3行でいうと
- 曲の作り方は2つあります。短い説明を書く「Simple」と、自分の歌詞や細かい指定を入れる「Custom」です(公式ヘルプ)。
- 2026年9月9日にv6が出ました。v6とv6-wildは有料のPro・Premier、v6-miniは無料の人も使えます(公式のモデル紹介)。
- 自分の声で歌わせる「Voices」は18歳以上で、地域によっては使えません。公式のヘルプは、声を登録するときに「読み上げの確認」があると説明しています。
- Studio(複数トラックの作業場)はPremierのみ、「Speech」は2026年10月1日にベータとして出た、と公式の更新情報にあります。「Sounds」は、ヘルプが「実験的」と書いています。
この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。運営者はSunoを入れていますが、使い心地はこの記事には書いていません。画面の名前やボタンの動きは、公式の説明を写したもので、実際の画面と違うことがあります。公式のページは要約の形で取得したため、「書かれていない」は「読んだ範囲では見つからなかった」の意味です。ヘルプの一部は、カテゴリの一覧に出る1行の説明だけを読んでいて、本文を読めていません。そのときは「一覧の説明」と書きました。
先に結論
- まず公式が言っていること。 公式サイトは、主な機能として、Suno Studio、Voices、ステム分離(Stem Separation)、Remix、Custom Models、Music Library、細かい作成の調整(Inspo、除外指定、ボーカルの性別、weirdnessとstyleのスライダー)を挙げています。
- 初心者の入り口。 Simpleで1行の説明を書いて、できた曲を聴き比べるのが公式の入口です。気に入ったら、延ばす(Extend)、一部を切る・差し替える(Crop、Replace Section)で直していきます。
- 注意が要る機能。 声に関わる機能(Voices、Cover、アップロード)は、他人の声や既存の曲の扱いに関わります。公式の資料に書かれている制限は、04でまとめます。
- お金に関わる点。 機能によって、使えるプランが違います。無料、Pro、Premierのどれで使えるかを、各場面に添えました。
前提:用語をそろえる
- プロンプト(説明文):曲の説明です。ジャンル、雰囲気、楽器、構成などを書きます(ヘルプ「Make a song in Simple Mode」)。
- Extend(延長):曲を長くしたり、新しい終わりをつけたりする機能です(ヘルプ「How do I make my song longer?」の一覧の説明)。
- Cover(カバー):ヘルプは、元の歌い手とは別の人が録音した新しいバージョン、と説明しています(一覧の説明)。
- ステム(stem):ボーカル、ドラム、ベースなど、パートごとに分けた音のファイルです。
- MIDI:楽器の演奏データです。音そのものではなく、音の高さと長さの情報です。
- DAW:パソコンで曲を作るソフトの総称です。Studioは、ブラウザで動くDAWのような作業場、と公式のヘルプが説明しています。
たとえ話:「作曲家、歌手、ミキサーがいる、小さな制作チーム」
Sunoを、小さな制作チームだと考えてみます。作曲家(Simple、Custom)が曲のたたきを作り、編曲家(Extend、Replace Section、Remix)が長さや雰囲気を直し、歌手(Voices)があなたの声で歌い、ミキサー(ステム分離、Studio)がパートごとの音を調整します。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
機能の全体:公式が挙げる入口
| 入口 | 公式の説明 | どこに書かれているか |
|---|---|---|
| 曲を作る | Simple、Custom。説明文や歌詞から、歌入りの曲を作る | ヘルプ「Making Music」、Suno hub |
| 直す | Extend、Crop、Replace Section、Remaster、v6での1か所の編集 | ヘルプ「Making Music」、v6のブログ |
| 声 | Voices、Style Personas、Cover、Add Vocals | ヘルプ「Voices」、「Voices FAQ」 |
| 持ち出す・仕上げる | ダウンロード、ステム、Studio、MIDI | ヘルプ、料金ページ、更新情報 |
| 広げる | Albums、Workspaces、Collaboration、Music Library | 更新情報、ヘルプ |
場面1:「まず1曲、言葉だけで作ってみたい」
- 使う機能。 Simple。ヘルプは、suno.com/create で「Simple」を選び、聴きたい曲の説明を書いて生成する、と説明しています。短い説明でよく、例として「A synth pop song about having fun all night」が載っています。ジャンルを混ぜたり、楽器や構成を足したりすると、より細かく指定できます。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「Make a song in Simple Mode」。
- 使えるプラン。 無料から使えます。無料の人はv6-miniです。
- 使い方の見立て(僕らの見立てです)。 最初は、2曲できる結果を聴き比べるだけで十分です。気に入らなければ、言葉を足してやり直します。
場面2:「歌詞が決まっていて、雰囲気も指定したい」
- 使う機能。 Custom。ヘルプは、「Custom」を選ぶと新しい入力欄が出て、自分の歌詞を入れる場所もある、と説明しています。ヘルプは、自分で書いた歌詞の権利は、どのバージョンでも自分に残る、とも書いています。
- 細かい調整。 ヘルプ「How to Use: Creative Sliders」の一覧の説明は、Customのスライダーのひとつ「Weirdness」が「Safe」から「Chaos」までの幅を持つ、と書いています。「除外」では、入れたくない要素を指定できます(ヘルプ「How do I exclude elements of a song?」)。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「Can I use my own lyrics?」、Making Musicの一覧。
- 補足。 他の人が書いた歌詞を入れるときの扱いは、この記事を書いた時点では、公式の資料で確認できていません。
場面3:「できた曲を延ばしたい、一部だけ直したい」
- 使う機能。 Extend、Crop、Replace Section。ヘルプの一覧では、Extendは曲を長くしたり新しい終わりをつけたりします。CropとReplace Sectionは、ProとPremierの人が、曲の始めと終わりを切る、または一部を差し替える、と説明されています。
- v6の新しい編集。 公式のブログ(2026年9月9日)は、v6では、既存の曲の1か所を言葉の指示で直すこと、曲の中の1つの歌詞だけを、全体を作り直さずに変えることができる、と書いています。
- 曲の長さ。 ヘルプ「How long will my song be?」は、v6、v6-wild、v6-miniのどれでも、1回の生成で最長8分まで作れると書いています。もっと長くしたいときは、曲の終わりに足していくExtendを使います。プランによる差は、この記事には書かれていません。v6のFAQは、2分より長い曲では「Max Mode」を勧めています。Max Modeは、ほかの生成よりクレジットを多く使う、と書かれています。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「Making Music」、v6のブログ、v6 FAQ。
場面4:「自分の声で歌わせたい」
- 使う機能。 Voices。ヘルプは、15秒〜4分の声の録音を選ぶか録音して、その中のよい2分を選び、権利の確認のチェックを入れて保存する、と説明しています。伴奏つきの録音でも、Sunoが自動で声だけを取り出す、と書かれています。
- 確認の仕組み。 ヘルプによると、画面に出る短い文を声に出して読み、その録音と歌の録音を照らし合わせます。これは、共作者や有名人など、他人の声を許可なく使うことを防ぐため、と説明されています。
- 条件。 18歳以上。地域によって使えない。公式サイトのプラン説明には「Persona Voices」がPremierの機能として出てきます(Voicesと同じ機能かは、公式トップでは説明がありません)が、料金ページはProとPremierの両方に「Record, upload, and create with your own voice」を載せています。どのプランで使えるかは、公式の資料の間で書き方が違います。更新情報(2026年8月7日)は、Voicesがアプリ(iOS・Android)でも使えるようになり、無料プランでも試せて、有料プランではより多くのことができる、と書いています。ヘルプ「Voices: Use Your Voice in Suno」自体は、プランに触れていません。
- 誰が使えるか。 Voices FAQは、あなたの声で作れるのはあなただけで、他の人は、あなたが公開またはリンクで共有し、Remixを許可した曲に限って、RemixやCoverができる、と書いています。
- モデルについての注意。 Voices FAQは「v5.5を選ぶ」と案内していますが、v6のFAQは、v5.5を含むv6より前のモデルはすべて終了した、と書いています。Voicesがv6でどう動くかは、v6のFAQにも書かれておらず、読んだ範囲では確認できていません。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「Voices: Use Your Voice in Suno」、「Voices FAQ」、更新情報(2026年8月7日、アプリでも使えるように)。
場面5:「手元の録音から曲を作りたい」
- 使う機能。 Upload Audio(アップロード)と、Cover、Add Vocals、Inspire。ヘルプは、アップロードした音は「どんな音でも曲にする」ための入口で、鼻歌やビートから始められる、と説明しています。Add Vocalsは、インストゥルメンタルに歌をつけて、完成した曲にします。
- v6の新しい入力。 v6のブログは、文章、音声、画像、動画から曲を作れる、と書いています。
- 安全のための仕組み。 v6のブログは、アップロードされた音声や歌詞が無断で使われていないかを調べる仕組みを入れた、と書いています。ヘルプ「Does Suno moderate songs?」は、有名な人物名や著作物の言葉などを含む説明は、生成前に止められることがある、と書いています。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「What does Upload Audio do?」、「How to Use: Audio Uploads」、v6のブログ。アップロードの長さの数字は、資料によって違います(01の「気をつけること」)。
- 使える範囲の注意。 アップロードする音声に、自分が権利を持つものだけを使う、という決まりは、規約にあります(04で扱います)。
場面6:「パートごとに分けたい、制作ソフトで仕上げたい」
- 使う機能。 ステム分離とStudio。ヘルプの一覧では、ステムは、ボーカル、ドラム、ベースなどの別々のパートに分ける機能で、高度な分離(Advanced Stem Separation)は、より正確できれいに分けると説明されています。料金ページでは、Proは2種類(Auto、Split from mix)、Premierは3種類(Advanced splitが加わる)です。
- Studio。 ヘルプ「Introduction to Studio」は、Studioを、ブラウザで動く、DAWのツールとAIの生成を組み合わせた作業場、と説明しています。トラックを重ねて並べる、ステムを取り出す、録音する、テンポを変える、AIにベースやドラムやメロディーのパートを作らせる、ができます。書き出しは3つで、「Full Song」と「Selected Time Range」はSunoのライブラリに保存され、「Multitracks」はトラックやステムを手元に保存します。
- 更新情報。 2026年8月13日に「Studio 2.0」が出て、MIDI、エフェクト、シンセ、オートメーションが加わった、と書かれています(Premier向け)。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「Introduction to Studio」、料金ページ、更新情報。Studioのヘルプには、使用量や長さの上限は書かれていません。
場面7:「自分の曲だけで学習させたモデルを使いたい」
- 使う機能。 Custom Models。ヘルプは、自分の曲で学習させた、自分だけのモデルで、ほかの人とは共有できない、と書いています。ProとPremierで使え、作るには6曲以上をアップロードし、学習に2〜5分かかり、1つのアカウントで3つまで作れます。アップロードする曲は、すべて自分に権利があるものでなければなりません。
- 新しい情報。 更新情報(2026年10月15日)は、共有できるカスタムモデル(Premier)が加わった、と書いています。ヘルプ「Using Custom Models」の最終編集は2026年9月9日と表示されていて、「共有できない」という記述は、この更新(10月15日)より前のものです。更新情報は、共有できるモデルでは入力が2倍になる、とも書いています(Premier。意味の詳しい説明は読めていません)。
- v6との関係。 v6のFAQは、カスタムモデルは自動でv6で動くようになる、と書いています。
- 公式のどこに書かれているか。 ヘルプ「Using Custom Models」、更新情報、v6 FAQ。
場面8:「作った曲を並べて見せたい、仲間と使いたい」
- 使う機能。 Workspaces、Albums、Collaboration。更新情報は、2026年10月5日にAlbums(作品をアルバムとして公開)、10月15日にコラボレーション(チームで共有するワークスペースはProとPremier)が加わった、と書いています。ヘルプは、新しい曲は初期設定でLink Only(リンクを知る人だけ)だと書いています。
- 公式のどこに書かれているか。 更新情報、ヘルプ「What are Workspaces?」「Will my song appear on the Suno home page?」の一覧の説明。
試験的・ベータの機能
- Sounds。 ヘルプは「実験的」と書き、効果音、楽器のサンプル、環境音を作る機能と説明しています(一覧の説明)。更新情報(2026年1月27日)は、1回鳴らすサンプルや、キーとテンポを指定できるループを作る新しい作成モードで、ProまたはPremierで使える、と書いています。
- Speech。 更新情報(2026年10月1日)は「ベータ」と書き、スピーチと伴奏を同時に作るモデルと説明しています。
- ベータや実験的な機能は、仕様や使えるプランが変わりうる、と読むのが安全です(僕らの見立てです)。
気をつけること
- 機能とプランの対応が、資料の間でそろっていません。 Voicesのプラン、アップロードの長さ、Custom Modelsの共有可否などです。画面の表示や料金ページを確認してください。
- ヘルプの一部は一覧の説明だけを読みました。 Cover、Remaster、Inspire、Albums、Workspacesなどです。詳しい条件は、本文を読めていません。
- モデルは更新されます。 2026年9月9日にv6が出て、それ以前のモデルは終了と説明されています。ヘルプの古い記事に出るモデル名は、現在は使えない可能性があります。
- 生成物の権利の説明は04にあります。 作った曲を公開や販売に使う前に、そちらの記事と規約を読んでください。この記事は助言ではありません。
出典
- Suno(公式サイト)のトップ(Suno, Inc.、確認日 2026-10-23)
- 5 Ways To Create Music With AI Using Suno(Suno hub、確認日 2026-10-23)
- Pricing(Suno、確認日 2026-10-23)
- Introducing v6(Suno Blog、2026-09-09、確認日 2026-10-23)
- Release Notes(Suno、最新の項目は2026-10-15、確認日 2026-10-23)
- Making Music(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Make a song in Simple Mode(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Can I use my own lyrics?(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Current Models: v6(Suno Help、2026-09-09編集、確認日 2026-10-23)
- v6 FAQ(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- How long will my song be?(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Voices: Use Your Voice in Suno(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Voices FAQ(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- What does Upload Audio do?(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- How to Use: Audio Uploads(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Does Suno moderate songs?(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Introduction to Studio(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- Using Custom Models(Suno Help、確認日 2026-10-23)
- What types of files can I download?(Suno Help、確認日 2026-10-23)