3行でいうと

  • ここでいうAIは、文字で話しかけると、文章や答えを作って返す「チャット型のAI」です。公式は「言語モデル(文章を作るしくみ)」と説明しています。
  • 公式は、AIが間違えることがあると書いています。大事なことは自分で確かめます。
  • 入力した内容が、AIの改善に使われることがあります。設定で止められるサービスが多く、名前と場所は違います。

この記事は、公式の資料を2026年10月24日に読んでまとめたもので、実際に使って確かめた記録ではありません。料金・画面・設定は変わるので、使う前に公式で確かめてください。

一言でいうと

チャット型のAIは、「何でも知っている友だち」より、「言葉の並び方を覚えた、文章がうまい助手」に近いものです。OpenAI(ChatGPTの会社)の公式ヘルプは、覚えた並び方から答えを作るので、間違いを自信ありげに言うことがある、と説明しています。

「生成AI」とは、文章や画像などを新しく作るAIのことで、チャット型はその一種です。

向いている人・向いていない人

こんな場面 公式のどの記述に基づくか
Googleアカウントで、画面から使い始めたい Googleは、gemini.google.comで「Sign in」からサインインして使うと説明しています
質問や相談を会話で頼みたい AnthropicはClaudeを、会話の口調で使える言語モデルと説明しています
出典(答えのもとのページ)を見て調べたい Perplexityは、答えに出典(もとになったページ)を付けると説明しています
向かない:AIの答えだけで病気・法律・お金を決めたい OpenAIとGoogleの規約が、専門家の助言の代わりにしないよう書いています
向かない:人に関わる重大な判断(仕事、住まいなど)を任せたい OpenAIの規約が、そうした判断に出力を使わないよう書いています
向かない:他人に見られたくない内容を入れたい Googleは、人の確認者に見られて困る秘密の内容を入れないよう書いています

始め方(3ステップ)

年齢の条件はサービスごとに違います。OpenAIの規約は13歳以上(国によってはもっと上)で、18歳未満は保護者の許可が必要です。Anthropicの規約は18歳以上(場所によってはもっと上)です。Googleは、個人のアカウントなら13歳以上(国によってはもっと上)、仕事用のアカウントなら18歳以上と書いています。

  1. 「やりたいこと」を1つ決めます。 「メールの下書きを作りたい」くらいで十分です。
  2. それに合うサービスを1つだけ選びます。 ここは僕らの見立てです。文章を作る・相談するなら、ChatGPT、Claude、Gemini。出典を見て調べたいなら、Perplexityが公式の説明に合います。ChatGPTは公式ヘルプが「無料で使える」と書いています。ClaudeのヘルプにもFree(無料)プランの説明があります。Geminiのヘルプには、AIのプランに入っていない人向けの、使える範囲の説明があります。Perplexityの無料は、公式の資料では確認できていません。
  3. 公式の入口を開き、簡単な質問を1つ送ります。 入口は、ChatGPTはchatgpt.com、Claudeはclaude.ai、Geminiはgemini.google.comの「Sign in」、Perplexityはperplexity.aiです。

最初に気をつけること(3つ)

① 入力した内容は、AIの改善に使われることがあります。 AIの改善に使うとは、AIが上手になる勉強材料にする、という意味です。 - ChatGPT:「Settings」の「Data controls」にある「Improve the model for everyone」をオフにすると、新しい会話はAIの改善に使われません。「Temporary Chat」(一時的な会話)も使われないと書かれています。ただし、評価ボタンを押した会話は、オフでも使われることがあります。 - Claude:「Privacy Settings」の「Model Improvement」で、チャットをClaudeの改善に使ってよいかを選べます。「Incognito」(改善に使われない会話の形)の会話は使われません。評価を送った会話などは、設定にかかわらず使われることがあります。 - Gemini:「Keep Activity」(会話を活動として残す設定)がオンだと、会話がAIの改善に使われます。オフにすると、評価を送った場合を除き使われないと書かれています。一部の会話は人が確認することがあり、確認された分は、活動を消しても残ります。「Temporary Chat」は、人の確認つきの改善には使われないと書かれています。 - Perplexity:Account settingsから行ける「Preferences」の「AI data retention」です。オンのとき、データがAIの学習のために集められると書かれていて、初期設定はオンです。 - 個人情報や仕事の秘密は、最初から入れないのが安全です。

② 間違えることがあります。 公式は、事実や日付の間違い、存在しない出典を作ることがある、と説明しています。ChatGPTの公式ヘルプは、答えは「下書き」であって最終的な根拠ではないとして、大事なときはリンクを自分で開いて確かめるよう書いています。Claudeのヘルプは、事実と違う答えを出すことがあると説明し、答えにつく出典は自分で確かめるよう書いています。Anthropicの規約も、確かめずに頼らないよう書いています。

③ サービスの条件や使える範囲は変わります。 OpenAIの公式ヘルプは、無料プランの標準のAIや使える範囲が変わることがあると書いています。

最初に試す、簡単なお願い(例)

そのままコピーして試せます。

コツは、うまくいかなければ、もう少し具体的に書き直すことです。目的やほしい形(箇条書き、表など)を書き足してみましょう。これは僕らの見立てです。

もっと知りたくなったら

サービスごとの使い方は、サイト内の詳しいガイドにまとめています。

出典