3行でいうと

  • 入り口はウェブ(flowmusic.app)です。公式の「Get started」のサインインの手順は「On your device, go to Google Flow Music」から始まります。このページでは、専用ソフトのインストール手順は、今回取得できた範囲では見つかっていません(モバイル向けタブの中身は取得できていません。手順1を参照)。
  • 使える人の条件は、公式のヘルプでは「18歳以上で年齢確認済み」「対応地域にいる」「Googleアカウントで登録する」の3つです。
  • サインインは Login > Continue with Google の流れで、ログインのたびに認可の画面が出る、と公式のヘルプが書いています。Google AIの会員特典を使うには、初回のログイン時にGoogle One benefits のチェックボックスを自分で選ぶ必要がある、とも書かれています。
  • 最初の設定は、プロンプト欄の下の Settings から、Customize producer(Progress/Instructions/Flows/Memories)と、モデルの選択(Instrument/Ghostwriter/Producer)です。
  • 外し方は、Googleアカウント側の「Third-party apps and services」で、Flow Musicとの接続をすべて削除する手順が公式のヘルプにあります。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

名前と提供元:公式の資料で確かめた結果

確かめたこと 読んだ結果 出どころ
riffusion.com 開くと、サーバーが 302 で https://www.flowmusic.app/ へ転送した。ページの文章は取得していない サーバーの応答(公式の文章ではない)
flowmusic.app のトップページ 製品名は「Google Flow Music」。Riffusion、ProducerAI、名前の変更への言及はなかった。Google Labsという言葉もなかった。導入文は「Free to start · No credit card required.」 公式サイト
2026年2月24日のGoogle公式ブログ 「ProducerAI」がGoogle Labsに加わる。URLは producer.ai。Riffusionへの言及なし。名前の変更の言及なし Google公式ブログ
2026年5月6日のGoogle公式ブログ 「Google Flow Music (formerly ProducerAI)」と書く。Flow MusicをGoogle Labs経由でBelieveが提供する、とも書く Google公式ブログ
プライバシーノーティス 特定の管理者名は今回の取得では確認できず、データを扱う主体としてGoogleと書く 公式のプライバシーノーティス
ヘルプ 提供元はGoogle(support.google.com/flow のGoogle Flow Help) Googleのヘルプ

表の見方:旧名は ProducerAI までが公式の文章で確認できた範囲で、Riffusion は転送の事実だけです。「Riffusion = ProducerAI = Flow Music」とは、この記事では断定しません。

手順1:入手する(インストール)

公式の資料で確認できた入手の経路は、次のとおりです。

経路 公式の資料に書かれていること 確認できていないこと
ウェブ Get started のサインインは「On your device, go to Google Flow Music」から始まる 対応ブラウザの一覧(今回読んだ範囲では書かれていなかった)
iPhoneアプリ トップページに見えるストアのバッジやリンクはなく、App Store向けのアプリ指定のメタタグのみ。2026年5月19日の公式ブログは「iOSで提供中」、モバイルアプリは18歳以上向けと書く App Storeでの正確な表示名、必要なiOSのバージョン(今回読んでいない)
Androidアプリ 2026年5月19日の公式ブログは「coming soon」と書いた。01(確認日 2026-10-23)は、その後Google Playに掲載(提供元 Google Labs)され、ヘルプにAndroid向けのインストール手順があると記録している(今回は未確認) その後の提供状況。Get started のヘルプは、タブの見出し(Computer、iPhone & iPad。取得によっては Android phone & tablet も出る)しか取れず、タブの中身は取得できなかった。Android手順の有無は今回確認できていない
制作ソフト向けプラグイン macOSのみ。インストールが要る。手順は07 07を参照

手順:ウェブで始める

  1. ブラウザで flowmusic.app を開きます。
  2. 画面の左上に Login があります(公式のヘルプの書き方は「At the top left, select Login」。トップページのリンクの表記は「Log in」で、ヘルプの「Login」と違います)。ログイン後の手順は、下の「手順3」へ進みます。
  3. ログインしなくても、トップページに Create song、Create music video、Create playlist、Create your own music space のリンクが並んでいます。ただし、ログインしないで曲が作れるかどうかは、公式の資料で確認できていません。

手順:iPhoneアプリ

  1. App Storeで「Google Flow Music」を探します(探すときの語は、公式のヘルプやブログの表記に合わせました。ストアの掲載名は今回確認していません)。
  2. 入れたあとのログインの流れが、ウェブと同じかどうかは、公式のヘルプでは確認できていません。

手順:Android

今回の取得で、公式の資料から確かめられたAndroidの手順はありません。2026年5月19日のGoogle公式ブログの「coming soon」が、今回読んだ範囲の最新の記述です。

公式ページ同士・記事同士で、次の食い違いがあります。どちらかに決めつけず、併記します。

つまり、「手順がない」と「手順がある」が衝突しているのではなく、今回は取得の限界で確認できていない、というのが05の状態です。手元で同ページのAndroidのタブを開いて確かめてください。

手順2:使える条件を確かめる

公式のヘルプ「Get started with Google Flow Music」の「Eligibility」に、次の3つが書かれています。

  1. 18歳以上で、年齢確認が済んでいる。 確認の場所として myaccount.google.com/age-verification が書かれています。
  2. 対応地域にいる。 「Google Flow Music FAQ」に一覧がある、と書かれています。ただし、今回そのFAQのアドレス(flowmusic.app/docs/faq/availability)を開くと、この「Get started」のページに転送され、国名の一覧は見つかりませんでした。日本が対応地域かどうかは、今回読んだ公式ページでは確認できていません。
  3. Googleアカウントで無料登録する。 有料の購読やGoogle AIの会員プランに上げると、クレジットと生成の回数が増える、とも書かれています。

なお、プライバシーノーティスは、最低年齢を書いていません。年齢の条件は、ヘルプとブログの「18歳以上」が根拠です。

手順3:サインインする

公式のヘルプ「Sign in to Google Flow Music」の順に並べました。ヘルプは「ログインし直すたびに、認可が必要」と書いています。

  1. お使いの端末で flowmusic.app を開きます。
  2. 左上の Login を選び、Continue with Google を選びます(ヘルプの文は「Continue」「with」「Google」と分けて表記されているため、実際のボタンの名前は手元の画面で確かめてください)。
  3. 使うGoogleアカウントを選びます。
  4. Continue を選びます。
  5. 更新された認可の画面を読みます。Google AIの会員特典を使うには、初回ログインのとき、Google One benefits のチェックボックスを自分で選ぶと、ヘルプは書いています。
  6. Continue を選びます。

期待される結果:flowmusic.app のログイン後の画面になります。画面の左側に、New session、Songs、Spaces、Music videos、Playlists、Projects、Sessions、Turntable といった項目が並ぶことは、公式の各ヘルプの手順から読み取れます(並びの順や見た目は、手元の画面と照らしてください)。

つまずいたら

手順4:最初の設定をする

4-1. Customize producer(自分用の指示を設定する)

  1. Flow Musicにサインインします。
  2. プロンプト欄の下で Settings を選び、Customize producer を選びます。
  3. 次の4つから、設定したい項目を選びます。
項目 公式のヘルプの説明
Progress 現在のレベル、連続日数(streak)、次のレベルに必要な行動を見る
Instructions 新しいセッションで自動的に有効になる指示を書く
Flows 自分用のスラッシュコマンドを作る
Memories Flow Music内の会話の履歴からプロデューサーが学ぶかどうかを決める
  1. 画面の案内に従って進めます。

なお、別の取得では項目が「Instructions/Google Flows/Memories」と要約され、Progress の行が見当たりませんでした。要約によるぶれの可能性があるため、手元の画面で確かめてください。

公式のヘルプは、Instructions に何を書くとよいか、Flows のコマンドの書式、Memories の既定値(最初から入か切か)を書いていません。これらは公式で確認できていません。

4-2. モデルを選ぶ

  1. Flow Musicにサインインします。
  2. プロンプト欄の下で Settings を選びます。
  3. Instrument、Ghostwriter、Producer のどれかを選びます。
  4. モデルを選びます。

公式のヘルプは、選べるモデル名の一覧を載せていません。3つの項目がそれぞれ何を担当するかの説明も、今回読んだ範囲にはありませんでした。項目名から察せられることは、この記事では書きません。

4-3. 音楽動画のモデル(使う場合だけ)

音楽動画のヘルプには、プロンプト欄の左下で Settings > Video Generation > Select your model を選ぶ手順があります(動画の使い方は06)。

4-4. アカウント設定を見る

  1. 画面の左下で自分のユーザー名を選び、Account settings を選びます。
  2. 公式のヘルプに書かれている項目は、次の2つです。
項目 できること
Subscription Upgrade か Update でプランを変える
Connected accounts Connect で別のGoogleアカウントをつなぐ。つないだアカウントの横の Disconnect で外す。つないであるのが1つだけのときは外せない

この画面の項目が、これで全部かどうかは、公式のヘルプでは確認できていません。

4-5. データ利用の設定

プライバシーノーティスは、Help improve Google Flow Music を設定(main menu 内と書かれている)で切ると、データが製品の改善に使われるのをやめられる、と書いています。画面の経路の細部は、公式の文章から読み取れていないので、手元の画面で「Settings」付近を探してください。人が確認した会話は、切ったあとも最長18か月残る、と書かれています。詳しい保存期間は04にあります。

手順5:動作を確かめる(最初の1曲)

公式のヘルプ「Create & manage songs」の「Create songs」の順です。

  1. Flow Musicにサインインします。
  2. 左側の New session を選びます。
  3. プロンプト欄に、作りたい音楽の説明を書きます。入力例(この記事の例):
やわらかいピアノの、短い夜のインストゥルメンタル。テンポはゆっくり。
  1. 必要なら、プロンプト欄の下の Add から、Recording(録音)、Audio(自分の音楽)、Image(歌詞やジャケットのヒント)のどれかを足します。最初は足さなくても進められます。
  2. Send を選びます。
  3. 生成が終わったら、曲にカーソルを合わせて Play を選びます。

期待される結果:曲が一覧に出て、再生できます。ここまで通れば、ログイン、権限、基本の生成が動いていると言えます。生成にかかる時間や、1曲で減るクレジットの量は、公式のヘルプには書かれていませんでした。無料の枠の数字は、公式の料金ページ(flowmusic.app/pricing)で、確認日の時点では「Daily top-up credits」という表示だけで、数は書かれていません。

うまく生成されないとき:

症状 公式の資料から言えること
生成が始まらない 同時に生成できる数はプランで違い、料金ページはFreeを2と表示しています(確認日 2026-10-25)
クレジットが足りないように見える クレジットの見方は、クレジットのヘルプ(Manage your AI credits…)に書かれていませんでした。料金ページの「Need more?」付近に、Get Credits について「Only available on paid plans while your subscription is active」とあります(「Add-on credits」という語は今回の取得では見つかりませんでした)
失敗の理由の表示 公式の資料からは確認できていません

補足:クレジットを足す入口(Turntable)

クレジットのヘルプに、Turntable という項目があります。①左の Turntable を選び、②Sample A と Sample B をそれぞれ10秒以上聴き、③必要なら「Add reason」に理由を書き、④Vote A か Vote B を選ぶ、という手順です。見出しは「Earn extra credits from Turntable」(取得時の要約による表記)ですが、増えるクレジットの量は書かれていません。

手順6:外す・やめる

Googleアカウント側で接続を外す

公式のヘルプ「Revoke access」の順です。

  1. Googleアカウントの設定(myaccount.google.com)を開きます。
  2. 左側の Third-party apps and services を選びます。
  3. 「Google Flow Music」を選びます。
  4. Delete all connections you have with Google Flow Music を選び、Confirm を選びます。

複数つないだアカウントのひとつを外す

4-4 の Connected accounts で、外したいアカウントの横の Disconnect を選びます。ただ1つだけつないでいるアカウントは外せません。

曲やデータを消す

プライバシーノーティスは、各生成物の三点メニューから Delete を選ぶ方法と、複数選択で最大200件まで一度に消す方法を挙げています。アカウント自体の削除手順は、今回読んだ公式のページには書かれていませんでした(04)。

つまずきと直し方(表)

症状 確かめること(公式の記述に基づく) 公式で確認できていないこと
ログインできない/使えない 18歳以上で年齢確認が済んでいるか。対応地域か。Googleアカウントで登録したか 日本が対応地域か。年齢確認が済んでいないときの画面の出方
Google AIの会員なのに特典がない 初回ログインの認可の画面で、Google One benefits を選んだか 選び直す方法
毎回認可の画面が出る ヘルプに「ログインし直すたびに認可が必要」とある 省略する方法
別のGoogleアカウントに切り替えたい Account settings > Connected accounts > Connect 切り替えたときに曲が移るか
接続を外せない つないであるのが1つだけだと Disconnect できない 上の場合の代わりの手順(Googleアカウント側の削除は可能)
Spaces が出ない・使えない Spaces は現在「web & PC only」とヘルプが書く スマホでの代替
「Plugins」フィルターが出ない アカウントによって、まだ使えない場合がある(07) 使えるようになる時期
Riffusion/ProducerAI時代のアカウントで入れない 公式の資料に、引き継ぎの説明が見つかっていません 引き継ぎの有無

たとえ話

Flow Musicを、駅前にできた新しいスタジオにたとえます。受付(Login)でGoogleの会員証を見せ、初回に「特典を使います」の欄に印をつけると、会員向けの割引が効く。最初の設定は、受付で「この部屋ではこの機材を使います」と伝えるのに似ています。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。

気をつけること

出典