3行でいうと

  • 基本は「Prompt boxにタグを入れる → Generateを押す → 履歴(History)から選ぶ → 直す → 自分で保存する」の流れです。画像はサーバーに残らないので、保存が最後の必須の手順です。
  • タグは、前に書いたものほど強く効き、{ } で強め、[ ] で弱めます(公式チュートリアル)。入れたくないものは、Undesired Contentの欄に書きます。
  • 直す道具は、場面で分かれます。全体を寄せるのは Image2Image と Enhance、一部だけ作り直すのは Inpaint、背景消しや表情の変更は Director Tools、大きくするのは Upscale です。
  • 参照画像を渡す機能は2つ(Vibe Transfer と Precise Reference)。同時には使えません。後者はV4.5のモデルだけ、と公式が書いています。
  • 回数やAnlasの数字は、2026年10月25日に公式ページで読んだものです。機能ごとに使えるモデルの版が違うので、手元の画面と照らしてください。

この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。

先に結論

前提:用語をそろえる

場面1:最初の1枚をつくる

公式チュートリアルの手順です。

  1. ダッシュボードの Image Generator バナーを押す(または User Menu から開く。05を参照)。
  2. Prompt box に、次の文字列を入れる。これは公式チュートリアルの例です。
no humans, flower field, sunset
  1. Generate を押す。
  2. 返ってくるもの:人のいない風景。no humans は、人物を入れないためのタグ、と公式は書いています。
  3. 画像の下の Download で保存する(または保存アイコン)。保存しないと、ページを閉じる/更新すると消えます(公式FAQ)。

つまずいたとき:

場面2:人物をつくる

公式チュートリアルの手順です。

  1. 先ほどのプロンプトの no humans を、1girl に置き換えて、先頭に置く。前のほうのタグほど影響が大きい、と公式は書いています。
  2. 髪、目、カメラの角度、服のタグを足す。公式チュートリアルの例(原文で確認してください):
1girl, flower field, sunset, messy hair, brown hair, green eyes, from side, school uniform
  1. Generate を押す。期待される結果:書いた特徴に合った人物が出る。
  2. 細部を直したいとき:画像の下の seed ボタンを押して、プロンプトを少し変えてから、もう一度 Generate を押す。seed を使い回すと、画像全体が変わらずに済む、とチュートリアルは書いています。

この記事の例(公式の書き方に合わせて組んだもので、出来栄えは確かめていません):

1girl, standing, city street, evening, long hair, black hair, red scarf

場面3:タグの強弱と、入れたくないもの

強める・弱める(公式チュートリアル)

書き方 効果
{messy hair} 強める。括弧が多いほど強い({{{{{messy hair}}}}} が最も強い例)
[messy hair] 弱める。括弧が多いほど弱い([[[[[messy hair]]]]] が最も弱い例)

入れたくないもの(Undesired Content)

  1. Undesired Content の欄を開く(Promptと同じ入力欄のタブ。下に切り離して常に見えるようにもできる、と公式の「Undesired Content」ページが書いています)。
  2. 消したいものを書く。公式チュートリアルの例では、petals を足すと、舞っていた花びらが消えます。
  3. 公式のUndesired Contentページには、プリセットがモデルの版ごとに載っています(例:「NAIDiffusion V5 Full」にはHeavy、Light、Furry Focus、Human Focusなど)。プリセットを選ぶ画面上の場所は、公式で確認できていません。同ページは、recommended のものが初期状態で有効になっている、という趣旨も書いています(どれがそうかは、公式で確認できていません)。
  4. 同ページには、波括弧を使う例({{tattoo, facial mark}})があります。

この記事の例(動作は確かめていません):city street の絵に看板の文字が混ざったと仮定して、Undesired Content に text を足し、出方が変わるかを見る、という使い方です。

場面4:解像度・枚数・仕上げの設定

Image Settings と AI Settings(公式の概要ページとBasicsページ)

設定(公式の表記) 何か 公式が書いていること
Image Resolution 縦横比とサイズのプルダウン 幅と高さの数字のあいだの X を押すと、縦横が入れ替わる
Number of Images 一度につくる枚数 解像度が Small なら最大6枚、Normal と Large は最大4枚。枚数が増えると、Anlasの費用も増える(Opusでも)
Steps 仕上げの繰り返し回数 少ないほど早い下見向き。多すぎると、良くならなくなる
Prompt Guidance 指示への従い方 高いほど指示に近く、細部がくっきりする。高すぎると逆効果になることも。低いと柔らかく絵画的
Seed その1枚の計算を特定する番号 画像の右下のseedの数字を押すとコピーできる。(ダウンロードしたファイル名やExifに入るという記述は、出典に挙げたページでは確認できていない)
Reset 設定を初期状態に戻す チュートリアルが書いている

場面5:モデルを切り替える

  1. プロンプト欄の上に、選んでいるモデルの説明が出ている。
  2. それを押すと、別のモデルを選べる(公式の「Models」ページ)。メニューの名前と、初期値のモデルは、そのページに書かれていません。
  3. 公式の現行モデルの一覧(同じページ):V5 Full、V5 Curated、V4.5 Full、V4.5 Curated、V4 Full、V4 Curated、Anime V3、Furry V3。
  4. 切り替えたら、Undesired Content のプリセットも、モデルの版に合うものに確かめる(プリセット名に版が入っているため。これは僕らの案で、公式がそう指示する文は読めていません)。
  5. 機能ごとに使える版が違います。たとえば Inpainting Strength は V4 以上、Precise Reference は V4.5 のみ、と各ページに書かれています。

場面6:履歴(History)から選ぶ・戻る

画面の右側の History にある操作(公式の History ページ):

やりたいこと 操作 結果
画像を大きく見る サムネイルを押す その画像が選ばれ、解像度、seed、ダウンロードや拡大の選択肢が出る
設定を写す Controlキーを押しながらサムネイルを押す プロンプト、Undesired Content、seed以外の設定が写る。Image2Imageの元画像は写らない
seedだけ写す Shiftキーを押しながらサムネイルを押す seedが Seed の欄に入る
設定とseedを両方写す Control+Shiftを押しながらサムネイルを押す 同じ画像が再現される。何か1つ変えてから生成する
消す サムネイルの右上のXを押す 確認のポップアップが出る
全部保存 History下の Download ZIP このセッションの画像を1つのZIPにする
比べる 画像を選び、下のピンのアイコンを押す 画像が固定され、左のパネルの後ろに隠れる。ほかの画像と見比べられる

場面7:保存する・設定を戻す

  1. 画像を選び、下の Download か保存アイコンを押す。保存アイコンのほうが、プロンプトとseedと設定が一緒に入る(FAQ)。右クリックの保存やクリップボードでは入りません。
  2. セッションの全部は Download ZIP。
  3. 形式を .png にしたいとき:05の手順7の設定を使う(FAQでは「Account Settings>Image Generation」の「Image Format for Generated Images」)。
  4. 保存した画像から設定を戻す:サイトにドラッグ&ドロップする。seedも読み込まれる。別の絵がほしいときは、seedの値を押して消す(チュートリアル)。または novelai.net/inspect の検査ツール(FAQ)。

場面8:手元の画像から始める(Image2Image)

公式の Image2Image のページが書いている手順:

  1. 元画像を入れる。次の3通りがあります。
  2. Image2Imageの欄に、画像をドラッグ&ドロップする。
  3. Upload Image ボタンを押して、ファイルを選ぶ。
  4. つくった画像の Use As Base Image ボタンを押す。
  5. 元画像を直したいとき:Image2Imageの欄の Edit Image を押す。内蔵の「Edit Image Canvas」が開く。
  6. 右側の設定で Strength と Noise を決める。
  7. Strength:プロンプトが画像に与える影響の大きさ。大きいほど、元画像を自由に作り直す。
  8. Noise:新しい細部を足す助け。新しい細部(背景など)を足す助けになる、と公式が書いています。高い値を繰り返すと、画像が崩れていくことがある、と公式が書いています。
  9. Generate を押す。
  10. 返ってくるもの:StrengthとNoiseが小さいほど元画像に近く、ほぼ最小にすると、ほぼ同じものになる、と公式は書いています。Guidanceを下げても、変わり方が小さくなります。
  11. プロンプトの書き方:元画像の内容を書くと、被写体が保たれる。別のことを書くと、色や雰囲気のガイドとして使われる。

注意:

場面9:気に入った1枚を直す

Enhance(作り直して整える)

Upscale(4倍に拡大)

Inpaint(選んだ所だけ作り直す)

公式のInpaintのページが書いている手順:

  1. 生成した画像の上の Inpaint ボタンを押す。または、Image2Imageの画面から開く(アップロードした画像でもよい)。後者のボタンの表記は、公式で確認できていない。
  2. 最初の画面は Inpaint Canvas。作り直したい所を、青っぽい選択(Mask)で塗る。マスクで塗らなかった所は、そのまま残る。
  3. 外側の画素が結果に混ざるときは、残したい境目から離して、マスクを広めに塗る。
  4. プロンプトを書く。今あるものを描き直すなら、あるものを書く。細部を足すなら、新しいものを書く。
  5. 必要なら設定を変える:
  6. Inpainting Strength(スライダー):マスクの範囲に、Image2Imageの強さをどれだけ適用するかを決める(Inpaintページの趣旨)。V4以上のモデルだけ。値ごとの効き方は、読んだ範囲では確認できていない。
  7. Focused Inpainting(ブラシと消しゴムの横のボタン):四角で選んで、その中を約1メガピクセルに拡大して作り直す。選択の大きさには上限がある。Opusでは、大きい画像でのFocused Inpaintingが0 Anlasと書かれています。
  8. Minimum Context Area:Focused Inpainting中に、まわりの背景として見せる範囲。赤い半透明の枠で表示される。
  9. マスクの色・不透明度・模様・枠の有無(Mask Color、Mask Opacity、Mask Pattern、Border)を変えられます。
  10. Generate Image を押す。マスクの範囲だけが、プロンプトに従って作り直される。
  11. 直したい所が複数あるとき:1回に1か所ずつ直す。または、直したあとの新しい画像で、またInpaintを使う。

Paint New Image(Canvasで描く)

場面10:参照画像を渡す(Vibe Transfer と Precise Reference)

重要:この2つは同時に使えません(Precise Referenceのページ)。

Vibe Transfer(雰囲気や色を寄せる)

設定・性質 公式の書き方
Reference Strength 1に近いほど、スタイルや色を強く写す。強すぎると、テキストのプロンプトを無視することがある。vibeの強さの合計を1.0以下にすると良い結果になる、と公式が書いています。V4以上では Normalize Reference Strengths のトグルで自動調整できる
Information Extracted 初期値のままを案内している。下げると、構図を残しつつ、スタイルの一部を落とせる
複数 最大16個。4つを超えると、1つにつき生成ごとに2 Anlas
エンコード V4以上では、画像と Information Extracted の値ごとに、一度だけ2 Anlas。ブラウザに保存されるので、同じブラウザなら再度払わない(ストレージを消さない限り)
書き出し .naiv4vibe(1つ)、Export Bundle(.naiv4vibeBundle)、Export as Encodings。V4以上
画像に入る PNGをDownloadボタンで保存したときに、vibeが入る。貼り付けでは入らない。読み込み時は、今のvibeを置き換えるか、Append を選べる

Precise Reference(人物や画風を寄せる)

場面11:背景を消す・線画にする・表情を変える(Director Tools)

  1. 生成した画像を選び、画像の上の矢印ボタン を押す。(公式のDirector Toolsページ。)
  2. ツールを選ぶ。
ツール 内容 設定
Remove BG 背景を消し、足りない部分を生成する。前景の邪魔を消すこともできる 出力は Masked、Generated、Blend の3つ。生成後に切り替えられる。Blendは、差が大きい所に小さな乱れが出ることがある
Line Art 線画の段階に戻す 書かれていない
Sketch スケッチ版にする 書かれていない
Colorize 線画に色をつける。色つきの画像にも使える Colorize Defry(ノイズや強すぎる色を減らす)、Colorize Prompt(red hair, blue eyes のようなタグ)
Emotion 表情を変える Emotion Level、Emotion Prompt(red eyes, fang のようなタグ)。正面を向いた中立の顔の、アニメ調の1人に向く
Declutter 浮いている文字や物、ノイズを消す 書かれていない
  1. 画像の右側の、小さな矢印ボタンで、History内の別の画像を、次のDirector Toolの元に使える。
  2. Emotionの注意:低解像度や低コントラストの画像では問題が出ることがある。公式は、コントラストを外部で上げてから使うよう案内しています。V3の標準解像度以上なら良い、と書かれています。
  3. 費用:読んだDirector Toolsのページには、Anlasの記載がありませんでした。「公式で確認できていない」です。

場面12:物語(文章)を書く場面の最小の手順

この記事は画像を中心にしています。文章生成は、公式のEditorページから読めた範囲だけを書きます。

  1. Editorに直接書く。既定のテーマでは、自分の入力は青、自分が直したAIの文字はピンク、AIの文字は白で出る。
  2. Send ボタン、または Ctrl+Enter(Macは ⌘+Enter)で、AIが続きを書く。
  3. Retry、または Alt+R(Macは ⌥+R)で、直前の生成をやり直す。
  4. 途中から生成したいとき:その位置を押して Ctrl+Shift+Enter、またはコンテキストメニューの Generate Inline。
  5. Undo と Redo で戻る・進む。History で、その時点のAIの生成を選び直せる。
  6. 物語の作り方(新規作成のボタン)は、読んだEditorのページに書かれていません。「公式で確認できていない」です。

最初の1時間の順番(僕らの案、公式の指定ではありません)

時間の目安 やること 根拠
0〜10分 場面1:no humans, flower field, sunset で1枚。保存して、ドラッグ&ドロップで設定が戻るのを見る 05、チュートリアル
10〜20分 場面2:1girl に替えて、髪・目・服のタグを足す。seedボタンで、小さく直す チュートリアル
20〜30分 場面3:{ } と [ ] を試す。Undesired Contentに1語足す チュートリアル
30〜40分 場面4:枚数とStepsを変えて、Anlasの減り方を見る。Stepsを少なくして構図を探し、Enhanceをかける流れを試す Basics
40〜50分 場面6・7:Historyの操作と、Download ZIPを試す History、FAQ
50〜60分 場面8または9:気になる画像で、Image2ImageかInpaintを1回だけ試す 各ページ

たとえ話:履歴は「試し刷りの束」

これは公式の説明ではなく、僕らのたとえです。履歴は、印刷の試し刷りの束のようなもので、気に入ったものは、自分で持ち帰らないと、帰る時に捨てられます。

気をつけること

出典