3行でいうと
- 流れは、Build で最初の版を作る → 1つずつ変更を頼む → プレビューで指して直す → 戻せる状態を作る → Publish、です。
- モードは3つ。Build は直接変更、Chat は会話だけ、Plan は計画を書いて承認を待ちます。Plan は1クレジット+調べ物の費用がかかる、と公式にあります。
- 戻すには、直前なら「Undo latest edit」(この記事の確認では、公式ページで確認できていません。下の場面7)、過去の版なら「Revert」。ただしデータベースの中身は戻りません。
- 公開は、押すまで起きません。あとの更新は「Publish changes」です。
- 「最初の1時間」の順番を、下の表にまとめています。
この記事は、公式の資料を2026年10月25日に読んでまとめたものです。この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。
画面の表記は変わります。公式ページの表記を使っているので、手元の画面と照らして読んでください。この記事のプロンプトは「この記事の例」で、返ってくる内容や、かかるクレジットは、公式の資料から予告できません(Build mode のページは「実行前に費用の見積りは出せない」と書いています)。
先に結論
- 1回に頼むのは1つ。 クイックスタートは「変更は1つずつ頼み、そのたびにプレビューを確かめる」と書いています。
- 「やってほしい結果」を書く。 チャットのページは、やり方より結果を書くよう書き、Build mode のページは、ほしい動き、文脈、触ってはいけない場所(ガードレール)を書く例を挙げています。
- 戻る場所を先に作る。 変更は版として保存され、版履歴で戻せます。大きな変更の前に、プレビューで確かめ、よい状態をブックマークする方法が、プロンプトのページにあります。
- 数字は目安にならない。 費用は、各メッセージの「More options」の「Credits used」で見ます。
前提:用語をそろえる
- プロンプト:AIへの依頼の文章です。
- Build / Chat / Plan:モード。05と同じ意味です。
- プレビュー:画面右の、動いている状態のアプリです。
- 版(バージョン):変更のたびに保存される状態のことです。
- ドラフト(draft):本線とは別に、試す変更を溜める場所です。この記事では扱いません。
- Knowledge:プロジェクトやワークスペースごとに、Lovableに覚えておいてほしいことを書く欄です。
- Publish:作ったアプリを、ネット上のアドレスに載せることです。
たとえ話:設計図つきの打ち合わせ
大きな工事は、先に設計図(Plan)を見て「ここは直して」と言ってから、着工(Build)に進みます。ちょっとした相談は、立ち話(Chat)で済ませます。これは僕らのたとえで、公式の表現ではありません。
最初の1時間の順番(この記事の案)
下の表は、公式のクイックスタートの順を、時間の目安つきで並べた「この記事の案」です。時間は僕らの見積りで、公式の数字ではありません(公式は、クイックスタート全体を約10分と書いています)。
| 目安 | やること | 該当の節 |
|---|---|---|
| 0〜10分 | Build で最初の版を作り、プレビューを触る | 場面1 |
| 10〜20分 | 変更を1つ頼む。言葉で、またはプレビューで指して | 場面2、3 |
| 20〜30分 | 全部のボタンを押し、Mobile view を見る。おかしい所を直してもらう | 場面6 |
| 30〜40分 | Knowledge にアプリの目的を書く | 場面8 |
| 40〜50分 | 版履歴を開き、戻す練習をする。よい状態にブックマーク | 場面7 |
| 50〜60分 | Publish で公開し、アドレスを確かめる | 場面9 |
場面1:Buildで最初の版を作る
手順
- ダッシュボードで、プロンプト欄(Ask Lovable to create…)の横のモード切り替えを見て、Build を選ぶ。
- 作りたいものを、ふつうの言葉で書く。例は次の「この記事の例」です(公式の例は、近所のカフェのサイトで、ヒーロー部分、カテゴリで絞り込めるメニュー、営業時間、場所、サンプルの文章、居心地のよいデザイン、スマホ対応、ログインとデータベースは入れない、という項目を挙げています。以下は別の題材で組んだものです)。
text
【この記事の例】
小さな古本屋の紹介サイトを作ってください。
- 一番上に、店名と短いあいさつ文、店の写真の場所
- ジャンル(小説、実用、絵本、雑誌)で絞り込める本の一覧。本は10冊ほど、サンプルの題名と価格を入れる
- 営業時間の表と、場所の説明
- 落ち着いた色合いで、スマホでも見やすく
ログインとデータベースは、まだ入れないでください。
3. Enter で送る。
4. 数分待つ。左に project chat、右に preview のエディタが開きます。
5. プレビューの中を、実際に押す。絞り込みのボタン、スクロールなど。
期待される結果と、読み取り方
- チャットに、作業の様子(今のステップ、変更中のファイル、使っている道具)が出ます。Build mode のページは、これを「visible tasks」の形で書いています。
- 活動のカード、または終わった変更の Details を押すと、Details view がプレビューの代わりに開き、Timeline(全ステップ)と Changes(ファイルの変更)の2つのタブが出ます。Hide details で、プレビューに戻ります。
- 作業中に、続きを書き足せます。Lovableは、次の区切りで拾います。まだ拾われていないメッセージは、グレーで出ます。
- 止めたいときは、停止ボタンを押します。終わった作業は残り、その分の料金はかかる、と公式にあります。
日本語で書いてよいか
クイックスタートは「どの言語でもよい」と書いています。日本語のプロンプトでも、扱われる前提です。
場面2:変更を1つ頼む
手順
- チャット欄に、1つだけ変更を書く。クイックスタートの例は、メニューと営業時間のあいだに「Today's specials」を足し、2品を短い説明と価格つきで目立たせる、というものでした。この記事の例は次のとおりです。
text
【この記事の例】
「今週の入荷」という見出しのセクションを、本の一覧と営業時間のあいだに足してください。
本を2冊、題名・ひとこと紹介・価格つきで、大きめのカードで見せてください。
ほかの部分は変えないでください。
2. Enter。
3. プレビューで、場所と見た目を確かめる。
見た目が違うとき
クイックスタートは、感じを言葉にする書き方を示しています。例は「全体を、もっと温かく、会社っぽくなく」といった趣旨のものです。具体的な部品名を挙げる書き方は、プロンプトのページにあります(場面4)。
書き方の型(公式のプロンプトのページ)
| 型 | 公式の説明 |
|---|---|
| 部品ごとに頼む | 1つの区画ずつ作り、見直して、直す |
| 本物の文章を使う | 仮の文章でなく、実際らしい見出しや文言 |
| 要素の名前を言う | ボタン、カード、バッジ、モーダル、フォーム欄など |
| 変えるものと変えないものを言う | 範囲と、触らない所を書く |
| 画像・動画は URL で | 置く場所と見た目も書く |
「ask me any questions you need…」のように、質問を許す一文を足す方法も書かれていて、Plan モードで特によく働く、とあります。
場面3:プレビューで指して直す(プレビューツールバー)
プレビューツールバーは、以前の「Visual edits」の置き換えです。全プランで使えます。モードを選んで、プレビューに作用し、変えたいことを言葉で書きます。
| モード | 押す/ショートカット | 使い方 | クレジット |
|---|---|---|---|
| Select elements | S | 要素を押す。Cmd(Mac)/Ctrl(Windows)を押しながら、複数選べる。選んだものがチャット欄に添付され、変更を書いて送る | 使う |
| Edit text inline | T | 文字を押して、その場で書き直し、Send | 回数の枠あり(下記) |
| Draw annotation | D | プレビューに、手書き、線、矢印、四角、円、楕円で描く。注釈つきのスクリーンショットとして添付され、説明を書いて送る | 使う |
| Add a comment | C | 置きたい所を押すと、ピンとスレッドが出る。チームの人が返信できる | コメント自体は無料。Lovableに送ると使う |
- Edit text inline の枠:各アカウントに100回の無料の枠があり、使った分は24時間後に戻ります。ワークスペースにも、24時間で2,000回の共有の枠があります。どちらかを超えると、クレジットを使います。
- ツールバーの位置:初期は下の中央。ドラッグで動かせ、メニューの Dock、Minimize、Hide で扱えます。隠したときは、右上の Show preview toolbar のアイコンで戻します。
- 画像の差し替え:画像を選び、新しい画像を添付するか、画像のURLを書いて、変更を説明します。
作業中に送ったときの扱い
Select と注釈の依頼は、チャットを通じて、次の区切りで拾われます。インラインの文字編集とコメントのスレッドは、今の作業のあとに実行され、Runs after the current task と表示されます。
場面4:Chat、Plan、Build を使い分ける
モードの切り替え
- 入力欄の横のモード切り替えで選びます。Option+P(Mac)または Alt+P で、順に切り替わる、とチャットのページにあります。
- 会話は、3つのモードをまたいで続きます。
| モード | 公式の説明 | クレジット(公式の記載) |
|---|---|---|
| Build | プロジェクトを直接変える。既定 | 作業量に応じる。見積りは出せない。多くは1未満、複雑だと増える |
| Chat | コードを変えずに、話す。変更が要ると Start building のカードが出て、Build を押すまで切り替わらない | 通常は1の端数。毎日のチャット枠が先に使われる |
| Plan | コードに触らず、調べて計画を作る。選ぶときの説明は「Detailed spec for complex builds」 | 1メッセージにつき1クレジット+調べ物(サブエージェント)の費用 |
Plan の手順(公式の流れ)
- モード切り替えで Plan を選び、変えたいことを書く。
- 質問が出たら答える。質問カードは最大4つの質問を出し、選択肢を選ぶか、自分の答えを書きます。Skip/Skip all で、Lovableに既定で進めさせることもできます(この質問カードの細部〔最大4つ、Skip/Skip all〕は、読み直した Plan、Build mode、チャット、エディタのページでは確認できていません。Plan のページは、計画の前に確認の質問をすることが多い、とだけ書いています)。
- 計画が Plan view(全画面の読みやすい文書)で開く。含まれるものの例は、全体の方針、判断と前提、部品・データ・API、順序、図です。
- 直す方法は3つです。
- Edit で、計画を直接書き換える。
- 一部をなぞって Comment を選び、Describe the change... 欄に書いて Enter(Escape で閉じる)。
- チャットで質問や修正を頼む。
- チャットの計画カードで Approve か Skip。
-
Approve すると、Build に切り替わり、すぐ実装が始まり、計画が終わるまで続きます。
-
計画は
.lovable/plan.mdに保存され、承認すると、日付つきのファイルが.lovable/plan/に作られます。 - 計画の途中の版は、矢印の undo/redo で見られます。「Viewing version 2 of 3」のような帯が出て、Back to latest で戻ります。
- 費用については、依頼を特定のファイルや機能に絞ると、広い依頼より高くつく調べ物が起きにくい、と Plan のページに書かれています。
例(この記事の例)
【この記事の例/Planモード】
本の一覧に「お気に入り」の機能を足したいです。
ログインなしで、ブラウザの中だけに保存する案と、ログインして保存する案を、
長所と短所つきで比べてください。そのうえで、前者の計画を書いてください。
質問があれば先に聞いてください。
場面5:画像・ファイル・ほかのものを渡す
チャットのページに書かれている方法です。
- チャット欄の横の Chat actions メニューで Attach files。または、ファイルをチャットにドラッグするか、貼り付けます。
- 1メッセージに最大10ファイル。1ファイルあたりの上限は、Freeで20 MB、有料プランで256 MB、Enterpriseで1 GB です。
- 添付を押すとプレビューが出ます。画像は Draw で注釈し、Save します。
- 画面そのものは、Add context の Take a screenshot で撮れます。
@を打つと、プロジェクト、コネクタ、コード、デザインを参照でき、/を打つとSkillsの一覧が出ます。ファイルを指す書き方の例として、Build mode のページは@src/components/UserProfile.tsx add a loading state hereの形を示しています。- 話して入力するには、マイクのボタン、または Option+V(Mac)/ Alt+V(Windows、Linux)です。
アプリに画像や動画を入れる方法として、公式は、Lovableに生成させる、添付して置き場所を言う、プレビューで要素を選ぶ、URLを貼る、GitHubまたはGitLabの public フォルダに置く、を挙げています。動画は、置き場所のリンクを埋め込む、とあります。
場面6:確かめて、おかしい所を直す
確かめる(クイックスタート)
- 全部のボタンとリンクを押す。
- 動きのある部分を、全部の場合で試す。
- プレビューの上のデバイス切り替えで Mobile view を見る。
直してもらう
おかしいときは、症状と場所を書きます。
【この記事の例】
ジャンルの「絵本」を押すと、一覧が空になります。
絵本の本が表示されるはずです。
エラーが出たとき
- 活動のカードに出る Try to fix を押す。アカウントには、ビルドの修正とセキュリティの修正を合わせて、10回の無料の修正があり、使った分は24時間後に戻る、とあります。
- それでも直らないとき、公式は次の順を書いています。
- Lovableに、見えていることと、期待していることを書いて、調べてもらう。
- 版履歴で前の版に戻し、もっと具体的に頼み直す。
- Plan モードで、作り直す前に方針を確かめる。
場面7:戻す
| やりたいこと | 公式の方法 |
|---|---|
| 直前の変更をなかったことにする | 最新の応答の下の Undo latest edit を押し、Undo で確定(公式で確認できていません。読み直した履歴ページとエディタのページには、この操作の記載が見つかりませんでした。手元の画面で確かめてください) |
| 前の応答の時点に戻す | その応答の下の Revert to this version、確認で確定(応答の下にこの操作があるという記載は、公式で確認できていません。履歴パネルの版の Revert は、下の行にあります) |
| 自分のメッセージを直して、やり直す | 自分のテキストのメッセージにカーソルを合わせ、Edit message → Revert and resend |
| 版の一覧から戻す | エディタ上部の History を開く(またはチャット欄の横のメニューから Project → History)。版を押すと読み取り専用の状態が見え、Revert(ツールチップは「Revert to this version」)で戻す。確認に、その版の日付が出る |
| 今の版に戻る | 上部の Back to latest |
| よい版に印をつける | 活動カードの Bookmark in history、または履歴の栞のスイッチ。Bookmarks タブに並ぶ |
- 履歴のパネルは History(すべての版)と Bookmarks の2つのタブです。版ごとの More actions には、Open preview in new tab、View code changes(差分)、Go to message in chat があります。
- 公開されている版には Published の印が付きます。
- 戻るもの:プロジェクトのコードです。エッジ関数は、版に合わせて再デプロイされます。
- 戻らないもの:データベースの中身です。その版のあとに入れた記録や変更、マイグレーションは、そのまま残ります。
- 履歴は、全部か、何もしないかの単位です。1つの変更だけを取り消したいときは、チャットでその部分を頼みます。
- 戻してもクレジットは返らない、と書かれています。
- 戻せない場合:すでにその版にいる、組み込みのバックエンドのプロジェクトからのリミックスの場合、古すぎる場合。古すぎるときは「Cannot revert this far back in history.」と出ます。
場面8:Knowledge(覚えておいてほしいこと)を書く
手順(公式の説明)
- プロジェクト単位:Project settings → Knowledge。そのプロジェクトを編集できる人が書けます。
- ワークスペース単位:Workspace settings → Knowledge(またはProject settingsのKnowledge)。編集できるのはオーナーと管理者だけ。ワークスペースに1つ。
- どちらも上限は10,000文字。変更はすぐ反映され、進行中の会話にも効きます。両者が食い違うときは、プロジェクトの Knowledge に従うよう、Lovableが促されます。
何を書くか(公式の例の種類)
- プロジェクト:アプリの目的、対象の利用者、データの構造、設計の判断、用語、制約、デザインの方針、参考リンク、セキュリティや規則の要件。
- ワークスペース:コードの書き方、命名、使うライブラリ、設計の型、テストと lint の決まり、言語と書式、ブランドの語り口、避けること。
- 書き方:短い箇条書きと、直接的な決まりで書く(公式)。
例(この記事の例)
【この記事の例/プロジェクトのKnowledgeに書く】
- このアプリは、小さな古本屋の紹介サイト。読む人は、近所の人と観光客。
- 本のジャンルは、小説、実用、絵本、雑誌の4つ。
- 価格は円で、税込の表記。
- 色は、落ち着いた茶色と生成りを基本にする。
外部から書く方法
MCPサーバーの get_project_knowledge/set_project_knowledge などで、外のAIから読み書きできます(07)。set_ は、内容を全部置き換える、と書かれています。
場面9:公開する
最初の公開(公式の手順)
- エディタ右上の Publish を押す。Share の隣にあり、狭い窓ではアイコンだけになります。
- ダイアログで、Website URL を確かめる。
lovable.appで終わる提案が出ます。ここで直すか、あとから Project settings で変えられます。 - 見られる人を、可視性の行から選ぶ。
- Quick scan の結果を見る。自動で走り、データベースのアクセス規則、依存関係、MCPサーバーの公開の状態を調べます。結果は、既定では公開を止めません。重大な指摘は、先に直すよう書かれています。任意の Deep scan は、このダイアログからは走りません。
- Publish を押す。終わると、公開されたことが表示され、リンクのコピーと、サイトを開くボタンが出ます。
チャットから「公開して」と頼むこともできます。Lovableは、公開の設定を確かめ、Quick scan を走らせ、承認を求めます(自動承認がオンでなければ)。この方法はビルド用クレジットを使います。
見られる人(プランで変わる)
| プラン | 選べる範囲(公式の記載) |
|---|---|
| FreeとPro | Public、または Invite only(プロジェクトごとに招待できるのは最大10人。見るにはログインが要る) |
| BusinessとEnterprise | Public、Workspace(メンバーのみ、ログイン後)、Custom(グループ、個人、ワークスペース外の人をメールで) |
| 組織内のEnterprise | 上に加えて、組織の名前の選択肢 |
招待された外部の閲覧者には、公開時にメールが届きます。
更新と取り下げ
- あとの編集は、自動では公開されません。ダイアログを開き、Publish changes を押します。未公開の変更があると、Publish ボタンに点が出ます。
- サイトのタイトル、説明、ファビコン、共有画像は、ページごとに作られます。変えるには、チャットで頼み、ページ選択か、ダイアログの ⋮ メニューの Social と Search のカードで確かめます。
- 取り下げ:Project settings の Publishing → Unpublish project、Publishダイアログの ⋮ メニュー、またはダッシュボードでの一括、のいずれか。URLは落ちますが、プロジェクトは残ります。
費用と、その他
- ダイアログからの公開は無料と書かれています。ホスティングと組み込みのバックエンドは、使われるにつれて Run credits を使います。
- Freeのワークスペースは、独自ドメインがつながっておらず、12か月、訪問もオーナーのログインもないと、非公開になることがある、と書かれています。オーナーと管理者にメールが届き、組み込みのバックエンドは一時停止し、プロジェクトとデータは消えない、とあります。
場面10:独自ドメインをつなぐ
独自ドメインは、有料プランが要ります。Freeでは、買うことも、新しくつなぐこともできません。公開してからでないと、ドメインはサイトを返しません。
持っているドメインをつなぐ(公式の手順)
- 次のどれかから始める:Project → Settings → Domains、Publish ダイアログの Add domain、Workspace settings → Workspace domains(Lovableで買ったドメイン用)、またはチャットで頼む。権限は、公式のドメインのページでは、ドメインの接続と解除はプロジェクトのエディター以上、Lovableでドメインを買うのはワークスペースの管理者かオーナー、と分けて書かれています。
- Connect existing domain の下の Connect domain を押し、ドメインを入れて Continue。
- Configure connection で、Root domain か Subdomain を選び、Connect domain を押す。ルートドメインでは、
wwwをyourdomain.comに転送する選択肢が、既定でオンです。 - DNSを設定する。Automatic setup with Entri(提供元にログインして、記録の更新を許可)か、Manual setup。
- Done を押し、状態が Live になるのを待つ。
手動の場合のDNSの記録は、公式のページに次のように書かれています(原文の表で確かめてから登録してください。この記事の写しに頼らないでください)。
| 種類 | ホスト | 値 |
|---|---|---|
| A | ルートなら @(プロバイダーによっては空欄やドメイン名)、サブドメインならそのラベル |
LovableがA記録用に案内するIPアドレス(この記事には写しません。原文または接続の画面で確かめてください) |
| TXT(確認用) | ルートなら _lovable、サブドメインなら _lovable.<ラベル> |
lovable_verify= で始まる値。Lovableの画面に表示される |
- 登録前に、古いA、AAAA、CNAMEの記録を消す。AAAAは、設定の妨げになりうるので足さない、とあります。CAAの記録があるときは、Google Trust Services、Let's Encrypt、SSL.com の発行を許す内容にする、とあります。
- CloudflareなどのCDNやプロキシの裏にある場合は、Advanced で Uses Cloudflare or similar proxy をオンにすると、AではなくCNAMEが案内される、とあります。
状態の読み方
| 表示 | 意味(公式) |
|---|---|
| Verifying | DNS待ち(記録の反映を待っている状態) |
| Unable to verify | 1時間以内に確認できなかった。記録が一致しているか再確認し、直したら Check status を押す |
| Setting up | SSL証明書を発行中 |
| Live | ドメインがプロジェクトを返している |
| Stalled / Failed | Retry |
DNSの反映は、通常は数時間、長くて72時間、と書かれています。
Lovableで買う場合
Buy new domain → 名前を探す(価格はUSD)→ Term length(既定は1年)と Auto-renew(既定はオン)→ 登録者の情報を入れて Save → メールの確認(Lovableのアカウントのメールと違う場合。しないと Action required)→ Confirm purchase → Stripeの支払い。AとTXTの記録とSSLは、自動です。
場面11:裏側(データ、ログイン)を足す
- Lovableの組み込みのバックエンドは、データベース、認証、ストレージ、リアルタイム、関数を持ちます。公式は、ログインやファイルの保存のような機能が要るときに、Lovableが自動で有効にするか、先に承認を求める、と書いています(Enable Cloud の権限による)。
- 見る場所:プロジェクトの More メニュー → Database、Users、Storage、Edge functions、Jobs、Secrets、Logs、Usage。
- 地域は、Americas、Europe、Asia Pacific。有効にしたあと変えられません。01と04に、データの置き場所の整理があります。
- 自分のSupabaseを使う方法は、08で扱います。
- 例のプロンプト(この記事の例):
text
【この記事の例/Buildモード】
「お気に入り」を、ログインした人ごとに保存できるようにしてください。
メールとパスワードのログインを足し、本のお気に入りを、本人にだけ見えるようにしてください。
データ保存の許可やテーブルの作成は、承認を求められることがあります。内容を読んでから承認してください。
場面12:費用の見方
- 各応答の More options で、実行中は Working for と Credits used、終わると最終の費用が見えます。
- Credit check-ins:メッセージが一定のレベル(既定20クレジット)を超えると、いったん止まり、そこまでの費用が出ます。続ける、設定のレベルを変える、まとめて終わらせる、のどれかを選びます(beta、と書かれています)。
- クレジットが尽きると、メッセージは終わらず止まります。チャットのカードの Add credits(再開)か Finish up(途中までをまとめる)を選びます。
- Build の1メッセージは、最大10時間まで動く、と書かれています。
- 残高は、Workspace settings → Plans & credit usage で見られる、とあります。
- 費用を抑える方法として、公式は次を挙げています(Build mode のページ)。依頼を狭くする、ファイルを名指しする、大きな変更は Plan で先に確かめる、詳細ビューで進み具合を見て早めに止める、を挙げています。
気をつけること
- この記事は、実際に使って確かめた記録ではありません。公式ドキュメントのページを、要約の形で取得して読んだ範囲です。
- 例のプロンプトは「この記事の例」で、結果は保証できません。Lovableが返す内容や、かかるクレジットは、実行してみないと分かりません。
- 公開した瞬間から、リンクを知る人が見られる設定(Public)かもしれません。個人の情報や社内の資料を入れたものは、公開前に、見せる相手を確かめてください。
- 戻す機能は、データベースの中身を戻しません。データを入れたあとに版を戻すと、コードとデータの状態がずれることがあります。
- DNSなど、外部のサービスに登録する操作は、公式ページの原文を見ながら行ってください。
- 年齢、利用規約、データの扱いの判断は、公式や専門家に確認してください。
- 価格・上限の数字(10ファイル、100回、20クレジットなど)は、確認日 2026-10-25 のものです。変わることがあります。
出典
- Quick start(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Work with Lovable in the project chat(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Find your way around the Lovable editor(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Plan a change in Plan mode(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Implement changes in Build mode(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Edit from the preview(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Revert and restore your project with version history(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Define workspace and project knowledge(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Publish your Lovable project(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Set up a custom domain(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Built-in backend(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Prompting best practices(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Dashboard overview(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)
- Lovable MCP server(Lovable Documentation、Lovable、確認日 2026-10-25)