Notes」から「Generate notes」を選び、「Using page content」か「Custom prompt」を選びます。できたあと、「Actions」から、Continue notes、Shorten notes、Rewrite、More fun、More formal を選べます。

注意:「Shorten」は、以前の「Summarize」の置き換えで、新しく「Create Summary」が加わった、と書かれています。要約の長さや細かさは、毎回違うことがある、とも書かれています。ホームから使うときは、検索バーの「Canva AI」から「Draft a doc」です。

場面6:共有して、コメントをもらう

公式の「Set sharing permissions in Canva」の手順です。

  1. デザインを開きます。
  2. エディターの上の「Share」を選びます。
  3. 名前、メールアドレス、グループのどれかを入れます。
  4. 権限を選びます。
権限(公式の表記) できること
Can edit 開いて、編集して、保存する。再共有は、フォルダの共有の権限がなければできない
Can comment コメントやフィードバックを書く。編集はできない
Can view 見る、書き出す、コピーを作る。名前の変更、編集、再共有はできない
Can edit and share フォルダだけ。中身を編集でき、ほかの人に再共有できる

共有のページのまとめ(「Sharing designs」)は、手順ではなく記事の目次でした。メールやリンクでの共有の記事(「Sharing designs via email or links」)は、この記事では読んでいません。

場面7:書き出す(ダウンロード)

公式の「Save download settings for your designs」に書かれた手順です。

  1. デザインを開きます。
  2. 上のメニューの「Share」を選びます。
  3. 「Download」を選びます。
  4. ファイルの種類と、そのほかのオプションを選びます。
  5. 「Download」を選びます。

設定を覚えさせる:4のあとに「Save download settings」を選び、「Download」を選びます。保存されるのは、ファイルの種類と、対応するオプションで、同じ種類の新しいデザインに、その端末で使われます。端末をまたいでは同期されず、ほかの種類のデザインにも引き継がれません。ページの選択は、デザインを開いている間だけ保たれ、閉じるか更新すると、全ページに戻ります。複数のデザインをまとめたファイル(シートとプレゼンとドキュメントの組み合わせなど)では、「Save download settings」は出ません。

公式の「Download designs」のページは、記事の目次で、ファイルの種類(PDF、PNGなど)、透過の背景、画質、制限については、そのページに書かれていませんでした(関連記事へのリンクはある)。種類ごとの違いは、公式の関連記事で確かめてください。

場面8:外のAIから使う(導線だけ)

ChatGPT、Claude、Gemini、Microsoft Copilotなどから、自分のCanvaを呼ぶ方法は、07に手順があります。公式の「Actions you can take in AI assistants connected to Canva MCP」は、操作ごとの例のプロンプトを載せています。07で引きます。

最初の1時間にやる順番(この記事の案)

これは公式の手順ではなく、上の場面を並べ替えた、この記事の案です。

順 やること 見る場面 めやす
1 サインインして、ホームを確認する(Canva AIの入口が見えるか) 05 5分
2 Privacy controlsを開いて、鍵のマークの有無を見る 05 5分
3 Canva AIに短い説明を入れて、1つ作り、「Edit design」で開く 場面1 10分
4 エディターで、文字を1か所直す 場面1 5分
5 Magic Mediaで画像を1枚作って、デザインに入れる 場面3 10分
6 Magic Writeで、文章を1つ直す 場面5 5分
7 「Share」で、自分のほかのメールに、「Can comment」で共有する 場面6 5分
8 「Share」から「Download」で、1つ書き出す 場面7 5分
9 ブランドキットを開いて、中身を見る 場面4 5分

「めやす」は、この記事の見立てで、実際に計った数字ではありません。AIの利用枠は、Freeでは小さいと公式が書いています(01、04)。3、5、6でAIを使うので、上限に近づくことがあります。

つまずき表

症状 公式の記載に基づく確認点
Canva AIが見えない 「More」の中を見る。言語を対応するものに切り替える。国や地域、学校、チーム管理者の設定を疑う
「Magic Media」が見当たらない 「Apps」を開いて、「Magic Media」を検索する
「Try Canva AI」が出ない 検索に、4語以上のキーワードを入れる。「Can't find something?」の下に出る
生成されたデザインを、もっと細かく直したい 「Edit design」でフルのエディターに移る
動画を作ったら、無料ではダウンロードできない素材がある 有料の素材が入っていると、Proにする、買う、外す、差し替えるのどれかが要る
要約の長さが毎回違う 公式が、毎回違うことがあると書いている
オフラインでAIが使えない オフラインではAI機能が使えない、と公式にある(05)
共有した人が編集できない 権限が「Can view」か「Can comment」になっていないか

気をつけること

出典