3行でいうと

  • APIは、https://external.api.recraft.ai/v1 にBearerトークンで送るREST形式です。残高は「API units」で、MCPやStudioの購読のクレジットとは別です。
  • Claude Code向けには、公式がスキル「recraft-api」の作り方を載せています。AIにAPIを使うコードを書かせる方式で、MCP(07)とは別の道です。
  • どのAIにも、agents.md のURLを渡せば、APIの全体を読ませられる、と公式が書いています。
  • Figma、Framer、Chrome、Google Docs、Google Slidesの5つの拡張機能は、公式のドキュメントが入れ方を載せています。すべて、Recraftのアカウントのクレジットを使います。
  • トークンの無効化や拡張機能の外し方は、読んだページに記載が見つかりませんでした。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

連携7:API × 自分のコード(OpenAIのPython SDKも)

トークンを作る

05の手順4を参照してください。プロフィールのAPIページ(app.recraft.ai/profile/api)の「Generate」で作ります。API unitsの残高がプラスなのが条件です。

公式の最小の例

curl(公式の例の写し。値は環境変数から読みます):

curl https://external.api.recraft.ai/v1/images/generations \
  -H "Authorization: Bearer $RECRAFT_API_TOKEN" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"prompt": "two race cars on a track", "model": "recraftv4_1"}'

Python(公式の例。画像を保存する後半は、原文で確認してください):

import os

import requests

response = requests.post(
    'https://external.api.recraft.ai/v1/images/generations',
    headers={'Authorization': f"Bearer {os.environ['RECRAFT_API_TOKEN']}"},
    json={'prompt': 'two race cars on a track', 'model': 'recraftv4_1'},
)
if not response.ok:
    raise SystemExit(f'{response.status_code}: {response.text}')
image_url = response.json()['data'][0]['url']
with open('image.webp', 'wb') as f:
    f.write(requests.get(image_url).content)

同期で動く、結果のURLは消える

エンドポイントと入力の渡し方

公式のエージェント向けの文書(agents.md)が挙げる一覧です。

種類 エンドポイント
生成 POST /v1/images/generations(出力の種類を固定する /raster、/vector もある)、POST /v1/styles(スタイルの作成)
編集 imageToImage、inpaint、outpaint、replaceBackground、generateBackground、eraseRegion、variateImage(いずれも POST /v1/images/ の下)
加工 vectorize、removeBackground、crispUpscale、creativeUpscale、enhance(model の欄の有無は、公式で確認できていません)
そのほか POST /v1/prompts/enhance、GET /v1/users/me(残りのAPI units)

入力の画像は、multipart/form-data(ファイルをそのまま)か、application/json(公開URLかdata URL)のどちらかで渡します。JSONの項目名は、image が image_url、mask が mask_url、files が image_urls、style_references が style_reference_urls に対応します。マスクは、白が変える部分のグレースケール、と書かれています。

結果の返し方は response_format で決まります。url(既定)、b64_json、multipart です。ラスターのファイル形式は image_format(webp が既定、png)。ベクターは常にSVGです。

上限とエラー

モデルの指定(公式のagents.mdの表)

model は必ず明示する、と公式のAI向けの規則に書かれています。表の価格は、agents.mdを読んだ日(2026年10月25日)のものです。変わることがあります。

model の値 出力 1枚あたり(米ドル)
recraftv4_1_flash ラスター1K 0.007
recraftv4_1(既定) ラスター1K 0.035
recraftv4_1_vector SVG 0.08
recraftv4_1_pro ラスター2K 0.21
recraftv4_1_pro_vector SVG 0.30
recraftv4_styles ラスター1K 0.035
recraftv4 ラスター1K 0.04
recraftv3 ラスター1K 0.04
recraftv2 ラスター1K 0.022

ほかに、utility 系、styles 系のPro・ベクター、V4のPro、V3・V2のベクターがあります。全部は公式のページで確認してください。

OpenAIのPython SDKで呼ぶ(公式の例の冒頭部分の抜粋)

公式の例は import os も含み、続けて画像を作る呼び出しが載っています。全文は原文で確認してください。

from openai import OpenAI

client = OpenAI(
    base_url="https://external.api.recraft.ai/v1",
    api_key=os.environ["RECRAFT_API_TOKEN"],
)

渡るデータと外し方

渡るのは、プロンプトと、入力の画像です。送り先は external.api.recraft.ai です。APIの入出力は学習に使わない、という公式の記載は03にあります。トークンを無効にする手順は、読んだページに記載が見つかりませんでした。

連携8:Claude Code向けのスキル「recraft-api」

公式の「Use with AI tools」の内容です。MCPとは別に、Claude Codeに「APIを使うコードを書かせる」方式です。

置く場所

~/.claude/skills/recraft-api/ というフォルダーを作り、その中に SKILL.md を置きます。frontmatter(冒頭の設定部分)で、スキル名を recraft-api とし、descriptionを書きます。公式の例のdescriptionは「Generate, edit, vectorize, and upscale images with the Recraft API.」で始まります。

公式が書く、スキルの中身(要約)

スキルの全文は、公式のページで原文を見て写してください。この記事では、要約だけを載せます。

この記事の例(SKILL.mdの骨組み)

下は、上の要点に合わせてこの記事が組んだ骨組みで、公式の文面ではなく、動作は確かめていません。

---
name: recraft-api
description: Use when the user asks for images, logos, icons, SVGs, or code that calls the Recraft API.
---

1. Fetch https://www.recraft.ai/docs/api-reference/agents.md and follow its rules before writing code.
2. Read the token from the RECRAFT_API_TOKEN environment variable. Never hard-code it.
3. Always set `model` explicitly.
4. Download results that must be kept; image URLs expire after about 24 hours.

使い方

Claude Codeに、たとえば次のように頼みます(この記事の例)。

Recraft APIで、アイコンを6個作って ./icons/ に保存するPythonスクリプトを書いて。

渡るもの:スクリプトを動かしたとき、プロンプトがRecraftのAPIに送られます。Claude Codeが書いたコードを実行する前に、中身(トークンの扱い、保存先、送る内容)を読むのは、利用者の側の確認です。

外し方

スキルのフォルダーを消す、という書き方は公式にありません。Claude Codeの資料で確かめてください。

連携9:どのAIにもagents.mdを渡す

公式の「Use with AI tools」は、「1つのリンクで、どのエージェントにも」という使い方を載せています。

  1. AIアシスタントに、APIの全体を1ページにまとめた文書のURLを渡します。https://www.recraft.ai/docs/api-reference/agents.md です(公式は、20KB未満と書いています)。
  2. その上で、頼みたい作業を言います。公式の例は「アイコンを作って、手元に保存するスクリプト」です。

ほかの形:

形 公式の説明
各ページに .md を付ける 例:V4.1、V4.1 Flash、V4 Stylesのモデルのページ、Vectorizeの道具のページ
llms.txt 全ページの索引と1行の説明
llms-full.txt 全ページを1つにしたもの。大きいので、API用には agents.md を使う、と書かれている
openapi.json コード生成用の機械可読なAPIの記述。文書より遅れることがある、という記述は、読んだページに見つかりませんでした
ページ上部のメニュー 「Copy page」「View as Markdown」「Open in」(Claude、ChatGPT、Perplexity)、CursorとVS Codeの接続、「MCP」(文書を検索できるサーバーとして接続)

文書を送る先(Claude、ChatGPT、Perplexity)の扱いは、各社の規約です。文書のMCPの接続先のURLや手順は、読んだページに書かれていません。

連携10:拡張機能(Figma、Framer、Chrome、Google Docs、Google Slides)

公式の「Recraft Plugins」のページの内容です。このページには、作り手の名前の明記が読めませんでした。公式のドキュメントが載せている、というところまで確かめられています。

共通の事項

Figma

項目 公式の記載
入手 FigmaコミュニティのRecraftのプラグインのページで「Open in Figma」を押す
開く 任意のファイルで、Plugins → Recraft。初回はサインイン
使い方 プロンプトを入れる、モデルとスタイルを選ぶ、「Generate」、結果をキャンバスにドラッグ
できること ラスター画像、編集できるSVGの生成、ベクター化、背景のワンクリック除去、拡大、テンプレートのライブラリ

Framer

項目 公式の記載
入手 Framerのマーケットプレイスに「recraft」。インストールは不要
開く Framerのプロジェクトで、ツールバーのPluginsのアイコン → 「Recraft」を検索 → 「Open Plugin」 → サインイン
できること ラスター生成、編集できるSVGの生成、アップロードしたラスターのベクター化、背景の除去、拡大、テンプレート。ウェブサイトやランディングページ向けの用途を想定している、と書かれている

Chrome拡張機能

項目 公式の記載
入手 Chromeウェブストアから追加。アイコンを固定して、任意のページで押し、サインイン
動き サイドパネルで開く。ページ上の画像を編集するか、自分の画像をアップロードして、背景の除去、ベクター化、拡大。生成した画像を、Google Docs、Google Slides、Gmailに入れられる
条件 Google ChromeかChromiumベースのブラウザー。FirefoxとSafariは未対応

Google Docs

項目 公式の記載
入れ方 Extensions → Add-ons → Get add-ons で「Recraft」を探し、Install → 権限を許可 → サインイン
開く 以後は Extensions → Recraft
できること ラスター画像の生成と文書への挿入。既存の画像の背景除去と拡大。ベクターの生成は無い

Google Slides

Google Docsと同じ手順を、Google Slidesの中で行います。画像はスライドに直接置かれます。背景の除去と拡大は、スライド上の画像に使えます。ベクターの生成は無い、と書かれています。

渡るデータと権限

外し方

どの拡張機能も、外し方の記載は、読んだページに見つかりませんでした。Figma、Framer、Chrome、Googleのアドオンは、それぞれのサービスの側の管理画面があるはずですが、その内容は読んでいません。

AI同士の組み合わせ:どれを選ぶかの見立て

ここは公式の記載ではなく、この記事の見立てです。評価ではなく、請求と入口の違いの整理です。

やりたいこと 公式が用意している入口 残高
Claudeとの会話の中で画像を作りたい MCP(Claudeのアプリ) 購読のクレジット
ターミナルのAIに、画像を作ってファイルにしてほしい MCP(Claude Code)、または、スキル+API MCPは購読のクレジット、APIはAPI units
自分のアプリに、画像生成を組み込みたい API API units
デザインツールの中で、すぐ使いたい Figma/Framer/Chrome/Googleのアドオン アカウントのクレジット
StudioでGPT ImageやNano Bananaも使いたい Studioの外部モデル クレジット(03、06)

外部モデル(OpenAI、Googleなど)は、Studioだけで、Recraft APIでは使えない、と公式が書いています(03)。MCPについては、使えるとも使えないとも、公式のMCPのページに書かれていませんでした。MCPの model の項目が受け付けるのは、V2、V3、V4、V4.1の世代です。

気をつけること

出典