この項目で混ざったもの
ハード側iPhone、iPhone 3Gの端末ソフト側iPhone 2.0とApp Store
2007年1月9日、AppleはiPhoneを発表しました。発表記事の米国価格は4GBが499ドル、8GBが599ドルで、発売は米国で2007年6月と書かれています。記事は、マルチタッチのディスプレイと新しいソフトによって、指だけで操作できると説明しています。載っているのは、SMS、カレンダー、写真、Google Mapsの地図、Safariなど、最初から入っているアプリで、僕らが読んだ範囲では、外部の開発者がアプリを載せる仕組みについての記述は見当たりませんでした。
2008年7月10日、AppleはiPhone 3Gの発売前日の発表で、App Storeの公開を伝えました。ニュースルームの記事によると、App Storeは、iPhone 2.0ソフトウェアの無料アップデートとして7月11日にすべてのiPhoneで使えるようになります(iPod touch向けは9.95ドル)。開始時点で500以上のネイティブアプリ(その端末向けに作られたアプリ)が並び、うち125以上は無料です。2008年6月9日の発表では、開発者がアプリを作る道具一式であるiPhone SDKも紹介されています。
ここでハードとソフトがつながったのは、売り場の置き場所です。App Storeは、iPhoneの上から、携帯電話回線かWi-Fiでアプリを探して買い、ダウンロードできる作りで、有料アプリの代金は利用者のiTunesアカウントに請求されると書かれています。ここからは僕らの見立てです。端末を買ったあとも、ソフトが増えるたびに、その端末でできることが増える形になりました。
7月14日の記事は、公開から3日で1,000万本以上のアプリがダウンロードされ、アプリは800本以上になったと伝えています。2018年の10周年の記事は、開始時に500本だったこと、2010年6月までに開発者へ10億ドルが支払われたことなどを振り返っています。この売り場は、次の項目のiPad(2010年)でも、App Storeのアプリのほぼすべてが動く形で引き継がれます。
- iPhoneの発表日
- 2007年1月9日
- App Storeの発表日
- 2008年7月10日(7月11日に提供)
- 開始時のアプリ数
- 500以上(うち125以上が無料)
- 最初の3日間のダウンロード数
- 1,000万本以上(2008年7月14日の記事)
確認できていない点
- 開発者への収益配分(取り分)の割合は、確認したニュースルーム記事に書かれておらず、本文には入れなかった。
- 2007年の発表記事にiPhoneのOSの名前が書かれているかどうかは、確認できなかった。
出典
- Apple Reinvents the Phone with iPhone(Apple Newsroom、2007年1月9日)
- Apple Introduces the New iPhone 3G(Apple Newsroom、2008年6月9日)
- iPhone 3G on Sale Tomorrow(Apple Newsroom、2008年7月10日)
- iPhone App Store Downloads Top 10 Million in First Weekend(Apple Newsroom、2008年7月14日)
- The App Store turns 10(Apple Newsroom、2018年7月)
2026年10月18日に、上の出典(会社・研究機関の公式の資料と原著論文)を読んで確かめました。製品の仕様や提供状況は変わることがあります。この記事は、製品を試した記録ではありません。