3行でいうと

  • 「重みを無償公開」は、読んだ時点(2026年10月24日)では「公開予定」です。 公式ブログは「完全なモデルの重みは2026年11月4日までに公開する」と書いています。Hugging Faceの公式組織ページには、Kimi-K3.1-Proはまだ載っていませんでした。K3.1 Proのライセンスは、公式の文書に書かれていません。
  • 「2.8兆・活性化104億・MoE」は、K3のモデルカードにある数字です。 K3.1 Proの公式ブログは「3T級」とだけ書き、活性化パラメータもMoEの語も書いていません。ブログはK3.1 ProをK3の追加学習版と書いていますが、同じ構成かどうかの数字は、公式の文書では確認できていません。
  • Terminal-Bench 4.0の65.7%は、Moonshot AI自身が、Claude-Codeのハーネスで評価した数字です。 GPT-6 Astra(58.2%)とClaude Opus 5.5(66.4%)は、各社のブログか公式リーダーボードで報告された最大値で、Moonshot AIが測ったものではありません。条件がそろっているとは書かれていないので、この記事では並べて優劣を言いません。紙面の「67%」は、公式の文書にも、僕らが読んだ報道(The Next Web、OrcaRouter)にも見つかりませんでした。
  • API価格は、公式サイトの表示のとおりでした。 2026年10月24日に読んだプラットフォームのトップページに、K3.1 Pro 入力2.00ドル・出力10.00ドル、Highspeed 入力4.00ドル・出力20.00ドル(100万トークンあたり)とあります。料金ページの表は、取得結果では行が空で読めていません。
  • サイバーの話は、公式ブログに専用の節があります。 言い方は「サイバー関連のデータを、学習の二つの段階から特定して除去した(公開重み版について)」です。「能力ごと削除」とは書かれておらず、データ除去がサイバー能力を下げる、という書き方です(内部モデルの予備的な実験が示唆、とあります)。社内の評価では、除去なしの途中の版が90.5%、最終版が81.0%と書かれています。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、2026年10月24日に読んだ公開資料と報道の整理です。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」と言い切らず、「読んだ範囲では見つからなかった」と書いた所があります。引用は短く、意味を変えない範囲にしています。投資・法律の助言ではありません。ライセンスの解釈は、専門家に確認してください。

先に結論

前提:用語をそろえる

読み方の物差し

確かさ 意味 見分け方
文書に書かれている Moonshot AIの公式のブログ、ドキュメント、料金の表示、Hugging Faceのカードなどに、その数字や文がある 数字と場所を示せる
報道だけがある 報道が伝えているが、公式の文書には見当たらない 報道の名前と日付がある
書かれていない 読んだ文書には、その言い方や項目がない 文書の側に、その語がない
確認できず 僕らが探した範囲では見つけられなかった 取得できなかった、またはそのページを読めていない

紙面の数字を、元の文書と照らす

確かめた元資料:Moonshot AIの公式ブログ「Kimi K3.1 Pro」(日付の表示なし)、Kimi API Platformのトップページ・料金ページ・K3.1 Proのクイックスタート・文書の目次・更新履歴、kimi.comのトップページ、Hugging Faceの公式組織ページとモデル一覧、K3のモデルカードとLICENSE、GitHubの公式組織ページ、K3の発表ブログ、Terminal-Benchの公式サイト。報道は、The Next Webと、OrcaRouterの記事です。

紙面の言い方 元の文書に書かれていること 確かさ
24日に公開した 公式ブログ、kimi.com、プラットフォームのページのどれにも、日付の表示がない。ブログの画像の保存先に「20261023」があるだけ。ブログ一覧のページには、読んだ時点で載っていなかった(読み込みが古い可能性もある)。報道は10月23日付で、OrcaRouterは日付が23日で本文は「24日に公開」と書く 確認できず
新系列の第一弾 公式ブログが「K3.1シリーズの最初のモデル」と書く。プラットフォームの説明も「K3.1系の最初」 文書に書かれている
総パラメータ2.8兆 K3.1 Proの公式ブログは「3T級(3T-class)」とだけ書く。2.8兆はK3のモデルカードとK3のブログにある 書かれていない(K3.1 Pro)/文書に書かれている(K3)
活性化104億、MoE構成 K3のモデルカードに、活性化104B、MoE、896の専門家から16を選ぶ、とある。K3.1 Proのブログには、どちらの語もない 書かれていない(K3.1 Pro)/文書に書かれている(K3)
コンテキスト長100万トークン 公式ブログとクイックスタートに「1Mトークン」とある 文書に書かれている
高速版「K3.1 Pro Highspeed」も同時に用意 公式ブログに、K3.1 Pro Highspeedは速さが2〜3倍、とある。APIのIDは kimi-k3.1-pro-highspeed 文書に書かれている
Terminal-Bench 4.0で最上位グループ 公式ブログは、K3.1 Proが65.7%と書く。「最上位グループ」という言い方は、僕らが読んだ範囲のブログにはない 数字は文書に書かれている/「最上位」の言い方は書かれていない
計測元により67%/65.7% 公式ブログに「67%」はない。紙面が出典とするArtificial Analysisなどのページは、僕らは読んでいない 確認できず
GPT-6 Astra(58.2%)、Claude Opus 5.5(66.4%) 公式ブログの表に載る数字。ただし脚注で、Moonshot AIが測ったものではなく、各社のブログか公式リーダーボードの最大値と読める。OpenAIとAnthropicの文書では確かめていない 文書に書かれている(Moonshot AIの引用として)/各社の元の文書は確認できず
API価格は入力2ドル/出力10ドル(100万トークン) プラットフォームのトップページの表示にある。日付は画面にない。料金ページの表は行が空で読めていない 文書に書かれている(トップページ)/料金ページは確認できず
重みを無償公開する/完全な重みは11月4日までに公開 公式ブログに「完全なモデルの重みは2026年11月4日までに公開」とある。読んだ時点で、Hugging FaceにK3.1 Proは載っていない。ライセンスの記載はK3.1 Proにない 文書に書かれている(予定)/ライセンスは書かれていない
学習の両段階からサイバー攻撃関連データを特定・除去 公式ブログに専用の節がある。「公開重み版について、サイバー関連のデータを学習の二つの段階から特定して除去した」と読める。ブログの別の節に「攻撃的なサイバー能力(offensive cyber capability)」の語があり、データ除去は「サイバー能力を意味のある程度下げる(reduces)」と書かれる。「能力を削除した」「能力がなくなった」とは書かれていない 文書に書かれている(言い方は紙面と違う)
紙面の「予測」の欄 公式の文書の確認対象ではないので、扱わない 確認できず

① 公開された日

② 規模:2.8兆、活性化104億、MoE、100万トークン

項目 K3.1 Proの公式ブログ K3のモデルカード(Hugging Face) 報道
総パラメータ 「3T級のオープンウェイトのモデル」とだけ 2.8T The Next Web:K3.1 ProはK3の上に作られた、とだけ書き、数字は書かない。OrcaRouter:「2.8兆で、活性化はおよそ104B」と書き、「活性化の数が変わった証拠はない」と言う
活性化パラメータ 書かれていない 1トークンあたり104B 同上
構成 MoEの語はない MoE。896の専門家から16を選び、共有の専門家が2。全93層 同上
コンテキスト長 1Mトークン 1,048,576トークン -

③ 高速版(Highspeed)

④ Terminal-Bench 4.0の65.7%:誰が、どの条件で測った数字か

公式ブログの脚注から読めたことです。

数字 脚注で読めたこと 確かさ
K3.1 Proの65.7% 「Kimi K3.1 Pro is evaluated with the Claude-Code harness.」と書く。Moonshot AIが、自分のブログで出した数字。同じブログの共通の脚注に、推論の強さ「max」、temperature 1.0、top-p 0.95とある。回数や再現の手順は、読んだ範囲では書かれていない 文書に書かれている
GPT-6 Astraの58.2%、Claude Opus 5.5の66.4% 残りの数字は、各社のブログか、公式のTerminal-Bench 4.0のリーダーボードに出た最大値、と脚注にある。つまりMoonshot AIが同じ条件で測った数字ではない 文書に書かれている(引用として)/元の文書は確認できず
「67%」 Moonshot AIのブログ、プラットフォーム、報道(The Next Web、OrcaRouter)のどれにも見つからなかった。両方の報道(The Next Web、OrcaRouter)が書く数字は65.7%で、67%は出てこない 確認できず
Terminal-Benchの公式サイト 僕らが読んだ取得結果では、リーダーボードの行が空で、K3.1 Proや他社の数字は読めなかった 確認できず

⑤ API価格

モデル 入力 出力 キャッシュ書き込み キャッシュヒット(入力)
K3.1 Pro 2.00ドル 10.00ドル 2.00ドル 0.20ドル
K3.1 Pro Highspeed 4.00ドル 20.00ドル 4.00ドル 0.20ドル
K3(参考) 3.00ドル 15.00ドル 3.00ドル 0.30ドル

⑥ 「重みを無償公開」とは、何がいつ公開されるのか

⑦ 「サイバー攻撃関連データを学習の両段階から除去」

公式ブログに、「サイバー関連のデータの特定と除去」という節があります。読めたことは次のとおりです。

⑧ 自分のPCで動かせるか

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気をつけること

出典

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