3行でいうと

  • このガイドの対象は、動画・画像・音声をつくるAIの Runway(公式サイト runway.com)です。同名の財務計画ソフトとは別物として扱います。公式サイトは、読んだ範囲では runwayml.com から runway.com に転送されました。
  • 入口は、ブラウザ(app.runwayml.com)と、iPhone・Androidのアプリです。公式ヘルプには、iOSアプリはiPadでは動かず、Apps(アプリ機能)はiOSアプリでは使えない、と書かれています。公式ヘルプ「Mobile device compatibility」は、iOSアプリはiPadに対応していない、と明記しています(「What is Runway?」にはiPadへの言及は見つかりませんでした)。
  • 公式の料金ページの表示は、Freeが「$0/month」(125クレジットが1回だけ)、Standardが月払い$15(年払いで月あたり$12)、Proが月払い$35(同$28)、Maxが月払い$95(同$76)です(2026年10月23日に確認、米ドル表示)。
  • 作ったものの権利について、公式ヘルプは「あなたが所有し、商用にも使える」と説明しています。一方、利用規約には、入力と出力をAIモデルの学習と改善に使うことがある、という趣旨の条項があります(くわしくは04)。
  • 最初に決めたいのは、①どの入口で使うか、②無料で試すか有料か、③仕事の素材(人の顔・声・他人の作品)を入れてよいか、④誰とクレジットを分け合うか、の4つです。

この記事は、公式の資料を2026年10月23日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。画面名やメニュー名は公式の表記を写しています。公式ページは要約の形で取得したため、読み切れなかった所は「公式の資料では確認できていない」と書き、長い引用はせず言い換えています。

先に結論

このガイドが扱う製品(同名の別製品について)

公式サイトを検索して確かめた結果は、次のとおりです。

候補 公式の資料に書かれていること このガイドの扱い
動画・画像・音声のAIの Runway トップページ(runway.com)は、「Runway Creative」を動画・画像・音声を生成・編集するクラウドの制作プラットフォームと説明している。ほかに、開発者向けの「Runway Dev」、ロボット向けの「Runway Robotics」、iPhoneとAndroidのアプリが並ぶ このガイドの対象
財務計画・分析(FP&A)の Runway 公式ドキュメント(docs.runway.com)は、事業のモデル化と計画のための製品と説明している 対象外

前提:用語をそろえる

どこで使えるか

入口 公式の資料に書かれていること
Web(ブラウザ) app.runwayml.com。ヘルプの入門記事は、いちばん快適に使えるブラウザとして Chrome を挙げている
iPhoneアプリ 公式ヘルプは、iPhoneとAndroidのアプリがあると書く。iOSアプリはiPadでは動かない、とも書かれている。「Mobile device compatibility」に、iPadには対応していない(フルに使うならパソコンを勧める)と書かれている。「What is Runway?」にはiPadの記載がない
Androidアプリ 公式の「What is Runway?」にiOSアプリと並んでAndroidアプリのリンクがある。対応するOSのバージョンは、読んだ範囲では確認できていない

アカウントをつくる

公式の「Creating a Runway Account」には、次のように書かれています。

無料でどこまでか

公式の「Free plan details」と料金ページ(runway.com/pricing)の内容は次のとおりです(確認日2026-10-23、米ドル表示)。

項目 Free 公式の書き方
価格 $0/month 料金ページのFreeのカードに「Free forever.」と表示(ヘルプのFree plan detailsにはこの語はない)
クレジット 125(1回だけ) 使い切っても補充されない。期限はない、とヘルプにある
使えるモデル 一部 一覧は載っておらず、ログインして見る。アップグレードの表示が出るモデルは含まれない
保存容量 5GB 料金ページの表示
透かし(ウォーターマーク) Freeで生成した動画に入る ヘルプは動画、製品ページのFAQは画像について書いている
クレジットの追加購入 できない Standard以上にアップグレードが必要

有料プランのあらまし(料金ページの表示)

プラン 価格の表示 月のクレジット 公式が挙げる特徴(一部)
Standard 月払い$15/month、年払いで月あたり$12 625 すべてのAI動画・画像モデル、同時生成5つ、プロジェクト3つまで、透かしなし、音楽・声・効果音の生成、4Kアップスケール、20GB
Pro(「Popular」の表示) 月払い$35/month、年払いで月あたり$28 2,250 同時生成15、プロジェクト5つまで、Runway MCP、4K動画アップスケール無制限、100GB
Max(「Best value」の表示) 月払い$95/month、年払いで月あたり$76 9,500(1か月ぶんは繰り越し) 新モデルの先行利用、同時生成20、プロジェクト10まで、ProRes・HDRなどの出力、500GB
Team 1席あたり月払い$69、年払いで$55(公式ニュース) 1席あたり6,900 2〜9席、共有のクレジット、1TB。くわしくは04
Enterprise 価格の表示なし 個別 問い合わせ(Contact sales)

作ったものはどこに置かれるか(データの保存場所)

最初に決めること:4つ

  1. どの入口で使うか。 手元のパソコンのブラウザ(Chrome推奨)が中心です。スマホは、一部の機能に限られます。
  2. 無料で試すか、有料にするか。 Freeは125クレジットが1回だけなので、短い動画をいくつか試すくらいの量です(僕らの見立てで、公式の推奨ではありません)。続けるなら、プランの違いは04を見てください。
  3. 何を入れてよいか。 他人の顔・声・作品を無断で入れることは、公式の利用ポリシーで禁止されています。仕事の素材を入れる前に、規約と利用ポリシーを読んでください。
  4. 誰とクレジットを分け合うか。 1つのワークスペースの中では、全員が同じクレジットを共有します。個人で使うなら1つで足りる、とヘルプは書いています。

今日からできること

  1. 公式の「What is Runway?」と「Creating a Runway Account」を読む。
  2. app.runwayml.com でFreeのアカウントをつくる。
  3. 「Getting Started with Generative Video」を読み、短い1本を、Toolの中でGen-4 Turboで試す(ヘルプが、速くて安いTurboで試してから切り替えるやり方を紹介している)。
  4. 料金ページで、いまの必要に合うプランと払い方(月払い・年払い)を確かめる。

気をつけること

出典