3行でいうと
- 公式のアプリ一覧には、Video Studio、Image Studio、Product Shot、Swap Anything、Motion Transfer、Music Studio、Speech Studio、Pika Soundtrackなど、動画・画像・音声の道具が並んでいます。
- Video Studioは、「短いクリップから30秒の複数ショットまで」を作る、と公式が紹介しています。参照は最大50件まで添えられ、プロンプトの中で「@」で呼び出します。
- 長さ・解像度・音声は、モデルごとに違います。公式のSeedance 2.5のページは最大30秒・1080pまで・音声つき、Pika 2.5のページは5秒か10秒・720pか1080p・音声なしと書いています。
- 公式ページは「アプリ」と「モデル」の2つの並べ方をしています。モデルの名前と版は、ページごとに表記が揺れています。
- 1回の生成にかかるクレジットは、料金ページの表に4つの例があります。ほかのアプリやモデルの量は、読んだ範囲では書かれていませんでした。
この記事は、公式の資料を2026年10月24日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式ページは要約の形で取得したため、読めていない部分は「公式の資料では確認できていない」と書きます。公式のヘルプセンターは、質問の見出しだけが読めて、答えが読めていません。アプリの紹介ページは宣伝を兼ねているので、「公式はこう紹介している」の形で書き、性能の評価は事実として扱いません。
先に結論
- Pikaでできることは、大きく3つです。 動画をつくる(Video Studioなど)、画像をつくる・直す(Image Studio、Edit Image、Product Shotなど)、音声をつくる(Music Studio、Speech Studio、SFX Studio、Pika Soundtrackなど)。
- 「どのモデルで作るか」は、アプリによって決まる場合と、選べる場合があります。 公式ブログは、モデル名は必要なときだけ見えて、自分で手動で選ぶこともできる、と書いています。
- 長さ・解像度・音声の上限は、モデルの紹介ページにそれぞれ書かれています。 同じ「動画」でも、Pika 2.5とSeedance 2.5では数字が違います。
- 料金は、秒数や枚数ではなくクレジットで決まります。 料金ページの表では、Seedance 2.5の720p・5秒の動画が122クレジット、Wan 3.0の720p・5秒が33クレジットと書かれています。
前提:用語をそろえる
- アプリ:Pikaの言い方で、目的別の作る道具です(Video Studio、Image Studioなど)。
- モデル:動画や画像や音声を作るAIの本体です。Pika自身が作ったもの(名前が「Pika」で始まる)と、名前や公式の説明から他社のものと読めるものがあります(03で扱います)。
- プロンプト:作りたいものを説明する文章です。
- 参照:人物、商品、場所、画風などを見せるために足す、画像や動画や音声です。
- キーフレーム:動画の「途中の決め絵」にあたる静止画です。Pikaframesは、2〜5枚の画像を順番につなぎます。
- クレジット:生成で使う量の単位です。
公式が挙げる主なアプリ
公式のアプリ一覧(create.pika.art/apps)の説明を、短く言い換えます。「カテゴリ」の列は、公式のタブ(Video、Image、Audio)に合わせた僕らの整理で、一覧の中で各アプリにカテゴリは付いていませんでした。
| アプリ | 公式の説明(要約) | カテゴリ(僕らの整理) |
|---|---|---|
| Video Studio | 短いクリップから約30秒の複数ショットまで作る | 動画 |
| Image Studio | 細かく指定して画像を作る | 画像 |
| Camera Director | 既存の動画を、別の角度・カメラの動きで撮り直す | 動画 |
| Relight Media | 写真や動画の照明をやり直す | 画像・動画 |
| Product Shot | 撮影なしで、商品の画像を整える | 画像 |
| Swap Anything | 動画の中の被写体を、元の動きを残したまま入れ替える | 動画 |
| Character Studio | あとで使い回せるキャラクターを作る | 画像・動画 |
| Podcast Video | 話題や台本から、2人が話す動画の回を作る | 動画 |
| Short Film | 一言の設定から、複数ショットの短編を作る | 動画 |
| Product Ad | 商品の画像と説明文から、広告動画を作る | 動画・画像 |
| Color Grade | 写真や動画の色や雰囲気を整える | 画像・動画 |
| Headshots | 写真から、きちんとしたプロフィール写真を作る | 画像 |
| Pika Soundtrack | 動画に合う音楽・環境音・効果音をつける | 音声 |
| Dynamic Captions | 話に合わせて動く字幕を、1語ずつつける | 動画 |
| Music Studio | 歌詞、声、スタイルから、オリジナルの曲を作る | 音声 |
| Speech Studio | 文章から、ナレーション音声を作る | 音声 |
ほかに、トップページの案内には、Extend Video、Edit Image、Color Grade、SFX Studioなどの名前も出てきます。一覧の「Community Templates」は、取得した時点では読み込み中で、中身は読めていません。公式ブログによると、2026年9月17日の新しいPikaは「25以上のアプリ」で始まり、2026年10月16日のChatGPTの発表は「40以上のアプリ」と書いています。数え方が違うか、増えたのかは、書かれていません。
動画のつくり方の基本
長さ・解像度・音声・参照(モデルごと)
| 項目 | Seedance 2.5(公式ページ) | Pika 2.5(公式ページ) |
|---|---|---|
| 提供元の表示 | 「Powered by ByteDance」 | 「Powered by Pika」 |
| 入力 | 文章、画像(最大30枚)、動画(最大10本、各2〜30秒、合計30秒まで)、音声(最大10本、同じ制限)。合計50件まで | 文章(任意で参照画像1枚)、または2〜5枚の画像(Frames) |
| 長さ | 1回の生成で最大30秒 | 文章のみは5秒、写真からは5秒か10秒、Framesは1つの切り替えが1〜5秒(キーフレームがちょうど2枚なら10秒もある) |
| 解像度 | 480p、720p、1080p。4Kは未対応と明記 | 720pか1080p。5枚のキーフレームの場合は720p |
| 音声 | 動画と同じ生成で、足音・エンジン音・環境音・音楽などが付く | なし。ページは、無音で出てくるので、あとでPika Soundtrackをつける、と案内している |
| 縦横比 | 9:16、16:9、21:9、1:1、4:3、3:4、Auto | ページには書かれていなかった |
| 1回のクレジット | ページには書かれていなかった(料金ページの表に、720p・5秒で122の例) | ページには書かれていなかった |
Pika 2.5のページは、自分のモデルを「crisp 1080p motion」に合わせたもの、Seedance 2.5を「最も進んだ動画モデル」と紹介しています。これは公式の自己紹介で、この記事では評価しません。
Video Studioの使い方(公式の説明)
- 公式のVideo Studioのページは、「Attach up to 50 characters, products, settings, and styles」と書いています。つまり、登場人物、商品、場所、画風を最大50件まで添えて、プロンプトの中で「@」をつけて呼び出し、どう使うかを指定します。
- 出力は、短いクリップから30秒の複数ショットまでで、音つきです。解像度、縦横比、選べるモデル、クレジットは、このページには書かれていませんでした。
参照画像・キーフレームを使う
- Pikaframes:2〜5枚の画像を順番に並べると、隣り合う2枚の間が1つの切り替えになり、1つのプロンプトで動きを整えます。画像の順番が切り替えの順番を決めます。1080pにしたいなら、キーフレームは4枚以下にします。10秒の切り替えにしたいなら、ちょうど2枚にします。
- Motion Transfer:キャラクターの写真1枚と、動きの動画1本から、写真の人物に動画の動きをさせます。元の動画の音を残すこともできます、と公式は説明しています。長さの制限とクレジットは、書かれていませんでした。
- Seedance 2.5の参照:公式ページは、少数の参照フレームで、クリップ全体の方向を決められる、と説明しています。直したいときは、変えたい点を文章で書くと、その部分だけ描き直す、とも書いています。編集の入力では、動画を「@Video1」と呼びます。
プロンプトの考え方(公式のページに書かれていること)
- 写真から作るとき(Pika 2.5):被写体と構図は写真が決めるので、プロンプトは任意で、動くものだけを書けばよい、とあります。
- 文章だけで作るとき(Pika 2.5):被写体、カメラの動き、レンズの言い方、色の調子を書くとよい、とあります。
- Pikaframes:プロンプトは任意で、全体の動きを整えるために使う、とあります。
ヘルプの「Where should I start?」「How long can my videos be, and what resolution can I choose?」の答えは、読めていません。上の数字は、アプリの紹介ページに書かれていたものです。
画像のつくり方の基本
- Image Studio:公式のページは、「最大16件の参照」を添えて、「@」で呼び出して使い方を指定する、と説明しています。画像モデルは変えられる、とありますが、選べるモデルの名前は、そのページに書かれていませんでした。
- Character Studio:特徴、参照画像、文章のどれかからキャラクターを作ります。スタイルは、realistic、anime、claymation、3D Pixarから選びます。1回の生成で、全身、斜め前の上半身、3つの表情が入ったシートが出てきます。保存して、ほかのアプリでも使い回せます。実在の人物の写真を使えるとしつつ、「Only use likenesses you have the right to use」と、権利のある似姿だけを使うよう書いています。
- Product Shot、Headshots、Relight Media、Color Grade:一覧には、1行の紹介だけがありました。入力の数や出力の大きさは、読んだ範囲では書かれていませんでした。
- 画像のクレジット:料金ページの表では、Nano Banana 2の1Kの画像1枚が8クレジット、GPT Image 2.5の1Kの画像1枚が2クレジット、と書かれています。
音声のつくり方の基本
- Pika Soundtrack:動画に合わせて、音楽・環境音・効果音をつけます(アプリ一覧の説明は「music, ambience and foley」)。入力はH.264またはHEVCの動画で、文章の指示(ブリーフ)は任意です。長さは最大1,200秒(20分)、ファイルは最大2GBです。出力は、元の映像はそのままで、音を差し替えた1つのファイルです。音楽だけを別に出す機能は「Not yet」と書かれています。
- Pika Music、Pika Speech、Pika SFX:公式ブログ(2026年8月14日付)が、曲は最長6分、効果音は最長20秒、音声は5分までのリクエスト、と紹介しています。公式の一覧は、Pika Speechに「50以上の声のプリセット」があると書いています。そのブログは、これらのモデルを「API Clubだけで使える」と書いていますが、その後、アプリの一覧にもMusic Studio、Speech Studioなどが並んでいます。どの時点でアプリに入ったかは、読んだ範囲では書かれていませんでした。
- Eleven Multilingual v2:公式の一覧は、1つの声で29の言語のナレーションを作るモデルと紹介しています。名前から、提供元はElevenLabsの製品と読めます(03で扱います)。
公式が紹介する使い方・場面
場面ごとに、公式のどこにそう書かれているかを添えます。
| 場面 | 公式が紹介している内容 | どこに書かれているか |
|---|---|---|
| 商品の広告を作る | 商品の画像と説明文から広告動画を作る。商品の写真から、整った商品画像も作る | アプリ一覧(Product Ad、Product Shot) |
| 同じキャラクターで何本も作る | Character Studioで作ったキャラクターを保存し、動画や広告のアプリでも使う | Character Studioのページ |
| 動きを写真に移す | 踊りや歩きなどの動画の動きを、写真の人物にさせる | Motion Transferのページ |
| 動画に音をつける | 無音の動画に、音楽・効果音・環境音をつける | Pika Soundtrackのページ、Pika 2.5のページ |
| ポッドキャストのような動画 | 話題や台本から、2人が話す回を作る | アプリ一覧(Podcast Video)、ChatGPTのプラグインのブログ |
| 写真のやり直し | 照明を変える、色を整える、別の角度で撮り直す | アプリ一覧(Relight Media、Color Grade、Camera Director) |
ChatGPTのプラグインの公式ブログは、場面として、アイデアから映画のような短編を作る、参考写真から商品広告を作る、素材のキャラクターやマスコットを作る、映像の場所や服装を変える、などを挙げています。
モデル名と版の関係
公式ページは、同じモデルを違う名前で書くことがあります。読んだ範囲で見つかった食い違いです。
| 名前の揺れ | どこに出てきたか |
|---|---|
| 「Nano Banana 2.1」と「Nano Banana 2」 | トップページのモデル一覧とアプリ一覧は「2.1」。トップページの別の帯と、料金ページのクレジット表は「2」 |
| 「Grok Imagine」と「Grok Imagine 1.5」 | トップページのモデル一覧は前者、別の帯は後者 |
| 「Gemini Omni 1.1 Flash」と「Gemini 1.1 Omni Flash」 | トップページのモデル一覧と別の帯 |
| 「Seedream 5」と「Seedream 5.0 Pro」 | トップページは「Seedream 5」。API側のページは「Seedream 5.0 Pro」 |
| 「GPT Image 2.5」と「GPT Image 2」 | アプリ一覧と料金ページは「2.5」。API側のモデル一覧(dev.pika.art/models)には「GPT Image 2」や「GPT Image 2.5 Sunburst」「GPT Image 2.5 Flare」が出てくる |
同じモデルの別表記なのか、別のモデルなのかは、ページに書かれていません(たとえば「GPT Image 2」と「2.5」は、別のモデルかもしれません)。どちらが正しい名前か、どれが最新かも書かれていません。この記事は、読んだ表示のまま書き、「最新はどれか」は断定しません。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式のアプリ紹介ページを読んだ範囲です。紹介ページは宣伝を兼ねるため、「mind-blowing」のような言葉は事実として扱いません。
- Video Studioのように、解像度やクレジットがページに書かれていないアプリがあります。実際の上限は、画面で確かめてください。
- 長さ・解像度・縦横比は、モデルごとに違います。同じアプリでモデルを変えると、使える設定が変わる可能性があります(公式の資料では確認できていません)。
- 他人の顔や声、著作物、実在の人物、キャラクターの扱いは、04で規約を読んだ範囲を書きます。
- 規約は変わります。使う前に、公式で最新を読んでください。この記事は法律の助言ではありません。
出典
- Apps(Pika、確認日 2026-10-24)
- Seedance 2.5(Pika、確認日 2026-10-24)
- Pika 2.5(Pika、確認日 2026-10-24)
- Pikaframes(Pika、確認日 2026-10-24)
- Video Studio(Pika、確認日 2026-10-24)
- Image Studio(Pika、確認日 2026-10-24)
- Motion Transfer(Pika、確認日 2026-10-24)
- Character Studio(Pika、確認日 2026-10-24)
- Product Ad(Pika、確認日 2026-10-24)
- Pika Soundtrack(Pika、確認日 2026-10-24)
- Pika(トップページ、Pika、確認日 2026-10-24)
- Pricing(Pika、確認日 2026-10-24)
- Welcome to the New Pika(Pika Blog、2026-09-17付、確認日 2026-10-24)
- Pika Is Now Inside ChatGPT(Pika Blog、2026-10-16付、確認日 2026-10-24)
- Everything You Want to Hear: Pika Audio(Pika Blog、2026-08-14付、確認日 2026-10-24)
- Pika API(Pika、確認日 2026-10-24)