3行でいうと

  • Apple、Google、SamsungのAI機能は、スマホの中に入った機能のまとまり。機種の世代、チップ、メモリで使えるかが分かれる部分がある。
  • Appleは対応機種をチップ名で示す。GoogleはGemini Intelligenceの条件に12GB以上のRAMを挙げている。
  • SamsungはGalaxy AIの基本機能は無料と書く。ただし今後の拡張機能には有料の可能性がある。
  • 円の価格は3社とも出ているが、税込かどうかは、Appleの分割払いの注記以外では読み取れていない。

この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。この記事は公式の文書を読んでまとめたものです。僕らの考えは、段落の頭を「見立てです。」として分けて書きます。各社のAI機能そのものの説明は、当サイトの「Apple IntelligenceとSiri AIとは何か」「Galaxy AI」の記事にあります。この記事は、機種選びの側から並べ直したものです。

先に結論

名前の整理

会社 AIの名前 何か
Apple Apple Intelligence、Siri AI OSに入ったAI機能のまとまり。Siri AIは作り直された新しいSiri
Google Gemini、Gemini Intelligence GeminiはGoogleのAI。Gemini Intelligenceは、画面をまたいで先回りして手伝う新しい機能のまとまり
Samsung Galaxy AI 写真編集、通訳、文字起こしなどの機能の総称

用語を2つ説明します。

条件を並べる(2026年10月22日確認。Samsungの購入ページの価格だけは10月8日に読んだ値)

項目 Apple Google(Pixel) Samsung(Galaxy)
条件の書き方 対応機種の表にチップを併記(iPhone 15 Pro以降など) Gemini Intelligenceは「最先端の機能と仕様要件を備えたデバイスでのみ」。条件に「12GB以上のRAM」「認定SoC」などを挙げる Galaxy S24シリーズから順次。Galaxy Aシリーズなど一部の機種は対象外
メモリの公表 読んだ比較ページには書かれていない 機種ごとに書かれている 購入ページに保存容量とセットで書かれている
日本語 Apple Intelligenceは日本語に対応。新しいSiri AIは英語のベータ版から始まり、日本語は年内の予定 Pixel 11のページに、日本語と英語の通話翻訳の記載。Gemini Intelligence全体の日本語対応は確認できていません 主要な機能の対応言語に日本語が入っている(2026年7月現在の表記)
料金 OSの更新は無料。サーバー側のAIを使う機能には1日の回数制限があり、拡大は今後有料の予定 本体の価格以外の料金は、読んだ範囲では確認できていません 基本機能は無料。今後の拡張機能や新サービスには有料のものが含まれる可能性がある
提供の範囲 地域や言語によって使えない機能がある 一部のデバイス、国、言語でのみ。Androidの総合ページは「近日中に搭載予定」、Pixel 11のページは「Gemini Intelligence に最適化された設計」と書く 国や地域、OSのバージョン、機種、キャリアで変わる

Appleの対応機種(Apple Intelligenceのページの表)は、次のとおりです。

チップ iPhone
A20 Pro iPhone Duo、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max
A19 Pro iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air
A19 iPhone 17、iPhone 17e
A18 Pro、A18 iPhone 16 Pro、16 Pro Max、16 Plus、16、16e
A17 Pro iPhone 15 Pro、15 Pro Max

同じAppleのページの脚注には、一部の機能が、iPhone 18 Pro、18 Pro Max、iPhone Duo、17 Pro、17 Pro Max、iPhone Airだけで使える、という記述があります。10月22日に読み直すと、これはSiriの話し方のカスタマイズと、音声入力の精度向上の脚注でした。

機種と円の価格

iPhone(Apple Japan)

最小の保存容量の価格です。Appleのページで「税込」と書かれていたのは、分割払いの月額と、Paidyの分割払いの注記(「表示価格は税込です。」)です。本体価格の横には「税込」の文字が付いておらず、注記が本体価格を指すのかは、ページからは言い切れません。

機種 チップ 最小構成の価格
iPhone Duo A20 Pro 364,800円(256GB)
iPhone 18 Pro(6.3インチ) A20 Pro 219,800円(256GB)
iPhone 18 Pro Max(6.9インチ) A20 Pro 239,800円(256GB)
iPhone Air A19 Pro 189,800円(256GB)
iPhone 17 A19 159,800円(256GB)
iPhone 17e A19 124,800円(256GB)
iPhone 16 A18 139,800円(128GB)

Pixel(Google Store 日本)

Googleのページで、メモリはRAMの行に書かれています。価格はページの「最低価格」です。

機種 チップ RAM 価格(円)
Pixel 11 Tensor G6 12GB 136,800円から(24回払いで月5,700円)
Pixel 11 Pro、11 Pro XL Tensor G6 最大16GB(12GB版と16GB版がある) 174,800円から(ページではPixel 11 Proの価格として表示、24回払いで月7,283円。Pro XLの個別の価格は確認できていません)
Pixel 11 Pro Fold Tensor G6 16GB 279,900円から
Pixel 10a Tensor G4 8GB 92,800円から

Pixelの公式ページには、OSとセキュリティのアップデートが7年間、と書かれています(Pixel 11と10aのページで確認)。

Galaxy(Samsung 日本)

Samsungの購入ページは、保存容量とRAMが並んだ形(例:256GB|12GB)で出ています。10月22日に読み直すと、保存容量とRAMの組み合わせとチップ名は10月8日と同じでしたが、価格の欄(合計)が空で、円の金額は読めませんでした。下の価格は、10月8日に読んだ値のままです。

機種 構成 価格(円)
Galaxy S26 256GB|12GB/512GB|12GB 155,800円/183,300円
Galaxy S26+ 256GB|12GB/512GB|12GB 192,130円/219,100円
Galaxy S26 Ultra 256GB|12GB/512GB|12GB/1TB|16GB 239,800円/268,600円/334,200円
Galaxy Z Flip8 256GB|12GB/512GB|12GB 192,680円/222,680円
Galaxy Z Fold8 256GB|12GB/512GB|12GB/1TB|16GB 269,880円/299,880円/359,880円
Galaxy Z Fold8 Ultra 256GB|12GB/512GB|12GB/1TB|16GB 296,780円/326,780円/386,780円

S26 UltraとZ Fold8の公式ページは、チップを「Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy」と書いています。ほかの機種のチップは、読んだページから確かめていません。

数字を2回確かめた方法:Appleの価格は、購入ページの機種別の価格と、24回払いや36回払いの月額から逆算した金額で見比べました。Pixelの価格は、ページの価格情報と月額(5,700円×24回=136,800円)で一致しました。Galaxyの価格は、10月8日に、購入ページの価格表示と、各色のデータで一致しました。

読み方

見立てです。公式の表から見えることを、3点書きます。

  1. 「新しい機種ほどAI機能が多い」は、公式の文書から読み取れる。 Appleは機能の一部を、新しいProの機種に限る脚注を付けています。GoogleはGemini Intelligenceの条件にRAM 12GB以上を挙げ、Pixel 10aの公式ページにはこの名前が出ていません。Samsungも、機種や地域で使える機能が変わると書いています。
  2. メモリの数字を探す場所が、3社で違う。 Googleは製品ページに、Samsungは購入ページに書いています。Appleは、読んだ比較ページにメモリ(RAM)の行がありません。AppleのAI機能の条件は、チップの名前と機種名で示されています。
  3. 日本語で使えるかは、機能ごとに確かめる必要がある。 Appleの新しいSiriは日本語がこれからです。Samsungは主要機能の対応言語に日本語が入っています。Googleは、読んだPixelのページで、日本語対応の一覧を確認できませんでした。

向く人・向かない人

見立てです。

3社の優劣は、この記事では断定しません。

買う前の確認点

  1. 使いたい機能が、買う機種の対応表に載っているか(Appleはチップ、Galaxyは機種ごと、Googleは仕様の条件)。
  2. 日本語で使えるか。機能の名前ごとに、公式の言語一覧を見る。
  3. RAMの量。Googleのように、条件に出ている会社があります。
  4. 保存容量。Galaxyの1TB構成はRAMも16GBになる、という組み合わせがあります。
  5. 無料の範囲。Appleのサーバー側の機能の回数制限、Samsungの「基本機能」の定義(利用規約の「高度なインテリジェンス」の項)。
  6. 更新の保証。Googleは7年と明記しています。AppleとSamsungは、読んだページでは年数を確認できていません。
  7. 価格の税込表記と、キャリア契約の割引。ページによって条件が違います。

気をつけること

出典

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