3行でいうと

  • 公式の入口は、デスクトップの App(macOS・Windows・Linux・Googlebook)、ターミナルの CLI(コマンド agy)、単体の IDE、5つのエディタの拡張機能、Python の SDK です。入れ方は、App と単体 IDE が「インストーラ」、CLI が「1行のコマンド」、拡張機能が「各エディタの入手先」と分かれます。
  • サインインは、個人の Google アカウント(ブラウザで認証)が基本です。仕事用(Gemini Enterprise)、Gemini API キー、ADC(Google Cloud の認証情報)という道もあります。1つの入口でサインインすると、同じパソコンの他の入口にも認証が共有される、と公式の認証ページは書いています。
  • App の最初の設定で、公式が先に挙げているのは、Settings の「Permission Preset」(Request Review / Default / Auto (Preview) / Turbo)と、ターミナルの隔離(サンドボックス)、「Enable Telemetry」です。CLI は ~/.gemini/antigravity-cli/settings.json と /config で同じ種類の項目を扱います。
  • 公式のドキュメントには、VS Code の設定や拡張機能を Antigravity に取り込む手順は、読んだ範囲では見つかりませんでした。取り込みを前提にした手順は、この記事には書いていません。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はAntigravityを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。手順は「公式の手順を順に並べたもの」です。画面の表記やバージョンは頻繁に変わるので、手元の画面と照らして読んでください。公式ページは要約の形で取得したため、読み切れていない所は「公式で確認できていない」と書き、長い文章の引用は避けて言い換えています。

先に結論

前提:用語をそろえる

たとえ話:引っ越しの日の「鍵の渡し方」

新しい家(Antigravity)に入るときは、まず玄関(インストール)から入り、鍵(サインイン)を受け取り、最後に「どの部屋まで業者さん(エージェント)に入ってもらうか」(権限)を決めます。鍵は一度受け取れば家のどのドアでも使える、というのが公式の言う「認証が共有される」にあたります。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

手順0:入口を選ぶ

公式のダウンロードページと Getting Started に載っている入口は次のとおりです(確認日 2026-10-25)。

入口 入れ方 公式の動作条件の記載
Antigravity App ダウンロードページのインストーラ macOS 12 (Monterey) 以降、Windows 10 (64-bit) 以降(Getting Started は「10 (64-bit) or 11」)、Linux は glibc 2.28 以上・glibcxx 3.4.25 以上
Antigravity CLI(agy) ターミナルで1行のコマンド ダウンロードページには条件の記載なし
Antigravity IDE(単体) ダウンロードページのインストーラ ダウンロードページには条件の記載なし。Getting Started は macOS 12+、Windows 10 64-bit+、Linux/Googlebook(glibc 2.28以上、glibcxx 3.4.25以上)と書く
IDE 拡張機能 各エディタの入手先 VS Code 1.90 以降、Visual Studio 2026(17.8 以降)、JetBrains は IntelliJ 系の 2026.2.1 以降、Zed は 0.140.0 以降、Xcode は 27 beta 6 以降
Antigravity SDK(Python) pip install google-antigravity Python 3.10 以上(Getting Started)

SDK は、プログラムに組み込むためのもので、この記事では扱いません(pip install google-antigravity、Python 3.10 以上。組み込みは08)。

手順1:Antigravity App を入れる(OSごと)

ここは公式の Getting Started(Download and Install)の順です。どの OS でも、最初は「antigravity.google/download を開き、自分のOS用のインストーラを選ぶ」ことから始まります。

macOS

  1. ダウンロードページで Download for Apple Silicon か Download for Intel を選ぶ。ファイルは Antigravity.dmg(ページの表示)。自分のMacがどちらかの見分け方は、ダウンロードページには書かれていません。
  2. ダウンロードした Antigravity.dmg を開き、Antigravity を Applications フォルダへドラッグする。
  3. すでに入っている版を更新するときは、確認の画面で Replace を選び、Keep Both は選ばない、と公式は書いています。
  4. アプリケーションの一覧から Antigravity を起動する。

Windows

  1. Download for x64 か Download for ARM64 を選ぶ。ファイル名はページの表示で Antigravity-x64.exe、Antigravity-arm64.exe。
  2. ダウンロードした .exe を実行し、ガイドに従ってセットアップを進める(公式は「guided setup wizard」と書いています)。
  3. スタートメニューなどのランチャーから起動する。

Linux

  1. Download for x64 か Download for ARM64 を選ぶ(ファイルは Antigravity.tar.gz)。
  2. ターミナルで、ダウンロードしたフォルダに移動して次を実行する(公式の Getting Started の手順です)。
tar -xzf Antigravity.tar.gz
./Antigravity
  1. 動作条件は glibc 2.28 以上、glibcxx 3.4.25 以上。公式の例は Ubuntu 20 以降、Debian 10 以降、Fedora 36 以降、RHEL 8 以降です。

Googlebook

公式は、Googlebook にはあらかじめ入っていて、更新や再インストールは Google Play(「Get it on Google Play」)から行う、と書いています。Googlebook が何かは、読んだ範囲のページには説明がありません。

入れたあとの更新

App の更新の仕方は、Getting Started には書かれていません。単体 IDE については、更新はバックグラウンドでダウンロードされ、促されたら Restart to Update を押す、と書かれています。App についても同じかどうかは、公式で確認できていません。

手順2:App にサインインする

公式の認証ページ(Authenticate)の順です。

個人の Google アカウントの場合(Free・Pro・Ultra)

  1. App を起動して Sign in を押す。
  2. ブラウザが開くので、Google アカウントでサインインし、許可を返す(ブラウザ認証)。
  3. ブラウザから App に戻ると、ワークスペースが初期化される。

使える条件(承認された地域、18歳以上など)は、01の「アカウントとサインイン」に書きました。サインインできない場合は、公式のFAQが「Google Workspace のアカウントで困ったら @gmail.com のアドレスを試す」と書いています。

仕事用アカウント(Gemini Enterprise/Google Cloud)の場合

  1. Sign in を押し、Business account を選ぶ。
  2. Continue with Google Cloud を選ぶ。または Advanced WIF Configuration を選び、WIF の設定文字列を入れる。
  3. ブラウザで認証を終える。
  4. 「License Selector」で、ライセンスに結びつくプロジェクトを選ぶ。出てこないときは Other を選び、Google Cloud のプロジェクトIDと場所(global、us、eu のどれか)を入れる。
  5. プロジェクトや地域を変えたいときは、ログアウトしてもう一度ログインする。
  6. 前提として、そのプロジェクトで Gemini Enterprise の API(aiplatform.googleapis.com)が有効になっている必要がある、と公式は書いています。

管理者がいる環境では、手順の前に管理者に確認が必要になる場面があります。変更履歴には、v2.25.0(2026年10月20日)で、事前に割り当てられたライセンスが見つからないときに「Google Cloud プロジェクトの自動割り当て」の画面が出る、という記載があります。

ADC(Google Cloud の認証情報)で入る場合

  1. ターミナルで、次を実行する({GCP_PROJECT} は自分のプロジェクトIDに置き換える。公式の書式です)。
gcloud auth application-default login --project {GCP_PROJECT}
  1. 次のどちらかで ADC を有効にする。
  2. ターミナルから App を起動する前に export AGY_ADC_AUTH=true を実行する。
  3. ~/.gemini/config/config.json の userSettings の下に "enableAdc": true を書く。

手順3:App の最初の設定

設定を開く方法は、公式の Settings ページによると次の3つです。

設定の構成

公式の整理では、設定は「全体(Global)」と「プロジェクトごと」に分かれます。

場所 中身(公式の表記)
全体の設定 Account(セッションの管理と Enable Telemetry のスイッチ)、Global permissions、Appearance、Browser integration、Model usage、Customizations(MCP サーバー、スキル、プラグイン)
プロジェクトの設定 Folders(会話の対象を Local か Worktree にするか)、Agent settings(権限)、プロジェクト単位の権限、Customizations
その他 Shortcuts、Feedback

変更履歴によると、v2.26.0 で Notifications の設定ページが加わっています。どの項目をどう選べるかは、読んだ範囲では確認できていません。

手順3-1:テレメトリーのスイッチを確かめる

  1. Settings を開き、Account を選ぶ。
  2. Enable Telemetry のスイッチの状態を見る。
  3. 利用の記録の収集を断りたいときは、これを切る。公式のFAQは、設定のパネルでいつでもオプトアウトできると書いています。

初期値がオンかオフかは、読んだ範囲では確認できていません。データの扱いは01と04を参照してください。

手順3-2:権限の初期設定(Permission Preset)

ここでは、権限の設定を先に取り上げます。公式の Permissions ページと Agent settings ページの整理は次のとおりです。

Preset ターミナルのサンドボックス ターミナルのコマンド ファイルの範囲 MCP と Web
Request Review 無効 毎回確認 ワークスペースのみ 確認
Default 有効 サンドボックスの中は許可、外は確認 ワークスペースと一時フォルダ 確認
Auto (Preview) 有効 サンドボックスの中は許可、外は自動で判定 ワークスペースと一時フォルダ 確認
Turbo 無効 許可(制限なし) ファイルシステム全体 許可

変える手順(公式に書かれている経路)は次のとおりです。

  1. 全体を変える:Settings → General → Global Permissions → Permission Preset。
  2. 1つのプロジェクトだけ変える:Settings → Projects。新しいプロジェクトは Inherit Global(全体の設定を引き継ぐ)で始まります。
  3. メッセージ欄から変える(v2.23.0 以降):入力欄の近くの権限のピッカー(permissions picker)で選ぶ。プロジェクトの上書きを外すには Use Global Settings を選ぶ。

画面の階層(General の下にあるか、など)は版によって違う可能性があります。ページの記述と手元の画面を照らしてください。

企業・組織のアカウントでは、Preset の代わりに「以前の権限設定」が使われる、と公式は書いています。その内容は、Terminal Command Auto Execution(Require Review/Proceed in Sandbox/Always Proceed)、Agent non-workspace file access(初期はオフ)、サンドボックスモードです。

手順3-3:ルールを書く(任意)

Preset より細かく決めたいときは、action(target) の形のルール(例:command(git)、write_file(src/)、拒否なら command(sudo))を、許可・確認・拒否の3つの一覧に書きます。種類、書き方の決まり、公式の例は、公式の Permissions ページにあります。確認の画面で「Allow」を押す前に、対象を広げる編集(たとえば /project/file.txt を /project に)ができますが、ターミナルのコマンドには使えない、と書かれています。

手順3-4:モデルを選ぶ

  1. 会話の入力欄の下にある、モデルの選択メニューを開く。
  2. モデルと、考える深さ(Low/Medium/High など、モデルによって違う)を選ぶ。

公式の Models ページは、選んだものは会話の中のメッセージの間で保たれる、と書いています。実行中にモデルを切り替えても、いまのターンが終わるか取り消すまでは前のモデルで動きます。プランごとに使えるモデルは、04と公式の Models ページの表を見てください。Gemini 4 Argon は単体の Antigravity IDE では使えない、と書かれています。

手順3-5:Browser と Customizations(必要になってから)

Browser integration はブラウザ操作の設定(使い方は06)、Customizations は MCP サーバー、スキル、プラグインを入れる場所(07・08)です。Build with Google のバンドルは、オンボーディング中にチェックを入れるか、Settings → Customizations → Build with Google Plugins で足し引きできる、と公式は書いています。

オンボーディングについて公式が書いていること

変更履歴には、v2.23.0(2026年10月12日)で、オンボーディングにテーマの選択の代わりに「Antigravity にできること」が表示されるようになった、とあります。画面の順序や項目の全体は、公式で確認できていません。

手順4:最初のプロジェクトを作る(App)

Getting Started の順です。

  1. 左のサイドバーの New Project(フォルダに+のアイコン)を押す。
  2. Add Folder を押し、ローカルの Git リポジトリか作業フォルダを1つ以上選ぶ。
  3. Create を押す。
  4. 入力欄に指示を書いて Enter を押す。公式の例は「Add unit tests for the authentication handlers」です。
  5. 最初に出る設定の画面で Mode を選ぶ。Local mode はそのフォルダで直接作業する方式、New worktree mode は Git の別の作業場(worktree)を作って、その中で作業する方式です。

試すフォルダは、失っても困らないものから始める、というのは僕らの見立てです。実際の使い方は06に書きました。

手順5:CLI(agy)を入れる

インストール

ダウンロードページの表示(確認日 2026-10-25)は次のとおりです。

curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.sh | bash
irm https://antigravity.google/cli/install.ps1 | iex
curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd

どれも、ネットから取ってきたスクリプトをそのまま実行する形です。実行の前に内容を読みたい場合は、スクリプトの URL をブラウザで開いて中身を見られます(これは僕らの案で、公式の手順ではありません)。

インストールのオプションとして、認証ページに次の2つが書かれています。

オプション 公式の説明
--skip-aliases 以前の agy や antigravity のエイリアスを、スクリプトが消したり更新したりしないようにする
--skip-path スクリプトが、シェルの設定ファイルの PATH を書き換えないようにする

これらをどう渡すか(bash -s -- --skip-path のような書き方)は、読んだ範囲では書かれていません。必要な場合は、公式のスクリプトと認証ページで確かめてください。

入ったかを確かめる

  1. 新しいターミナルを開き、次を実行する。
agy --version
  1. バージョンが出れば入っています。既定の置き場所は ~/.local/bin/agy です(Getting Started)。CLI のトラブルシューティングのページは、Windows では C:\Users\<username>\AppData\Local\agy\bin と書いています。

初回の起動で選ぶもの

作業用のフォルダを作って agy を起動します(Getting Started の手順)。

mkdir agy-demo && cd agy-demo
agy

初回は次を聞かれます。

  1. Color scheme:Dark、Solarized Dark、Solarized Light、または端末の既定。
  2. Rendering mode:Alt-Screen(全画面のバッファ)か Inline(出力を端末の履歴に残す)。
  3. Workspace trust:ファイルの索引づけを始める前に、このリポジトリを信頼するかどうかを確認する。

CLI でサインインする

agy は、まずOSのキーリングに保存されたトークンを探し、あればそのまま入ります。なければ、既定のブラウザが開きます。個人のアカウントでサインインするか、Business account から Continue with Google Cloud か Advanced WIF Configuration を選びます。

SSH 先のサーバーで使う場合(公式の手順)

  1. リモートのターミナルで agy を実行する。
  2. SSH を検出して、認証用のURLが表示される。
  3. そのURLを、手元のブラウザで開いてサインインする。
  4. ブラウザに出た英数字の認証コードをコピーする。
  5. SSH のセッションのプロンプトに、コードを貼る。

Gemini API キーで使う場合(ヘッドレスや CI 向け、と公式が書く方式)

  1. ~/.gemini/antigravity-cli/settings.json に "modelProvider": "gemini" を書く。
  2. export GEMINI_API_KEY="your-api-key" を実行する。ずっと使うなら、シェルの設定ファイルに書く。
  3. agy を起動する。画面の上に、アカウントのメールアドレスの代わりに Gemini API key と出る。

注意点は、公式がこう書いています。modelProvider に使える値は gemini だけ。読むのは GEMINI_API_KEY だけで、GOOGLE_API_KEY や .env のキーは無視される。起動時はキーが空でないことだけを確かめ、無効なキーは最初の会話で失敗する。/logout は API キーには効かない。接続先を変えるときは GOOGLE_GEMINI_BASE_URL を使う。元に戻すには、settings.json から modelProvider を消して再起動する。

ADC で使う場合:gcloud auth application-default login --project {GCP_PROJECT} のあと export AGY_ADC_AUTH=true。必要なら GOOGLE_CLOUD_QUOTA_PROJECT と GOOGLE_CLOUD_LOCATION も設定する。やめるときは unset AGY_ADC_AUTH してターミナルを開き直します。

サインアウト:プロンプトで /logout。現在の認証情報、手元のキャッシュ、キーリングの保存を消す、と公式は書いています。

手順6:CLI の最初の設定

CLI の設定は、~/.gemini/antigravity-cli/settings.json に保存され、/config(または /settings)で全画面のメニューから変えられます。公式の Settings ページによると、既定値と違うものだけが保存され、ファイルの権限は 0600 で書かれます。

項目(キー) 選べる値と既定(公式の表記)
Agent Mode(agentMode) default(未設定)、accept-edits、auto(Preview)、plan。Shift + Tab で順に切り替え、起動時は --mode
Tool Permission(toolPermission) request-review(既定)、proceed-in-sandbox、strict、always-proceed
Artifact Review(artifactReviewPolicy) asks-for-review、agent-decides、always-proceed
Sandbox Mode(enableTerminalSandbox) 既定は false。auto モードでは自動で有効
Non-Workspace Access(allowNonWorkspaceAccess) 既定は false
Rendering Mode(altScreenMode) default(端末の履歴に出す)、always(全画面)、never(settings.json のみ)
Color Scheme(colorScheme) terminal(既定)ほか
Use AI Credits(useG1Credits) 既定はオフ。Settings ページは「business アカウントには表示されない」と書く(enterprise の記載は読んだ範囲では見つからない)
Enable Telemetry アカウントに保存され settings.json には入らない。Settings ページは「business アカウントでは常にオフ」と書く(enterprise の記載は読んだ範囲では見つからない)

CLI の実行モード(default/accept-edits/auto/plan)の動きは06に書きました。auto(Preview)は、CLI が macOS・Linux で v1.3.5 以降、Windows で v1.4.4 以降、かつサンドボックスが使える環境が必要で、企業・組織のアカウントでは使えない、と公式は書いています。サンドボックスが使えない環境(Windows 10、古い Windows 11、権限のない namespace を禁じる Linux のホストやコンテナなど)では、v1.4.4 から enableTerminalSandbox と --sandbox は効かず、proceed-in-sandbox は request-review と同じ動きになり、auto は選べなくなります。

手順6-1:サンドボックスを有効にする(CLI)

settings.json に、公式の例のとおり次を書くか、/config で Sandbox Mode を切り替えます。

{
    "enableTerminalSandbox": true,
    "toolPermission": "proceed-in-sandbox"
}

その場だけ有効にするなら、agy --sandbox。settings.json に書いた値より、フラグが優先されます。

手順6-2:許可と拒否のルール(CLI)

settings.json の permissions に、allow、ask、deny の配列を書きます。優先順は Deny、Ask、Allow です。対話的に管理するときは /permissions を使います。ルールの書式は、手順3-3のものと共通です。

手順7:エディタの拡張機能を入れる

VS Code

公式の VS Code のページと Getting Started の順です。

  1. VS Code(1.90 以降)を開く。
  2. 拡張機能のサイドバーを開く(macOS は Cmd+Shift+X、Windows・Linux は Ctrl+Shift+X)。
  3. Google Antigravity(公開元は Google)を検索して Install を押す。
  4. アクティビティバーの Antigravity のアイコンを押し、サインインして設定を始める。初回の起動で、手元の agy のバックエンドが自動で入る、と公式は書いています。

Visual Studio(Windows 10・11、Visual Studio 2026(17.8 以降))

  1. Extensions → Manage Extensions を開く。
  2. 右上の検索欄に Google Antigravity と入れ、公開元が Google のものを選んで Download を押す。
  3. VSIX のインストーラが終わるように、Visual Studio をすべて閉じる。
  4. もう一度開き、右端の Antigravity のツールウィンドウのボタンを押す。ショートカットは、Visual Studio のページでは Ctrl+\, Ctrl+A、Getting Started では Ctrl+, Ctrl+A と、ページ間で表記が違います。

JetBrains(IntelliJ 系、2026.2.1 以降)

  1. JetBrains の IDE を開く。
  2. JetBrains AI → Settings → Agents を開く。
  3. Antigravity を検索して Install を押す。

Zed(0.140.0 以降)

  1. Zed を開き、コマンドパレットで agent: open settings を実行する。
  2. External Agents → Add → Install from Registry と進む。
  3. Antigravity を検索して Install を押す。

Xcode(Xcode 27 beta 6 以降、macOS)

  1. Xcode → Settings(Cmd+,)を開く。
  2. Intelligence のパネルを選ぶ。
  3. Antigravity の Get を押して入れる。
  4. 入ったら Antigravity を選び、「…」のボタンで認証を始める。

拡張機能のサインインの設定

JetBrains、Zed、Xcode では、認証の種類を設定の JSON の auth.type で指定する形が公式のページに書かれています。値は oauth-personal、oauth-business(Preview。gcp.project と gcp.location が必要)、gemini-api-key、agent-platform(Preview)です。どのファイルに置くかは、読んだ範囲では書かれていませんでした。貼る前に、公式ページの原文を見てください。

単体の Antigravity IDE

ダウンロードページには、macOS・Windows・Linux 用の .dmg/.exe/.tar.gz(Antigravity IDE.dmg など)が載っています。初回の起動の画面は、読んだ範囲では確認できていません。公式の Settings ページが書く単体 IDE の設定は次です。

動作の確かめ方

つまずきと直し方

症状 公式に書かれている原因と直し方
agy: command not found ~/.local/bin が PATH に入っていない。シェルの設定ファイル(~/.bashrc か ~/.zshrc)に PATH を足して読み込み直す。Windows は、ユーザーの PATH にインストール先を足してターミナルを開き直す。ただし公式の Windows 用のコマンドは C:\Program Files\Google\antigravity-cli を使い、先に書かれた AppData\Local\agy\bin と食い違うため、実際の置き場所を確かめてから実行する
キーリングのエラー(固まる、D-Bus の警告、secret keyring is locked) OSのキーチェーンがロックされているか使えない。macOS は Keychain Access の「Antigravity CLI」の項目でアクセス制御を確かめ、SSH では security unlock-keychain などで解除する。Linux はキーリング(GNOME Keyring か KWallet)の解除とデーモンの起動、必要なら export $(dbus-launch)
画像の貼り付けが SSH 越しで失敗する(local pasteboard is empty or unreachable over SSH connection) 通常の SSH は画面のクリップボードを渡さない。iTerm2 や Ghostty を使い、iTerm2 は設定で「Applications in terminal may access clipboard」を有効に。tmux は set -s set-clipboard on
自動更新が固まる、update.lock の警告 古いロックが残っている。~/.gemini/antigravity-cli/updater/update.lock を消す。自動更新を止めるなら AGY_CLI_DISABLE_AUTO_UPDATE=true を設定。インストール先に書き込む権限も確かめる
サインインできない 地域、年齢、アカウントの種類が原因のことがある(01)。Workspace アカウントは @gmail.com を試す、と公式のFAQ
設定ファイルを壊した(CLI) 次回の起動で Settings Error の画面が出て、「Exit and fix manually」「Continue with defaults this session」「Overwrite the file with defaults」から選べる。最後は壊れたファイルを settings.json.corrupted.<timestamp> に退避する

気をつけること

出典