3行でいうと
- 置き場所が三つとも違います。 Obsidianのメモは、自分の端末のフォルダの中のMarkdownファイルです。Notionは、公式のデータ居住地のページに「既定では米国」とあるクラウドのサービスです。Gemini Notebookは、資料を取り込んでコピーを持つ、ウェブ中心のGoogleのサービスです。
- AIの位置づけが違います。 Notionは「Notion AI」と「Notion Agent」を公式の機能として持ちます。Gemini Notebookは、資料の中だけから答える調べもの用のAIそのものです。Obsidianは、僕らが読んだ公式の機能一覧に、AIが見つかりませんでした。AIを使うなら、利用者が作るコミュニティプラグインになります。
- 学習への利用の書き方も違います。 Notionは既定では顧客データを学習に使わず、Gemini Notebookはフィードバックを送らない限り基盤モデルの学習に直接は使わない、と書きます。Obsidianのプライバシーポリシーは、ノートの内容を自社のサーバーへ送らない、と書き、AIには触れていません。
- 料金のかかる場所が違います。 Obsidianのアプリは無料で、有料なのは同期(Sync)や公開(Publish)などの追加サービスです。Notionは、席ごとのプランです。Gemini Notebookは、Googleのプランの一部として上限が変わります。
- 「どれが良いか」は決めません。 場面ごとに、公式が書いている特徴のどれが当てはまるかを並べます。
この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は、2026年10月22日に読んだ公式ページの整理です。WebFetchで取得した要約をもとにしているので、読み切れていない箇所は、断定せず「読めていない」と書きました。公式ページの多くは、更新日が表示されていませんでした。その場合は「日付の表示なし」と書き、確認日(2026年10月22日)を添えています。引用は短く、意味を変えない範囲にしています。
先に結論
- メモの原本を自分の手元に置きたいなら、公式の記述に合うのはObsidianです。 vaultは「ローカルのファイルシステム上のフォルダ」で、ノートは「Markdown形式のプレーンテキスト」と書かれています。
- ページ、データベース、チームでの共有が中心なら、公式の記述に合うのはNotionです。 権限の段階、ゲスト、チームスペース、公開リンクが、ヘルプに書かれています。
- 渡した資料の中から、出典つきで答えてほしいなら、公式の記述に合うのはGemini Notebookです。 ヘルプは、チャットの答えは「ソースのデータだけを使う」と書きます。
- 三つは、役割が重なる部分もありますが、置き換えにはなりにくい作りです。 ただし、三つを組み合わせる手順を書いた公式ページは、この記事では読めていません。Gemini Notebookのヘルプは、資料にMarkdownのファイルを使えると書いています。
- AIに送られるデータは、サービスごとにルールが違います。 機密や個人情報を入れる前に、そのサービスの公式のプライバシーの説明を、自分の目で確かめてください。この記事は法的な助言ではありません。
前提:用語をそろえる
- vault(ボールト):Obsidianで、ノートをまとめて入れるフォルダです。公式のヘルプは、vaultを自分のパソコンの中のフォルダ(サブフォルダを含む)と説明しています。
- Markdown:見出しや箇条書きを、記号で書く文章の書き方です。特別なソフトがなくても読める文字ファイルです。
- クラウドとローカル:ローカルは自分の端末の中、クラウドは事業者のサーバーの中に置く形です。
- 同期:複数の端末で、同じメモを同じ状態にそろえることです。
- エンドツーエンド暗号化:端末から出る前に暗号化し、自分の端末だけが戻せる形です。事業者の側が内容を読めない、という意味で使われます。
- コアプラグインとコミュニティプラグイン:Obsidianの追加機能です。コアは公式のチームが作って支える、アプリに入っているもの。コミュニティは、利用者が作ったものです。
- Notion AI/Notion Agent:Notionの公式のAI機能です。公式のヘルプでは、Notion AIはワークスペースに組み込まれたAI、Notion Agentは作業を進めてくれる機能、と説明されています。
- ソース(資料):Gemini Notebookで、ノートブックに入れる資料です。ヘルプは、ソースは入れた資料の「コピー、または自動で同期される版」と書きます。
- データの学習利用/ゼロデータ保持(ZDR)/データレジデンシー:入力した内容を、モデルを作り直す材料にするか。AIの提供元に、処理のあと内容を残させないか。データを置く地域を選べるか。いずれも、サービスごとに書き方が違います。
- 一次情報と二次情報:会社自身の文書が一次情報、それを伝える報道や整理が二次情報です。この記事の出典は、各サービスの公式ページだけです。
読み方の物差し
| 確かさ | 意味 |
|---|---|
| 文書に書かれている | 取得した公式ページの要約に、その内容がある |
| 書かれていない | 読んだ範囲に、その項目や語がない(ページ全体に絶対にない、という意味ではない) |
| 読めていない | 該当するページを、僕らが読めていない |
| 日付の表示なし | ページに更新日や発効日が出ていなかった。確認日だけを添えた |
三つを並べた比較表
次の表は、公式ページを短く言い換えたものです。細かい条件は、あとの各サービスの節にあります。
| 観点 | Obsidian | Notion | Gemini Notebook(旧NotebookLM) |
|---|---|---|---|
| ノートの置き場所 | 自分の端末の、vaultというフォルダ。Markdownのプレーンテキスト | クラウド。データ居住地のページに、既定では米国に置くとある | 取り込んだ資料のコピー、またはGoogleドライブからの自動同期版。置き場所の地域は、読んだページに書かれていない |
| 公式のAI機能 | 見つかっていない。コアプラグインの一覧にAIはなかった。AIは、利用者が作るコミュニティプラグイン | Notion AI、Notion Agent、AIミーティングノート、カスタムエージェントなど | サービス自体が、資料の中から答えるAI。音声の概要などのStudio機能もある |
| AIに送られるデータ | 公式の機能としてのAIがないので、書かれていない。プラグインは、利用者が選んだ先へ送る場合がある | 質問に関係するページと質問が、LLMに送られる。AIの提供元は、公式のサブプロセッサーの一覧に載る | チャットの答えはソースだけを使う。入れた内容の扱いは、プライバシーのヘルプにある |
| 学習への利用 | プライバシーポリシーは、アプリのデータを自社のサーバーへ送らない、と書く。AIには触れていない | 既定では顧客データを学習に使わない、と書く。別に、ワークスペースの管理者が選ぶ参加プログラムがある | フィードバックを選ばない限り、基盤モデルの学習に直接は使わない、と書く。Workspaceとスクール向けは使わない |
| 同期・共有 | 公式の有料Sync。サードパーティの同期も選べる。共有vaultは最大20人 | 権限の段階、ゲスト、チームスペース、公開リンク。オフラインは端末ごとに設定 | 特定の人への共有(閲覧者・編集者)、公開リンク。Googleドライブの資料は数分おきに自動更新 |
| 書き出し | ノートがもとから、プレーンなMarkdownファイル。公式の取り込み用プラグイン(Importer)がある | PDF、HTML、Markdown・CSV。ワークスペース全体の書き出しもある | ヘルプに書かれていたのは、メモのGoogleドキュメントへの書き出し。ほかの形式は、読んだページに書かれていない |
| 料金の書き方 | アプリは無料。Sync、Publishなどが有料 | 席ごとのプラン(Free、Plus、Business、Enterprise) | Googleのプランに含まれる。無料でも使え、上限がプランで変わる |
| できないこと(公式の記述から) | AIの公式機能は見つからない。共有vaultでリアルタイムの共同編集はできない | FreeとPlusのAIは、限られた体験版。オフラインでは、共有や埋め込みなどが使えない | 答えはソースの中から。一つのノートブックの外の情報は、同時には使えない。スマホのアプリは、メモの編集に未対応(ヘルプの記述) |
① Obsidian
読んだページ:How Obsidian stores data、Pricing、Obsidian Sync、Sync security and privacy、Sync your notes across devices、Plugins、Community plugins、Plugin security、Obsidian Publish、Import notes、Help Home、Privacy Policy。いずれも、obsidian.md の公式ページです。
| 項目 | 確かさ | 内容 |
|---|---|---|
| データの置き場所 | 文書に書かれている | 「vaultは、ローカルのファイルシステム上のフォルダ(サブフォルダを含む)」。ノートは「Markdown形式のプレーンテキストファイル」で、ほかのエディタやファイル管理ソフトでも開ける。日付の表示なし |
| 対応する端末 | 文書に書かれている | ダウンロードのページに、Windows、macOS、Linux、iOS、Android。アカウントが要るかは、このページには書かれていない。料金のページは、サインアップ不要と書く |
| 公式のAI機能 | 書かれていない | ヘルプの目次に、AIの項目は出ていなかった。コアプラグインのページにも、AI関連の機能はなかった。僕らが読んだ範囲では、見つかっていない |
| AIを使う方法 | 文書に書かれている | コミュニティプラグインのディレクトリ(community.obsidian.md)に、AI系のプラグインが並ぶ。一例のInlineAIのページは、作者が個人(GitHub上のfbarrca)、OpenAI、Gemini、Ollamaなどに対応し、利用者がAPIキーを入れる、と書く。ノートの内容がどこへ送られるかは、そのページに書かれていない。最終更新は「5か月前」という相対表示 |
| コミュニティプラグインの注意 | 文書に書かれている | 「サードパーティのコードを、あなたの代わりに実行する」ため害になりうる、とヘルプにある。既定は制限モード(Restricted Mode)で、オフにしてから入れる。プラグインの安全性のページは、全バージョンを自動でスキャンし、人気のものなどは手作業で見るが、「権限を限定することは確実にはできない」と書く。機密データがあるなら独立した監査を、とある |
| ノートの送信先 | 文書に書かれている | プライバシーポリシーは、アプリは個人データを集めず、「すべてのデータは端末に保存され、私たちのサーバーへ送られない」と書く。SyncやPublishを使うと、その分のデータをObsidianが保管する。AIには触れていない |
| 同期 | 文書に書かれている | 公式のSyncは「もっとも手軽で、公式に支えられた方法」。ほかにiCloud、OneDrive、Google Drive、Syncthing、Gitなどが挙がる。Google Driveは「vaultの同期としては公式にはサポートされていない」。同じvaultを複数の方法で同時に同期しない、とある |
| Syncの暗号化 | 文書に書かれている | 既定はエンドツーエンド暗号化で、Obsidianのチームでさえ、ノートに触れられない、と書かれている。標準の暗号化を選ぶと、Obsidianが鍵を持つため、たとえば捜索令状を受けた場合や、ブラウザからデータを見たい場合に、その鍵で復号できる、と書かれている。方式はAES-256-GCMとscrypt。サーバーは、アジア、ヨーロッパ、北米、オセアニアの各地域にある。どの端末がいつファイルを上げたり消したりしたか、暗号化されたファイルの経路と中身の対応づけ、といった一部のメタデータは、サーバーから読める |
| 共有 | 文書に書かれている | 共有vaultは最大20人。全員がSyncの契約を要する。権限は、招待できるのが所有者だけという点以外は、所有者と同じ。細かい権限の設定は「まだない」。同じファイルのリアルタイムの共同編集はできない(同期のあとに反映される) |
| 公開 | 文書に書かれている | Publishは、選んだノートを、Obsidianのサーバーでウェブサイトにする有料サービス |
| 書き出し・取り込み | 文書に書かれている | 取り込みページは、Notion、Evernote、Apple Notes、Google Keepなどからの取り込み(Importerプラグイン)を挙げる。書き出しの機能の説明は、そのページになかった。ノートがもとからMarkdownのファイルなので、別のアプリへ移りやすい、という趣旨の記述がある |
| 法人の利用 | 文書に書かれている | 商用ライセンスは必須ではなく、組織には購入を勧める、と料金ページにある |
日付のずれ。プライバシーポリシーの先頭は「Last updated November 1, 2023」ですが、本文に2020年12月11日の節や、Dynalist(Obsidianを開発・提供する会社の名前として定義されている)を主語にした記述が残っていると、取得した要約にありました。要約を通した読み方なので、どの部分が今も有効かは、この記事では確かめていません。
② Notion
読んだページ:Pricing(英語版・日本語版)、Notion AI security & privacy practices、What is Notion AI?(Notion AI FAQ)、Notion AI LEAP FAQs、Data residency、Share and permissions、Export your content、Working offline in Notion。いずれも notion.com の公式ページです。Notionのプライバシーポリシーと利用規約は、取得に失敗して、読めていません。
| 項目 | 確かさ | 内容 |
|---|---|---|
| データの置き場所 | 文書に書かれている | クラウドのサービス。データ居住地のページは、既定では米国に置く、と書く。地域の選択(米国西部、フランクフルト、東京、ソウルなど)は、Enterpriseプランで無料。選べるのは、保存時の場所で、処理はその地域の外で行われうる(LLMの提供元など)。日付の表示なし |
| 公式のAI機能 | 文書に書かれている | Notion AI(ワークスペースに組み込まれたAI)、Notion Agent、AIミーティングノート、エンタープライズサーチ(ベータ)、カスタムエージェント |
| AIが使えるプラン | 文書に書かれている(ページで書き方が違う) | AI FAQは、Notion AIはBusinessとEnterpriseで、FreeとPlusは「限られた数の体験用の回答」と書く。料金ページの表は、FreeとPlusのAIを「Limited Trial」と示し、日本語版はBusinessにNotionエージェントなどを挙げる。表の取得の仕方で、BusinessとEnterpriseの欄が空に読める箇所があり、僕らは行ごとには確かめきれていない |
| AIに送られる内容 | 文書に書かれている | 「Notion AIは、あなたがアクセスを与えた内容だけを使える」。質問に答えるとき、ページの意味を数値にした「埋め込み」を作って検索し、関連するページと質問がLLMに送られる。埋め込みはワークスペースごとに分けられる。通信は TLS 1.2 以上で暗号化される。保存時の暗号化は、そのページに書かれていない |
| 学習への利用 | 文書に書かれている | 「既定では、顧客データは学習に使われない」。LLM提供元との契約で、学習への利用が禁じられている。評価ボタン(親指の上下)は、Notion AIの学習には使わない、とFAQにある |
| 学習に使うことを選ぶ設定 | 文書に書かれている | LEAP(Learning and Early Access Program)という参加型の仕組み。ワークスペースの所有者または管理者が、Settings > Workspace > General の「Share data to improve Notion AI」をオンにすると、ワークスペースのデータとAIとのやり取りを、Notionが保持して改善に使う。データを匿名化し、機微な情報を取り除く手立てをとる、と書く。既定の状態は書かれていない(参加するには、オンにする操作が要るので、既定はオフと読めるが、明記はない)。日付の表示なし |
| AIの提供元でのデータ保持 | 文書に書かれている | Enterpriseでは「ほとんどのモデルは、ゼロデータ保持を提供する」。例外のモデルは既定でオフで、所有者が有効にする。Free、Plus、Businessでは、提供元が30日以内保持して削除する、とある。料金ページの表は、Free、Plus、Businessは「30日の保持」、Enterpriseは「ゼロデータ保持」 |
| 共有 | 文書に書かれている | 権限は、フルアクセス、編集可、コメント可、閲覧可。ゲスト(ワークスペース外の人)は、自分のNotionアカウントが要る。「リンクを知る全員」への公開もできる(有効期限を付けられる。Enterpriseの所有者は、公開リンクを無効にできる)。チームスペースは、チームごとの専用の場所で、メンバーと権限をそこごとに決められる |
| オフライン | 文書に書かれている | デスクトップとモバイルのアプリで、端末ごとに設定する。埋め込み、フォーム、ボタンなど、接続が要る要素は使えない。共有と権限の変更もできない。AIがオフラインで動くかは、書かれていない |
| 書き出し | 文書に書かれている | PDF、HTML(zip)、Markdown・CSV。データベースのフォームビューは書き出せない。サブページを含むPDFはBusiness以上。ワークスペース全体の書き出しは、デスクトップかウェブから。他人の非公開ページは含まれない |
③ Gemini Notebook(旧NotebookLM)
読んだページ:Google Workspace Updates の改名の告知(2026年7月16日)、Gemini Notebook Help の「Add or discover new sources」「Create a notebook」「Use chat」「Create & add notes」「Learn about plans」「Manage your usage limits」「Privacy and Terms of Use」「Notebooks in Gemini Apps」、Google AI plans のページ。Gemini Notebook Helpのページは、いずれも更新日の表示がありませんでした。
| 項目 | 確かさ | 内容 |
|---|---|---|
| データの置き場所 | 文書に書かれている(地域は読めていない) | ウェブ(notebook.google.com)とモバイルのアプリで使うGoogleのサービス。ソースは「取り込んだ資料のコピー、または自動で同期される版」。ドライブの資料は数分おきに自動で更新され、元のドライブのファイルは、Gemini Notebookからは編集も削除もできない。データを保管する地域と削除の方法は、プライバシーのヘルプには書かれていなかった |
| 公式のAI機能 | 文書に書かれている | チャット(出典つき)、音声やスライドなどのStudio機能、カスタム指示。ヘルプは、エージェント的な機能は「実験的で、開発の初期」と書く |
| 答えの根拠 | 文書に書かれている | 「チャットの答えは、ソースのデータだけを使う」。答えには引用が付き、カーソルを当てると全文が見える。ソースにない内容の扱いは、そのページに直接は書かれていない。Geminiアプリ側は、ウェブ検索などほかのツールも使える、と別のヘルプにある |
| 学習への利用 | 文書に書かれている | フィードバックを選ばない限り、基盤となるAIモデルの学習に直接は使わない、と書く。Google WorkspaceとWorkspace for Educationでは、アップロード、質問、応答は学習に使われない |
| 人によるレビュー | 文書に書かれている | 親指の評価を送ると、関連する内容(ノートブックの文脈のGeminiチャットを含む)が集められ、専門の担当者が、Googleアカウントから切り離した状態で確認する。保持は最長3年。Workspaceとスクールのユーザーの内容は、フィードバックを送っても人は見ない。機密な内容を、フィードバックに含めないように、とある |
| 適用される規約 | 文書に書かれている | 該当する仕事用アカウントはGoogle Cloudの利用規約、学校用はWorkspace for Educationの規約、Google Cloudの利用者はGoogle Cloud Platformなどの規約、その他の人はGoogleの利用規約 |
| 共有 | 文書に書かれている | 特定の人に、閲覧者または編集者として共有。個人のGmailは最大50人で、Googleグループには共有できない。公開リンクは、閲覧にGoogleアカウントへのログインが要る。「チャットビュー」でリンクを共有してもソースは隠れるが、ヘルプは、閲覧者の根本のアクセスは完全には取り消されない、と書く |
| 書き出し | 文書に書かれている(一部のみ) | メモを「Export to Docs」でGoogleドキュメントに書き出せる。書き出した先を直しても、もとのメモには戻らない。共有の権限も引き継がれない。モバイルのアプリは、メモの編集に未対応と、ヘルプにある。ほかの形式の書き出しは、読んだページに書かれていない |
| 受け付ける資料 | 文書に書かれている | Googleドキュメント、スライド(100枚まで)、スプレッドシート(現在10万トークンまで)、PDF、Word、Markdown、CSV、音声、画像、ウェブのURL、公開のYouTube、ePubなど。1件は50万語か200MBまで |
| ノートブックの外 | 文書に書かれている | ノートブックは、それぞれ独立している。複数のノートブックの情報を、同時には使えない。Geminiアプリの「ノートブック」と、名前の変更、ソースの追加、カスタム指示が同期される |
名前について。改名の告知は、2026年7月16日付です。単独のプロダクトで、既存の共有リンクは自動で転送される、とあります。Googleのプランのページは、「NotebookLM」の語を使わず、「Gemini Notebook」とだけ書いていました。
料金の書き方(2026年10月22日に、公式の料金ページで読んだ表示)
金額は、公式の料金ページに載っているものだけを書きます。ページに日付の表示はありませんでした(Obsidianのフッターは「© 2026 Obsidian」、Notionのフッターは「© 2026 Notion Labs, Inc.」)。値上げや改定があるので、契約の前に、そのときのページで確かめてください。
Obsidian(obsidian.md/pricing と /sync)
| 項目 | 表示 | 確かさ |
|---|---|---|
| アプリ | 無料(制限なし)。サインアップ不要と書かれている | 文書に書かれている |
| Sync(標準) | 年払いで1人あたり月4ドル、月払いで月5ドル。vault 1つ、保存1GB、1ファイル5MB、バージョン履歴1か月 | 文書に書かれている(vault数などはSyncのページ) |
| Sync Plus | 年払いで月8ドル、月払いで月10ドル。vault 10、保存10GB(100GBまで増やせる)、1ファイル200MB、履歴12か月 | Syncのページに書かれている。料金ページの要約には、出てこなかった |
| Publish | 年払いで1サイトあたり月8ドル、月払いで月10ドル | 文書に書かれている |
| Catalyst | 25ドルの一回払い | 文書に書かれている |
| 商用ライセンス | 1人あたり年50ドル。商用利用に有料のライセンスは必須ではない、と書く | 文書に書かれている |
| 割引・返金 | 学生、教職員、非営利団体の職員は、SyncとPublishが40%引き。SyncとPublishは7日以内なら全額返金 | 文書に書かれている |
通貨はドル表示でした。税の扱いは、読めていません。
Notion(notion.com/pricing)
| 項目 | 表示 | 確かさ |
|---|---|---|
| Free | 0ドル。ファイルアップロード5MB、ページ履歴7日、外部ゲスト10人 | 文書に書かれている |
| Plus | 1メンバーあたり月10ドル。ページ履歴30日 | 文書に書かれている |
| Business | 1メンバーあたり月20ドル。ページ履歴90日 | 文書に書かれている |
| Enterprise | 料金は個別(問い合わせ)。ページ履歴は無制限。AIでゼロデータ保持 | 文書に書かれている |
| 月払いと年払い | 切り替えがあり、年払いは「最大20%お得」。ページが示す金額は一つで、月払いか年払いのどちらの金額かは、僕らは読み取れていない | 読めていない |
| カスタムエージェント | 無料で試せる。その後は1,000 Notionクレジットあたり月10ドル | 文書に書かれている |
| カスタムドメイン | 年払いで1ドメインあたり月8ドル、月払いで月10ドル | 文書に書かれている |
| 学生・教育者 | Plusが無料(メンバー1人まで) | 文書に書かれている |
日本語版のページは、通貨を米ドルで表示し、円の価格は載せていませんでした。
Gemini Notebook(gemini.google/subscriptions と ヘルプ)
| プラン | 表示 | 確かさ |
|---|---|---|
| 無料 | 月0ドル(Googleアカウント)。ノートブック100冊、1冊に50ソース | 文書に書かれている(冊数と件数はヘルプの表) |
| Google AI Plus | 月4.99ドル。200冊、1冊に100ソース。利用上限は標準の2倍 | 文書に書かれている |
| Google AI Pro | 月19.99ドル。500冊、1冊に300ソース。利用上限は標準の4倍 | 文書に書かれている |
| Google AI Ultra | 月99.99ドルから(もう一つの段階は199.99ドル)。500冊、1冊に500ソース(30TBの段階は600) | 文書に書かれている |
プランのページは「$」とだけ表示し、通貨のコードは書いていませんでした(地域は米国)。Plusの表示は「more Audio Overviews, notebooks, and more」、Proは「5x more」と書かれていますが、何と比べた5倍かは書かれていません。ヘルプの表では、ノートブック数が標準の100冊に対してProは500冊(5倍)、利用上限はProが標準の4倍です。食い違いかどうかは、僕らは判断できていません。Googleのプランは、Gemini Notebook専用の契約ではなく、Geminiのアプリなどとセットです。利用上限は、計算量で決まり、5時間ごとに戻り、週の上限まで続く、とヘルプにあります。
どれを選ぶかの考え方(公式の特徴から導ける範囲)
僕らの好みではなく、上の表に出てくる公式の記述から、場面別に整理しました。一つの場面に、複数の候補が並ぶことがあります。
| 場面 | 公式の記述から、当てはまりやすい点 | 注意(公式が書く条件) |
|---|---|---|
| 個人のメモ | Obsidian:アプリは無料、ノートは手元のMarkdownファイル、サインアップ不要と書かれている。Notion:Freeプランがある。オフラインは端末ごとに設定すれば使える | Obsidianで複数の端末に置くなら、同期の方法を選ぶ(有料のSyncか、サードパーティ)。Notion Freeは、AIが体験版、ファイル5MB。Gemini Notebookは「プロジェクトごとの資料の集まり」で、メモ帳としての説明は、ヘルプにはない |
| 調べもの | Gemini Notebook:答えがソースだけを根拠にし、引用が付く。Notion:Notion Agentなどが、ワークスペースの内容を使う(Business以上) | Gemini Notebookは、ソースの数に上限がある(無料は50)。Notionは、AIが使える範囲がプランで違う。Obsidianには、公式のAIが見つかっていない |
| チームの共有 | Notion:権限の4段階、ゲスト、チームスペース、公開リンク、管理者向けの機能(Enterpriseなど)。Gemini Notebook:閲覧者・編集者に共有できる(個人のGmailは最大50人) | Obsidianの共有vaultは、最大20人、全員がSyncの契約を要し、細かい権限がなく、リアルタイム共同編集もできない。Gemini Notebookの「チャットビュー」は、アクセスを完全には取り消さない |
| 資料を読ませて質問する | Gemini Notebook:資料の種類が広く、引用が付く。Notion:ページを読ませて質問できる。送られるのは、関連するページと質問 | 機密の資料は、それぞれのデータの扱い(上の表)を確かめてから。Obsidianのメモを読ませるなら、プラグインの送信先を自分で確かめる必要がある |
| データを手元に置きたい | Obsidian:vaultは端末上のフォルダで、公式のプライバシーポリシーも、ノートを自社サーバーへ送らないと書く | 手元に置いても、プラグインが外へ送る場合がある。Syncを使えば、暗号化した形でObsidianのサーバーにも置かれる |
| 会社や組織の規則がある | Notion:Enterpriseでデータ居住地とゼロデータ保持。Gemini Notebook:Workspaceやスクールのアカウントは、学習に使われず、人も見ない、とある | 会社の規則と契約が優先。この記事は、法的な助言ではありません |
三つを組み合わせる使い方
三つは、競争相手というより、役割が違う道具として使われることがあります。組み合わせの例として、ObsidianのMarkdownのファイルをGemini Notebookの資料として渡す使い方や、ChatGPTやClaudeからNotionをつなぐ使い方があります。ただし、Obsidianとの専用の連携は見つかっていません。詳しくは前の記事に書いてあります。
共通する読み方
- 「ローカル」と「AIに送られる」は、別の話です。 Obsidianのvaultが手元にあっても、AIのプラグインを入れれば、その送信先は別の事業者の規約になります。
- 「学習に使わない」の書き方は、三つとも条件が付いています。 Notionは、参加型の仕組みと、AIの提供元での最大30日の保持。Gemini Notebookは、フィードバックの扱い。Obsidianは、AIの話が公式にありません。
- 料金は、「何に払うか」が違います。 Obsidianは追加サービス、Notionは席、Gemini NotebookはGoogleのプランです。月額の数字だけで、比べにくい作りです。
- 公式ページの日付が見えないものが多くあります。 契約や入力の前に、そのときのページを見直してください。
気をつけること
- 数字と文は、2026年10月22日に読んだ公式ページのものです。ページの多くは更新日が表示されていないので、いつの内容かは、確認日以上には言えません。
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。「ヘルプに書かれている」とした内容は、画面で確かめた手順ではありません。
- WebFetchの要約を通して読みました。「書かれていない」は、取得した要約に出てこなかった、という意味です。
- 読めていないものがあります。Notionのプライバシーポリシーと利用規約、Notionのサブプロセッサーの一覧、Obsidianの利用規約、Googleのプライバシーポリシー、Gemini Notebookのデータの保管地域と削除の手順、Gemini Notebookのメモ以外の書き出し形式です。
- Notionの料金ページは、AIの行のBusiness・Enterpriseの欄が、取得した要約で空に読める箇所がありました。AI FAQの「BusinessとEnterpriseで利用可能」の記述と合わせて読みましたが、行ごとの正確な内容は、確かめきれていません。
- Gemini Notebookのプランのページの「5x more」は、何と比べた倍率かが書かれていません。ヘルプの利用上限(Proは標準の4倍)とは別の話かもしれず、僕らは確かめきれていません。
- Obsidianの料金ページの要約に、Sync Plusは出ませんでしたが、Syncのページには、価格つきで出ていました。
- Obsidianのコミュニティプラグインの例(InlineAI)は、一例として挙げたもので、推奨ではありません。この記事では、プラグインの中身を確かめていません。
- 料金は変わります。税の扱い、円建ての価格は、読めていません。
- この記事は、法的な助言でも、特定のサービスの勧めでもありません。個人情報や業務の資料を入れるときは、規約を専門家や会社の担当者に確かめてください。
前の記事
- 記事31「ありすぎる資料を、NotebookLMで絞る:Googleドライブとつなぐ使い方を、公式資料で確かめる」:Gemini Notebookの資料の入れ方、Googleドライブとの連携、スマホでできること。
- 記事91「Gemini Notebook(旧NotebookLM)× Obsidian:専用の連携は見つからない。Markdownのファイルを行き来させる使い方を、公式資料で確かめる」:ObsidianのメモをGemini Notebookに渡す手順。
- 記事85「ChatGPTとNotionをつなぐ」:ChatGPTからNotionを読み書きする連携。
- 記事86「ClaudeとNotionをつなぐ」:Claudeのコネクタ経由でNotionを使う方法。
- 記事32「調べたことを、出典つきで貯める:PerplexityとNotionの組み合わせを、公式資料で確かめる」:検索AIとNotionの組み合わせ。
出典
- How Obsidian stores data(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Pricing(Obsidian、フッター© 2026、2026年10月22日確認)
- Obsidian Sync(Obsidian、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Security and privacy of Obsidian Sync(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Sync your notes across devices(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Collaborate on a shared vault(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Plugins(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Community plugins(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Plugin security(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Obsidian Publish(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Import notes(Obsidian Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Obsidian Help(Obsidian、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Download(Obsidian、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Privacy Policy(Obsidian、Last updated November 1, 2023の表示、2026年10月22日確認)
- InlineAI(Obsidian Community Plugins、「5か月前」の相対表示、2026年10月22日確認)
- Pricing(Notion、フッター© 2026、2026年10月22日確認)
- Pricing(Notion、日本語版、フッター© 2026、2026年10月22日確認)
- Notion AI security & privacy practices(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- What is Notion AI?(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Notion AI LEAP FAQs(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Data residency(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Sharing and permissions(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Export your content(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Working offline in Notion(Notion Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- NotebookLM is now Gemini Notebook(Google Workspace Updates、2026年7月16日、2026年10月22日確認)
- Privacy and Terms of Use in Gemini Notebook(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Learn about Gemini Notebook's plans(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Add or discover new sources for your notebook(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Create & add notes in Gemini Notebook(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Create a notebook in Gemini Notebook(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
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- Notebooks in Gemini Apps(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Manage your Gemini Notebook usage limits(Gemini Notebook Help、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
- Google AI plans(Google、米国版、日付の表示なし、2026年10月22日確認)
更新履歴
- 2026年10月25日 書き方を直しました。
- 前:運営者が使っていないと読める書き方 → いま:「この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません」。公式の資料を読んでまとめた記事で、使い心地は書いていない、という意味に直した
